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2025-07-30 25:04

157. Switch2の抽選から考える「美しいルール」とは何か

Switch2の抽選とルールについて話しました。


NintendoSwitch2、日本では抽選、アメリカでは先着順の理由 / 転売はなぜ嫌われるのか / 物売るってレベルじゃねーぞ事件 / 文化による平等と公平の違い / ルールとは暫定的に一番良さそうだと思われる方法 /


Nintendo Switch 2 発売戦略の日米比較 : 経済・倫理・社会の観点から - 大阪大学学術情報庫OUKA

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サマリー

Nintendo Switch2の抽選販売の違いを通じて、公平性と効率性について考察されています。日本とアメリカの文化的背景の違いが、販売方式の選択にどのように影響を与えているのかが論じられています。エピソード157では、任天堂スイッチの抽選を通じて、文化によるルールの違いや美しいルールについて考察されています。また、転売問題やリスク管理の重要性についても触れられ、ポジティブとネガティブな視点からのルール策定の意義が語られています。Switch2の抽選に関する議論を通じて、転売の問題やルール設定の重要性が述べられ、転売対策やルールによって全体の幸福量を最大化する可能性についても触れられています。

Nintendo Switch2の販売方式
スピーカー 1
どうもハリーです。どうもヤマンです。ゴロゴロ起業ラジオは、教育外処刑しているハリーと、デザイン外処刑するヤマンがお届けする企業やスタートアップに関する話を緩く紹介する番組です。
はい。
Nintendo Switch2、あるじゃないですか。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
あれって、抽選制だったじゃないですか。
うんうんうん。
あれがね、アメリカだと、抽選制じゃなくて先着順だったらしいんですよ。
スピーカー 2
あ、そうなんすか。
スピーカー 1
今日はね、なぜアメリカと日本で販売方式が違うのかっていうのを考察した論文があって、それが面白かったんで。
それを紹介しながら、こういう条件の時はこうする方がいいよねっていうルールを決めると思うんですけど。
その決め方についてね、小山さんに相談しようかなと。
スピーカー 2
相談タイプですね。
スピーカー 1
分かんないけど。
スピーカー 2
はいはいはい。
分かりました。
スピーカー 1
もう絶対に、Switch2とかそうなんですけど、絶対に買えない人が、買いたいけど買えない人が出てしまうっていうことが確定してる中で、どういうルールにすればみんなが平等さとか公平さを感じられるのか。
うんうんうん。
そういうのをね、このSwitch売るNintendoさんは決めなきゃいけなかったわけなんですよね。
めちゃくちゃ考えた末の応募条件付きの抽選制だったはずなんですよね。
はいはいはい。
販売方式の文化的背景
スピーカー 1
ちなみに知ってます?応募条件とか。
いや全然知らないです。
スピーカー 2
知らないですか。
ただただSwitch2は自分がマリカー大好きなんで、自分が欲しいんですよね。子供もやるだろうし。
電気屋さんに行った時はちょくちょく覗くんですけど、だいたい売ってないですよね。
スピーカー 1
まだね、ずっと買えるまでは売ってないですけれども、このNintendoストアで買うには応募条件があって、応募条件満たした人しか抽選に参加できないんですよ。
そうなんや。
それがNintendo Switchソフトのプレイ時間が計50時間以上ですと。
あとNintendo Switchオンラインに1年以上加入していて、今も加入していること。
あと日本国内にいるみたいな。
スピーカー 2
転売や対策みたいな感じじゃない?
そうですね。
スピーカー 1
なぜこのルールに至ったのか、そしてなぜアメリカはこのルールを採用しなかったのかというのを考えていくと、そのルールを決めた会議とかがあるわけじゃないですか。
スピーカー 2
そうだよね。
スピーカー 1
どうすれば一番公平なのかとか、どうすれば一番リスクがないのかとか、得になるのかみたいなことを考えたと思うんで、
その裏側を考えてみると、戦略的になぜそれが一番いいと思ったのかという考えがわかってくるのではないかという話ですよ。
ということでね、今回は希少なものをどのように分配すべきかという問題に対してのNintendoのアンサーを考えてみようというところでございます。
スピーカー 2
面白そうだ。
スピーカー 1
ちょっと内容の方を軽く見ていくと、これ全部でPDF30ページぐらいあるんで、
長っ。
ちゃんと読むと30分ぐらいかかっちゃうんですけど、面白いんで興味ある人は見てくれたらなと思うんですけども、かいつまんで説明しますと、
論文の中身がいろんな仮説を考えて、その仮説がどの程度妥当らしいかを考えていこうという進め方なんですよ。
なので、もちろんこれが正しいというわけではないんだけれども、多分こうなんじゃないかなというのを考えていきますと。
スピーカー 2
日本は先着順でアメリカは、違う逆だ。日本は中先制でアメリカが先着順ですと。
スピーカー 1
まず一つが、この業務効率の違いなんじゃないか、仮説。
というのがね、提唱しています。
先着順の方が圧倒的に運営側のコストが安いんですよ。
スピーカー 2
ですよね。
早いもん勝ちだもんね。順番に渡していけばいいだけだもんね。
スピーカー 1
そういうことです。中先制だといろいろ条件が満たしているのかどうか、それ用のシステムを組まなきゃいけないとかね、いろいろ大変なんですが、
それを選んでも当然良かったわけなんですよ。
日本も。
なんだけれども、日本ではね、さっき小山さんも言ってましたが、
転売や対策への企業の取り組みなんかがめっちゃ注目されているというところだったりだとか、そんなことがありまして、
それだけではなかろうなっていう結論なんですよ。
で、もう一個の仮説が、会社の評判を気にしたんじゃないか説。
こっちは販売コストではなくて、会社の評判というものが大事なので、そっちを重視したんじゃないかということなんですけど、
ゲーム販売で言うとPS3販売の悪夢というのがあったんですよ。
スピーカー 2
PS3?
スピーカー 1
PS3。
なんかあったっけ?
これネットミームになってるんですけど、
あれ先、メーカーが悪いというよりはお店の問題だと思うんですけど、
物売るってレベルじゃねえぞっていう名言があるんですけど、知らないねこれは。
スピーカー 2
何それ?
スピーカー 1
ネットミームで物売るってレベルじゃねえぞっていう言葉があるんですよ。
スピーカー 2
はいはいはい。
PS3が発売された際に客の一人が発した言葉らしいですねこれ。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
はいはいはい。
そんなに並んでたってこと?
スピーカー 1
欲しくてもうぐっちゃぐちゃになってたんですよ。
店員も制御不能になってて、あれにあれて。
スピーカー 2
そこに取材に来てたカメラが物売るってレベルじゃねえぞってニュースで報道されて、これはおもろいと。
スピーカー 1
というので、もう何年これ?
20年くらいたり継がれてますね。
スピーカー 2
はいはいはいはい。
まあそれほど大盛況だったんですね。
スピーカー 1
大盛況だったんですよ。
スピーカー 2
混乱極まりない状態だったってことか。
スピーカー 1
はい。
さすがにこうなっちゃいかんというのはあるわけなんで、ちょっと先着順にするとこれの再来かと。
まあ今だったらネットでの先着順とかも全然できるんで、リアルガチャガチャは起きにくいかもしれないですけれども、
こうなる可能性があるし、こうなったら信頼を損ねちゃうわけですよ、消費者からの。
なんで中先生っていうのは、そういった行ける人が行ってすごいことになるリスクはないし、
あとなかなか行きたい時に行ける人って少ないじゃないですか。仕事休まなきゃ列に並べないとかもあるんで。
そうなると普通の人は行けないよねみたいな問題も起こったりするんで、所得とかタイミングとかに左右されないのが中先生のメリットですと。
おそらくそっちを気にして中先生にしたんだろうと。
公平性と企業の評判
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
というのが考えられますと。
会社の評判といってもいろんな観点がありますよと。
その中のどの要素に特に注目したんだろうかというのがさらに深掘りされていまして、
3つかな、3つ言われてますね。
1つが公平性。
スピーカー 2
公平性ね。日本人はもうそれ超重要視するもんね。
スピーカー 1
重要視しますね。
で、これネットのTwitterとかXを見てたら、ニンテンドーに関係が深い人でも落選しましたみたいなポストをしてるんですよ。
そういうのを見ると、この人たちも別に特別扱い優遇されてるわけじゃないんだっていうのを。
スピーカー 2
ニンテンドーに近しい人ってどういう人?
スピーカー 1
社員とか、ゲームクリエイターの有名な人とか。
スピーカー 2
はいはいはい。
YouTuberとか。
スピーカー 1
YouTuberとかもそうですね。
っていうのを見ると、自分落選しちゃったけど、そこまでムキーとならないなっていう感じがあるっていうのがメリットですね。
で、じゃあ一方アメリカどうなんだというと、アメリカは文化の違いとして公平さよりも自己責任論。
スピーカー 2
そうですね。イメージに合ってる。
日本はこの公平で秩序を重視するけど、アメリカって競争社会だから早い者勝ちみたいなイメージがあるよね。
スピーカー 1
ある。
スピーカー 2
並ぶ文化だしね、向こうの人たち。
スピーカー 1
そうそうそうそう。それねまさにちょっと後から出るんですけど、公平さよりもチャンスが平等だぞと。
行ける奴はガンガン行けっていうのがアメリカの文化としてあるので、先着順でも許容されるだろうと。
考えが1個あるんじゃないかなっていうのが公平性ですね。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
あと2個目が企業への期待と。
期待?
期待。結局どの販売方式を取っても買えない人がいるわけで、買えない人がいると混乱が起きるみたいなことはもう明らかだと。
そうなった時どうしてくれるんですか、任天堂さんという期待の視線が集まっているんですよ。
PS3のようにならないように。
スピーカー 2
物を売るレベル、物を売るってレベルじゃねえぞと。
スピーカー 1
そうそうそうそう。
スピーカー 2
言われないために。
言われないために。
スピーカー 1
というので中先生は、中先生か先着順かだったら中先生の方がもちろんそっちの方にかなっていると。
一方アメリカだったら混乱には慣れていて日常茶飯事なので、ええやろで済まされるだろうと。
ということもあって中先生じゃなかったんじゃないかなと言われてたりします。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
これ結局あくまで仮説なんでね、本当かどうかはわかんない。
スピーカー 2
そうですよね。
スピーカー 1
あと最後がファンカルチャーという項目で、さっきとちょっと被るんですけど、アメリカでは行列に何日も前から、1週間前とか1ヶ月前からお店に並んで、それを一緒に楽しむんだという文化がある。
行列と文化的ルールの考察
スピーカー 2
一方日本では行列ができたら慎重に管理して問題が起きないようにしないといけないという暗黙のルールがあるので、できれば行列起きてほしくないみたいな文化の差があって、これも中先生じゃなくて先着順で盛り上がりを出した方がアメリカ的にはいいんじゃないかという仮説が立つ。
スピーカー 1
そんな感じのことを書いていて、これは面白いなと。
スピーカー 2
アメリカでは物を売るレベルじゃねえぞってなんないのかな。
スピーカー 1
なるんじゃないですか。
スピーカー 2
アメリカの方がなりそうだけどね。
スピーカー 1
なるけど、それはそれで楽しかったねっていう感じで終わりそうだけど、日本だとめっちゃギスギスしそうな感じはありますね。
そうやね。
こういうルールを考えると、任天堂が何を考え、あるいは何を採用しなかったかによって、どういうところを重視してどういうことを考えているのかっていう戦略らしいところがちょっと見えるんじゃないかなっていう話なんですよ。
こういうルールをね、やっぱ我々自分で何でも決めれる立場じゃないですか。
スピーカー 2
まあある意味ね。
スピーカー 1
そういうのを適当に決めてるルールもいっぱいありますけれども、ちょっとずつ良くしていったりだとかするじゃないですか。
その良くしていく背景としては、みんなが幸せになるようにとか、利益が最大化になるようにとかいろいろあると思うんですけど、
そういう時の視点としてこういう事例を抑えておくと、今後役立ちそうだなと思ったんでね。
なるほどなるほど。
スピーカー 2
なんかハリーさんとこの会社でルールとか作ってるんですか?
スピーカー 1
ありますね。ルールなのかマニュアルなのか分かんないやつとかも結構多いですけれども。
リスク管理の重要性
スピーカー 1
いやでも最初はね、ほぼなかったですよ。
スピーカー 2
そうだよね。
スピーカー 1
気づいたらなんか。
スピーカー 2
ミスをするとルール増えていくよね。
スピーカー 1
そうね。
スピーカー 2
だからミスしたくないんですよね。ルールめんどくさいから。
ミスをするとね、ルールが増えて仕事が増えるんですよ。
これがね、なんだかなっていう。
スピーカー 1
なんだかなという感じですか。
でも僕会社で言うと、これ別に今の話とあんま関係ない気もするんですけど、
なんかルールとかマニュアルとかって、暫定的に今一番これがいいからこれを採用してるけど、
これよりいいやり方あったら全然変えてくださいっていうのはよく言ってますね。
スピーカー 2
あーなるほどね。それいいですね。
スピーカー 1
こういう時はこういう手順でやってくださいっていう、
ウィキみたいなのを作ってるんですけど、
全然誰でも編集できるんで、変えたかったら変えてもらって。
それよりもいい方法があればアップデート全然自由にできますっていう。
スピーカー 2
っていうルールですね。
なるほどね。
スピーカー 1
でも決め事ってね、結構いろいろあるじゃないですか。
例えばその給料の支払いは何日にするかとかもあるし。
スピーカー 2
あーはいはいはい。
待つ締め待つ払いとかね。
スピーカー 1
待つ締め待つ払いなのか、待つ締め20日払いなのかとかね。
会社によって違いますしね。
スピーカー 2
でもなんかちゃんと定めてないなうち。
スピーカー 1
本当ですか。
スピーカー 2
そんなの。
スピーカー 1
基本自由なので、こういう時はこうするみたいなのはないですね。
スピーカー 2
まあ本当はあった方がいいんでしょうけどね。
スピーカー 1
人が増えるからルールを増やさなきゃいけないっていうのはありますけどね。
自分一人だったら別にね。
スピーカー 2
人いないから。
スピーカー 1
名分化する必要ないし。
だからルールを決めるときにこういう人いるといいなと思うので、
ネガティブな人いるとルール決めると結構いいんじゃないかなと思ってる派なんですよ。
ポジティブな人ネガティブな人いると。
ポジティブな人の方が基本的にはいいと言われているじゃないですか。
多分。
一般的にはね。
なんだけどネガティブな人って割と気づきにくいリスクに気づける能力がある人だと思うんですよ。
悪いことを考える。
スピーカー 2
危機管理能力ね。
スピーカー 1
そうそうそうそう。
なんかこういうルールだとこういう問題起きる可能性がありますよっていうリスクの指摘をしてくれたりすると思うんで、
そういう時にねこういう人を一人呼んでおくと。
スピーカー 2
その楽観主義者って物を売るってレベルじゃねえぞみたいな事態になるって想像できないもんね。
楽観的すぎて。
スピーカー 1
そうやって初めてあ、そんな可能性あったんだって気づく。
スピーカー 2
そうそうそうそう。
まあ確かにネガティブな人にルールを作らせるっていうのはいいかもしれないですね。
リスクヘッジにもなって。
スピーカー 1
僕こういうの結構得意だと思うんで。
スピーカー 2
はいはいはいはい。
スピーカー 1
なんか決める時呼んでください。
スピーカー 2
わかりました。
スピーカー 1
あらゆる最悪なことが起きる可能性を。
スピーカー 2
洗い出して。
うん。
ハリーさんってネガティブなの?
僕はね、そうですね。どちらかと言えば。
最近俺今までずっとポジティブだと思ってたんですけど。
最近俺ってネガティブかもしれないって最近思うようになってきたんですよね。
スピーカー 1
おお。
スピーカー 2
年のせいかもしれないですけど。
スピーカー 1
ほうほう。
スピーカー 2
なんかね、結構悪い風に考えてしまうことが多くなってる最近。
スピーカー 1
どんな場面で?
スピーカー 2
例えばこれ新商品出して最悪これ売れなかったら在庫はどうしようとか。
スピーカー 1
それはまあ、それは考えるべきでしょう。
むしろ考えてなかったとしたら。
スピーカー 2
今まで考えてなかったんかいっていうね。
スピーカー 1
やった売れるものがいっぱい来た。
スピーカー 2
これで稼ぐぞーみたいな。
スピーカー 1
ポジティブやなー。
スピーカー 2
だから普通の人のレベルまでちょっと来たのかもしれない。
スピーカー 1
うん。
ちょっと話変わりますけど。
うん。
転売問題についての分析
スピーカー 1
転売や問題、最近ネットをにぎわしてますけど。
スピーカー 2
社会問題になってますよね。
高額に売り捌くみたいな。
スピーカー 1
それこそPS5とかもめちゃくちゃありましたし。
コンサートチケットとかスポーツのチケットはだいぶ二次流通規制がされてきてますけれども。
まだまだありますよね。
そうですよね。
いい時代ですよ。
僕らの時とかコンサートとか行ったら、何年前?10年20年前とか。
コンサートに行ったらダフ屋の人が、今もいるのかな?
定額の3倍ぐらいで。
スピーカー 2
チケットいらんか。
チケット売ってる人ね。
買ってる人とかも普通に。
今ダメなんですよね。
スピーカー 1
今はダメですね。
コンサートチケットはほぼ禁止されてますし。
スピーカー 2
本人しか入れないような仕組みが整ってますからね。
確かに確かに。
スピーカー 1
転売がすごい社会役として、そんなに?っていう気もちょっとしてるんですよね。
言っていいのか分かんないですけど。
そこまでですかっていう。
スピーカー 2
極悪人みたいな。
スピーカー 1
そうそう。
思っちゃうんですよね。
一部の人は、転売は全然社会役ではないですよ派の人もいたりするんですよね。
スピーカー 2
そうだよね。どうなんだろうね。
ジャンルによるよね。
任天堂スイッチとかをすごく高額に転売するのはちょっと悪徳だなと思うんですけど。
例えば、ナイキのすごいレアなデザインの靴限定モデルですとか。
スピーカー 2
Gショックとか。
あったねー。
ああいうのをプレミアム感出して少し高めで商売してるみたいなのは、悪徳というか真っ当な転売屋なんだろうなっていう感じはしますけどね。
スピーカー 1
そうです。その辺結構曖昧ですよね境界が。
そういう限定のスニーカーみたいなもう手に入らないけど、コレクターが持ってたものが出品されたとかは全然。
何ともならないけど、コンサートチケットとかは異様に熱を持って扱われますね。
なんかねその転売、もちろんね僕もいいとは思わないんですけれども、悪じゃないと言ってる派の意見も結構理解できる部分はあって。
一つは需要と供給のバランスがあって、需要と供給が均衡する点に値段が落ち着くわけじゃないですか。
で、需要に対して供給が少ないんだったら値段を上げるべきだという意見がありますよね。
当然そのコンサートとかだったら、やっぱ誰にでも来てほしいという思いもあるんでそこまで上げれないよと。
いう思いもあるんで、じゃあその値段上げる説は下げましょうと。
とはいえ、そのチケットに定価の何倍を払ってでも行きたいという人がいて、
仮にそういうちょっと余裕がある人が、例えばそういうこと先着順だったら人を雇ってちょっと代わりに買ってきてよっていう風に買ってきてもらうみたいなのはなんとなくオッケーじゃないですか。
スピーカー 2
で、それを間接的にやっていると言えるんじゃないかっていう。
なるほどね。
スピーカー 1
誰かが代わりに並んでくれて買ってくれました。
それをちょっと定価より高く買いますよというのは、お金はあるけど時間がないっていうような人たちはその取引に全然満足している。
まあそうだよね、そういうのは需要はあるんだろうな。
あと、もし今そういうこと起業したいけど金なしコネなしスキルなしですっていう人がいたら、
正直、あくどい転売はやめた方がいいですけど、転売はかなり商売としてありだなっていうのも感じてますね。
スピーカー 2
まあまあ誰でもできちゃいますからね。
スピーカー 1
参入障壁はめっちゃ低いんでね。
転売問題とルール設定
スピーカー 2
めっちゃ大変だと思いますよ、転売屋の人たちって。
スピーカー 1
大変でしょうね。
スピーカー 2
めっちゃ大変だと思う。
本当に数百円とかを設けるために結構奮闘しなきゃいけないと思うよ。
物の仕入れとか情報を色々調べて。
で、売れるかどうかも分からないしね。
スピーカー 1
まあね、もちろん個別に見ていったらそうじゃないだろうっていう意見も分かるんですよ。
転売に反対する人たちも。
あるんだけれども、そうだとしてもそこまで悪ではないんじゃないかという派の意見も分かるなって。
スピーカー 2
まあね。
まあね。
スピーカー 1
こういうこと言うと怒られるのかな。
スピーカー 2
いや、怒られないでしょう。
うちの商品もいっぱい転売されてるのはやめてほしいんですよね。
スピーカー 1
そうですよね。
結構ね、全員の願いを叶えることができない中で、どういうルールをやるかによって、
その全体の幸福量を最大化させようとかっていうのがコントロールできるのかなっていうのはね、
Switchの一見を見て思いましたね。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
だから条件があったじゃないですか。
普通の抽選だったらまた話違ってたと思うんですけど。
やっぱりあの条件を、販売方式これです、条件ありますって言って、条件見せられた時の我々、
もう、なるほどと。
これなら文句言えねえなっていう感じすごいありましたね。
スピーカー 2
あった。
スピーカー 1
なんかその転売ヤーの話なんだけどさ、マクドナルドのハッピーセットで、
スピーカー 2
おもちゃついてくるじゃないですか。
はい。
で、そのおもちゃがチーカワだったんですよ。
スピーカー 1
先月ぐらいありましたね。
スピーカー 2
先月ぐらいかな。
すごい転売ヤーがマクドナルドのハッピーセットを大量注文して、
そのおもちゃだけをもらって、食べ物を捨てると。
で、メルカリとかでチーカワのぬいぐるみをハッピーセットよりも高い値段で売るみたいなね、
ことが横行したらしいんですよ。
で、マクドナルドではチーカワのハッピーセットのおもちゃは1人1個までとかね、いろいろあったんですけど、
ああいうのを見るともう転売ヤー鬱陶しいなって思うよね。
スピーカー 1
確かにね、それもし捨ててるの間近で見たらめちゃめちゃ嫌な気持ちになるでしょ。
スピーカー 2
めちゃくちゃ嫌な気持ちになるし、お前それ食えよと。
食べ物を粗末にするなって、あれはひどかったね。
スピーカー 1
だからその辺のルールを考えたいというか提案したいですよね。
ルールの重要性
スピーカー 1
結構僕感動したのがトレーディングカード、これめっちゃ有名なんで今更言う話でもないですけど、
ポケモンカードとかそういう人気のカードあるじゃないですか。
スピーカー 2
で、どっかのお店で発売されますってなったらレジ通すときにビリッと破られるんですよね。
スピーカー 1
なんで?
スピーカー 2
転売できないように。
スピーカー 1
ああ、そういうこと。
スピーカー 2
中身が見えちゃうじゃないですか。
スピーカー 1
はいはいはい。
スピーカー 2
未開封で売らなきゃ価値出ないんですよ。
スピーカー 1
なるほど。
でももううちのレジではそれ対策で開けます。
もう文句言えねえと思って。
スピーカー 2
なるほどね。
素晴らしい。
賢いですねそれ。
スピーカー 1
拍手ですよ。
スピーカー 2
ああ、そうか。
転売対策ってみんな結構やってたりするんだね。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
なんか手詰まりとかしてる時にルール作るっていう発想はいいかもしれないね。
スピーカー 1
ああ、うんうんうん。
スピーカー 2
こういう時はこうするみたいな。
いや、迷う時間がなくなるじゃないですか。
スピーカー 1
迷う時間。
決めたからこうしようみたいな。
そうですね。
あると思います。
アルゴリズムの一要素として自分を動かしていくみたいな。
私なんかある程度この制約とかがあった方がクリエイティブな発想がしやすいっていう実験があるらしいんで。
スピーカー 2
うーん。
スピーカー 1
なんか何でもやっていいですよだと逆にいいアイディア出ないみたいな。
スピーカー 2
うんうんうん。
スピーカー 1
なんかもうこの範囲内で何とかしなきゃいけない。
予算が決まってるとか時間が決まってるとか条件をクリアしないといけないみたいなのが決まってる方が新しい発想が出やすいらしいので。
スピーカー 2
なるほどね。
まあ、特化かりになるもんね発想の。
何もないところからね。
考えるよりも。
なんかキーワードがあってそこから連想していくみたいな。
スピーカー 1
はい。
はいはい。
そんなわけでね、ルールについて話してまいりましたのでですね、皆さんも身の回りの変わったルールや面白いルールなどあればね、教えてくださいと。
うん。
ということで、本日の感想をメールまたはApple PodcastのレビューはSpotifyのコメントボイスのコメントでお待ちしております。
二人でコメント欄を全て読んでいますので、今後の番組をより良くするためにあなたの感想や話してほしいテーマをお待ちしております。
スピーカー 2
お待ちしてます。
スピーカー 1
それでは今週も聞いていただいてありがとうございました。また来週お会いしましょう。
さようなら。
25:04

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