2025-01-19 13:56

EP.472 東京女子医大元理事長が背任容疑で逮捕された件について。

元動画:
https://www.youtube.com/watch?v=CYiS0yWDLj8
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はい、こんにちは。今回なんですけども、コメント欄とかでもリクエストが多かった
東京女子医大元理事長が背任容疑で逮捕された件について、私の意見をお話しさせていただこうと思うんですが
この元理事長ですよね、岩本容疑者、岩本紀子さん、78歳の女性なんですけど、前々からですね、この方はですね
いろいろ言われていた方なんですよね。結構ね、この業界ではね、ワンマンとか独裁者とか
ちょっと言葉悪いんだけど、女子医のクーチンって呼ばれてた人なんですよね。
いろんなですね、人事とか経理とか、建設の設計とかね、決裁権とか権力が集中していたんですよね。
こういうことってね、よくあるんですけれど、権力が集中するとですね、暴走するんですよね。
仮に優秀な人で、今までそれなりのですね、ことをやってきた方、経歴がある方で、いろんな幅広い信頼とか人望とかある人でも
権力が集中して、それがね、一定期間続くとね、暴走して、もう手が付けられなくなってしまうっていうことがですね、どの世界でもあって、まあそれが起きてしまったんじゃないかなっていう風に
結構この業界では言われているわけなんですけど、知らない方のためにですね、簡単に説明させていただきますと、東京女子医大の新校舎の建設をめぐってですね
大学に1億1700万円の不正支出をさせた廃人容疑っていう形なんですよ。要するに大学のお金を懐に入れたっていう形なんですよね。
それはですね、側近の職員を通じて現金約3700万円を還流させたのではないかと見られているわけで、
そのお金はブランド品の購入とか、結構贅沢するために使ったのではないかっていう風に見られている、そういう容疑なんですけれど、
業務実態のない建設アドバイザー報酬という名目で、一級建築士の男性、68歳の人に21回にわたって、計1億1700万円を不正に支出させたんですよね。
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その一級建築士の人がアドバイザー報酬という形で、その人の床にまず入ったというか、その人の口座に入ったわけですよね。
その口座から出勤させて、元職員の女性、52歳の方に出勤した分を現金で渡したってことなんですよね。それが計約3700万円と。
この一級建築士の方、男性68歳と元職員の女性、52歳の方も、廃任容疑で任意で調べられているという状態なわけであって、グルなんですよね、この3人が。他にもいろいろ関わっている人がいるかもわかんないんですけれど、
ただこの岩本容疑者、78歳は、元理事長、教職員向けの説明会では完全否定してたんですよ。私はそんな廃任なんてしていない、とんでもないことだって言ってたんだけど、
だけど大学の第三者委員会では、岩本容疑者に大学の資金が貫流した可能性というのを指摘されて、全役職から解任されていた、そういう経緯があるわけであって、岩本容疑者は私はやってないって言い張ってたんだけど、
実際には第三者委員会ではこれはおかしいよねっていうことで、もう解任されていたってことなんですよね。新しい清水理事長という方がいて、清水理事長は記者会見で、逮捕は誠に遺憾だと、
捜査には全面的に協力して、大学全体として原因、究明、再発防止に全力を尽くすというふうに述べていたわけなので、今の理事長もこれは良くなかったということを認めている状態で、
結局はイエスマンだらけになっていて、権力が集中してしまって、暴走しているということは周りの職員はみんな知っている状態。この人のやっていることを明らかにおかしいよねって内心わかっていても、なかなか口に出して言う人がいなくて、
だけどさすがにこれはおかしいよねって、いろいろ発言する人とかも出てきて、告発する人とかも出てきて、今回逮捕という流れになったということなんですよね。
今回のこの事件で本当にかわいそうなのは、女子医大の周りの中の人たちですよね、職員の方々、お医者さん、看護師さん、その他のスタッフの方々とか、あと患者さんもかわいそうですよね、あとは学生さんもかわいそうですよね。
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というのは女子医大って、ここ10年ちょいぐらいの間で、いろんな悪いことが立て続けに起きているわけですよね。
まず11年前にプロポフォールという鎮静剤で、2歳の男の子が本当にかわいそうなことにお亡くなりになってしまったということがあって、医療事故があって、それがあってから補助金が減額されたわけですよね。
そうすると経営状態が厳しくなるわけですね。特定機能病院の承認も取り消しになってしまったと。となると当然患者さんも減ってしまうわけですよね。評判が悪くなると病院に訪れる患者さんって少なくなっちゃうんですよね。
やっぱり医療事故があると、あそこにかかると怖いというですね、そういう意識が頭の中に入っちゃって、違う病院に行くようになっちゃうわけで、東京都内って大学病院とか、いろんな総合病院がたくさんあるわけなので、他の病院の方に流れてしまうというのがあって、経営状態が厳しくなるわけですよね。
となると、その後経費削減っていうのをですね、トップダウンでやってたわけですよ。岩本紀子さんは。それなりの結果が出たっていう話もあるんですよ。やり手だったと。経営状態持ち直したっていう、そういう話も聞いてますよね。
ただその後、新型コロナのパンデミックが起きて、その時にですね、従業員のですね、ボーナス全額カットっていう話が出たんですよ。夏のボーナスがゼロに、全額カットもゼロになってしまうと。
で、その時に看護師さんとかお医者さんがですね、退職の意思を示すっていうこと、そういう事件が起きて、それも大体的にニュースで流れて、で、やっぱりこれは良くないよねって。だってコロナ禍で現場で働いている医療従事者の方々って本当に大変なんですよね。特に当時は大変で、今でも大変だと思うんですが。
たださえ普段より大変な仕事をしているのにボーナスが払えないってなると、やっぱり流石に可哀想だろうと。経営のこともあるけど、それが結構ニュースになって叩かれたっていうのもあって。うん、なんですよね。
まあ、それ以外にもですね、小児の救急をどうするか、なくすかとか、そういうこともですね、悪いニュースとして流れて。結局、小児の救急っていうのはですね、PICUなんかはですね、すごく労力がかかって大変なんだけど、言葉悪いんだけれど、あまり儲からない、売り上げにならない。
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売り上げだけで考えるんじゃなくて、大学病院なんだから、そういうですね、他の病院がやらないハイレベルな医療をやるべきだっていう意見もあるんだけど、経営優先になるとですね、そういうことは削っていかないといけないと。そういうこともニュースになったりとかしまして、はい。
まあ、結構今、女子医の評判が悪くなっているわけであって。で、評判が悪くなると、患者さんもあんまり来てくれなくなると。で、よそから優秀な先生もですね、あんまり来てくれなくなっちゃうんですよね。女子医っていうのは基本的に卒業生の方はみんな女性のお医者さんなわけであって、となると、外科系とか救急とか体力のいる科のね、ドクターなんかは、
よその大学、よその出身大学からですね、優秀なお医者さんがたくさん来てくれるんですよね。なので結構女子医って、その、とざまでも活躍できるっていう環境があるんで、ある意味いい環境ではあるんですよね。
まあ、東京で働きたいんだけれど、地方のね、大学出身でね、東京で働きたいんだけど、だけどね、そこの大学病院で働くと、そこの卒業生ばっかりでやりづらいっていう人でも、女子医だったらやりやすいとかね、まあそういう理由で女子医で働くお医者さんとかもね、結構いて、優秀なお医者さんが集まるわけなんですけれど、昔はね、結構集まってたんだけれど、
だけど、やっぱり評判が悪くなるとですね、患者さんの数も減るし、女子医で働いてるのとかね、言われるのもちょっと嫌だなっていうのも感じるお医者さんもいるわけで、となると、都内だったら別の、よそのね、大学病院で働こうっていう人も出てくるわけですよ。
となると、まあ元々働いてた職員もですね、経営状態が良くなくなると、まあ給料がカットされるとかね、そういうことだって起こりうるし、で、医療の質も落ちてしまうわけで、となるとずっとそこにね、女子医の病院にかかってた患者さんもかわいそうだし、辞めてくお医者さんもね、出てくるかもわからないし、まあみんながみんなかわいそうなので、まあ今女子医大変だなってね、思いますね。
だから、まあ立て直してほしいって思います。特に大学病院っていうのは高度な救急医療とかね、研究とかね、やるべきなんですよ。だけどね、高度な救急医療ってね、本当に言葉悪いんだけど利益が出なくて、やりたがらないっていうのもあるんだけどね、もうそこをなんとかして、やってね、立て直していただきたいなって僕は思いますね。
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はい、なので岩本紀子さんはですね、もともと女子医の出身のお医者さんで、産婦人科の先生なんですよね。大学病院とか民間病院とかで働いた後、産婦人科のクリニックを開業して、その後2014年に女子医の副理事長に就任して、2019年に理事長に就任したと。
で、人事とか経理とかね、建設の設計とか決済権、もう多くがね、集中していて、権力が集中していたっていう状態で、うん。で、多分本人の考えだと、自分はこんだけ頑張ってこんだけ結果出してるんだから、この理事長の報酬だけでは足りないって思ってたのかもわかんないですね。
まあ、理事長の報酬どれぐらいもらってたか、詳しくは僕知らないんですけど、こんだけ働いてるんだから、私は偉いんだから、もっともらってもいいからっていう理由で、自分なりのね、ルールを作っちゃって、自分の言うこと聞く建築アドバイザーとかね、女性の元職員の人とグルになって、大学のお金が自分の懐に入るようにっていうシステムを作って、
それみんなわかってたんだけど、なかなか口に出せないけど、さすがにこれはやばいよねっていうことで表に出たっていう形で、でまた、なんか、金欲がね、結構強い方みたいなんですよね。だから贅沢三昧、ブランド品とか買うためのお金が欲しかったっていうのもあると思いますけれど、
まあ本当に女子の関係者の方々、患者さんは本当にかわいそうなんでね、ぜひ立て直していただきたいなって僕は思います。はい、というのが僕の意見です。ご視聴ありがとうございました。
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