独身税と少子化問題
はい、こんにちは。今回なんですけども、今ネット上で話題になっているワード
独身税について僕の意見をお話しさせていただこうと思うんですが、そもそも独身税って正式な名前ではなくて
独身税なんていう言葉を使うこと自体が良くないんだ。これ間違ったイメージを与えるっていう言葉もあるんですけれど
結構ネット上、特にTwitter、GENXの意見なんか見てると、独身税っていうワードが先行して、それに対するいろんな不満が出てるわけでございます。
というのは、先日発表された2024年の出生数
68万6千人という過去最低の数字、統計をとってからね、過去最低の数字で、合計特殊出生率1.15、これも過去最低
極めて深刻な少子化の状況で、これに対して三原潤子内閣府特命担当大臣
少子化対策を行っている大臣なわけなんですけれど、来年スタートする子ども子育て支援金
これは岸田政権が打ち出した異次元の少子化対策っていうやつの流れですよね。
それには3.6兆円の財源が必要なわけですよ。そのうち1.5兆円は
規定の予算ですよと。1.1兆円は採出改革を行うと。残りの1兆円は
来年4月から徴収する子ども子育て支援金、これが独身税じゃないかっていうふうに今ネット上で
結構いろんな不満が出ているわけですよね。独身の人たち、子どもいらないよっていう人たち
そもそも自分は結婚する気ないですっていう人たちが主にそういう声を上げているんだと思います。
これから子どもを作ろうとしている人とか、今ちっちゃい子どもがいる方々なんかは歓迎しているっていう流れで
立場によって意見が割れてるっていう状況、そもそも政治とか政策っていうのはそういうものであって
何か政策であれ程度の人たちには賛同を得られて、また別の立場の人たちには反対とか批判を食らうっていうのは当然なわけなんですけれど
この子ども子育て支援金っていうのは、医療保険に加入するすべての国民が負担するわけですよ。
ということは、子どもがいる人たちとか、あるいはこれから子どもを作ろうっていう人たちも含まれているんだけど
高齢者の方とか、あとは子どもが大きくなっている人たちとか、あるいは独身の人たち、自分はもう子ども作る気ないですとか
子どもいらないですとか、結婚する気ないですっていう人たちとか、あるいは結婚しても子どもがいない夫婦とか
みんな含まれているわけですよ。医療保険に加入するすべての国民なわけなので。
それが医療保険料とともに徴収されるという形で、それが一人当たりの平均月額が2026年度だと250円、2027年度は350円、2028年度からは450円と。
なので、大体月450円とかとらえるようになっちゃうわけですよ。一人当たり平均でね。
さまざまな不満が湧き上がっているわけなんですけど、どういう道に使われるかというと、まず児童手当の拡充ですよね。
所得制限を撤廃して対象年齢を引き上げると。あとは妊娠・出産時の給付金、妊娠時は5万円、出産時は子ども1人につき5万円と。
あとは育休給付金ですね。手取りを10割相当にしますよと。男女ともに育休を所得した場合は最大28日間ということなんですけれど、
結局独身は恩恵を受けることができない。お金を払うばっかりだと。
結婚と子どもについての考察
子どもがいる人たちにとっては恩恵を得ることができる。これは不公平だという感じなわけなんですけれど、じゃあ僕の意見としては、もしこの独身税というもの、
独身税という言葉を使っちゃいけないですよね。子ども子育て支援金ですね。子ども子育て支援金の制度が活用されて、それによって少子化が克服できるんだったら、子どもがすごく増えるんだったらやる意味はあると思うんですけれど、
僕の予想では、これはほとんど意味ないと思いますね。ちょっとは意味ありますよ。それは、子どもが欲しいんだけどお金が少し足りないから、子どもを諦めてるっていう人にとってはプラスになって、その人たちが子どもを作ることによってちょっと出生数が上がると思うんですよ。
だけど、残念ながら今の日本の若者って、そもそも結婚したくないとか、子ども欲しくないって考えてる人が多いんですよ。なので、仮に手当とか給付金がちょっと付いたとしても、それでもそもそも子どもいらないですよっていう意見の人たちの方が多いと思うんですよね。
なので、この支援金はほとんど意味ないんじゃないかなと。ちょっとは意味あるんですけれど、政府の人間も本当に賢い人たちは僕と同じ考えだと思うんですよ。だけど、安易に考えてる人とか、今の日本人は子どもが欲しいんだけどお金がないから諦めてるっていう人たちが多いからお金配れば解決するんだっていう短絡的に考えてる人もいると思うんですよ、政治家で。
で、もちろんそういう人たちもいますよ。子どもが欲しいんだけどお金がないから子ども作れないとか、結婚したいんだけどお金がないから結婚諦めてるっていう人たちも一定数いるんですけど、それよりもやっぱりそもそも結婚に興味がない、子どもを作ることに興味がない、子どもいらないっていう考えてる人が多いと僕は思いますね。
なので、この程度のお金配ったとしても出生数ほんのわずか上がるだけであって、それよりかは、言葉悪いかもわかんないんだけど、独身の人たちの負担が増えてその人たちの生活が辛くなる分のデメリットも大きいとは思うんですけど、ただ、政府としても何かやってる感を出さないといけないっていうのはあると思うんですよ。
もう出生数を上げること、もう無理です。これは国民病なので、先進国の宿命なので、諦めますって言うとものすごい叩かれると思うので、やっぱり三原潤子みたいな人にある程度こういうことをやらせて、ちゃんと対策とってますよっていうスタンス、姿勢を示すっていう意味でやってる。
まあ、アリバイ作りでやってる感が多いんじゃないかなって僕は思います。わかんないですよ、自民党の人たちの考えてることね、全部わかってるわけじゃないんだけど、そういうのが大きいんじゃないかなって思います。
やっぱりね、本当に賢い人たちってわかってると思うんですよ。
それは、韓国見ても中国見ても、ヨーロッパとか様々な先進国見ればですね、みんな同じ病に陥ってて、日本なんかまだ良い方なんですよね、韓国とか中国とかに比べれば。
出資要素まだ1.15あるだけ、まだマシかもわからないんですけれど、今後ね、人口がどんどん減っていって出資要素少なくなってますよっていうのはね、避けられない宿命なんですよね。
国が発展する、経済が発展して先進国の仲間入りすると、やっぱりみんなこれに陥るんですよね。むしろ、途上国とかあるいはイスラム教の国で原理主義的な色が濃いところの方がむしろ子どもたくさん作るわけであって、やっぱり途上国にとっては子どもは資産なわけですよ。
学校行かせないといけないんだけど、大学までは行かせないとか、あるいはもう学校にも行かせない。子どもの時から労働力として見てるとか、あるいは先進国だと子どもって不才っていう風に考えるわけですよ。やっぱり経済が発展していって、SNS、インターネットも発達して、いろんな人たちを見るとですね、ちゃんと育てないといけないと。
塾行かせて、高校行かせて、大学卒業させて、ホワイトカラーの職につかせないといけないと。そうじゃないと親としてダメなんだって。子どもがかわいそうなんだとか、親ガチャ失敗だとか言われるっていうのもあって、となると子ども作るとお金がかかるから、もうだったら子どもいらないよっていう流れになってしまうんですよ。
だからこそお金を配ることは大事だっていう意見もあるんだけれど、足りないんですよね。あとは先進国になればなるだけ、男女平等とか女性の社会進出が進むわけです。これは僕は素晴らしいことだと思うんですよ。
女性が社会進出して、社会で活躍するのはすごく大切なことですよ。経済が発展すれば頭脳労働が増えますので、その分女性が進出しやすくなるわけですよね。そうすると女性の収入が上がって、男女の収入の差っていうのが少なくなると。
だけど残念ながら世の中の多くの女性は自分より格上の男と結婚したい、格下の男とは結婚したくないっていう考えてる人が多いわけです。女性も働いて、社会で働いて、男性も育児する、家事するのが正しい世の中だ、それが男女平等だっていう流れになると、
男女の役割分担っていうのもなくなっていって、お互いに結婚する意義っていうのが薄くなって、じゃあ結婚しなくていいよねと。女性が働いて収入が増えると女性が強くなるんですよね。そうすると、悲しいんだけど女嫌いの男が増えて、結婚なんかしたくないって、女怖いって思う人も増えてくるわけです。
少子化の要因
なので、これ先進国の宿命なんですよね。もう避けられないです。あとは、途上国って否認しないでバンバンSマルXするんですけれど、やっぱり先進国になるだけ否認の知識が進んで、コンドームするとか。コンドームすると感度が減ってしまうわけです。
一説によると、コンドームをつけるSマルXとつけない生でするSマルXが、生でする方が100倍以上の感度があるとかね、そういう説もあるぐらいなわけで。
となると、昔だったらコンドームつけないでする方の快楽に男が負けてしまって、そのまま妊娠させて、結婚する、子供を作る、産むっていう流れが多かったんだけど、今は低容量ピルによる否認っていうものも広がっていて。
あるいは低容量ピルは別に、PMS生理の時の不快感、痛みとか、気分の不安定とか、それの対策で飲むとか、あるいはホルモンバランスが崩れてニキビができる、美肌対策で飲むっていう人も増えて、低容量ピルが広がることによって、コンドームつけなくても感度の高いSマルXをすることができるっていうのも要因の一つだし。
あとは、日本は中絶する人が年間12万人くらいで、出生数の5分の1くらいですかね。
中絶は、これはやっぱり女性の権利なんですけれど、例えばその権利を認めない国の方が出生数は上がるわけであって、なのでこれはしょうがないことだと思ってます。
例えばキリスト教福音派とか、一部のカトリックとか、一部のイスラム教徒とか、一部のユダヤ教徒、ヒンズー教徒の一部の方なんかは、中絶そのものを認めないっていう人たちもいて、そっちの方が出生率は上がるんだけど、これは女性の権利なので僕はしょうがないことですよ。
もちろん必要な中絶はしょうがないっていう風に僕は考えておりますね。
あとは、インターネットがこれだけ発達して、YouTubeとかサブスクとか、プライムビデオとか、いろんなコンテンツ、エンタメが増えて、エロコンテンツも増えて、
どうするとね、一人暮らしが快適で、別に結婚したくないと、結婚するとその自由が奪われるから結婚したくないっていう若者が増えてるし、あと家族が進んでいってね、子供を作っても家族が支えてくれないとかそういうのもあるしね、
あとお見合いが減ったことによってっていうのもあるし、あとは最近はもう遺伝子の解明が進んで、自分の遺伝子が子供に引き継がれるのがかわいそうだから子供を作りたくないっていう考えてる若者がすごく増えていますよね。
幼児とか病気とか性格とか精神疾患とか、いろんなものが遺伝によって引き継がれると。
IQとか様々な因子となると、自分が子供を作ると子供に親ガチャ失敗だって言われるから、だからもう子供を作ったらかわいそうだ、自分自身が親ガチャ失敗だから子供に同じ思いさせたくないっていう若者も増えてるとか、あるいはSNSが発達して格差が可視化されてるわけですよね。
世の中にはこんな金持ちでいい思いをしてる人もいれば、低所得者でこういう思いをしてるっていう、可視化することによって自分が子供を作るべきじゃないって考えてる人とかも増えて、様々な要因によって少子化って進んでるので、
ただ単にお金がないから子供を作れないっていうだけの人はもちろん一定数いるんですけど、それだけでは解決しないので、独身税を徴収してお金を配っても本当に数目の涙なんではないかなって僕は思いますね。
独身税の効果
なので独身税で徴収して出生数が上がればまだいいんですよ。そうすれば将来の労働人口が増えて税収も増えるし、そうすると労働人口が支える高齢者の方の数も少なくなるんで、
一人当たりの社会保険料とか消費税とかそういうものが増税しなくていい減税できるとか、社会保険料もそんなに上がらない下げることができるとかあるかもわかんないんですけど、そこまでの効果はないと思いますね。
なので今の日本人を見ると、富裕層、中間層、低所得者層って見ると、富裕層の人たちは比較的子供を作るんですよ。やっぱり子供は贅沢品であって、子供は不才ってなってしまうとなると、やっぱり富裕層の人たちは子供を作りますよと。
中間層、低所得者層にお金を支援金で回ると収支率が増えるかというとそんなに変わらない。ちょっとは変わるかなって感じですよ。
なので今回独身税で給付金とか自動手当を配ったとしても、結局日本中の多くの人たちから徴収したお金が富裕層の方に回るっていう仕組みになるんじゃないかなと大まかに見ると。
だからあんまり意味ないかもねっていう風に僕は考えております。というのが今回の私の独身税に関する意見です。ご視聴ありがとうございました。