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はい、こんばんは。今日のですね、ヤフーニュース見てたんですけれど、文春オンラインの記事が出てまして
TCBで多発する高額商法の実態3時間閉じ込めっていうね、記事があって読ませていただいたんですけれど
視聴者の方もですね、それ見て、三木屋先生の意見をお聞かせくださいとかね、そういうリクエストもちょこちょこ結構来てますんで、今回はその文春オンラインの記事をね、私が読んだ感想をお話しさせていただこうと思うんですけど
まあ、これ読んでいただいた方ね、わかると思うんですけど、これはもう前々から僕がずっとこのYouTubeのチャンネルで言い続けてたことが記事になっているだけなんですよ
体験談で。で、どういうものかって言うとですね、まず患者Aさんっていう人がいて、その人はですね
クーポンで数千円の注射っていうのができるっていうことを知って、その数千円の注射のみを希望してそのクリニックに行ったんですよね
そうしたら営業担当のカウンセラーっていう人がですね、他の自分の顔の欠点を色々指摘してきて
結局総額120万円をね、請求されたんですよ。もともとはクーポンで数千円の注射だけを希望してたんだけど
医者じゃないカウンセラーっていう人、色々指摘されて120万円請求と。糸リフトとか、あと鼻にメッシュを入れるとか
そういう治療はね、鼻にメッシュ入れるっていうのはうちではやってないんですけど
ちょっとインチキ臭くて私はあんまり好きじゃない治療なんですけど、鼻にメッシュを入れたりとか
シャープペンシルの芯みたいなのを入れて鼻先を突き出すとか、変なボールみたいなのを入れて、毛玉みたいなボールを入れてね
ボコッとなっておかしくなったりとか、その修正手術でたくさんうちのクリニックにいらっしゃるわけであって
鼻に色々糸とシャーペンの芯とか毛玉のボールとか
メッシュ入れたりとかね、僕はやるべき治療ではないと思ってるんですけれど
一部のお医者さんはそういうのやってるわけなんですけど、僕はやってないんですけど、あとクマ取り注射とかね
そういうものを進められてですね、120万円を請求されたと。長時間
軟禁されてですね、ひたすらそういう営業をされたと。カウンセラーの人にね。結局コンマケして100万円を使ってしまったと、払ってしまったっていうことなんですよね。
それだけで終わったわけじゃなくて、糸リフトで直線を傷つけられて右のほっぺがパンパンになったと。直線っていうのは唾液線ですよね。唾液を作る線なので
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それを傷つければね、ここに漏れて、炎症起きてパンパンに腫れるっていうことが起こり得るわけなんですけど、それね、僕らからすると考えつかないような稚拙なミスなんですよ。
糸のリフトで直線を傷つけるって、普通にトレーニングして解剖がわかってて、で、やるべき手術主義がね、頭の中に入っていれば絶対にそんなことが起こり得ないのに
そういうことが起きてしまってて、ジビ科に受診してね、そういうふうに言われたと。で、クマも逆に気になるようになったと。
で、鼻は最初から変化がわからないって。だからお金をドブに捨てたようなものだって。それがまず患者Aさんで、あとBさんっていう人
この方は3時間監禁されて、同じように100万円帳を提示されて、その3時間監禁されている間、水一杯出ないんですよね。
で、その結局、そのカウンセラーの人もですね、終始お客さんを信用していない、患者さんを信用していない感があって
カウンセラーの人の目も死んでいたっていうふうに言ってるわけなんですけれど、終始客を信用していないっていうのはですね、要するに絶対逃がさないぞっていうことだと思います。
こういうのをやるといいですよ、お勧めしますよって言っても、いやいやいや今日はやらないんでとか言って、まあ言うじゃないですか、普通やりたくない場合だったら
今日は帰ります、いやダメですダメですってね、また考えてやりたくなったら来ますんで、いやいやいやってもう一切信用しないって、そういうことだと思うんですよね。
今日はお金がないんでって逃げようとしても、いやいやいやクレジットカードありますか、キャッシュカードありますか、ローン組めますよ、大丈夫ですよって、いやいやいや今日この後用事があるんで、いやいや大丈夫です、全然腫れないんですぐできますんでって、
要するに患者さんがお修理に対して逃げて、もうやりたくないって、もう帰らせてくださいって言って、まあいろいろ言い訳っていうか、まあいろいろね、帰らないといけないとかお金がないとかね、言い訳って言っちゃいけないですよね。
言い訳じゃなくて、本当に正当な理由で言うんだけど、それを言い訳として取って、いやいやそれ言い訳でしょ、できるでしょって言って、まあそれを信用してないっていう意味だと僕は思いますね。
で、カウンセラーの目が死んでいたって、要するにそのカウンセラーっていうのはですね、インセンティブがあるんですよ。
これだけその100万円の制約をしたら、そのうちの何パーセントとか何十パーセントとかが自分にバックするっていうシステムなんで、もう要するに患者さんをですね、普通に美容医療をして幸せにしてあげようと、幸せに導いてあげようっていう気はまっさら、全くないんですよ。
もう札束としか見てないんですよ。ただの札束だと見てて、もうとにかく金を絞り取ることしか考えてないんですよ。
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なので、罪悪感がないんですよね。そういうふうにクリニック内で上の者から教育されてるんですよね。
まずクリニックに入ると、そういう教育から始まるっていうところが多いんですよ。悪徳、ぼったくり系のクリニックだと。
なのでそういうふうに教育されてて、周りの人もみんなそうやってるんで、感覚が麻痺して罪悪感がなくなるんですよね。
悪いことをやっていても、周りの人がみんな同じように悪いことをやってて、その環境の中にずっといるとですね、人間、自分のことを客観視できない、ちょっと弱い人なんかは染まっちゃうんですよ。
まともな人間だったら辞めるんですよ。ここのクリニックは怪しいって。明らかにぼったくりをやってる、悪徳クリニックだって。
私はこんなところでは働きたくないって思って、辞めるんですよ。辞めた人が、うちのクリニックなんかに面接に来てくれて、ここのクリニックはぼったくりじゃなくて、まともにやってるからって。
こちらの方で働きたいですって。前働いてたところは本当に悪徳ぼったくりで、ひどいところで、私はそんなところで働きたくないからって言って、うちで働いてくれると、
うちで働いてくれると、やっぱりここはいいなって、結構みんな言ってくれるんですよ。ありがたいことにですね。それだけですね、世の中にはぼったくりの広いクリニックが多いってことなんですけれど、
今回はそういう記事だったんだけど、ちょっと前の記事でもですね、文春オンラインで、新入社員を一斉に首切りすると、理不尽すぎる罰金制度とかね、
その時の記事は、結局従業員の人を大事にしてないんですよ。ただのコマだと思ってるんです。ロボットだと思ってるんですよ。
どうせこいつら対して能力もないし、言われたことしかできない、機械的なことしかできないし、自分でアイデア出してこういうことやりたいとかね、そういう能力がなくて、
言われたことしかできないから、ではロボットみたいにこの作業だけ押し付けてやらせようっていう風に、結局ですね、世の中の経営者で、
よくないんですけど、本当のその経営者で儲けてる人って、悪徳経営者なんかはですね、従業員を人間だと思ってないんですよ。その人の人生があるとか思ってなくて、
この人の能力だったらこのぐらいのことを機械的にやらせようっていうのを、システマティックに上手く組み立てて、
就勤システムっていうのを作るのが上手い人がですね、やっぱり悪徳経営者なので、そういうシステムのコマにされてるわけなので、となると、最初はですね、
そういう安い料金で広告つって、クーポンとかどんどん配って、安くできるとかターデできるって思った情報弱者の患者さんを軟禁して、カウンセラーがバーッと膨らまして、
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膨らました分だけインセンティブが入るっていうシステムにして、儲けてとかやる、そういうシステムを作ってですね、最初は上手くいってたんだけど、やっぱり評判が悪くなってくると、
患者さんの数も減っていって、拡大できないと。むしろ赤字の店舗も出てきて、閉めないといけないってなると、簡単に首切っちゃうんですよね。
やっぱり正社員をですね、当然お前首だなって言えないんですよ、日本っていう社会は。アメリカだとそういうことがね、結構行われたりとかするんだけど、日本だと解雇規制が厳しくて、
そういうことできないので、無理なテストとかさせて、あなたはうちの方針にふさわしくないですって言って、使用期間中の従業員をですね、
やめさせたりとか、無理してやめさせたりとかですね、そういうことをやってるっていうわけで、本当はその人それぞれ人生があって大事にしないといけないし、ちゃんと教育しないといけないんだけれど、
ただのコマだと思ってるわけですよね。そうやって急拡大して、システマティックに人間をロボット化するのが、やっぱり悪徳って言っちゃうとですね、僕も叩かれちゃうかもわかんない。
TCBさんにですね、名誉毀損とか言われちゃうかもわかんないんで、TCBさんが悪徳とは言ってるわけではないんですけれど、
一般論としてそういう悪徳な経営者はそういう経営をしますよってことを私は言っているわけでございます。
で、話戻るんですけれど、結局そのクーポン数千円の注射のみでいって、結局100万円払わせるとか、
軟禁されてずっとカウンターに説得されると、よくですね、こういう話をすると、そんなのに騙される人なんているの?って疑問に思う人いると思います。
ただね、やっぱり一定数いらっしゃるんですよ、世の中には。
で、まずこの商売のテクニック、このやり方はですね、初心者狙いなんですよね。
で、大抵初心者狙い、成形初めての人、あるいは情報弱者の方を狙う場合っていうのは大抵ですね、二重まぶたの埋没法等、あとはイトリフトなんですよね。
やっぱりイトリフトとか二重の埋没法って成形初めての人がやるっていうことが多い治療なんですよ。
で、これがまた切開するフェイスリフトなんかは、イトリフトよりも高度な技術が必要で、トレーニングも必要なわけなんだけど、
最初から切開のフェイスリフトを成形初心者の人がやりたいという方、時々いらっしゃるんですけど、
多くの人はですね、結構最初はイトリフトからやって、あるいはハイフやって、思ったより多少効果あったんだけどもっと引き上げたいっていう方が次は切開リフトをやるっていう感じなので、
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イトリフトと二重まぶたの埋没法は成形初心者の、どっちかというと情報弱者の方の比率が高いわけですよね。
で、埋没法とかイトリフトっていうのは、研修医終わってすぐ美容の道に進む、今そういう人たちも問題になっているんだけど、直接美容外科にすぐ行く人、直美って言うんですけど、直美の人でも身を見真似でですね、下手くそなんだけどとりあえずやれるようになるので、
結局その直美の人を年報3000万円で未経験者大募集って言って、求人広告を掛けてそういう人たちを募集して、そういう人たちをシステマティックにですね、マシン化して、埋没マシンとかイトリフトマシンとかを育成して、システマティックにそういうシステムを作ってですね、就勤システムを作るわけなんですけれど、
結局今、トレーニングしないで、コスパ良くすぐに手っ取り早くお金儲けしたいっていう若いお医者さんがですね、増えてきて、直美の人も増えてきてるわけで、
となるとですね、やっぱりそういう情報弱者の方がイトリフトとか埋没法とか希望していくとですね、おそらくね、5人に1人とか4人に1人とか3人に1人とかそれぐらいなのかな、それぐらいの人がですね、やっぱり騙されてぼったくられちゃうわけですよ。
最初は9800円のつもりで行ったんだけど、結局100万円払っちゃうと。3時間軟禁されて、ずっと説得されて、もうコンマケして、返してくれないから、もうローン組んで100万円の手術を受けちゃうとかね、そういう風になっちゃうんですよ。
で実際そういう被害に遭った方がですね、次はうちのクリニックに来てくれたりとかするんですよ。この間は三木屋先生の言ってたら、悪徳なクリニックに騙されて、4800円のつもりが100万円取られちゃいましたって、そういう方いらっしゃるんで、なので実際そういう方を観察するとですね、すごいお人良しで良い人なんですよ。
で、騙されやすいタイプの人、流されやすいとか、あと社会経験が少ない方とかね、良い人が多いんですよね。だからそういうですね、本当に良い人をターゲットにしてぼったくってるんで、本当に許せないんですよね。
で、そういう騙されて100万円取られちゃった人に、100万円で埋没法やったとか、そういう人にですね、普通に僕はカウンセリングするわけですよね。
あなたはこれは必要ないですね、これはこうした方がいいんで、これは25万円かかりますねって、メールを会計で話すわけですよ。
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で、僕の提案した治療の料金は普通にホームページに出てる料金そのまんまなんですよ。
となるとですね、その騙された患者さん、僕の話聞くとですね、こんなに安いんですか?とか、やらなくてもいいんですか?帰ってもいいんですか?とか、感動しました。
無理やり全然進めてこないんですね、全然前のクリニックとは違いますって、最初からここ来ればよかったって感動してくれるんですよ。
僕のカウンセリングね、一度でも受けた方だったらね、分かってくれると思うんですけど、僕絶対に無理やり進めないし、必要のない治療はやらなくていいよって言うんですよね。
これが本来の美容政権のカウンセリングだと思うんですけど、僕は普通にカウンセリングしてメールを会計で、これやるとこうですねって、だけどこれはやらなくていいですよと。
私が勧めた治療はホームページに出てる料金ですよって、もう普通のカウンセリングするだけで感動してくれるんですよ、そういう予想で騙されちゃった人はですね。
本当にそんな良い人を、黙らかして100万円取るとかね、本当に許せないなって思うんですけど、でもやっぱりそういう人がターゲットになっちゃってるわけですよね。
入り口の広告の料金は安いんだけど、実際行ってみると軟禁されて、高い料金吹っかけられて返してくれないって、っていうとこなんですよね。
という感じでね、こういうクリニックがあるよっていう動画をずっと僕上げてるんですけれど、やっと週刊文春さんが記事にしてくれたなーって思って、今回は僕週刊文春さんに本当に感謝してるんですよね。
よく記事にしてくれましたと思ってますね。
というのは僕、地上派のテレビとかでもたまに出させていただくことがあって、最近の美容外科トラブルとかね、そういうので呼ばれてね、取材受けて話したりとかするんですけど、
僕必ずこの話するんですよ。最近はテレビのCMに29,800円で二重手術ができるって言って、実際行ってみるとあなたの目では29,800円ではできません。
この50万円のなんとかスペシャル法で特殊な糸を使ってじゃないとできません。今日じゃないとできませんって、今日だったらキャンペーンで5%オフでできますって返してくれなくて、ぼったくらえちゃう人がいると。
そういう悪毒クリニックがありませんよってですね、僕地上派で取材受けた時に言うんですよ。
だけどそれがね、流れたことは一度もないですね。その29,800円のテレビのCM騙されちゃいけませんって言っても、結局その番組のテレビ局がその29,800円の二重のCMを流してるんで、
スポンサーさんを悪く言えないんで、絶対僕の話したことはカットされるんですよ。ニュースピックスに出た時はちゃんと流してくれたんですけれど、
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テレビの地上派はね、もう本当当てにならないですね。今までもう10回以上こういう取材をテレビで受けてきたんですけれど、流れたことはね、一回もないですね。
だってテレビCMのこういうのは注意しないといけませんなんてね、流すわけがないよね。ないよねって感じで、だけどね文春さんはですね、そういうのに流れなくて、
よくぞ記事にしてくれましたってね、僕は今回は思いました。なのでやっぱりこういうのはね、厚生労働省がもっともっと規制かけないといけないですね。
規制かけるっていう噂が流れて、29,800円で二重ができますよっていう広告をやめるクリニック、大手のクリニックなんかも増えてきたわけなので、
これは良いことだと思うんですけど、だけどそういうのをずっとやり続けているクリニックもあるわけであって、これは正直ですね、これ言うと炎上しちゃうかもわかんないんだけど、こういうことをやるのはですね、日本人の発想じゃないんですよ。
日本人のやることじゃないんですよね。っていうのは僕はね、言いたいですね。なのでそういう悪毒処方をやるクリニック、ぼったくり処方をやるクリニックが日本でどんどん拡大すると、
日本の美容医療業界自体がですね、腐敗していくんですよ。もう現にね、腐敗しています。っていうのは、同じような商売を始めているクリニック、個人会用医なんかもどんどん増えてるんですよ。
結局悪毒、ぼったくりをやっている大手のクリニックに直尾で就職して、何年かやっていると、これは俺でもマーケティングの方法で、ぼったくり方法だったら俺一人でやれるわって思って、一人でやった方が収入が多くなるので開業するんですよね。
で、同じようにぼったくりを個人でやったりとか、あるいは最初個人でやってたんだけど、どんどんどんどんテンポ拡大して、同じように医者雇って全国に拡大したりとか、そういう連鎖してるんですよね。
あるクリニックでぼったくりやってると、そこから派生していって、そこから独立したお医者さんがまた同じようなことをやってるんで、
だから、そういう同じようなぼったくりをやってる人って、今回のこの記事とかが出ても、それを擁護したりとかするお医者さんもいるんで、本当に困ったもんだなぁって。
ぼったくるのが当たり前だと、暗黙の了解で、この業界ではこういうことをしてもいいんだよって勘違いしてる若いお医者さんとかも多いんで、それは違うんだよってことをですね、僕はね、はっきり言いたいですね。
そうじゃないとですね、本当に真面目にですね、形成医科のトレーニングを積んで技術を身につけて、真面目に手術を提供しているお医者さんが馬鹿を見るっていう状態になるんです。
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イトリフトとか埋没法でぼったくるトレーニングしてない直尾の若いお医者さんの方が得するって言って、一番の被害者は患者さんだと。
情報弱者の整形初心者の患者さんがターゲットでね、被害者になるっていう、この図式をですね、何とかですね、やめさせないといけないわけなので、今回の文春さんの記事は本当に僕は良かったと思いますし、これからね、厚生労働省が規制をかけていかないといけないと僕は思っております。
はい、というのが私の意見です。ご視聴ありがとうございました。