2025-09-25 22:34

EP742 【TCB】東京中央美容外科の10歳女の子の二重まぶた整形手術動画が炎上している件について

元動画:https://www.youtube.com/watch?v=6b2CVo-Le_A

サマリー

TCB(東京中央美容外科)は10歳の女の子の二重まぶた整形手術の動画をモニター契約で制作し、その結果、SNS上で大きな炎上が起こります。多くの人々がこの手術の適切性や親の責任について厳しい批判をしています。その影響でクリニックの評判が損なわれる可能性があります。東京中央美容外科での10歳女の子の二重まぶた整形手術の動画が炎上し、整形に対する世代間の意識の違いが明らかになります。整形を支持する声が増えている中で、特に若い世代の間では整形手術が受け入れられる可能性が示唆されています。

炎上の発端
はい、こんにちは。今緊急で動画を回しているんですけれど、TCB、東京中央美容外科で10歳の女の子の二重まぶた整形手術がXなどで大炎上している件について、僕の意見をお話しさせていただこうと思うのですが、
知っている方は知っていると思うんですけれど、TCBでモニター症例なんでしょうね。10歳の女の子が二重まぶたの埋没法でしょうね。切開法ではないと思うんですけど、その手術を受けて、おそらくモニター症例なんでしょうね。
モニターというのは、一般の患者さん、お客さんとは違って、この方の場合は詳しくは分からないんですけど、通常は無料で手術したり、あるいは悪引きで手術したりとか、いろいろなキャッシュバッグとか特典がついて、手術風景、術言、術言術語ですよね。
ビフォーアフターの写真を撮影して、それをインターネット上などにアップして、広告として宣伝として使わせてもらうというものなんですよね。
おそらくモニター契約だと思うんですけど、10歳の女の子の二重まぶた整形手術をして、その動画が拡散されていて、Xで大炎上と。
リップの欄とか見ると、ほぼ批判ですね。結構可愛い女の子なんですよね。
一重まぶたなんですけど、目を開けた状態では二重のラインはほぼ見えてない状態なんですけど、
二重のV字で、銃剣棒で当ててシミュレーションして、こんな感じで二重しましょうって。
手術の風景をさらっと流して、術語、杖広型の二重まぶたになって目がパチッと開いて、可愛くなったねっていう明るい動画なんですけど、
それが10歳の女の子なんですよね。10歳ってことは小学4年生くらいっていうことだと思うんですけど、
女の子もインタビューを受けていて、手術前で二重になりたいみたいな感じで言って、
二重になって可愛くなったら好きな子に見せたいって。好きな男の子がいるんでしょうねって。
可愛くなったねって。ワーっていう明るい動画で。
こういうモニター奨励の動画とか奨励写真っていうのは、18歳以上だとすごくたくさんあるんですよ。
どこのクリニックでもやってるんですけど、今回これが10歳だったっていうことで激しく批判を浴びてるのではないかと思います。
批判の内容
リプとかコメント欄見ると、やる必要ないのに十分かわいいのにとかね。
整形手術ってリスクあるのに10歳の子供にやらせてって。これは親が問題があるのではないかって。
晒されているからかわいそうって。本人は明るく喜んでるみたいだけど将来後悔するのではないかとか、
そもそもなんでモニター奨励でやるのかって。
モニターじゃなくて普通にやればいいのではないか。
もしも無料でやるためとか割引でやるためにモニターでわざわざやるんだったら、それは親に問題があるんじゃないか。
親は普通に定価でお金を出せばよかったのではないかっていう感じのコメント、リプライがたくさんありまして。
それに関して僕の意見をお話しさせていただこうと思うんですけど、やっぱりモニターでやるっていうのは良くないと僕は思いますね。
まず10歳の子供に二重まぶた埋没法手術やることに関してどうなのかっていうのを医学的に話させていただきますと、
例えば10歳であれ9歳であれ逆さまつげが存在する場合、一重まぶたでまつげの生えている向きが眼球に当たっていると。
眼球、角膜に傷がつくと視力に影響があるっていう子供結構たくさんいるんですよね。
そういう子はむしろ二重の手術をして逆さまつげから解放してあげた方がいいというケースはたくさんあります。
それはもう医学の世界で普通に認められているわけであって、健康保険で形成外科とか眼科で逆さまつげの手術をすると。
逆さまつげの手術っていうのはほとんどの人が一重まぶたなんですよね。
狭い自然な二重を作ることによってまつげの向きが上向きになって逆さまつげから解放されるんですよ。
まつげの向きが上向きになることによって眼球に当たらなくなると。
保険でやる場合は大抵切開法でやるんですよね。
入院して全身麻酔でやったりっていうことが多いんですよね。
ただその場合は切開法に限定されてしまったり、一部埋没法でやるお医者さんもいるかもわからないですけど切開法でやることが多いんですよね。
あるいは健康保険でやる代わりにあくまで機能的な改善を目的とする手術なので、
美容的な観点まで考慮してくれないっていうことがあったりして、
美容的な観点考慮してくれてなおかつ結果に対してもある程度の責任を持ってくれるっていう前提で手術を受けるんだったら、
美容的な要素が含まれるので慈悲でやるべきなんですよね。
なのでその場合は美容クリニック、僕でもやることはあります。
逆さまつけがある子供で10歳で、さすがにこれやった方がいいなと目に当たってかわいそうだなという場合は、
埋没法で手術することもあります。
極小麻酔でやる場合で本人が耐えられるんだったら12歳ぐらいで石灰法で極小麻酔で石灰の二重、自然なラインで作って逆さまつけから解放されて、
その結果綺麗な二重になって目がバッチリ開くっていうことはあるわけですよね。
なので別に10歳で逆さまつけで本当に機能的な改善を目的とするんだったら、
埋没法するのは僕はやります。そういうケースはやります。
実際のところ10歳の子供で三木屋先生に手術してほしいですっていう親が連れてくることはよくあります。
逆さまつけがあって本人もやる意思が固まってて親もやらせたいっていう場合、
医学的に適応がある場合はやります。機能的な改善の目的があるからですよね。
子供の美容整形ってそもそもどれぐらいの年齢からOKなのかってなると、
医学的な話しますと人によって定義は違うと思うんですけど、
例えば骨格をいじる手術、顔面の輪郭形成、骨切り手術なんかは僕は原則として18歳までは待ちますね。
教科書的には女の子の場合は結構16歳とかあるいはその前ぐらいに顔面の骨格の成長止まるっていうこと多いんですけど、
原則18歳まで待ちますね。比較的リスクが高い手術だからっていうのもあります。
あとは成人として患者さん本人の意思が固まっているかどうかっていうのも大事だと思いますので、
未成年、子供っていうのは周りの影響をすごく受けます。特に親、特に母親の影響を受けます。
なので仮に10歳の子供であっても、お母さんがあなたは良くないんですけれど、
あなた顔ブサイクだから整形した方がいいから、整形した方が絶対いいから、整形した方が可愛くなるから、
あなたは絶対整形した方がいいわよって言い続ければ、お母さんが言うならそうなんだ。
大抵子供ってお母さんのことが大好きなので、そんな大好きなお母さんが整形した方がいいって常に言われれば、
それで洗脳されて整形しないといけないんだって思い込むんですよね。
だからいくら10歳の子供が私整形したいんですって自ら主張したとしても、それは本人の意思ではあるんだけど、
親の影響、親の洗脳を受けて整形したいって思ってるんだっていう風に判断しないといけないわけですね。
そういう環境だったら、仮に18歳超えて青年になってもその洗脳が残ってるんで整形したいって言うと思うんですけれど、
それでも未成年化、青年化の境目っていうのは法律的にも道徳的にも大きな意義があるので、そこで線引きするっていうのは大事だと思いますよね。
あとはボディの整形ですよね。
例えば包協手術なんかは、これもやっぱり18歳までは待つべきだと思いますよね。
これも第二次成長のスパートからある程度その成長が止まれば、バストとかお尻とか下半身の脂肪の付き方とかっていうのはだいぶそこで止まるわけなんですけど、
その後ホルモンの変調によって多少体型っていうのは変わることはあるんですけれど、老化とかにもよってね。
ボディの美容整形、特に包協手術なんかは18歳までは待つっていうことが多いですよね。
あとは南部組織系ですよね。まぶたとかの手術。
これに関しては18歳前でも、特に最近は高校生とか、場合によっては中学生とかでも二重まぶたの手術はするっていうことはありますよね。
中高生っていうのは多くの人たちがTikTokとかInstagramを見てルッキズムが過剰になっているわけですよね。
可愛い子がいっぱい出て、可愛くなったとか相プチやったとかメイクしたとかいろんな動画が出てて、同年代の女の子可愛い子がいっぱい出てて、
みんな可愛くなるために中学生高校生の女の子って毎朝相プチをして二重にして学校行く子がすごく多いんですよね。
毎日相プチやってるとまぶたがかぶれて厚ぼったくなって、戻らなくなっちゃうんですよ。まぶたの角質が厚くなって。
そういう人は相プチ早くやめたほうがいい。卒業したほうがいい。
あとは毎朝なかなか二重ができなくて、かぶれてさらに二重ができなくなって、
で、学校行かない、学校行きたくないとか、あとは毎朝30分1時間もかけて二重作るから遅刻するとか時間がもったいないっていう場合は親が連れてきてこの子埋没後で二重にしてくださいっていう子が正直現実的な話するとそういう中学生高校生の女の子がたくさんいます。
という感じなわけでございます。
今回問題が起きたのは、10歳の女の子をモニターでやったっていうことですよね。
モニターでやるってことはデジタルタトゥーとして残ってしまうわけです。
永久に地球上に存在して、それが世界中に拡散されてしまうっていう可能性があるわけです。
10歳の時点で二重になって可愛くなって嬉しいってその時は思ってるかもわかんないんですけど、あくまでやっぱり子供なわけです。
将来のリスクっていうのは考えてない。リスクっていうのは美容整形のリスクっていうのももちろんあるんだけど、それ以外の人生におけるリスク。
例えば、その動画を見て、学校の子がね、お前動画見てる、整形してるってね、心もとないことを言う子供、必ず一定数います。大人でもいます。
その場合、悪意を持って、前の方が良かったのにとか、やらなくて良かったのに、帰ってブスになったとかね、本当に悪意を持って言う人、必ず一定数いるんです。
そして直接本人に言う人もいれば、ネット上で顔を隠して、名前も隠して、その人の写真をアップして、いろいろ悪口を書き続けるっていう人もいるわけですよね。
そうしたらやっぱり本人、精神的に傷ついてしまう、病んでしまう。場合によってはそれで学校行けなくなっちゃう、引きこもりになっちゃうとか、将来は台無しになってしまうっていう可能性もあるわけなので、
経営への影響
やっぱり僕だったら、モニターは絶対やめましょう。仮に逆さまつ毛もあって、機能的にもやった方がいい場合、前没法で手術するってことになって、
お母さんがモニターでやってくださいって言った場合でも、いやモニターはやめた方がいいですよって、僕だったら止めますね、10歳だったらね。
というふうに僕は考えております。
じゃあ今回TCBの動画がXで大炎上してるわけなんだけど、TCBこれ批判されてて患者さん減っちゃうんじゃないか、売上が落ちちゃうんじゃないか、経営厳しくなるんじゃないかっていう意見もあるかもわかんないんだけど、
それに関してはね、美容クリニック、美容系の経営者でも私ありますんで、その意見を言わせていただきますと、
おそらくこれはですね、マーケティング的には本当にこと悪いんだけど、成功なんですよ。これが現実です。
こういう拡散の仕方がいいか悪いかは別として、これは逆に患者さん増える可能性が高いと思います。
というのは、とりあえず二重の手術指名がパッチリしてて、本人が喜んでるっていう動画を流してるわけですよね。
で、同じように10歳とか、あるいは11歳、12歳とか、若い子供たちで整形したいって思ってる子必ず一定数いるんですよ。
で、整形させてあげたいって思ってる親もいっぱいいるのが現実です。
というのは、その親の世代も整形してる人がいっぱいいて、で、自分の子供が自分の顔と似てると。
分厚い一重まぶたとか、鼻が低いとか、エラが張ってるとかで、お母さんが悩んでて、
で、自分が整形して美人に、そこそこ美人になって人生変わったって。
じゃあ子供にも同じ思いをさせたくないから、子供も自分が受けた整形で同じことさせてあげたいって思ってる母親が実はいっぱいいるのが現状です。
で、僕のところにもたくさんそういう方はいらっしゃいます。
お母さんがもともと僕の患者さんでね、僕20年以上美容外科医やってるんで、
例えばもう18歳の頃から僕がずっと担当していた女の子が、もうお母さんになってるんですよ。
で、中学生ぐらいの子供連れてきて、この子も三木屋先生にやってほしいですって連れてくることよくあります。
で、最近だと、さっき話した相プチでベタベタになってかぶれてて、
毎発そうまずやりましょうかねとかね、そういう流れになることもありますよね。
っていうのが現状なんですよね。
なので、特に今美容クリニックって過等競争で、クリニックの数、美容外科医の数が増えすぎてるんです。
患者さんの奪い合いで倒産してるクリニックもたくさんあるんですよね。
生き残り合戦をしてるわけであって、じゃあもっと患者さんを開拓しないといけない。
今まで整形してなかった人たちを整形するしかないってなると、今ターゲットになってる新しい開拓層は子供なんですよ。恐ろしいことに。
なので、小学生の女の子も整形しましょうっていう風潮を作ればですね、小学生の患者さんがいっぱい来るようになるんですよね。
今までは小学生で整形するなんてとんでもないってなってても、これが多数派に、多数派っていう言葉ではいかなくても、
例えばクラスの1割とか2割とか3割とかがやるようになると、やってもいいんじゃないみたいな空気になるんですよ。
それはもうピアスとかアートメイクとかロン毛とか茶髪とかでもミニスカートとかでも同じで、
マイノリティがだんだん母数が増えてきてある程度の一定の比率を占めると、その人たちが市民権を獲得してやってもいいっていう空気になるんですよね。
なのでそれを狙ってるっていうのもあると思います。
なので今Xとかで10歳の女の子整形させてひどいな、親もひどいって批判している人いるんですけど、そういう人たちは整形否定派の人たちなんです。
今でも日本は整形否定派の人たちって一定数いるんですけど、整形肯定派の人たちの比率の方がどんどん上がってきています。
例えば10代20代の女性に関しては整形肯定派の方が否定派よりも圧倒的に上回っています。
今多分6割か7割ぐらいが肯定派なんですよね。
既に整形している人とか将来整形したいって思っているとか整形に対して肯定している人の方が10代20代の女性の中ではもう過半数上回っておりますので、
そういう風潮を狙っているのではないかなって思います。
なので整形肯定派の人、みんなはみんなそうではないんだけど、10代の女の子が2人で可愛くなって喜んでいるっていう映像を見てですね、
良かったね、可愛くなったねって応援しちゃってる人もいるんですね。
まあまあいらっしゃるっていうのが現状です。
なので美容クリニックのマーケティング的には整形否定派の人の意見なんかどうでもいいんですよ。
僕の意見を言っているんじゃないですよ。
マーケティングを考えている大手の美容クリニックの考え方、高須クリニックの考え方とは違うんですけれど、
整形否定派にどんだけ整形のことを否定されてもそんなのどうだっていいんだって。
整形肯定派の増加とマーケティング戦略
整形肯定派がターゲットなわけなので、整形肯定派の人たちに受ければそれでいいですよと。
なのでそれ考えると10歳の女の子2枚まぶた手術して本人が可愛くなって喜んでるってね、
クラスの男の子に見てほしいっていうね、そんなような動画を流すのはマーケティング的にはプラスです。
どんだけ炎上しててもプラスなんですよね。
それが現状です。
TCBさんってテレビCMもガンガン売ってて、テレビ局からすると大スポンサーなんですよね。
なのでオールドメディアは批判しないです、今回のことは。
Xとかネットメディア、スポンサー関係とか関係ないところは批判するだけですよね。
なので、むしろ炎上してマーケティング的にマイナスになるのは、
例えば整形失敗して被害者が出てるとかぼったくりやってるとかね、
軟禁して破産した人がいるかわいそうだとか、
従業員がね、何ですか、医者でもない看護師でもない人が医療行為やらされてる、これは違法だとかね、
そういうトラブル系で炎上する場合はもちろんマイナスですよ。
レーザー脱毛で火傷したとか、レーザー治療で火傷されたとか、破産したとか、脱税してるとか、
消費税の免税処置用、悪意を持って使って消費税払ってなかったとか、
訴訟リスク、訴訟を抱えてるとかね、そういうマイナスなことで炎上した場合は、
あれですよ、マーケティング的にも患者さん減っちゃうわけなんですけど、
今回のこの炎上はですね、悲しいけどクリニックにとってはプラスですよね、このクリニックにとっては、
っていうふうに僕は考えております。
ということで今回の僕の意見は、やっぱり10歳の女の子、モニターで二重の手術をするのはね、
デジタルタトゥーのこと、将来のことを考えて、これは良くないかなって思いましたね、というふうに考えております。
僕に関しては10歳で二重まぶたをするんだったら、機能的な問題も抱えている場合、
逆さまつげで角膜に傷がついて視力に影響がある場合なんかは、
二重にして逆さまつげを解放した方が良いという場合はやることはありますよ、という感じです。
ご視聴ありがとうございました。
22:34

コメント

スクロール