脱毛サロンの破産申し立て
はい、こんばんは。今緊急で動画を回しているんですけれど、先ほどもNHKのニュースでもやってたし、あとはネットのニュースとかにもなっているんですけど
脱毛サロンのミュゼプラチナムを運営する MPH っていう株式会社
ここがですね、5月16日に元従業員などの再建者から東京地裁へ破産を申し立てられ、元従業員が記者会見を行ったと。
これがニュースになっているわけなんですけれど、破産申し立てって時々あるじゃないですか。
ただね、今回のこの破産申し立て、東京地裁に申し立てられたっていうのは、元従業員とか再建者が申し立てを行ったんですよ。
ちょっと珍しいケースだと思うんですが、ミュゼプラチナム再建者約21万名いると、負債約300億円って言われてるんですね。
その再建者っていうのは従業員で給料が未払いの人とか、あとお客さんですよね。
コースを組んだんだけど、そこに通うことができないと。予約が取れない。残りのコースちゃんと脱毛やってくれるのか、その再建者とか。
あとはビジネスでね。わからないですけど、広告代理店とかそういうところに広告費払われていないとか、物品とかね。
そんなところだと思うんですけれど、300億円って正直かなり厳しいですよね。
脱毛業界で負債300億円って取り戻せるのかって、僕の感覚でもかなり厳しいかなって思って、結局元従業員とか従業員とかもう信じられないんだと思いますね。
なので今回こういう珍しい破産申し立てっていうのが起きたわけなんですけど、ミュゼプラチナムっていうのはいろんな経緯がありまして、
2015年から株式会社MITが手掛けていたんですが、コロナ禍などの影響で、脱毛業界ってものすごい競争が激しいんで、
一時期は脱毛サロンも脱毛クリニックも結構儲けてたと思うんですよね。
宣伝、芸能人とか使ってテレビCM売ったり電車の広告売ったりとか雑誌の広告売ったりとかして、そこそこ切れたと思うんですけど、
競争が激しくなってしまって、あとは基本医療脱毛なんかもそうなんですけど、永久脱毛って一通り脱毛終わっちゃうと、もうリピートしなくなっちゃうわけですよね。
終わりになっちゃうので、また新たなお客さんを開拓しないといけない。結構大変な商売でもあるわけだし、
あと脱毛の機械って結構高いんですよ。うちは医療脱毛やってて、ミゼプラチナムはサロン脱毛なんですけど、機械も高いし、
あと最新式の機械がどんどん出るんですよ。あとメンテナンス費も高いし、あとは脱毛を処置する、医療脱毛だったら看護師さんにしてもらって、
サロンだったらそこの従業員さんがやるっていう形なんですけど、人件費もかかるし、
あと脱毛専門サロンとか、脱毛専門の医療脱毛とかって、結構看護師さんとか従業員さんの入れ替わりが激しいんですよね。
結構大変な仕事なんですよ。一日中密室にこもってお客さんにずっとピコピコやるのも結構大変なんですよね。
セクハラする男性のお客さんとかもごく一部いらっしゃるっていう話もよく聞きますし、結構メンタル的にも体力的にも大変な仕事なわけですよ。
だから辞めてもらわないためにも給料を高くしないといけないんで人件費もかかるんですよね。
基本的に1対1の仕事ですので、接客業なので、大量に物を生産して売るとかそういう仕事とは違うんで、
それだけ利益率っていうのもなかなか脱毛単価競争して下がっちゃうと利益率も下がっちゃって、結構赤字経営の脱毛クリニック、脱毛サロンって多いわけですよね。
そういう影響で、2023年4月にAV機器メーカーのフナイ電機の持株会社が関係会社を通じてMITの全株式を取得し再建を目指したんですが、結局資金繰りが改善しなくて株式を売却したんですよ。
株式会社MITから新設分割で設立された株式会社ミュゼプラチナムに全事業が継承され株主も変わったんですが、やっぱり資金繰りは改善しなくて、
新しい株主が再度株式を売却して、今回の会社MPHに全事業が継承されていたっていう流れなんですけど、やっぱり経営うまくいかないわけですよね。それは大変ですからね。
再建への道筋
なんですけれど、実は社会保険料をずっと滞納していたんですよね。そっちの方まで資金繰りの影響があって、日本年金機構が売りかけ金を差し押さえていたんですよ。
だから売り上げても、従業員さんとかに払えないんですよね。だから給料の未払いがずっと続いていたっていう極めて厳しい状態で、なおかつ今年2月には幹部と株主の間で内紛が生じて、経営権をめぐってけそうとなって、さらに給料が払えなくなったり。
ちょっと前のニュースで、3月下旬より全店舗を休業という流れに至って、今に至るということで、再建者21万人、負債が約300億円ということなんですけど、
この株式会社MPHは今後も事業を継続しながら再生を目指す方針だというふうに言ってるんですけれど、結局は従業員さんたちも信じてないのかもわからないなって感じですよね。
元従業員さんが今回破産申立てを行って、なのでもうこの会社無理だと破産申立てして、少しでもそれを私たちに払ってください、給料を払ってくださいとか、お客さんに未成立の分お金を戻してくださいということだと思うんですが、
今後は東京地裁が審査して判断するということなんですけれど、従業員さんも会社を信用していないじゃないですかね。
なので結局、今まで数々の脱毛サロンとか脱毛クリニック、チェーン店系の超大手のところが結局破産して、しかも従業員さんとかお客さん、患者さんには一切通告せずに突然閉院するんですよ。
従業員さんも今日も出勤しようって朝行くと、いつものクリニックとか脱毛サロンが、今日思って閉院しましたってね。従業員さんも聞いてないんですよね。結構上の幹部の方まで聞いてなくて、おい聞いてないよ、給料ももらえないと。
お客さん、患者さんたちも突然通えなくなって泣き寝入りすると。
なんで突然閉院するかというと、ケースバイケースなんですけど、場合によっては経営者とか株主など出資した人たちが、少しでも自分たちのダメージは少なくなるように資産を前もって移動させておいて、
自分たちの方に回って、損をするのは従業員とお客さんと、あとビジネスしてた広告代理店とか、物品買ってた会社とかに損してもらおうっていう、ちょっとずるい閉院の仕方やってるところがあるので、
ひょっとしたら今回のこの元従業員さんさん申立てしたのは、それをさせる前に破産させて、裁判所に判断してもらって、少しでも私たちにお金を戻してくださいという作戦なのかもわからないですけれど、僕の想像で、半分想像で話してます。
すいません。
っていうのが、過去にいろんな脱毛サロン、脱毛クリニックの原因があったから、従業員さんもそうはさせるかっていうのがあるんじゃないかなって思うんですよね。
わかんないですよ、ミゼプラチナムさんが今後復活する可能性もゼロではないんですけど、僕の美容クリニック経営してる肌感覚からしても300億円脱毛サロンで厳しいって感じですよね。
っていうのは、これだけニュースになるのがまたやばいんですよ。
破産手続きの影響
結局、銀行の取り付け騒ぎでも、誰かがあの銀行潰れるって、女子高生が言っただけで取り付け騒ぎが起こって潰れるらしいよって言って、お金返してくださいってなって、場合によっては本当に銀行が倒産しちゃうとかそういうことだってあり得る話なんですよね。
取り付け騒ぎと一緒で、やっぱりこれだけニュースになってみんながあそこやばいらしいよって言うと、やっぱりお客さんも解約しようって思うし、あそこはやばいから新規で契約しない方がいいと。
関連会社もあそことはお付き合いしない方がいいって思うし、従業員さんも早く辞めた方がいいって逃げちゃうんですよね。
だから、こんだけニュースになって300億円取り戻せるのかって感じですよね。
ただでさえ、脱毛サロンってビジネスとしては正直オワコンです。
これだけ情報化社会になって、脱毛サロンで最初脱毛しようってする人って、申し訳ないんですけど情報弱者の方が多いんですよ。
何でかっていうと、サロンの脱毛より医療脱毛の方が回数も少ないし効果も確実なんですよ。
僕は全身を医療脱毛でやってて、今の医療脱毛もかなり痛みも少ないし、腫れとかも少ないんですよ。
短時間でできて、医療脱毛の機械がすごい進化してるんですよ。
うち最新式の脱毛、スプレンダーXとかもあるし、あとはジェントルマックスプロとかもあるんですけど、
どれも冷却ガスとかついててすごいスピーディーで、昔だったら結構痛くて、やけどのリスクで肌が表面ヒリヒリ赤くなったりとかあったんですけどね、
そういうのもほとんど長くて快適なんですよね。
なのでサロン脱毛より医療脱毛の方がもう今完全に優れてるんですよね。
確実に永久脱毛できるし回数も少ないし。
だけど芸能人とかが宣伝してるからサロンの脱毛行って、だけど途中でいろいろ調べると医療脱毛の方がいいらしいなって。
サロン脱毛っていうのは定着が行くみたいであって、サロンの方を解約して医療脱毛の方を新たに契約するんですよ。
なおかつその医療脱毛ですら過等競争で値段もダンピングして、だけど最初に患者さんに来てもらわないといけないから、
場合によっては脇脱毛1回無料とか1回500円とか完全な赤字の脱毛の広告ってすごい単価が上がってるんですよ。
Googleのリスニング広告でも脱毛っていうワードっていろんな脱毛があるじゃないですか。
チョコダップのセルフとか、自分でセルフでやる脱毛器とか、サロンもあれば医療脱毛もあるしワックス脱毛とかもあるんで、
脱毛っていうワードの値段がものすごい上がってるんで、脱毛でお客さん患者さんを1人来させるのにも何万円かかるんで、
無料とか500円じゃ割合わないんで、高いコース組ませるとか全身脱毛のコース組ませるとか、そのコースもダンピングで元が取れないんですよね。
だから赤字覚悟で脱毛をやってて、脱毛は美容クリニックが患者さんの囲い込みのために赤字覚悟でやっていて、
そこに脱毛で通ってくれてる患者さんに埋没法の手術を進めたりとか、イトリフトを進めたりとか、美肌の治療とか配布を進めたりとかっていうための脱毛コンテンツになりつつあるわけなんで、
脱毛ビジネスそのものがもう半分オアコンなんですよ。
で、そのサロンダツモを全国展開してて300億円の負債があって今から取り戻せるかっていうと、僕は絶対無理です。
僕が経営するんだったら絶対無理です。っていうのが私の意見でございます。
医療脱毛の台頭
ご視聴ありがとうございました。