番組の魅力・推薦
このポッドキャストは未認証のため、最新エピソードのみ表示されます。
【A147】新・書物の解体学
【A147】新・書物の解体学 時間:136分(うち質疑応答16分) 音質:2 ジャンル:文学 講演日時:1992年11月24日 主催:前橋市・煥乎堂 場所:前橋テルサ 8F けやきの間 収載書誌:未発表 音源について 「マリ・クレール」に連載された 書評集成である 『新・書物の解体学』が 同年8月に刊行されたことに際して 行われた講演。 テープ交換以降は 声が曇り聞きとりづらい。 講演より 〈健康な文学〉と〈健康でない文学〉ということで いまの文学を分けてしまったら、 いったいどういうことになるかというと、 本当の健康な文学というのも、 本当に病的な文学というのも、 両方とも描かれていないというのが 現状ではないかと思います。 やかましい書評をしてみれば、 そういうことになってしまうのではないかと思います。 「本を読むこと」は、必ずしも すぐれた作品にぶつかることであるとも限らないのです。 しかし、そのなかから何か搾り取ることが、 本の読み方で、さしあたっていちばんいい 読み方なのだとすれば、 見かけ上の健康さと不健康さの後ろに真実らしさとか、 真実の甘美さというものを見つけることが、 読むほうとしても大切なことなのではないかと 思えてなりません。 そこらへんのところまで行けたら、 さしあたって本の読み方としては いい読み方ということができるのではないかと思います。
【A024】政治と文学について
【A024】政治と文学について 時間:45分 音質:2 ジャンル:文学 講演日時:1971年5月8日 主催:三田文学 場所:慶應義塾大学 三田校舎 収載書誌:弓立社『敗北の構造』(1972年) 音源について 文芸誌「三田文学」の主催。 録音者の話し声や 周辺のノイズが入り、 音質はあまりよくない。 講演より 去年の暮れ、三島由紀夫さんが、政治と文学について、 非常にショッキングなあり方を提供してくれました。 「芸術家が実行家に拮抗しうるとすれば、 死を描写するだけでなくて 自分が死んで見せなくちゃだめじゃないか」 というのが三島由紀夫さんの考え方のように思われます。 三島さんは自らその考えを実行されたわけですから、 そこのところで何もいいたくない気持ちですが、 考え方としては たいへん古い考え方というほかないと思います。 そして三島さんは、文学芸術の創造ということと、 それが書物として流布される過程とを、 うまく区別できていなかったのではないでしょうか。 創造の行為と、それが書物となって流布されることとは、 違うということを、本当の意味ではあまり 考えられなかったと思われるのです。 そのことは、ただ実感的に知っているだけでなく、 想像力を突き詰めていかなければならないことが あるように思うんです。
【A064】文学の新しさ
【A064】文学の新しさ 時間:120分(うち質疑応答25分) 音質:5 ジャンル:文学 講演日時:1982年1月21日 主催:京都精華大学 学生部 場所:京都精華大学 収載書誌:未発表 音源について 京都精華大学大教室で行われた。 一般の人にも開放され、 他大学の学生の参加も多かった。 音源は主催者提供。 講演最後が欠けているため、 客席から録音したもので補っており、 この部分は聞き取りづらい。 質疑応答は冒頭と最後が欠けている。 講演より 現在の文学や芸術、芸能では、 実際の現実的な価値、物質的な価値に対して、 イメージの価値が大なり小なり付加されていて、 その全体を指してある価値様式を考えているというのが、 われわれがおかれている環境です。 このイメージの世界が大規模になると考えると、 誰にとっても管理されている時間帯は 増えていくだろうということが、 現在の「新しさ」の根底にある問題だと思います。 その問題をどう考えるかが、 現在の文学の根底にある問題だと思います。 この講演のテキストを読む
【A155】中上健次私論
【A155】中上健次私論 時間:60分 音質:3 ジャンル:文学 講演日時:1993年6月5日 主催:昭和文学会 場所:国学院大学常磐松2号館2階中講堂 収載書誌:未発表 音源について 昭和文学会の春季大会として 行なわれた講演。 当日は吉本隆明のほか 日高昭二氏らによる講演があった。 客席録音のためノイズが入るが 比較的クリアに収録されている。 講演より 〈都会に出た熊野人〉、 〈熊野という場所で育った熊野の子どもたち〉 というふたつの問題が、 中上さんの文学のふたつの足だと思います。 都会に出てきたアジア的田舎の人といえば、 ごくふつうになってしまいますが、 中上さんの作品のおもしろいところは、 都会に出てきたアジア以前の人、 つまりアフリカ的段階の人ということです。 それが中上さんの文学のひとつの特色です。 もうひとつの特色は、アフリカ的段階の自然、 つまり自然にまみれている自然人の子どもたちの特色を、 中上さんが非常によく描写していることです。 これが中上文学のふたつの足である、と思います。 この講演のテキストを読む
【A015】実朝論
【A015】実朝論 時間:299分 音質:5 ジャンル:文学 講演日:1969年6月5日/12日 主催:筑摩書房 場所:新宿・紀伊國屋ホール 収載書誌:中公文庫『語りの海2 古典とはなにか』(1995年)、弓立社『敗北の構造』(1972年) 音源について 2日間に分けて開催されたため、 途中で音質が異なっている。 音源は主催者提供。 吉本隆明はこの講演の2年後に 『源実朝』を刊行している。 講演より 文学にとって重要なことは、 どういう死に方をするかということだと思います。 なぜ文学にとって死に方が重要かといいますと、 死に方は、偶然には依存しないわけです。 ほとんど全面的に、作家あるいは詩人の思想、 資質そのものに依存するからです。 死に方が本質的でないと、 文学としてよみがえることができない、ということが いえると思います。 実朝という詩人は、中世では誰もが 西行と実朝というふうに数えざるをえない、 最大の詩人のひとりです。 実朝は鎌倉幕府の創始者であった源頼朝の次男で、 12世紀末から13世紀の初めにかけて生きた人ですが、 28歳で暗殺されています。 実朝が、本質的に生きたかどうかは、 そう簡単には決められませんが、 本質的に死にえた詩人だということは確かです。
こちらもおすすめ
近藤淳也のアンノウンラジオ
株式会社はてな創業者であり現在もITの第一線で働く近藤淳也が、京都の宿UNKNOWN KYOTOにやって来る「好きなことを仕事にしている人」を深堀りすることで、世の中の多様な仕事やキャリア、生き方・働き方を「リアルな実例」として紐解いていきます。 . 【ホスト:近藤淳也】 株式会社OND代表取締役社長、株式会社はてな取締役、UNKNOWN KYOTO支配人、NPO法人滋賀一周トレイル代表理事、トレイルランナー。 2001年に「はてなブログ」「はてなブックマーク」などを運営する株式会社はてなを創業、2011年にマザーズにて上場。その後2017年に株式会社ONDを設立し、現在もITの第一線で働く。 株式会社OND: https://ond-inc.com/ . 【UNKNOWN KYOTO】 築100年を超える元遊郭建築を改装し、仕事もできて暮らせる宿に。コワーキングやオフィスを併設することで、宿泊として来られる方と京都を拠点に働く方が交わる場所になっています。 1泊の観光目的の利用だけではなく、中長期滞在される方にも好評いただいています。 web: https://unknown.kyoto/ . こちらから本文を読んだりコメントが書けます! https://listen.style/p/unknownradio
上坂あゆ美の「私より先に丁寧に暮らすな」
歌人・エッセイストの上坂あゆ美(+京都の僧侶・鵜飼ヨシキ)による雑談配信。人生の呪いからファミレスの好きなメニューの話まで幅広くお届け。 【初めての方におすすめ回】 #30 お菓子が人間だったら誰と付き合いたいか真剣に考える https://open.spotify.com/episode/751EzuNXjpgP2i53P7OtX7?si=XxN2eddURsas_JWE6KFu-A #163 恋愛ってマーージでクソだと思っている人の話 https://open.spotify.com/episode/1WgeglhRT5GQfqzkBO2bNF?si=1l0b2OBlTJq ▼ご意見ご感想は #よりすな ▼お悩みや質問はコチラまで https://forms.gle/1bqryhYcDWt334jZ7 ▼番組公式SNS https://x.com/yori_suna ▼番組へのお問い合わせはコチラまで yorisuna24@gmail.com ▼ポッドキャストの書き起こしサービス「LISTEN」はこちら https://listen.style/p/yorisuna?Egq5AoBB
IBUKI STATION
ここはアウトドア向けGPSトラッキング「IBUKI」にまつわる人々が集まる場所。 トレイルラン、登山、冒険、ランニング、自転車、ロゲイニング、、 スタイルは数あれど、共通しているのは自然を楽しみ、そして人とのつながりも楽しむ姿勢。 自然を目一杯楽しみ、苦しみながら、人と接する喜びにも気付く。 アウトドアを満喫するみなさんが、ほっとできるIBUKI STATIONです。 IBUKI https://ibuki.run/ 近藤淳也 IBUKIを提供する株式会社OND代表。ポッドキャストプラットフォーム「LISTEN」も展開 桑原佑輔 OND所属。IBUKI事業担当営業・テクニカルディレクター
LISTEN NEWS
LISTENは、AI文字起こしとコミュニティで、ポッドキャストを「聴く・配信する・つながる」ためのプラットフォームです。 公式番組「LISTEN NEWS」では、開発の裏話や近況も交えつつ、最新情報をお届けします。 LISTENはこちら→ https://listen.style/
歴史を面白く学ぶコテンラジオ (COTEN RADIO)
歴史を愛し、歴史を知りすぎてしまった歴史GEEK2人と圧倒的歴史弱者がお届けする歴史インターネットラジオです。 歴史というレンズを通して「人間とは何か」「私たち現代人の抱える悩み」「世の中の流れ」を痛快に読み解いていく!? 笑いあり、涙ありの新感覚・歴史キュレーションプログラム! ☆Apple & Spotify Podcast 部門別ランキング1位獲得! ☆ジャパンポッドキャストアワード2019 大賞&Spotify賞 ダブル受賞! ※正式名称は「古典ラジオ」ではなく「コテンラジオ」です ーーー COTEN RADIO is an entertainment radio talk program for history , published by the crazy history geeks group "COTEN" in Japan. ☆Apple & Spotify Podcast in Japan category ranking No.1 ! ☆Japan Podcast Awards 2019 Grand prize and Spotify prize !
桃山商事
コミュニケーション、男性性、恋愛、人間関係、ジェンダー、ケア、孤独、性欲、会社、友情、老い……メンバーがその時々で気になったテーマを1つ設定して、モヤモヤを言語化していくNEOな座談Podcastです。2011〜2016年「二軍ラジオ」(ApplePodcast)、2017〜2024年「恋愛よももやまばなし」(ニコ生→Podcast)を配信していました。清田隆之(文筆業)、森田(会社員)、ワッコ(会社員)、さとう(会社員)の4人でお届けします。