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2025-11-26 21:59

【結局は人】ビジネスパーソン前半戦 #237

前回に引き続き「ボクデキ」のスパイスさんをゲストに、「ビジネスパーソン前半戦」のお話をお聴きしました。


音楽の仕事に至るまでの道

大手レコード会社での採用

働くうえで気を付けていたこと

転職!ビジネスパーソン後半戦への移り方

<この続きの話>

 転職4か月のお気持ち表明!大企業からベンチャーへ、ビジネスパーソン後半戦の生き方を考える(#428) https://open.spotify.com/episode/0ATddV19CTwiK5wBDBcyPa?si=kWg1ovUARza-3JAw6qyuPg

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サマリー

音楽業界でのキャリアを追求するスパイスさんは、幼児教育の背景を持ちながら自身の音楽活動を通じて、裏方の仕事に興味を抱きます。最終的にはアーティストのマネージャーとして成功を収め、人との関わりが仕事の中で重要な要素であると語ります。このエピソードでは、ビジネスパーソンとしての成長を振り返り、特にアーティストファーストの重要性について論じます。また、40歳を過ぎたあとのキャリアや転職活動についても触れ、自己成長を支える環境の大切さが強調されます。

音楽との出会い
38℃ラジオ、高田沙耶です。よろしくお願いします。
前回に引き続き、スパイスさんにゲストできていただいてます。スパイスさん、よろしくお願いします。
お願いします。
スパイスさんは、もう音楽業界で長く働いてらっしゃるんですよね?
そうですね。大元をたどると、自分が音楽活動をしていて、その後にライブハウスでアルバイトとかして、
カメラマンとかもかじりつつ、最終的にはレコード会社とか、アーティストさんが所属している事務所みたいなところの仕事をずっとしているという感じですね。
へー、なんかその、ちょっと芸能界とか関わりがあるというか、音楽業界とか、そういうところに憧れる学生さんって多そうだなって私はイメージで持ってるんですけど、スパイスさんはずっとそこに憧れて、そこに行きたいなと思って目指してきたっていうわけではないんですか?
僕は専門学生の時は、幼児教育の勉強をしててですね。
あー、意外。でもなんか、1回その話されて、1回かな?されてました?昔。
してましたね。
なんか聞いた気がする。女性が周りに多かった。
はい。高校生まで僕ずっと水泳、スポーツをやっていて、僕スポーツで生きていくって思ってたんですよ、その時点では。
へー、うん。
でもちょっと故障して、ちょっと長く、その本格的なトレーニングをするの難しいっていう、別に日常生活何も問題ないんですけど、なって、友達にその時、路上ライブとかが流行ってた時代だったんですよ、僕の高校生ぐらいって。
で、カラオケによく行ってた友達から、ちょっと駅でギター持ってって歌ってみようよなんて言われて、出るようになったのが僕の音楽との深いつながりの最初で。
で、そこでユズとか、時代的に言うとジュークとか小袋さんとか。
そういう時代ですよね。
そういう方々のコピーとかをやったり、ちょっとオリジナルの曲作ってみたりしてたところ、お母さんとお子さんが聴いてくれて、音楽に対してお子さんってちょっと踊ってくれたりとかニコニコしてくれたりして、
お子さんに関わる仕事に就いたら、音楽ももちろんピアノとかも含めて関われるし、スポーツも体を動かすっていうところでは活かせるし、
自分にとってはいいのかもしれないって思って、そういう幼児教育の専門学校に行って資格を取ろうって思って入りましたと。
で、入った後に卒業する頃に自分の音楽活動が実はちょっとうまくいって、事務所に所属することになったんですね。
で、どうしよう就職かな、音楽かなって思ってた時に、僕がお世話になっていた保育園の園長先生に、スパイさんは音楽やったほうがいいわよってすごい言われて、
なんでですかって悩んでたんで聞いたら、幼稚園とか保育園の先生って子供に大きくなったら何になりたいのって夢を育てる仕事でしょって。
先生が夢を諦めるなんて私は反対だわって。保育士なんか軽んじてるわけではもちろんないと思うんですけど、保育士とかそういう仕事って後でも絶対できるから一旦自分の夢を絶対追いかけた方がいいわよって言われて、
すごいなんか背中押してもらったと思って、僕は音楽の方向に行ったっていう。
なるほど。そしたらもうそうやって目指すものが何だろう、一つって言うわけじゃなかったってことですよね。
そうですね、幼児教育も興味あったし、スポーツもプロとしては諦めたけど、例えばスイミングのコーチになるとか、学校の体育の教師になるとか、いろんな道はあったと思うんですけど、
その中でやっぱり自分にずっとあったもの、音楽っていう好きなものっていうのもあったので、なんか自然と導かれていった感はあるかな。
マネージャーとしての道
そしたらそっからやってたことってアーティスト活動をされたってことですか?
そうですね、泣かず飛ばずのアーティスト活動をして、でも早い段階で裏方の方が好きだなってことに僕は気づくんですよね。
グループ活動してたんで、ボーカルの方がいて、僕はギターを弾いたり曲作ったりしてたんですけど、
なんかその戦略考えるとか、次こういうことやってみないっていうお話をするのとかが好きで、早い段階でアーティストとかを支える仕事をしてみたいなっていうふうに思ったんですよね。
なのでライブハウスで働いて、いわゆるイベントの制作をしたりとか、そんなことをしているうちに、スパイスさんちょっとマネージャーやってくれない?なんて言ってくれるバンドさんが現れて、
それで、じゃあやってみようかってなったのが、いわゆる大手の音楽の会社に所属しているアーティストさんだったっていうのが、僕がいわゆる業界の人になっていった流れです。
面白い。アーティストさんが直接マネージャーとしてスパイスさんを指名してくるってことですか?
そうなんです。これ不思議ですよね。僕別に経験あったわけじゃないんですけど。
でも多分、ライブハウスに出入りして、僕と話をしている中で、この人と一緒に仕事したらいいクリエイティブが作れるとか、この人とだったら気持ちのいいコミュニケーションができるってきっと思っていただいたのかなと思っていて、
どんな仕事でもそうだと思うんですけど、いい待遇でお金をあげるよとか、いい働き方でこれぐらいしか働かなくていいよとか、そういう環境とかの経済条件も含めて、そういうのって多分数値化されてみれるところだと思うんですけど、
それとはもう片方で、やっぱり働く人ってめちゃくちゃ大事じゃないですか。自分の周りにどんな人と働くのかっていう、そういう部分がやっぱり音楽ってどこまで行ってもやっぱり人が作って人に届けていくっていう、いろんな機会を通したりもしますけど、
そういうところで言うと、デジタルの時代になっても人と人っていうのがものすごく大事になっている業界の一つなのかなっていうのがあるので、そんなのも選んでもらったのかなっていう。
そしたらそのアーティストさんが所属してたレコード会社に採用ってことになるんですよね、そのまま。
そうですね、ちょっとなんかやっぱり業界的にそんな感じなのかなって思われたくはないんですけど、その時、今から20年、15年ぐらい前かな、一応ビシッとスーツを着て、ちょっと会社の人に紹介するから来てよってそのバンドに言われて行ったら、スーツなんか着てきたんだ、ウケるねとか言われて。
そんな感じなんですか?
なんか変わった人出てきたぞ、会社の人って思ったんですけど、じゃあこれサインしてきてって言われて、最初まずは業務委託っていう形で、1年間報酬もものすごく少なくて、きっとこのバンドを売りたいってことは会社としてもちろん思いはあるんですけど、
どこから出てきた、どこの馬の骨かわかんないよな、当時若者に対して、やる気あるんだったら、この条件でもやるんだったらサインしてくればっていう感じの契約だったと僕は今思っていて、試されたんだろうなと思って。だって経験もない人をマネージャーにするってリスクあるじゃないですか。
でも、このバンドがこのスパイスさんを信じてるんだったら、一応乗ってみようか、うまくいくかどうかわかんないけどって、その時の上司は思ったんじゃないかなって僕は勝手に思ってます。
そういう人って他にもいます?そういう採用のされ方の人って他にもいらっしゃったんですか?
いましたね。特にファンクラブの担当者とか、熱烈なファンであったからファンクラブの担当として採用されたとか、ありますね。そんなにメジャーなケースじゃないですけど、レアケースとしてはそういう入り方したんだみたいなのはありますね。
人との関わりの重要性
じゃあやっぱりみんなが一律に専門とか大学とか出て就職試験受けて入っただけじゃない入り口があるってことですよね。
そうですね。僕自身もその後、自分がある程度立場というかリーダーとしてチームを見るようになってから、やっぱりいわゆるリファラルみたいな形で、誰かに紹介されて、この子いい子だな、うちで働いてみない?とか、この子の好きなものって僕のチームのこのアーティスト、バンドにとかシンガーソングライターに合いそうだなと思ったら、こういうアーティストいるんだけど、よかったら担当してみない?とかっていうマッチングをしたことも、
年に1人ぐらいはあったので、結構そういう本当に俗人的なというか、人が人をつないでいくっていうことがたくさんある業界だと思うし、それは新人発掘、アーティストを探すって意味でも、やっぱり誰かがいいと思って、これを売りたいんですって言わないと始まらなかったりもするので、本当人なのかなっていう気はしますね。
面白い。その初めは業務委託っていう形でマネージャーになって、そっから正社員になるんですよね、さっきリーダーされたっていう。
正社員になってほしいんだっていうふうに言っていただいて、入ったっていう形ですね。
そしたら、そこを追いかけるところじゃないかもしれないんですけど、初めは、例えばバンド活動がうまくいかなくても、保育士としての就職の道、保育士さんか幼稚園教諭かちょっとわかんないんですけど、あったと思うんですが、それっていつまで頭の中にありましたか?
そうですね。音楽の仕事に関わるようになったのは27歳ぐらいだったんですけど、いわゆるその今のマネージャーの仕事みたいなのに関わり始めたのが、その前はライブハウスとかやってて、要するに会社にちゃんと雇われる形というか業界人としての一歩は27歳ぐらいだったんですけど、
そうですね。その仕事をし始めた時には、他のことは一旦忘れてましたね。
そうなんだ。
やっぱり自分が別に今まで差し立る専門学校出てるとか、経営とか、そういう会社をやっていくみたいなことを勉強してたわけでもないし、ただ音楽が好きで自分も活動してたりライブハウスにいたぐらいの存在だったので、
これがなんか自分が知っている世の中で言っても何本かの指に入るような大企業の音楽の会社でチャンスがもらえたんだって思ったことに多分気持ちが上がってて、ここでなんとかなり上がってやるっていう気持ちの方が大きかったんで、
忘れ、そうですね、保育士とか子どもに関わる仕事をもうやりたくなくなったっていうことは全然ないんですけど、一旦音楽のことにゼンブリしちゃったっていうのはその時の気持ちですね。
そしたらそこからはじめは業務委託で出生社員になる、その時に多分ね、はじめライブハウスでお仕事されてた時には、何かどこか見られてるからこうしようっていう働き方はされなかったと思うんですよね、多分スパイスさんなりの一生懸命をずっとされてたんじゃないかなと思って、
ただ業務委託が始まってからって、いずれ生社員かもしれないとか、来年の更新も見据えた働き方というか、そういうこともされると思うんですけど、そこって気をつけたこと何かありますか?
アーティストファーストの重要性
そうですね、思い出せることとしては、とにかくがむしゃらだったっていう、社会人としてやっぱりまだ全然未熟だったので、1年目こういうことなんだ、この業界はこうやってできてるんだ、2年目何か任されて、これを何とか成功させようとか、ほんと自転車創業で自分に与えられたことを一生懸命やってきた結果が今っていうのが気になる。
ただ、僕がすごく大事にしてたことって、やっぱりアーティストファーストであるっていうこと。やっぱり会社には属しているんですけど、やっぱりその所属しているアーティストとかがいい曲作れるようにとか、ライブをするときに困らないようにとか、やっぱりそのフィジカル的なことも大事なんですけど、メンタルのことのがすごくその頃から気になっていて、やっぱりそのメンタルがすごく大事だと思うんですよね。
気になっていて、やっぱり働きやすさ、アーティストもやっぱり働いているので、そこを意識してた。で、その根源って何だろうなって後に気づいていくんですけど、やっぱりその保育士の文脈も含めてなんですけど、人の成長をサポートして、後に何か喜びを得るっていうのがすごく好きなんだなって思っていて、
アーティストさんも例えば初めてメジャーデビューしましたとかって世の中に出たときって、右も左もわからないわけですよ。で、物を作るっていう方って、絶対そうとは言わないんですけど、大体の方がやっぱりやりたいことはやるぞってなるし、やりたくないこと言われたらすごいテンション下がるってなっちゃって、これって一緒にしちゃ怒られるけど、子供に僕は近いなと思っていて、
子供も好きなことにはわーだし、なんか嫌なことあったらギャーやだーだし、僕はちょっとニアリーイコール感を感じていて、そういうアーティスト1年生からちゃんとこうアーティストの成人みたいな大人にしていくみたいなところは、ちょっと近い寄り添いがあるのかなっていう気づきがあったんですよね。
なるほど、そっか。そういうことを経験していって、最終的に転職もされたんですよね、今年。
そうですね。もともといった音楽の大きい、音楽総合商社的なところに13年半一応お世話になって、ある程度の立場とか仕事の内容も与えてもらって、一通り経験はしたかなっていうところもあったんで、皆さん考えるのかなと思うけど、40歳ぐらいを境に自分がビジネスパーソン、後半戦だなこれからっていう自分は気持ちになっていて、
一旦60歳ぐらいを目指すとしたら、なんかこの後って何がしたいんだろうとかどういう働き方がいいんだろうとか思った時に、会社辞める前提ではなかったんですけど、なんかいいきっかけがあったら他のところでも活躍してみたいなっていう思いが出てきて、その時からちょっと使う言葉を変えていった。
スパイスさん最近どうですかって言われた時に、調子いいですよとか今このアーティスト売り出し中でとかって言うんじゃなくて、ちょっと最近これからの働き方とか将来のこともちょっと考えてたりするんですよねっていう風にしてたら、いくつかの取引先からスパイスさんちょっと話聞かせてもらえないですかとか、よかったらこういう条件でうち来ませんかとか言っていただいて、
いわゆる転職のサービスみたいのを全く使わずに、自分の興味のある働きたいなって思う人に自分がいろいろ考えてるよって意思表示をすることで転職を叶えていったっていう感じですね。
本当だったら信じられるなとか、それをやっぱり優先してたところが大きいですかね。
面白かった。この続きの話として、多分11月3日に配信された転職4ヶ月のお気持ち表明、大企業からベンチャーへビジネスパーソン後半戦の生き方を考えるっていう回が、なんか今日のですごい私補完できた気がします。
ありがとうございます。ご紹介までいただいて。
ぜひこの続きとして皆さんに聞いてもらいたいなと思うので、概要欄にもこれ貼っておきますね。
ありがとうございます。
なんかスパイスさんのお仕事に関する考え方が聞けたのがとっても面白かったし、それこそ40歳からの人生後半戦、仕事人生後半戦かなのを考えるって方、私たちのリスナーさんでもやっぱり多いんですよね。
そういうポイントで今日はお話聞けてよかったです。ありがとうございました。
ありがとうございます。
この番組は一般社団法人ウーマンズアカデミーの提供でお送りいたしました。
ウーマンズアカデミーは、自立を目指す大人の学校として学び行動休息つながりを育てる場として、
今年の2月に発足した女性専用のコミュニティで、常時70名以上の女性が在籍し、自分自身のキャリアアップにつながる活動を共有実践している場なんですが、
フェイスブックグループの中に自己紹介ルームっていうのがあるんですね。
常時70名、2月からだからだいたい1年、1年経てないな、10ヶ月ぐらいかな、10ヶ月ぐらいで70名が常時いる。
そのうちの何パーセントかは多分入れ替わってるんですよね。
なんですけど、自己紹介って1人1回しますよね。
1人の人が例えば、自己紹介の文章と写真をあげるとか、2件投稿するとかはあるかもしれない。
それに対して、主催の方からコメントが入るとかもあったりするんですけど、70名ですよ。
70名の自己紹介ルーム、なぜかコメントが530件を超えてるんですね。
これってどういうことかというと、自己紹介の中でもいろんな交流がされているってことなんですね。
ウーマンザーアカデミーに在籍している方の中には会社員ももちろんいらっしゃいますし、公務員、教員、医療従事者、研究者、
あと私もそうですが、個人事業主とか起業家さん、いろんな人がいます。
そういう方たちと、それも国内の方もいるし、海外の方もいる。
そういう方たちと交流の場が持てるっていうのも、ウーマンザーアカデミーの素敵なところだなって私は思っています。
12月から年に数回の新規受付の募集が始まります。
気になる方はぜひ概要欄にあるURLをチェックしてみてくださいね。
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それでは、来週も会いましょう。
Have a good day.
21:59

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