まずランニングどういう風に始めたかっていう月並みなんですけど、
僕らこの1本で一応上宮さんっていうのを語れる内容にしたいと思いますので、
ネットとかにもいっぱい点在してますけど、いろんな情報が。
せっかくなんでこの1本でまとめたいと思いますので、
まずランニングどこから始めたかっていう経緯というか。
もともとはバドミントン選手だったんです。
小学校4年生からスポーツ教室をやり始めまして、
中学校、高校、社会人と実業男選手としてバドミントンをやってたんですけれども、
バドミントン一筋ですか?
そうですね。ただ小学校の時に、私地元京都なんですけど、
鴨川を走るダイモンジェキネっていう記念大会があるんですけど、
小学生だけの。
それは男女混合でなかなか面白い。
区間が1キロとか長くても3キロぐらいかな確か。
女性が2人、男性5人の7人。
今はちょっと組み合わせとか変わってるかもしれないんですけど、
それで私、うちの小学校が別に陸上みたいなのがなかったんで、
サッカーやってる男の子とか野球やってる男の子とかバレーボールやってる女の子とか混ざって、
速い人たちが。
集まって出たんですけど、
それの私は最終ランナー、安価走ったんですけど、
女性が出る区間は7区と5区が必ず決まってるんですけど、
そこで区間賞を取れたんですよね私。
それまで他の学校で福西小学校っていう名前だったから、
すごい強い駅伝チームとかがある学校があって、
1区から6区は全部その福西小学校が区間賞を取ってるんですけど、
7区だけ私が取ったんですよ。
先生大喜びしてくれて、
中学校入る時にバトミントンをやろうか陸上部に入ろうか一旦そこで切っていくと悩んだんですけど、
そこで走るのって大人になってからでもできるなと思って子供ながらに、
組織にいないとバトミントンってできないから部活とか。
その時はバトミントンを選んで、
そこからずっと長くバトミントンをやっていて、
引退した途端にもう走り出したいって思ったんですよ。
バトミントンをやってる練習として走るメニューはあるんですか?
もちろんあります。
バトミントンのスポーツも走る。
持久力的に。
バトミントンはすごい持久力が必要なスポーツですし、
中学校とか高校の時の校内マラソンとかでも一番取ったりしてたんですけど、
たぶん陸上部より走ってるんじゃないかぐらい走り出したい。
陸上部何やってるんだっていうじゃないですか。
いろんな種目ありますからね、陸上部はね。
結構走ってきたんで、
トレーニングの一環として走ってたんですけど、
でもやっぱ走るの好きだなって思ってたんです。
トレーニングでVの中で一番になりたいって思ってたんで、
走る練習だけは絶対1位になってやるみたいな感じでやってたんですけど、
大学に入ってからも、大学は私に一体大日本体育大学なんですけど、
スポーツ万能の人たちも集まってるし、
ワドミントンもすごい強い学校だったんで、
ちょっとおかしいんですけど、ワドミントンで負けても、
ランニングの練習だけは負けたくないみたいな、
おかしいんですけど、ちょっとムキになって走ったりとかしてたんです。
走るのが得意っていうのは自分では思ってた?
得意だし好きだなとは思ってました。
でもそうですね、思ってたんですけど、
なのでワドミントンを辞めたら、
ランニングやりたいな、マラソンしたいなって思ってまして、
引退してまずジム、普通にOLになったんですけど、
実業男選手から普通のOLさんになったんですけど、
やっぱり体を動かすのは好きだから、ジムガイアを用意をし始めて、
ただジムで走ってたんですけど、もう1ヶ月もしたら、
なんか大会とかあるんじゃない?
自分で調べて出れる大会があるんじゃないかと思って。
その頃ってマラソン以外にトレイルランニングとかあったんですか?
全然まだそこまで出会ってないんですよ。
で、そのマラソンの歴が多分5年とか7,8年、10年もないかな。
5,6年くらいハーフマラソンとか10キロマラソン。
フルマラソンはその時に2回ぐらいしか出てないんですけど、
怪我したりしてて全然めちゃくちゃ遅かった。
4時間以上かかってるんで。
エミヤさんがですか?
歩きだけでも4時間切れるような雰囲気がありますけど。
4時間くらいかかった。
ナハマラソンだったかな、歩きながら。
歩いてるだけではすごい楽しいので、ナハマラソンって。
ハーフマラソンとか10キロマラソンとかやってて、
だんだん股関節、そのぐらいから腰回り痛いなとか怪我とかもあったんで、
ゆっくりのんびり走りたいなっていうのにシフトしたっていうか、感覚が。
最初にウルトラマラソンみたいな、当時まだ仙台にいたんで、
東北のローカルな50キロマラソンだかに出たんです。
風情がすごい楽しくて。
長いですよね。
まだ50キロではあるものの、フルマラソンより長くて、ゆっくりで。
ゆっくりでいい空気が。
そうそうそうそう。
スタートラインのみんなの雰囲気が穏やかっていうか。
ちょっとトレーナーっぽいですね。
それの雰囲気がいいなと思って。
それは何が要因なんでしょうか?
何でしょうね。
気持ちが足りますか?
気持ちが足りるし、眠くなるのもあったし、
足首もちょっと痛かったりとかして、
100キロぐらいが限度なのかなって私の中で思ってたんですけど、
体がそこに耐えきれられないというか、
結果的に股関節が悪かったっていうのもわかったわけなんですけど、
それが100キロ以上走れないっていうのもその影響があったのかもしれないなって今思うとそう思いますし。
2019年だったら、ARTの時も120キロぐらいありますもんね。
そうですね。
120キロでしたね。
ちょっと長いんですね。
長いですね。
その前が105キロとか8キロとかそんなんじゃなかったですかね。
ちょっと延長されたんですよね。
もう長かったですね。
ロードもあるから結構、ロードあると思いながら。
でも優勝した年は、わりと長いロードも頑張って走れた記憶がありますね。
ちなみにロードの記録っていうのはどのぐらい?
全然遅いですよ、私。
サブスリーランナーとかでもないですし、
マラソンも久しくは走ってないので。
ハーフはどのぐらい一番速い?
1時間28分とかだったかな。
28分だったかな。
仙台国際ハーフマラソンだったような気がするんですけど。
そんなぐらいです。
でもじゃあ山に入ったら強いんですね。
そうなのかな。
登りが得意?
さっき下りも得意っておっしゃってましたけど、登り。
登りはダラダラして走んなきゃいけない登りは苦手なんですよ。
直筒とかも苦手なんですよ。平坦も苦手だし。
でも直筒とかになると結構向いていきますね。
なんなんでしょうね。
ケツの筋肉が発達してるんですかね。
そうかもしれないですけど、どうなんでしょうね。
パワーウォークとか速いってことでしょ?
パワーウォークとか速いってことですよね。
休まないですか?
キツイで休もうとかならないですか?
休むって?レース中に?
座り込んで休む?
はぁって感じです。
ならないかもしれないですね。
止まりはしないかもな。
速度を合わせたとしても進むだろうなと思う。
レース中に膝に手を置いて休むみたいなことですか?
止まりはしないかもな。
歩くはあるかもしれないけど。
歩きはできるじゃないですか。辛くても。
動き続けることもできる。
でも眠気に弱い感じですか?
どうだろうな。
眠くなったっていうのは。
でも私ね、若い時は眠くなかったような気がする。
年取って眠くなるようになっちゃったのかなと。
みなさんたちだったら20時間切るぐらいでしょ?
いやいやいや。
100キロだったら切るかもしれないですけど。
確か眠くなったレースはTDSなんで。
140キロとかで累積1万メートルあるんで。
140キロになった時も25時間ぐらいかかってるはずなんですよ。
うわー。
1万でしょ?
1万はすごいですよね。
実はUTF-Bよりハードなんじゃないかって言われてるんですよ。TDSって。
1万きついです。僕もレークビアで1万越ししましたけど。
もう6000メートルぐらいで泣きが入りましたね。
もう無理って思いましたね。
後半本当に長く感じて。
夜だから最後にすごいでかい登りがあるんですけど。
上の方にスタッフのライトが見えてるんですよ。
あそこまで登るのって初めて出た時は思って。
遠いんで思うんですよ。
飛行機かって思いますよね。
その間にヘッドライトがジグザグになって見えてるんで。
ここ巻いて上がるのねみたいな。
すごい遠いなと思うんですけど。
そこはそんなに眠くならないんですけど。
その直前ぐらいのコンタミンのダラダラした林道が眠かった。
そこぐらいでも標高ってどのぐらいですか?
たぶん一回バチに落ちてから上がるんで。
眠くなったポイントはそんなに高いところじゃないんですよ。
標高と眠さって掛け合うんでしたっけ?
酸素が薄いところ。
でも標高が高いともちろん血中に入ってくる酸素の量っていうのも低くなっていくから。
でも私はそこは町出てすぐの林道始まった瞬間に眠くなったから。
もうやっぱ疲れと夜だしっていうのもあるし。
こっちから行くのも結構くたびれますもんね。
時差もありますからね。
いろいろ震いますよね、外国に行くと。
140キロ超っていうのはもうないんですか?
ないんです。100マイルは走ったことなくて。
あと20キロじゃんってみんな言われる。
もうあとすぐで走れるよって言うんですけど。
僕らのレベルで完走かどうかっていう20キロは大したことないけど、
競技として結果を残すっていうことであれば、
あと20キロも強く行かないといけないわけだから。
話は違いますよね。
140だってもう100キロ超えたくらいから、
あと40キロも走るのと思いながらぐだぐだで40キロ走ってるから、
120キロもっとぐだぐだが伸びるのかと思うと考えられない。
100キロまでは5位でいっておって、
あと60キロ走って120位やったら嫌ですもんね。
そうなんです。
もうそこで終わりたいですよね。
そこでもう電池が切れちゃうんですよ、100キロくらい。
それも減って、やっぱり調子いいのは80キロとか100キロとかその辺ぐらいが調子いいんだろうな、
自分に合ってるんだろうなって思ってたんですけど、
DDSとかがあって、コロナがあって、
しばらくロングレースとかも走ってないし、
ロングトレイルとかも個人的にそんな走ってなかったんですよね。
長くて一人で走っても50キロとかなんですけど、
それを減って怪我して、怪我したっていうか、
足が痛くなって走れなくなってシューズとかするんですけど、
この100キロ超えたら調子悪くなるっていう原因が、
もしかしたら今回の股関節の原因にもあるんだとしたら、
この先順調に回復していけば、
逆に100キロ以上また走れるようになるのかなっていう希望もあったり、
いやーでもあんま無茶したらダメだよっていう声もあるから、
様子を見ながらなんですけど、またチャレンジしたいなっていう気持ちもあります。
今お話にあった股関節の怪我の話なんですけど、
100キロ以上にパフォーマンスが落ちてくるっていうのが、
もしかしたらっていうことで心当たりが怪我っていうのをお気づきになられたわけじゃないですか、
この怪我についてお話お聞きしてもいいですか。
井河さんもこの間お話していたんですけど、
また同じで、旧外形性不全から変形性股関節症になったっていう、
先天性の股関節の屋根の旧外形が、
生まれつき浅くて、割と女性が多いって言われるんですけど、
男性にもたくさんいますし、アスリートもいるし、
若い子でも痛くなる人もいるんですけど、
生まれつき浅くて、年齢的にとかハードなことをしてたりすると、
その部位がどんどん症状が悪くなっていって、
股関節周りの筋肉が痛くなってくるんですけど、
それをずっとその状態続けていると股関節が変形してくるんですよね。
骨が変わってくる。穴が開いてきたりとか。
最悪潰れてしまって、下の大腿骨も屋根のほうもどっちも潰れてしまう状態になってしまう。
その後、激痛ですよね。その前からですよね。
急に、石川さんもおっしゃってましたけど、私も急に痛くなったんですよ。
直前までそれこそ大分のほうで旅をしに50キロとか走ったりとかして、
1日50キロ走っても大丈夫だったんですけど、
なんか違和感は多少ないと思ったんですけど、
本当に急に走れなくなったんですよ。足が上がらないとか重大になっちゃって。
練習のしすぎとかじゃないぞ、これは。
1回休めば大丈夫かなってしまって休んでみて、
走り出しても1キロ、2キロ走るともう痛くて、どうしようもないってなって歩いちゃったりとかして、
これおかしいぞってなって、いろんな病院に回ったんですけど、
そこの屋根が浅いと、やっぱり急外形腺腫裂、変形腺交差断節症だねってなって。
それはもうレントゲンとか取ったらすぐ分かったもんですか?
分かりますね。浅い状態。
それはもう本当に、それこそ若い時にも1回股関節周りなんか違和感があったんで、
レントゲン取った時も、今すぐなんかしなきゃいけないわけじゃないけど、
まあしって言うなら浅いよね、これが悪さしてるからかもしれないねとは言われていて、
その時は走れなくなるほど痛くなかったんで、
なんか違和感あるなっていうスピードが出ないなとか踏ん張れないなっていうぐらいだったんですけど、
気になったんで病院に行って、
それはもう左の方だけですか?
ずっと左です。でも右側も浅いよって今言われるので。
左はやっぱりその利き腕が右だから踏ん張るのに使うっていう感じで。