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【A128】『遠野物語』の意味
2015-07-03 1:33:43

【A128】『遠野物語』の意味

【A128】『遠野物語』の意味 時間:93分 音質:3 ジャンル:思想 講演日時:1990年8月26日 主催:『遠野物語』発刊80周年記念事業実行委員会/遠野常民大学 共催:岩手県/遠野市/遠野市教育委員会 後援:岩手民俗の会/NHK盛岡放送局/岩手日報/岩手放送/テレビ岩手/エフエム岩手/朝日新聞社/毎日新聞社/読売新聞社/河北新報社/岩手東海新聞社/遠野商工会/遠野市観光協会 場所:岩手県遠野市・水光園 収載書誌:至文堂「国文学 解釈と教材」56巻3号(1991年)/新潮文庫『遠野物語』(1992年) 音源について 『遠野物語』80周年を記念して 開かれたシンポジウムでの講演。 音源は客席録音だがクリア。 講演より 植物と動物のあいだ、動物と人間のあいだには 境界線がない──「中間はいつでも連続しているんだ」と いうことをひとりでにいっていることは、 柳田国男のとても大きな特徴だと思います。 柳田国男にとって、稲を持って来た人たち(平地人)と、 それ以前に住んでいた人たち(山人)の区分は、 はじめから終わりまで関心の的になっていました。 ここでたぶん「中間は連続する」という考え方のスタイルは 生まれてきたと推測することができます。 『遠野物語』の中核に理念を与えるとすれば、この 「中間は連続している」という論理だと思います。 この中間についての論理は、柳田国男の場合は 論理というよりも、文体の実質の力で ひとりでにやってしまったと思います。 これは、他の古典物語と比べて比類のないほど長い 多様な時間を包括していることとともに、 『遠野物語』が問いかけてくる問題に違いありません。 この講演のテキストを読む

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