行動経済学・ナッジ理論について話をしました。
やーまんにPythonを説明できる人を募集しています。
6種類のジャムと24種類のジャムどっちが売れた? / 罰金で理想の行動は作れるか? / プログラミング言語Pythonはヒューマンエラーをなくせるか / スティーブジョブがAppleを立て直すためにやったこと / 選択回避と損失回避 / 悪用厳禁:アンケートをハックして理想の回答を引き出せるか
NUDGE 実践 行動経済学 完全版
選択の科学 コロンビア大学ビジネススクール特別講義
数理モデル思考で紐解くRULE DESIGN -組織と人の行動を科学する
📮 お便りはこちらから
https://forms.gle/FjfvyGc9Ua8uBPR99
🐦 ゴロゴロトーキング公式Twitter
https://twitter.com/5656talking
📻ゴロゴロ起業ラジオ
https://open.spotify.com/show/7gw8wScrBTfiVdP6KTagsb
📻ゴロゴロトーキング
サマリー
保育園での遅刻者に対する罰金制度の導入を試みますが、その結果、遅刻者は増え、制度は失敗に終わりました。遅刻者を減らすためには難しいですが、ルールの変更や新たなビジネスチャンスを模索する必要があります。また、プログラミング言語Pythonの特徴やアンケートの取り方について話されます。さらに、アンケートの順序による回答への影響や行動経済学の興味深い話題にも触れられます。そして、自転車撤去張り紙の効果とゴミ箱減少の影響を紹介します。行動経済学に基づいたアイディアで行動を変えることが可能です。
00:00
スピーカー 2
どうもハリーです。どうもヤマンです。ゴロゴロ起業ラジオは、企業会社を経営しているハリーとデザイン会社を経営するヤマンがお届けする企業やスタートアップに関する話を緩く紹介する番組です。
ジャムの法則
スピーカー 2
質問です。あるジャム屋さんがありました。そのジャム屋さんが、もっと売り上げを伸ばそうと思って、ジャムの種類を増やしました。
スピーカー 1
さて、その結果どうなったでしょうか?
スピーカー 2
順調に売り上げも伸ばしたんじゃないですか? 順調に売り上げも伸ばしましたか? なぜ? だって種類が増えたんだもん。種類が増えたから、
その分いっぱい売れますよと。 なるほどね。 ということで今回は、前回までちょっとマーケティングっぽい話をしてたので、
その熱冷めやらぬという感じでして、今回はマーケティングのお隣さんみたいな行動経済学について話していきたいと思うんですけど、
ただ話すだけでもつまらないのでクイズ形式にしようかなと思っています。 番組の長いことやってるとリスナーにとって面白い話しようと思ってやってますけど、
それよりもやっぱり相方である小山さんに受ける話をしたいなと。 ありがとうございます。 でも小山さんに受ける話はね、わかったんですよ。
スピーカー 1
何なんですか? クイズです。
スピーカー 2
まあねそうですねクイズは結構好きですね。 クイズ日本人みんな好きですからね。 うん好き。 小山さんの反応悪いとねやっぱ急に不安になるんで、
何でも出してあげていこうと。 そんな俺反応悪い時あるかな。
スピーカー 1
あの前にゴロゴロトーキングの方でナッチ理論っていうのをやってましたよね。 ゾウさんのやつですね。 ゾウさんのやつですね。
スピーカー 2
で僕もねそれに関する本を読みまして、 それが結構面白かったんで、
クイズにしようかなと思ってやっていくので、 ぜひね皆さんも考えながらやっていって欲しいと思います。 で冒頭のジャム屋さんですね。
これねジャムの法則っていう名前がついていて。 ジャムの法則?聞いたことないな。
よかった。選択の科学っていう本がありまして、 シーナ・アイエンガーさんっていうコロンビア大学の教授が発表したのがジャムの法則。
でさっきの質問ではジャムの種類増やしたって言ったんですけど、 この話では6種類のジャムと24種類のジャムをスーパーマーケットで試食販売しました。
でその時にその6種類の場合と24種類の場合で足を止めて試食した人、 実際に何らかのジャムを購入した人っていうのをそれぞれ調べましたという実験なんですけれども、
まず24種類の場合多い方ですね。 試食した人60%。で試食後に購入した人が3%。 3%しかいないの?
なんで試食せずに購入した人もいるのでそれも含めると全体の購入率は1.8%なので 1000人人がいたら18人買ったみたいな感じですね。
で一方6種類の場合、試食をした人40%。 24種類が60%だったのでちょっと少ないですね。
で試食後に購入した人30%。なんと24種類の場合が3%だったので10倍ですね。
で試食せずに購入した人も含めると全体の購入率は12%ということで、 6種類の方が多いんですよ。その買った人が。
なので24種類にするとちょっと売り上げ下がるぐらいの感じになるんですが。 こんな差は出るんですねでもね。ね面白いですよね。
なぜだかわかりますか? 迷ったんでしょ?
スピーカー 1
まあそうですよね。 24個の中から決めるのと6個の中から決める時の判断スピードって全然違うような気がするんですけど。
スピーカー 2
そうなんですよ。それはね選択回避の法則っていうやつで、 そのおっしゃる通り選択肢が多すぎるとその中から選択したり決定することを避けるっていう
心理があって、それと同じく損をしたくないっていうような損失回避バイアスみたいなのもあると言われて、
例えばその2種類あって何かを選ぶ時にどっちが自分にとってお得かなみたいなのを選ぶのって、まあ2種類だったらめっちゃ簡単ですけど、
例えばなんかわからない保険とかを選ぶ時に20種類ぐらいの中からいいのを選んでくださいって言われたら、もうわかんねーってなって何もしないみたいな。
明日にしよう明日にしようって言って、というのが起きてしまうと。ありますよねこういう場面。
やっぱそのジャムにも買ってもらうためのシナリオがいるんですよ、きっと。 シナリオ?ストーリーテリングが。
スピーカー 1
ストーリーテリングがいるんですよね。僕まあ前も言いましたけどエプロン売ってるじゃないですか。
スピーカー 2
でカラー展開5色出してるんですよ。で1番を売るために捨ての色とかもあるからね。
これは選ばれないだろうけど。そう、でその5色で1番売れる色、2番目に売れる色、3番目に売れる色、4番目に売れる色、5番目に売れる色っていうのを全部シナリオ作ってて、
その色によって広告とかキーワード変えてるもん俺。 すごいっすね。じゃあ行動経済学をマスターしてるじゃないですか。
スピーカー 1
マスターしてるとはとまでは思わないですけど、やっぱありますよ。それは。例えばユニクロのTシャツもさ、いろんな種類あるけど、やっぱ売れるのってネイビーとか白とか黒とかグレーとか。
定番色ですよね。定番色ですよね。で捨ての色でベージュとかなんかめっちゃビビットなオレンジとか黄色とかさ、グリーンとか誰が着るんだこれみたいな。
あるね。海外の外国の黒人しか着ないだろうみたいな色がね。そうか。あるんですよ。ギャップとかでもね。
ギャップは確かにいろんなカラーがあって、その白とか黒とかの売れ筋を売るための役割をする色たちがあるんですよね。
スピーカー 2
はいはいカマセイヌみたいなやつ。カマセイヌみたいなね。ジャムも同じじゃない?売れ筋があって、こう色取りのためだけに置いてるみたいな。これを買ってもらうための。確かにそうですね。
スピーカー 1
それをその買うためのもののこの下の階層の判断基準でこれ買うならこれだよなって思ってもらうためのバリエーションがいるんですよ。
スピーカー 2
それでも確かになと思ったのは、さっきのジャムの話って足を止めた人は24種類の方が多いんですよ。
そうでしょうね。それを含めて24種類だけど、実はおすすめこの4種類ですとかしておいたらもうこの他の20種類は無視してくださいって言って、売り込めばいけるかもしれないなぁと思いましたね。
行動経済学に基づく対策
スピーカー 1
確かにシナリオがねあればねまた変わってくると思いますけどね。
スピーカー 2
確かになんかあのスティーブジョブズが一回アップル追い出されてその10年後ぐらいに復帰したとき、復帰してすぐにやったのが商品の数減らすっていうことだったんですよ。
スピーカー 1
はいはいはい選択肢をね。
スピーカー 2
従業員の人に知り合いがパソコン欲しいって言ったらどのアップル製品パソコンを勧めるんだって言ったら、いやなんかあれもいいしこれもいいけどどっちかなーみたいなのを言ってて、
バカモンと、そんなことだから売れんのじゃってデスクトップ一種類ノートパソコン一種類だけでいいって言って、もう他のプリンターとかも全部やめやめって言ってやめさせて、まあそれでなんか良くなっていったみたいな。
次、これはね保育園の罰金という話ですね。
保育園の罰金?
これもしかしたら有名なんで知ってる方もいるかもしれないんですけれども、とある保育園では16時までに保護者が子供を迎えに来ることになっています。
ただ全員が時間を守れるわけではありません。
仕事の都合で遅れてしまったりそもそも遅れてもいいだろうと思っている人もいます。
スピーカー 1
で、迎えに来ない場合は保育士さんが迎えに来るまで残業しないといけないなと。
なるほど。
スピーカー 2
どうする?
スピーカー 1
残業させないために保育園側は何をするかってことですか?
スピーカー 2
えっと遅刻する人をまあゼロにしたい。
スピーカー 1
遅刻する人をゼロにしたい。
したいね、残業しなきゃいけないもんね。
スピーカー 2
そうですよ、保育士さん大変なんすから。
はいはいはい、残業されるとそれだけ肯定費上がっちゃうからね。
はい。
スピーカー 1
うーん、でも子供にね、そんななんか雑な扱いできないですからね、人の子供ね、保育園がね。
スピーカー 2
え、どういうこと?
スピーカー 1
えへへへへ。
スピーカー 2
雑な扱いをしようっていう、残業したくないから勝手に遊んどけって言って。
スピーカー 1
違う違う違う。
なんかね、なんかそういうのあるじゃないですか。
うーん、俺だったらシンプルにその4時以降の教室作って、そこでお金取りますけどね。
スピーカー 2
お金を取る。
うんうん。
スピーカー 1
なんかあるじゃないですか、例えば預かり保育みたいなんで。
スピーカー 2
あー、生き生きとかそういう。
スピーカー 1
そうそうそう、4時過ぎると自動的に預かり保育になって、1人当たり500円かかりますとか。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
で、4時以降に来てもらったら、かかりませんと。
なんかそんな感じじゃないですか。
スピーカー 2
あーなるほどなるほど。
これね、答えが、この段階ではまだ答えあるわけじゃなくて、どうするのかなと思ってたんですけど、まあお金を取ると。
スピーカー 1
まあそれが一番理にかなってるんじゃないですかね、運営側としては。
スピーカー 2
わかりました。
保育園の事例
じゃあ、実際にこの例に出てた保育園も、小山さんが言ってたのとはちょっと違うんですけど、10分以上遅れたら奨学の罰金を取ることにしようとしたんですよ。
スピーカー 1
まあやってることは同じだね、預かり保育に入れるってお金取るのとね。
スピーカー 2
で、その結果どうなったでしょう。
スピーカー 1
みんな早く迎えに来るんじゃないですか。
スピーカー 2
みんな早く迎えに来るようになった、めちゃくちゃ効果があった。
スピーカー 1
うん、と思いますけど。
スピーカー 2
えー、正解は真逆ですね。
スピーカー 1
あ、みんな預けるんだ。
スピーカー 2
えっとね、これイスラエルの保育園の話でして。
スピーカー 1
あ、イスラエルね、みんな金持ってるやん。
スピーカー 2
まあわかんないけど、そのお金を払えば延長できるんだというふうに考えた利用者がどんどん遅刻が上昇化していき、最終的に元の遅刻者の2倍になりましたと。
スピーカー 1
あ、いいじゃないですか、モーカルじゃないですか。
スピーカー 2
いや、奨学なんでむしろ。
スピーカー 1
あ、奨学か、奨学にするからダメなんですよ。しっかり取らなきゃ。
スピーカー 2
まあしっかり取ったらどうなるかは。
スピーカー 1
いや、そこだからビジネスチャンスですよ。そういう需要があるってことですから、そこでちゃんと収益化しないと。
スピーカー 2
どうなんだろうな。まあまあ、で、しかも2倍ほどになった遅刻者になってはこの制度は失敗だと思って失敗をやめ、その罰金制度をやめた後も、増えた遅刻者は元に戻らず、非常に困ったという失敗話ですね。
スピーカー 1
あーそうなんや。俺逆ですけどね、あ、こんな需要があるんだってそれに向けて整えるけどね。
スピーカー 2
ほうほうほう、まあ確かにね、それはそれで新たなビジネスチャンスかもしれないですね。
スピーカー 1
ね、ビジネスチャンスだと思いますけど。
スピーカー 2
まあでも保育園からしたらね、早く帰ってほしいという切なる願いをね。
スピーカー 1
まあね、その辺はなんか民間企業と考え方違うもんね。
スピーカー 2
まあということで、人を望ましい行動に変えるにはなかなか難しいというのがありまして。
それと似た考えで、ルールを変えてみる。失敗をなくすためにルールを変えてみようという取り組みをしたものがありまして。
小山さんちょっと馴染みないかもしれないんですけど、プログラミング言語、Python、知ってます?
スピーカー 1
知らないです。
スピーカー 2
知らないか、聞いたこともないですか?
スピーカー 1
え、Python?
スピーカー 2
Python。
スピーカー 1
Python?
スピーカー 2
Python、Python。
スピーカー 1
うん、なんかスト2に出てくるキャラのっぽい名前だね。
Python、Python、ファイツ。
スピーカー 1
そうそうそうそうそう、そういう感じでありそうな、ありそうな名前です。
スピーカー 2
ありそうな名前、まあ違いますけど。
Pythonってまあ蛇とかじゃないですかね、意味としては。
蛇なの?Pythonって蛇じゃなかった?
スピーカー 1
え、わかんない。蛇ってスネークじゃないの?
スピーカー 2
Python、Python柄とかなんか服の柄でありますよね。
スピーカー 1
あ、二色蛇なんだ、Python。
スピーカー 2
二色蛇か。
へー。
まあいいんですよ。
スピーカー 1
はいはいはい。知らなかった。
スピーカー 2
プログラミング言語、Python、まあこれクイズじゃなくていいか、にはちょっと他のプログラミング言語とは違う特徴がありますという雑な質問なんですけど。
スピーカー 1
はいはい。
スピーカー 2
これねえ、えっと、プログラミング書いてる時って書いたことあります?
ないですよ、あるわけないじゃないですか。
HTMLぐらいならある。
Pythonの特徴
スピーカー 1
まあまあ簡単だね、こう修正とかタグ打ったりとか、なんかそういう本当に素人レベルであれですよ、コピペとかはやったことあるけど、
自分で何かをこうね書いて動かしてみたりとかはないですよ。
スピーカー 2
あーないですね。一回じゃあその回もやりましょうか。
スピーカー 1
いいんすか?俺にやらせて。
スピーカー 2
あ、全然いいんすよ。
スピーカー 1
ありがとうございます。
スピーカー 2
で、まあ多分タグとかでも似たようなのあると思うんですけど、記述エラーっていうのがね、あるじゃないですか。
スピーカー 1
ある。
スピーカー 2
そのHTMLでもタグの閉じ忘れとか、そういうのがあって、まあ開発者みんなそれに日々悩まされてるわけですよね。
うんうんうん。
なんか実行したらエラーが出て、カッコ閉じ忘れてますよっていうのも何百何千と見てきたわけですから。
で、まあそれをなくすのって日々の努力しかないじゃないですか、プログラマーの。
スピーカー 1
そうですね、はい。
スピーカー 2
でもPythonはカッコ、プログラムってカッコの中に一つの塊を書くんですよ。
この処理とこの処理とこの処理をしてくださいみたいなのをひとまとまりとして、そのまとまりがカッコの中に収まってるっていう。
スピーカー 1
はいはいはいはい。
スピーカー 2
で、そのカッコを閉じ忘れてると頻繁にエラーが出て怒られるっていうことなんですけど、
Pythonはカッコ基本書かないんですよ。まあ書きますけど、書きますけど書かなくていい場面っていうのがいっぱいあるんですよ。
でもそうなるとどこがひとまとまりかわからないから、このインデントっていう、もともと人が読みやすくするために行の頭をスペースに2個とか4個とか入れてるんですよ。
スピーカー 1
はいはいはい。
スピーカー 2
ここの字下げされてると、その中がひと塊っていうのをみんな暗黙のルールでやってたんですけど、
Pythonはそうしないと動きませんよっていうルールになってるんですよ。
うんうんうん。
カッコなしでインデントによってインデント下げられてたら、その親要素の中の塊だなっていうのがわかることで、カッコの閉じ忘れがなくなる。もうこれいらんじゃんっていう。
別にカッコなくて文字下げでひとまとまりってわかるし、みんなそうやって今まで書いてきてるんだからなくしちゃおうぜっていう発想にすることで、
このエラーっていうのとおさらばできるかもっていう。
スピーカー 1
なるほど。手動では時間のかかるようなそういう処理を自動化してるような感じなんですか?
スピーカー 2
そうしないといけませんよっていうルールにしちゃったんですよもう。
スピーカー 1
はいはいはい。なんとなくわかってますよ。なんとなくわかってます。
スピーカー 2
そう言ってんのかな。
スピーカー 1
Python。
スピーカー 2
はいはい。
なんか似た例あるかな。あります?なんか。
スピーカー 1
いや全くわかんない。
今の話はどういう話だったんだろう。
スピーカー 2
いやそのヒューマンエラーっていうのが起きて、誰もエラー起きて得しないわけじゃないですか。
儲かりもしないし、ただただみんなの時間、プログラマーの時間が奪われる。
それをなくそうと考えた時にどういうルール設計にしたらいいのかなっていう。
で今までは関数みたいなのでカッコの中にいろんなまとまりを書いてカッコ閉じ。
でカッコの中にまた別のカッコが入ってきたりして、もうどのカッコだよっていうこの閉じは。
スピーカー 1
はいはいはい。
わかんないですよ。最後のプログラムの終わりの方カッコ閉じカッコ閉じカッコ閉じカッコ閉じみたいなのが何連続とかしてたりして。
スピーカー 2
これはどのカッコだみたいなのが全然わからないことが多々あるんですよ。
でまあそれ故そのカッコ閉じ忘れとかで、閉じ忘れとかカッコ多かったりとかで謎のエラーが出てみんな困っていた。
だけれどもカッコもういらんじゃんと。取っちゃえばどうだろうってしたのがPython。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
でカッコないから閉じ忘れエラーはなくなるじゃないですか。
スピーカー 1
はいはいはいはい。
スピーカー 2
でカッコじゃ取らない代わりにそれどうやってわかるようにするんだってしたときに今まで暗黙のルールで人が読みやすくするために機械的にはそのインデントっていうそのスペース。
スピーカー 1
はいはいはい。
スピーカー 2
行の頭のスペースあってもなくてもどっちでも変わらないんですけど、それをルールにしてそれによってカッコの代わりにしましょうっていう。
スピーカー 1
はい。
これはPythonの紹介の話ですか?
スピーカー 2
Pythonの紹介の話ですよ。
スピーカー 1
あ、Pythonの紹介の話ですね。Pythonみんな使って使えばいいよっていう話ですね。
スピーカー 2
使えばいいかどうかは知らんけど、それによってそんなものがあるよと、そのカッコ閉じ忘れのエラーっていうのをなくそうっていう取り組みですよ。
スピーカー 1
なるほど。
はい。
Pythonの話だね。
スピーカー 2
全然伝わってないわこれ。
スピーカー 1
Pythonの話だね。
スピーカー 2
次行こうかな。
スピーカー 1
あ、次行きましょう。次行きましょう。
スピーカー 2
ちょっとねあのちょっと説明うまい人いたら教えてください。
スピーカー 1
Pythonはヘビだっていうことをすごく覚えてますね。
Pythonはヘビですね。
スピーカー 2
次ね、幸福度調査。
幸福度調査。
はい。アンケートですね。
アンケート。
あなたはどれだけ幸せですかという幸福度に関するアンケートを、あなたは今から取りますと。
で、普通に取ってもいいんだけれども、
理由はさておき、できる限り幸福度が高いと答えた人が多いと、
小山さんがアンケートを取る人だとしたら小山さんに取っていいと評価が上がるみたいな感じにしたときにできるだけ幸福度が高いと答える人が多くなるアンケートを作りたいとしたとき、
アンケートの順序と回答
スピーカー 2
どうすればよい。
スピーカー 1
どうすればいい。
ちょっと誘導的なアンケートにするとか。
スピーカー 2
まあそうなりますね。
スピーカー 1
それアンケート取る意味あんまないよね。それしちゃうと。
スピーカー 2
取る意味はないですけど、例えば小山さん政治家だとして幸福度マニフェストに掲げてて、小山さんが就任する前のアンケートで50ポイントでした。
で、1年経ってもう1回集計します。次に40だったらやっぱ評価下がるじゃないですか。
お前何してたんだと。
60とか70だったらお頑張ったねって評価される。
なるよね。
このときじゃあアンケート結果を良くしたいなと。普通に取ってもいいんだけれども、それよりもアンケート結果を良くするハックがあります。
スピーカー 1
あるんだ。選択肢の数を減らす?
スピーカー 2
お、さっきのジャムの法則ですか。
スピーカー 1
ジャムの法則に近いのかな。
その、なんか、はい、いいえ、どちらでもないだったら、どちらでも、はいなんだけど、はいと言い切るのはなーって言ってどちらでもないって押し勝ちじゃないですか。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
でも、はいといいえしか2つしかないんだったらはいって答えろっていう心理的作用働くと思うんですよ。
スピーカー 2
あーなるほど。
スピーカー 1
うん。分かんないけどね。
スピーカー 2
うん。確かにね。
スピーカー 1
なんか選択肢があると散らかるんじゃないですか。いろいろ。
うんうん。
選択肢が多ければ多いほど散らかるけど、選択肢が少ないと、いいえってなんか人間心理的に、いや完全に否定してるわけじゃないからはいにしといてやるかみたいなさ。
スピーカー 2
ありますよね。5段階でどちらかと言えばはいとか。
スピーカー 1
そうそうそうそう。
スピーカー 2
どちらかと言えばみたいな。
どちらかと言えば便利だなと思って。
スピーカー 1
そう。なんかそういうこと?
スピーカー 2
まあまあ遠からず近からず。
スピーカー 1
遠からず近からずか。
うーん。
スピーカー 2
まあでもそういうとこもあると思いますよ。なんか5段階のどちらかと言えばいいもいいが何パーセントですのいいに含めちゃうみたいな。
そうそうだから5つじゃなくて6つにするんだよね。真ん中をなしにして。
どちらかと言えばいいのさらにいいよりの。
スピーカー 1
そうそうそうそう。で真ん中がないと。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
そうすると全部いいになっちゃうやん。
スピーカー 2
でもそれだったら4段階にして、いや3段階でもいいかな。
いい。
どちらかと言えばいい。悪い。
スピーカー 1
あーそうね。
スピーカー 2
それでいいと思う。
スピーカー 1
これいいですよね。で、どちらかといいもいいに入れちゃうと。
スピーカー 2
高評価として一括りにして。
そしたらもう価値覚じゃないですか。
スピーカー 1
価値覚っすよね。
スピーカー 2
いいのかそんなことで。
お前らはそんな仕事してるのかと思われたら嫌なんですけど。
スピーカー 1
正解は違うんですか?
スピーカー 2
正解というか、いやこれね本に載ってたエピソードを言います。
あなたはどれだけ幸せですかという質問の次に
最近デートしたのはいつですかという質問をした場合と
その質問を入れ替えて
最近デートしたのはいつですかの次に
あなたはどれだけ幸せですかを聞くと
デートしたタイミングは変わらないじゃないですか。
変わらないけど
最近全然してないなという人は幸せでないに入れるし
いや昨日しましたよみたいな人は幸せですっていう本に入れがちっていうので
直前の質問が次の質問に影響を与えますよねっていうことが書かれてたんで
スピーカー 1
いやそれを応用すれば多分ハックできるなと思って
スピーカー 2
直前の質問を
わかんないですけど最近楽しかったこと教えてくださいとか
そういうちょっとポジティブな質問にすると
行動経済学の応用
スピーカー 2
それがアンカーとなって
その次の質問も
そういえばこの前こんなことあったから
スピーカー 1
自分幸せかもなと思って
スピーカー 2
っていう予想
スピーカー 1
予想を堂々と発表しちゃいましたけど
スピーカー 2
なるほどそれいいっすね
スピーカー 1
これもね行動経済学でよくあるアンカリングっていうやつで
直前に何か見たり聞いたりしたことっていうのが次の答えに影響を与える
なるほど
アンケートをそういう風なシナリオ
シナリオってばかり言ってるけど
スピーカー 2
どうなんでしょうね何か怒られるのかな
サブリミナルみたいな形で
あるんですかね僕あんま詳しくないですけど
スピーカー 1
どうなんすかね
スピーカー 2
悪用厳禁ですけど
はいはいはい
ということでね人の行動は
その時の感情や状況によって
全然変わるっていうね
行動経済学やっぱ面白いなと思って
スピーカー 1
俺の好きな
その手の好きな話が
あの商店街の
シャッターの前に
むちゃくちゃみんな駐輪止めると
スピーカー 2
あーあるある
スピーカー 1
でそこの商店街の運営側が
まあ確かにこのシャッター
誰もいないから
空き場になってんだけどここに自転車たくさん
止められると困ると
うん
ということでやった施策が
スピーカー 2
めちゃくちゃ面白くって
おー自転車を撤去する施策ね
スピーカー 1
うん
スピーカー 2
心理的に起きたくなくなるってことですね
分かった分かった
スピーカー 1
あれですよトリックアートですよ
あの
スピーカー 2
穴が開いてるように
見せる絵とかあるじゃないですか
あーあるあるある
あれを描いておくんですよ
スピーカー 1
そしたらうわー穴だ
スピーカー 2
ってなって
スピーカー 1
いやそれ
少なからずあるかもしれないですね
スピーカー 2
まあこれ
適当なこと言ってるけど否定しようがないですもんね
スピーカー 1
これ否定しようがない
いやこれねめっちゃ
スピーカー 2
賢いなと思ったのが
めちゃくちゃスマート
スピーカー 1
まあお金もかかんないね
スピーカー 2
張り紙一個
張り紙一個で
スピーカー 1
メッセージを書いておくんですか
スピーカー 2
そうそうそうゼロになったよね
ここに自転車を置いた人は
罰金1万円です
スピーカー 1
あー違うんですよ
スピーカー 2
違うんですか
スピーカー 1
もっとスマートな
僕はこれはすごい頭いいなと思いましたけどね
まあ答えはね
ここに置くと
撤去しますと
撤去回収時間
ここなんていうの
スピーカー 2
そこの場所を
スピーカー 1
素材ゴミとか出すときに素材ゴミ出す場所あるじゃないですか
ある
その撤去回収の時間を書いたんですよね
自転車撤去張り紙の効果
スピーカー 1
ここに置いた自転車は何時に撤収しますみたいな
いらない自転車ここに置いといてねって
スピーカー 2
え?
スピーカー 1
いらない自転車をここに置いといてください
撤去しますって
いう風に張り紙したんですよ
スピーカー 2
あーだからそこに置いたら
撤去されちゃうから
スピーカー 1
撤去して放置
いらなくなった自転車置き場ですと
スピーカー 2
で撤去しますと
スピーカー 1
あーはいはいはいはい
スピーカー 2
なるほどね
スピーカー 1
だからそこに置くと
もういらない自転車だとして
スピーカー 2
撤去しますと
スピーカー 1
逆に
なんていうのもうみんな置けなくなるよね
ここに置くと撤去されるんだってなるから
スピーカー 2
自転車ご自由にお持ちください
スピーカー 1
そうそうそうそう
置いた人と見なされるから
そういう場所にしたいよね
スピーカー 2
確かにね
なんかありますよね無意識に
ここちょっとやりづらいなみたいな
スピーカー 1
そうそうそう
なんかその張り紙した瞬間
スピーカー 2
放置自転車なくなったとかね
へーでももっといいのがんばれば
スピーカー 1
出せそうですね
ゴミ箱の減少と行動経済学
スピーカー 1
あほんとですか
でもよくあるよね立ち正弁禁止するためにさ
なんかこういう
鳥のマーク
スピーカー 2
あれどうなんでしょうね
本当に効果あんのかな
スピーカー 1
最近立ち正弁する人少ない
と思うんですけどね
スピーカー 2
そうだからあのカフェに
例が先に言っちゃった本に載ってた例だと
カフェでその
おしゃべりはほどほどにしてくださいみたいな
張り紙は全く効果がないっていう
スピーカー 1
話がありました
スピーカー 2
だから鳥も多分あんま効果ないと思うんですけど
スピーカー 1
あれね
スピーカー 2
むしろ
目標があるってその
ナッチ理論のよくある例で言われる
男子便器に
その的みたいな
マークを貼っとくと
そこにめがけてみんなやるから
スピーカー 1
汚れなくなるっていう
あーそういうのねありますね
スピーカー 2
逆に目標にされて
立ち正弁したい人が群がって
スピーカー 1
まあいい方法じゃないけど
立ち正弁禁止でお花置くとかあるよね
スピーカー 2
あー確かに
スピーカー 1
瓶に入れて瓶に入れて
花刺して置いとくみたいなね
ここで何か事故あったんかなって思ったら
そこでしょんべんできないでしょ
スピーカー 2
あーはいはいはい
スピーカー 1
そういうのは聞いたことあるけど
確かに
まあお花置いてるだけですからねこっちは
だけど立ち正弁しがちな人からしたら
ここで何か事故があって悲しい出来事が
あったのかなと推測してしまうと
スピーカー 2
勝手に
スピーカー 1
でしょんべんがなくなるとかね
あともう一個タバコのポイ捨てなくしたさ
メッシーとクリスタルロナード
どっちが優れた世界で優れた
スピーカー 2
あーはいはい
スピーカー 1
選手かって言ってねタバコの吸い殻でこう
なんか票取るみたいなさ
ゴミ箱作ったら吸い殻なくなったみたいな
スピーカー 2
うんうん
スピーカー 1
あえのいいですよね
スピーカー 2
それの真逆のやつ結構見ますよね
あのもともと
灰皿があった場所が
タバコ吸う人多いって口をきて
灰皿撤去したんだけど
うん
結局そこに吸いに来て灰皿なくなったから
ポイ捨てしていくっていう
場所たまに見ますよね
すごいなと思って
うーんやりたい放題かよって
スピーカー 1
いやほんとに
なんか最近ゴミ箱少ないっすもんね
スピーカー 2
ゴミ箱ね
あれどうなんでしょうね
あのコンビニのゴミ箱も
店の中に入ったじゃないですか
スピーカー 1
中に入ってる
スピーカー 2
あれはでも確かに
スピーカー 1
いいんじゃないかなと思いますけどね
お店で発生したゴミは捨てていいよと
スピーカー 2
駅のゴミ箱も結構減りましたもんね
スピーカー 1
減ってますね
でもなんか生きてると
なんでこんなゴミ出るんだろうっていうぐらいゴミ出ない?
スピーカー 2
出る
出るしやっぱ駅前の
自転車バーっと止まってるところのカゴが
ゴミ箱代わりにされてるなっていう
スピーカー 1
されるあれほんまに
誰勝手にペットボトル入れたのみたいな
スピーカー 2
あるあるやっぱゴミ箱がない
弊害ですよ
ねえ
何の話でしたっけ
この経済学ね
この経済学屋さんってあるんですかね
こういうの専門にやってる
スピーカー 1
まあでもマーケティングとか
ブランディングやってる人ってこういうこと
考えてると思いますけどね
スピーカー 2
そういう屋さんやりたいですね
スピーカー 1
いやでもありますよね
例えば飲食店
飲食店の話ばっかりですけど
このラーメン屋で
この店舗の
お客さんの入りだったら
スピーカー 2
食券にしたほうがいいとかさ
なんか統計的にデータで
示せそうですけど
なんかもっとこう
アイディア一つで
スピーカー 1
変わるみたいな
スピーカー 2
こういう行動を禁止したいです
スピーカー 1
いや面白いですよねでもそういうの
スピーカー 2
考えるの
小山さんに勧められた
ラーメン屋さん
大阪の南森町にある
スピーカー 1
あーあそこね
えー行きました
ハヤトだ
スピーカー 2
ハヤトのラーメン屋が美味しいらしいんですけど
そこのツイッターを見たら
結構お店の人が
スピーカー 1
キレてるんですよね
スピーカー 2
具体的に何とか書いてなかったんですけど
こういう人がいて
次回以降こういう人がいたらこうしますみたいな
スピーカー 1
書いてた
この店主超怖いから
超怖いから
スピーカー 2
そうそうそうそういうのを
いや行動経済学ってのがあるんですよ
って言って
スピーカー 1
はいはいはい
入りたいじゃないですか
スピーカー 2
最近行ってないな
というわけでですね
よくわからないことを喋ってきましたけれども
アイデア一つで
行動を変えることができる
ということでですね
皆さんも悪意をせずに
良い方向に使ってみてはいかがでしょうかと
はいはいはい
ということで本日の感想をメールまたは
Apple Podcastのレビューでお待ちしています
コメント欄を全て読んでいますので
今後の番組をより良くするために
よろしくお願いします
それでは今週も聞いていただいてありがとうございました
また来週お会いしましょう
スピーカー 1
さよなら
スピーカー 2
兄弟番組のゴロゴロトーキングでは
ヤマンがビジネス情報をゆるーくお伝えしています
概要欄にリンクを貼っていますので
こちらもよろしくお願いします
32:39
コメント
スクロール