ソフトバンクの誕生と成長
どうもハリーです。 どうもヤマンです。ゴロゴロ起業ラジオ教育会を紹介しているハリーとデザイン会社を経営するヤマンがお届けするキリアスタートアップに関する話を緩く紹介する番組です。
おい。 あのハンター×ハンターで、
ゲンスルーっていう悪役が出てくるんですけど、 そいつの有名なセリフがですね、「駆け引きのコツを教えてやる」っていう
に続くセリフがあるんですよ。 まあこの駆け引きのコツを教えてやるっていうのにね、続くセリフが
いかに冷静でイカれてるか相手に理解させるのが駆け引きのコツだというふうにね。 ということで本日は孫正義編第2弾なんですけど、
孫さんのね、交渉術というのがね、さっきのハンター×ハンターらしいなと思ったので、
前回はおいたち編だったんですけれども、今回ソフトバンク誕生から見ていきたいなというところと交渉術をね、ぜひ学んで取り入れられるところは取り入れてという形でやっていこうかなと思います。
いきましょう。 アメリカに留学していた孫さんがですね、大学卒業して帰ってきます日本に。
で、福岡に帰ってきまして、そこでユニソンワールドっていう会社をね作るんですよ。 ユニソンワールド。
これがね、後にソフトバンクっていう会社に変わる、元となる会社ですね。 聞いたことないですね。ユニソンワールド。
で、ここでですね、孫さんは社員に向かってこのみかん箱の上に乗って、みんな聞いてくれと。
私はこの会社の社長ですから売上高は5年で100億、10年で500億にしなければなりません。いずれは豆腐のように1兆、2兆と、これ1兆円、2兆円のことですね。
1兆、2兆と数えたいのですというね、有名な演説をかますんですよ。 ただ、この時社員1人とパートタイム1人しかいなかったんで。
お茶目だよね、やっぱり孫さんはちょっと。 聞いてなかったんですけれども。
しかもこの2人はですね、この演説を聞いた数日後に、この社長変だなということで会社を辞めてしまいます。
というスタートを切ったねソフトバンクなんですけれども、最初何してたかって知ってます?ソフトバンク。 ソフトバンクが何してたかって知らないですね。もうあの携帯のイメージですよね。
携帯のイメージですよね、一般的には。名前の通りなんですけれども、パソコンのソフトウェアの卸し会社なんですよ。
なんでソフトバンクっていう名前なんですけれども、このいろんなパソコンソフトを各メーカーがそれぞれ作ってたので、それをギュッとカタログにしていろんなところに販売しようという会社なんですね。
最初はほぼ一人みたいなところから始まるんですけれども、展示会に資金の8割を費やしてどでかいブースを借りて、パソコンのソフトウェアを売ってますというのをやって、一気に知名度が上がりですね。
そこからいろいろとすったもんだがあるんですけれども、売上が急増しまして、設立2年で売上35億と。
すごいじゃないですか。
めちゃすごいんですよ。
うん。
で、なんですけれども、この時にすごい会社が上り上司の真っ只中なんですけれども、ちょっと試練が訪れまして、26歳の時に病気が発覚して。
それね、はいはいはい。
で、医者から余命1年、もって5年というふうに宣告されるんですね。
うんうん。
で、もうそこでね、がっくりとしてしまうんですけれども、ベッドの上でもね、相変わらずリョーマを読み、自分の人生をね、考え直して、もっとみんなの役に立つ事業をせねばならんということでですね、
病室のベッドを抜け出して、会議に参加し、打ち合わせに参加し、という生活を3年ぐらいしてたらしいんですけれども、なんと奇跡的にこれが回復して、で、そっからまたやっていくぞということになるんですね。
この話は有名ですよね。僕もなんか知ってますわ、それ。
ヤフーへの投資戦略
そうなんですね。僕は知らなかったですね。
あ、本当ですか。
はい。
ソフトバンクの孫さん、1回死にかけて病院でずっと本読んでたみたいな。
あ、そうですそうです。
大量の本を読んだらしいですね。
そうですね。3年半で3000冊を読んだという説があります。
半端ないよね。3000冊って、1日2冊ぐらい読む感じだよね。
そうですね。
とんでもないスピードで本読むっていうね。
そうですね。もう行き急いでますからね。
もう死ぬって言われてるもんね。
なんかね、孫さんは常人の3倍ぐらいの速さで動くなっていうのはね、読んでて思いますね。
3倍か。
通常速度で3倍。マックス出るときはもっと早いですね。
で、そっからですね、回復しまして、その後もソフト販売やらいろいろな事業あるんですけれども、
株式上場もし、ネットバブルはじけ、資産がめちゃ減るという事件もあったんですけれども、
その辺はね、ちょっと今回割愛します。
上手くいったり上手くいかなかったり、色々あったということなんですけれども、
その後ですね、皆さんご存知、ヤフーですよ。
ヤフーね。
ヤフーは元々スタンフォードの大学生が作ったアメリカのサービスなんですけれども、
これからどんどんとインターネットの時代だというのが明確だったので、
その時にインターネット時代に検索を抑えることが最重要だということを孫さんは考えてですね、
検索というのが無限のネット空間から最も効率よくコンテンツを見つけるサービスになるので、
それをうちも持っていかないといけないということで、
孫さんはね、この後もそうなんですけど、基本的に今自分がどのポジションにいるのが一番有利かというのをね、
常に考えて、そのポジションを何としてでも奪いに行くっていうことが。
そうだね。がめついもんね。
がめついし、ずずずしいし。
ということでね、目をつけたのがヤフーですね。
で、ヤフーの創業者にね、それで出資を持ちかけるんですけれども、
まあ断られるんですよ。別にいりませんと、そんなお金は。
で、断られるんですけれども、1億ドルを投資すると。
100億ちょっとですかね、日本円にしたら。
もう今、今で言ったらもっとあるけどね。当時はそのぐらいなのかな。
これ何年だったかな、94年かな?
94年か95年かその辺だと思います。
1億ドル出すと言うんですけれども、いりませんと、そんなに。
で、この時孫さんどうしたか。ここからですよ、交渉術。
出た。
第一歩。
できればね、ヤフーの人たちは断りたかったんですよね、なんとなく。
孫さんちょっと怖いなと、その人。
顔面ついからね。
顔面ついからね。断りたいんですけれども。
断りたくてなんとなく逃げ切らない態度を取ってるときに、孫さんは当時ね、ヤフーのライバルって言うんですかね。
その主要検索エンジンの一つにエキサイトっていうサービスがあって。
エキサイト。
エキサイト知らないですか?エキサイト翻訳とか日本でも。
あー、あったあった。
はい、あのエキサイトです。
エキサイト翻訳でわかった、今。
ありましたね、なんか。
ありましたね。
で、そこがね、検索エンジンとして結構人気だったんですよ。
で、孫さんはヤフーに投資をしない場合、私はエキサイトに投資します。そしてあなたたちを叩きのめしますと。
怖っ。
ということを宣告して、まあもう狼に睨まれた羊のように。
で、もう仕方なく飲むしかないと。
ということで100億の投資を受けます。
で、その時についでにヤフージャパンも作れということをね、言うんですよ。
なるほど、それでヤフージャパンできたんや。
そう、ヤフージャパンを作ったのが、この孫さんギーブソフトバンクですね。
で、まあこれはね、結果的にめちゃくちゃうまくいって、ヤフーはその後上場して、株が爆上げして、まあその後の資金源になっていくんですけれども。
インターネット事業の展開
ヤフーの後はですね、メジャーどころでいくとヤフービービーですね。
ああ、はいはいはい。
我々世代は馴染み深い言葉ですよね。
なんかオークションとかショッピングとかもあるもんね。
ああ、ありますね。
ヤフオク。
まあいろいろやってましたけど、ヤフービービーっていうのはブロードバンドですね。
なのでネット接続するときにヤフービービーと契約すると、家のパソコンでネットが使えるようになりますと。
いうこのインターネット接続サービスですね。
でまあこれもね、タイミングが来たぞということで、もう孫さんはですね、このインターネット接続サービスに飛びつきます。
で当時はね、ダイヤルアップ接続っていうね。
ダイヤルアップ接続。
知らないですか?あのピンクロローって言いながら接続するやつ。
昔の遅いやつね。
遅いやつです。
カクカクカクってなるやつね。
そうそうそう。画像がね、プリンターみたいにね、ちょっとずつ表示される。
ちょっとずつ表示されるやつね。
それをね、表示されるのを待つっていうね。
まあ当時それぐらいしかなかったんですけれども、このADSLですね。
を利用できるので、それをするとこのダイヤルアップの4倍の速さで接続できますと。
でしかも当時派遣を握っていたね、NTTよりも安い。値段が4分の1ですと。
ということでめちゃくちゃ申し込みが殺到するんですね。
なんだけれどもここでですね、NTTがまあちょっとヤフー嫌だなと思ってですね。
当時そのヤフービビーも回線、自前の回線っていうのがなかったので、
NTTの一部を使わせてもらうみたいな、ざっくり言うとそういう感じだったんですよ。
でそのNTTの社内の局社、そういうところがあって、
そこでヤフーも動いていて、そこはNTTの人しか入れないんですよ、当然ながら。
でこのヤフービビーめちゃくちゃ申し込みあったんですけども、接続が遅いというクレームがめちゃくちゃ来るんですね、お客さんから。
でもうこれはNTTの嫌がらせだということでですね、孫さんはですね怒り浸透してですね、
今度は総務省に行きます。総務省がね色々通信周りのことを管理しているところなんで、
総務省に行ってお前たちがNTTを注意しろと言うんですけれども、
なんとなくそんなに前のめりにはやってくれなさそうな雰囲気なんですよね。
ということで、これで交渉術第2弾ですね。
でた。はい、どうしましょう。ちょっと怖いもんね、孫さんなんか。怖いですね。怖いっすもんね。どうします?
ぶっ潰すぞ、言うて。あ、ぶっ潰すぞ、誰を? 総務省を。
火つけるぞ、言うて。お、いいですね。 めちゃめちゃ歩み寄ってます、びっくりした今。
あのねヒントはですね、ライターを持ってこいと言ったらしいです。
ライターを持ってこいと言った? 誰に? 総務省の人に。
総務省の人にライターを持ってこいと言った? それヒントになってるんですか? ヒントになってます。
全然わかんない。燃やすぞって。 燃やす。
燃やすのがね、総務省じゃないんですね。 あ、NTTを燃やすぞと。 NTTでもないんですよね。
総務省? 霞が関を。 霞が関を火の海にするぞと。
じゃないんですね。 これね、もうなんか本当かどうかね、もうちょっと怪しいんですけれども。
えっと、このままではお客さんに申し訳ないですと。 Yahoo BBを使ってくれてるお客さんに申し訳ないと。
もうこのままの状態をあんたたち続けるんだったら、私はここでお客さんにこのサービスを提供できない理由を説明した上で、ガソリンをかぶって火をつけますと。
いうことを言ったという噂がありますね。
すごいね。いやすごいけど、それは交渉になってんのか?
ただの面倒くさい変人が来たっていう感じがするよね、でも。 駆け引きのコツはいかに冷静でいかれてるか相手に理解させるのがコツですからね。
どうぞどうぞかぶって火つけてくださいって言っちゃいそうやけどね、俺やったら。 まあちょっとぶっ飛んでるよね。
この目的のためには手段を選ばないみたいなところがね、ちょっと垣間見えるんですけれども。
そんなわけで、何とかですね、この交渉の末ですね、改善の手続きが進んで、何とか無事に回線もね快適に使えるようになると。
なるほど。 あとはあれですね、これもまあ皆さんご存知で行くとiPhoneですね。
iPhoneね。 このブロードバンド事業でうまくいった孫さんはですね、次はインターネットがパソコン中心からモバイル中心へと
変わるだろうということを読んで、携帯電話事業というところにね、目をつけますと。
孫正義とジョブズの交流
で、この時ですね、どうやら孫さんはあのビルゲイツやらスティーブジョブズやらと交流がありまして、
たまに連絡を取り合う中だったんですね。 で、そこでこれからモバイルだということで、
携帯電話機能付きiPodを作ったらどうだというのをジョブズに言うらしいんですよ。
ジョブズに言ったら、お、すごいなと。でもそのアイディアはもう大丈夫だと。 もうその構想はすでに私の頭の中にありますとジョブズが言うんですね。
まあそれを聞いた孫さんは、ぜひ完成したらソフトバンクで販売させてほしいと。
って話をね、iPhoneが表に出る前から進めていたと。 ということでですね、ただこの時iPhone売りたいなと思っても、この携帯キャリアがないと売りようがないじゃないですか。
携帯電話のキャリアがないと売りようがないので、孫さんはボーダフォンを買収します。
あ、それでボーダフォンを買収したのか。 これがですね、155億ドル。日本円にしておよそ1兆7500億円。
とんでもないね。 当時の日本企業では過去最高額というふうに言われてます。 ボーダフォンってヨーロッパの企業でしたよね。イギリスだったって。
ボーダフォンはイギリスですね。 イギリスか。でJフォンに変わったもんね。 そうですねボーダフォンがJフォンになってソフトバンクですね。
Jフォン使ってましたよ。 あ、違う。Jフォンがあってボーダフォンになってソフトバンクだ。
え、Jフォンは何? Jフォンとボーダフォンは違うの? Jフォンとボーダフォンは違いますね。ちょっとその辺調べてないな。
僕初めて買った携帯Jフォンでしたね。 あ、僕もです。 本当ですか?
あ、Jフォンは1994年設立の日本の携帯電話会社。 もともとは日本テレコムやキョウセラなどが関わって立ち上げた会社。
だからボーダフォンがJフォンを買収。 あーそうだそうだ。
ボーダフォンがJフォンを買収して、 そのボーダフォンをソフトバンクが買収か。
フォンフォンがややこしいよね。 Jフォンは日本の携帯電話の会社、ボーダフォンはイギリス発祥の携帯キャリアの会社。
ボーダフォンの日本法人があって、それをソフトバンクが買収。 はいはいはいはい。
いやー懐かしい。 ソフトバンクややこしいよね。なんかさ、今もさ、そのヤフーの下りありましたけど、
ヤフーもそのヤフービービーから確か、なんかラインヤフーとかになってない? あーはいはい社名はね。
ね、いろいろ名前変わって買収買収でこっちが持ち株会社になってみたいな。 うん。
なんかもう説明できないもんね。どうなってるの?みたいな。 なんかもう中の人もよくわかんないみたいな。たぶんわかんないよね。
なんかもうばっくり投資会社になったんだぐらいの感覚で言いますけど。 あーそれで言うとね、
孫さんはずっと買収ばっかりしてますね。 昔から。
うん、商売人だもんね。 商売人というか、この電気を読んでて思うんですけど、孫さんがゼロから何かをサービス作ったっていうような記述がまあないんですよ。
あーなるほどね。 既にあるものを売るのが得意みたいな。
孫正義の交渉術
はいはいはいはい。 そう、だから一番最初がアメリカ時代の翻訳機。
で、今日端折りましたけど、その後アメリカでアーケードゲーム、インベーダーとかのあの喫茶店とかに置いてあった。
あれを日本から安く仕入れてアメリカで売るっていうのをやり、その後日本に戻って今度はソフトをいろんなところから仕入れて売るっていうのをやってたんで。
うーん。 孫さんが何かこのソフト開発したりとかっていうのは基本的にはしてない。
なるほどね、それなんかびっくりだな。でもそう言われたらそうだよね。 そうなんですよね。だから企業家というよりは事業を作るのが上手い人みたいなイメージですかね。
いや参考にしたい。そんな既にあるものを買って活用するみたいな発想ないもんね。
普通に会社経営してると。普通の中小企業の社長ってさ。 まあまああるっちゃあるけど、なんか
何かしら自分で立ち上げがちじゃない? なんか作ろうとはしますよね、サービス。ちょっとそのエンジニアの人とかデザイナーの人とかだったら
ウェブサービスみたいなの作るのはそこまで難しくないので自分で作りがちなんですけど、営業めっちゃ上手い人とかは
最初テレラポとかの会社から始まり、いろんな会社を束ねて束ねて大きくなっていったみたいなのは
あるかなと思いますね。なんか最初に自分でそういうのが作れないとなったら、やっぱ他の人のものを売るしかないので。
急激に成長していってでかくなっている会社ってやっぱり買収をうまくしてるよね。 買収とか統合。
まあそういうふうにね、特にサービスがなくともメキキ力、交渉力、人身奨学術などね、いろいろあれば可能性はあるかもというところで。
いやなんかもうソフトバンクのその社内がえぐいっていう噂いっぱい聞いてましたよ。 そうなんですか?
もうその孫さんのことをその幹部のメンバーたちは孫さんのことをもう神扱いしてて、でその会議とかで発言しないと
その部屋から出て行けみたいな感じで、ずっと会議してるみたいなの聞いたことあるけどね。 いや孫さんね、僕もあの最初は割とニコニコしたおじさんなのかなと思ったんですけど、あれは全然ポーカーフェイスでしたね。
鬼なんだ。 やっぱちょっとイカれてると思いますね。 ガソリンかぶって死ぬ言うもんな、火つけて。
そうですね、冷静でイカれてると相手に理解させるプロだなというところがあったね。 結構ね、もうなんかある瞬間から人格を作り変えたみたいな気がしてるんですよね。
でもあれじゃない?やっぱりその死にかけてからじゃない?20代入院して、もう余命宣告されて、もう自分は死んだと、もう一回あの時俺は死んでたぐらいの気持ちになってる可能性あるよね。
もう2週目だと。 2週目だと、まあそれで言うと僕も2週目なんですけどね。 ああ、こやまさんもね、死にかけてますからね。 死にかけてますから。
僕の場合は2週目だからこそ丁寧に丁寧に生きております。 そうなんですか、もっと大胆にリスクをとって。 ダメダメダメ、けがダメ。危ない。
けがはあるんですけど。 丁寧に生きてますよ。
もう毎日ありがたいと思って。もう毎日こう、生きていれるっていうね。
喜びをかみしめながら生きてるんで、もうあの時俺は死んでたからみたいな気持ちになれないですね。 逆にね、だから逆バターンです僕は。 もっとリスクをどんどんとっていってほしいですけどね。
もう1回ぐらい頭割れたらなるかもしれない。
色々とね、大変だったらしいんですけどね。なんか通信の帯域が違うとか、繋がりにくいとか、色々あったらしいんですけれどもね。
まあそれを跳ねのけてというか、無事にね、このソフトバンクでiPhone独占販売と。 爆発的にヒットしましたからね、iPhoneは。
iPhoneね、でも最初どうだったんでしょうね。僕は初代買いましたけど、ソフトバンクユーザーだったんで。
はいはいはい。 めちゃくちゃ使いにくかったですけどね、一番最初なんて。あの初代iPhone3Gって、
AUからのメール必ず文字化けしてたんですよ。 文字コードが違うとか。なんで全文コピーして、エンコードするサイト開いて、
入りつけて、あ、こういうこと言ってるのか。 めんどくせー。
やばかったですよ。 今じゃ考えられないですけどね。 いやー、当時アプリも全然ないから、
もうろくに遊ぶものもないんですよ。変なシューティングゲームとか、
そんなんしかないんで、これどうかなーと思ったら、なんか知らぬ間にすごい流行ってましたね。 ねー。
あと昔の初代iPhone、あのめちゃくちゃこのホームボタンのところに爪垢が溜まるみたいな。
覚えてないですか? いやー、初代iPhoneのもう形すらもわかんない。 めっちゃ丸いですよ。 あー、こんなんだったっけ。
だいぶスマートになったな、これを見るとやっぱり。 まあそんなわけでですね、ジョブズとの交渉もでき、日本史上でiPhoneを広めるのは私だと言って、
ジョブズを説得してこの独占提供っていうのがね、実現したわけですね。 やっぱあれですね、未来志向じゃないとダメですね。
やっぱ今よりもこう未来を語りながら、未来を見ながらこう物事を進めないとダメですな。 どうなるかなんてわかんないもんね、正直。
これから。 これから。 どうなるかわからない中で選ばないと。
ね、山を張って? 山を張ってそう、だから孫さんは投資ずっとし続けてるんですけど、投資の定石と言えば
分散投資じゃないですか。 そんなことはしないんですよ。
一個にもうバンと大金張るっていう。 ギャンブラーだね。 ギャンブラーです。 僕もそのもう大半忘れちゃったんですけど、昔古い孫さんの本読んだことがあって、その時に
一回死にかけて病院で本読みまくったみたいなことはうっすら覚えてたんですけど、
なんかその本で書いてたと思うんだけど、なんか1日に大量の資料を読みますみたいなこと言ってない?あの人。
毎日数百ページの資料を読んでるみたいなことない? 結構公言してるらしくて、その情報を集めるスピードと量が半端ないらしいよ。
ほうほうほうほう。 まあだから山晴れるんでしょうね。 そうですね。
だからそれで言うと一番最初のソフト販売の時も他にも当然選択肢は考えていて、その資料だけで積み上げると5メートルぐらいになると言う風に言われてた中からソフト販売っていうのを選んだっていうのがあるんで、
メキキなり、あとはやっぱりうまくいくかどうかわからないので当然、 買収して終わりじゃなく、そっから自分の選択は正解だったと。
いう結果が出るまでできることはすべてやるというのがね、孫さんから学ぶべきところかなと。 あとその画を押し通す力ね。
iPhoneの成功と未来への視点
これあの原する流の交渉術だと言ってもいいと思いますよ。 いかに自分がいかれてるかっていうことを冷静に伝えると。 ああそうですね。
まあでもそれあるかもヤクザとかもその技使うらしいよ。 そうなんですかね。
はいあの僕あのコンビニで買ったヤクザの交渉をする本を読んだことがあって。 ああはいはい。
ヤクザも冷静に俺はぶっ飛んでんぞっていうのをなんか知らしめるらしいね。 なんかあの人たちって交渉するときにわざと電気消したりするらしいよ。
えーなんで。 殺すぞっていう。
わかんない。なんで電気消したら殺すことになるんですか。 なんかね、あの脅すときは電気を消して脅すらしい。
その本に書いてあった。そうすると恐怖が増すんだって。 そうなんですね。いいことを聞いたな。
電気をねパチって消して。 電気をね。じゃあまあ日がさんさんと入る部屋よりはちょっとカーテンとかブラインドを閉めて。
あそうそうそうそうそう俺昔あの中小企業の社長に怒られたことがあって。 はい。
呼び出されて。うん。 めちゃくちゃ怖かったよね。
あの呼び出された時にもうカーテン閉めてるよね。 真っ黒の部屋に真っ暗でもないんだけどちょっと薄暗い
部屋に呼ばれて。うん。すっごい睨まれて。 うん。低いドスもうドス低い声で怒られたことがあって。
うん。あのちびりかけました。怖すぎて。 肩着なんですかその人は。いやそんな感じじゃないんですけどまぁ製造業の社長なんですけど
普段ね優しい人なんだけどすごい怖かったね。 えーみたいな。
そういう技使われてたかもしれない。 なんかあるんですか今までそんな気合いの入った交渉とか。交渉苦手なんですよねー
わかる。なんかもう交渉のターンに入ったら なんかすごい不利なフェーズきたなっていう感じになっちゃうんで
交渉せずに済まそう済まそうとして生きてきましたからね。 本当ですか。それが孫さんとの違いですよね。
俺はあの前のデザイン会社の 社長さんと
飲みに行くたんびに給料上げてくれって言ってずーっと言ってたらあの飲みに誘われなくなったよね。
まぁでも交渉術ね前にやりましたもんね。 やったっけ。
やってますよね。絶対やってるよね。 やりましたよ。だからその時に言ったのはまあいくつかあったんですけど一つそのうちの一つが
そのもうこっちは別にこの交渉がダメでも他に代替案持ってますよっていうのがあると この優位に立てるっていうのがあったんでまぁヤフー買収
というか出資するっていう時とかはここダメだったらそのライバル会社に出資しますけどいいんですかっていう
交渉でね切り抜けたり。 まあでも給料上げてほしい時もね上げてくれないんだったらもう
冷静なポジショニングの重要性
今オファーかかってるんで転職しますよみたいな。 そうですねそれがいいっていうのが常識ですねもう。はいはいそんな話しましたね。
しました。はい。
まぁ孫さんやっぱりこの今自分がどこにいると一番有利なのかっていうのね。 それね。上手いっていう。
あの最近青足っていう作家の漫画読んでるんですけどもうそれもねやっぱりこの 周囲の様子を即座に
コンマ何秒とかでパッと確認してその中で今自分が何をしなければいけないのかとか 今自分がどこにいれば一番チームにとっていい動きができるのかをね
考えろというのめちゃくちゃ言われるっていう話なんで青足も一緒にね 読むといいかなと。いやーすごいなぁなんか
ポジショニング?常にいい位置にいる感じだよね。 そうだからこのコマを押さえたら
これができるなっていうのをどんどんとどんどんと組み合わせていって 自分のポジションをね今までだったら手が届かない相手でもこのポジションがあれば
対等に話ができるなっていうのを獲得するっていうのがね大事ですね 大事ですなぁ。そうだからそのためにはなんでこんな
あの変な投資をするんだと 散々言われたんだけれども後になってみるとああそういうことだったのねっていう
のがねたくさんあったりするので それを見据えての投資というのをねやっていくといいんでしょうね
なるほど 全然話変わるんですけど有名人の人がいたらサインもらう文化あるじゃないですか
あれね嫌いなんですよ嫌いというか うん
あんまりやりたくないなと思ってるんですよね ああ
僕もですよ あじゃあ一緒ですねなんでですか
別にそれに価値を見出せないよね ああそういうことか僕の場合はねなんか
一ファンとして会うのがあんまり好きじゃないっていう 会いたい人がいたら何とか仕事とかそういう関係で会えないかなっていう
ああ のを考えるんですよね
はいはいはいこの人いいなぁという人がいたらなんかわかんないけどイベントを企画するとか あるいはその人と一緒に仕事できそうな仕事をちょっと始めてみるとか
なんかそういう意識があるんで あなたのファンですって
アプローチかけちゃうとなかなかそれ以上に発展しにくいもんね ああもうその時点で負けたと思いますね
なるほど 推し勝つみたいなのすごい苦手なんですよね
推し勝つねー 何かのでも俺もそう言われると何かのファンになったことないんだよね
なんかあるかなぁ なんかありますファン
なんか好きなアーティストとかなんかそういうのは言いましたが サイン欲しい人とかいる
サインかいやサインは全然いらないですね まあなんか本屋行って普通の本とサイン本あったらサイン本買おうかなとは思いますけど
別にいらないですね あれ
って何なんだろうねそのサインを見るの もらった人たちで飾る前じゃないですか
飾ったり おがんだり
僕の大好きなあの人が書いた文字だと そうですよ
いうのを感じて満足する ちょっと馬鹿にしてるでしょ
サインって何がいいんだろうなぁと思って もう間接的にその人とね触れ合ってるわけじゃないですかサインって
触れ合ってんの例えば野球のサインボールとかだったらその人が直接サインした ボールなわけですから
その人の 痕跡が残っているわけですよ
まあ一郎のサイン入りのバットとかあったら 欲しいもんね誰のサイン欲しい今誰のサイン欲しいかなぁ
やっぱアドですかねアドサイン ああああああ
うっせーは歌ってるアドで そこで止まってるのか
まあアドさんいいんじゃないですか 誰欲しいですか
いや俺も今考えてて トランプ大統領とか
あートランプのサインか まあ賛否両論ありますけどあの人は
でもなんかぶち壊し力ってあの人半端ないと思うんですよ 今までのルールとかねそういうのぶち壊すの得意じゃないですかあの人
思いっきり尖ってるんでそういう人のサインが飾られてそれを見て部屋に飾って 飾るんや
サインは飾るんでしょあそっか別にしまっておけばいいのか トランプのサインはどこに書いてもらうんですか
いやもう色紙 色紙か
色紙じゃないのサインって トランプさんだったらやっぱ赤いキャップにサインしてもらって
赤いキャップか そうだね
色紙よりも帽子の方がいいよね 赤いキャップにします
じゃあ赤いキャップとサインペンを持ち歩いてください トランプ大統領にサインもらうと
めちゃくちゃ好きな人みたいなのになるの? いやなるよ
すごい思想だなぁと なんでサインの話になったんだ
だから好きな人がガチ濃い あんまこの話しない方がいい気がするなんかすごい地雷に突き進んでる気がする
最近なんか地雷踏みがちやもんね だからガチファンなのだとしたらファンとしてあっちゃダメなんですよ
ファンとくっつくケースもありますけどまあ稀じゃないですか スタイリストさんとかなんかそういう方が可能性高いじゃないですか
だとしたらそっちに行った方が有利なポジションだよねと思うんですよ なるほどね
ということでね2回にわたって 孫正義ヒストリーを持ってまいりましたけれども
1回目はねズーズーしさ大事だねというところと2回目はなんだろうな 交渉力とか決断力とか
あと波に乗るっていう感じもあるよねそうですね この自分で位置から始めるよりもすでにこの奇想の波を買収するみたいなね
ああそうですねスピード感ないものは作るんじゃなくて 他から調達すればいいっていうその発想がね
すごく参考になりますね ということで本日の感想ですね
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