【A093】柳田国男の周辺──共同幻想の時間と空間 時間:183分(うち、質疑応答37分) 音質:4 ジャンル:思想 講演日:1986年6月8日 主催:吉本隆明を読む会 場所:盛岡市上田公民館 収載書誌:洋泉社『定本 柳田国男論』(1995年) 音源について 基本的にはライン録音された 主催者の音源を採用したが、 テープ反転で欠けの生じた 部分については 客席録音のもので補完。 講演より 僕自身も柳田国男について 論じたりしてきましたけれども、 同時に柳田国男が『明治大正史』でやったように 現在のイメージをどうつくるのかということも やってきました。 その場合、柳田国男の方法は 無意識に僕らのなかに入ってきていて、 それをもとにして自分の分析をやってきました。 柳田国男が『海上の道』などでたどった、 稲作が南島から日本の島に渡ってきたという考え方は、 実証史学でいえば危ういところがあるのかもしれません。 しかし柳田国男の方法的な優位は、 実証でくつがえしえるというものではありません。 柳田国男の地勢のイメージのつくり方、 過去のイメージのつくり方、 民衆のイメージのつくり方の根本的なところは、 共同幻想の過去・現在・未来を考えていくとき、 現在でも有効だと考えています。
感想
まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!
03:03:08
コメント
スクロール