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2021-07-03 07:12

パッティングの距離感は歩測派それとも感覚派

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さて、今日はですね、パッティングの距離感について話していきたいと思います。
このパッティングの距離感、皆さんどうやって出してましたでしょうか。
大きく分けて、感覚派と歩測派に分かれると思いますね。
見た目の感じで、要は距離感を出すタイプと、あとは歩測をして、例えばボールの位置からカップまで、
例えば6歩とか10歩とかっていう感じでですね、歩測をして距離感を出していくタイプのプレーヤーがいると思いますけれども、
プレーヤーさんどちらでしょうかね。
まず最初に私の話をさせていただくとですね、僕は歩測しません。歩測全くしないでの見た目でやりますね。
だから、これをレッスンしろって言われるとすごく難しいんですけれども、やっぱりレッスンっていうのは見える化をしてあげないといけないと。
例えば、いつも僕は例え話で料理の話をしますけれども、僕なんか料理少しするんですけれども、いわゆる度初心者なわけですよね。
そういう人にですね、じゃあもう目分量でとかね、じゃあ例えばダイナミックに塩を振ってくださいとか、
一番あれなのが塩コショウ、コショウ少々みたいなのが一番困るわけですよ。
少々ってどのくらいなんだみたいなね。めちゃめちゃ迷うわけですよね。
なので、このタイミングで煮立ってから3分煮た後に5gだけ塩を入れてくださいって言われた方が僕はわかりやすいんですね。
これだからゴルフのレッスンもですね、逆に僕はダイナミックに塩を振ってくださいってできるだけならないように、
このタイミングで5gの塩を入れてくださいっていうアドバイスができるように、僕は自分の中ですごく気をつけてやってるんですね。
そうじゃないと自分の感覚でやっぱり人に物を教えてしまうので、その僕の感覚っていうのは僕の中でしかないものじゃないですか。
だからそれを人に言ってもね、そりゃ100人とか1000人とか1万人いたらですね、
誰か1人同じような感覚を持ってくれる人がいるかもしれない、であるかもしれないんですけれども、
ほとんどの人が会わないような状況になってしまうわけですよね。
ですからより具体的に説明をしていかなきゃいけないと思うんですけれども、
だから僕の話は今みたいに長くなっちゃうということになるんですが、
この距離感に関しては、例えばキャッチボールをするときにどのぐらいの強さで投げるのって言って、
補足をしてこのぐらい、例えば20mだからこのぐらいの強さで投げるとかね、
そんなことってやっぱりしないじゃないですか。
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だから最終的には、なんて言うんですか、最終的にはやっぱりそれが補足ではなくて、
要は感覚でできないといけないわけですよね。
僕が見たときに10ヤードだとしますよね、10ヤードだと思っても、
なんかちょっと見た目はそうやって思わないですよ、思わないんですけれども、
そこの場に立ったときに、ちょっと重そうだなとか、上りが入ってて重そうだなとか、
これ速そう、順目で下りで速そうだなみたいなのがあるから、
同じ10歩でもですね、ちょっと力加減を変えたりして打っているわけじゃないですか。
これってやっぱり、何て言うんですか、低量化というか、さっきの塩5gとかっていうことをやっているとですね、
本当に緻密に計算して、この傾斜の角度は何度なんで、
この何度に対して今日のグリーンの状態はこのスピードなのでこのぐらいの強さで打ちましょうみたいな、
今度計算をしていかなきゃいけないわけじゃないですか。
それって実際のところ正確な数字というのは出せないし、それによって無理なわけですよね。
というのは条件が毎回変わっちゃうからですね。
料理だとですね、例えば油の温度を何度にするとか、沸騰したらどうだとか、常温だとどうだとか、
ある程度その条件を揃えられるので、このタイミングで5gということも言えると思うんですけれども、
同じコースでやっていても同じ状況っていうのは起きないですよね。
気象条件が違ってたりしたり、そもそも自分のコンディションが変わったりするわけですから、
最終的には自己感覚に落とし込めないと僕はダメだと思うんですね。
ただ最初のうちはですね、スポーツなんでもそうだと思うんですけど、基礎が大事なわけですよ。
例えばキャッチボールをやるときにいきなり10mの距離感を出せるかというと、
割と出せるかなと思うんですけど、キャッチボールってめちゃくちゃ近いところから始めるんですよね。
たぶん2,3mとか1mとかそのあたりがどんどんやっていって、
どんどんどんどんこの2人の距離がですね、徐々に離れていくような感じでやってたと思います。
野球はね、本当にキャッチボール程度しかやってなかったんですけど、
そんなような感じで教わっている気がします。
だからだんだん遠く離れていっても、ちょっと一歩離れるとさっきよりちょっと強めだなとか、
さっきより近づけばちょっと緩く投げるなとかっていうのを感覚で養いながら、
野球のキャッチボールとかっていうのは身につけていったりすると思うんですね。
そうするとやっぱり振り上げる量とかじゃなくなってくるわけじゃないですか。
振り上げる量は一緒だけど、ちょっと踏み込む強さを変えるとかさ、
そういうことで決めるわけじゃないですか。
パッティングも同じようなことが言えるので、いきなりロングパッドをやるんじゃなくて、
まずはショートパッドをちゃんと距離を合わせて、
例えば1mのパッド入ればいいじゃなくて、
必ず距離を合わせて入れる練習をしていって、徐々にこれを伸ばしていくと。
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一歩下がればちょっと強め、もう一歩下がればもうちょっと強めにならないといけないわけじゃないですか。
だからこうやってやっていくのは、
良い練習、距離感の磨き方なんじゃないかなというふうに思います。
最初はね、でもいいと思いますよ。
本当に分からないうちは、
例えば10ヤードはシューズの幅で打つと5ヤード私は転がるなとか、
20cm上げると10ヤード転がるなとか、
自分なりにそうやって基準をつくっていうのも、最初の初心者のうちは全然いいと思いますので、
最初はそれでやっていいと思うんですけれども、
それがだんだんできてきたら、徐々に自分の自己感覚で距離感を出せるように練習をしていきましょう。
そのためには小さい距離から徐々に距離を伸ばしていくという練習が一番いいよという、
今日はそういうお話でした。
そんな感じで今日はこのぐらいにしたいと思います。
それでは今日も、てらっしゃい。
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