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おうちが立ちの木にあいまして、その立ちの木にあったということで、バタバタして引っ越しを行ってたんですね。
9月末までに出なきゃいけないということで、もう本当におうちも決めて引っ越さなきゃということで、
妻もいるんですけど、両方ともちょっと共働きなので、仕事の合間を埋めてちょっと準備しなきゃいけなくて、
最終的にはもう9月の30日にもう引っ越しの準備をして、31日にもう出なきゃいけないねっていう話になったので、
本当の際の際までギリギリまで引っ越しの作業をちょこちょこやってて、
引っ越しの作業の時間なんですけど、本来引っ越しって多分皆さんお昼とかにやられると思うんですけど、
ちょうどやっぱり仕事が重なってですね、当日も仕事終わりにやったので夕方開始で始めたっていうのがあってですね、
結局引っ越し自体は夜に立て込んじゃいまして、夜に見たら1時とか2時とかになっちゃったんですよ。
やっぱり2時とかになっちゃってたところを見ると、やっぱり2時台ってあんまりいい時間じゃないのかなと思っていて、
それがなんか本当にそういうのはあんまり信じないですけど、あまりにもちょっと偶然のことが重なってるなっていうのは感じました。
引っ越しの終盤ですね、1時から2時までの間ぐらいにですね、今まで住んでたこの家っていうのは3年ほど住んでいて、
3年ほど住んでる中で玄関の真上についてるよく電気あるじゃないですか、あれが引っ越し作業中に急に消えて、
今までそもそも切れたこともないですし、急にこういったパタって消えることもなかったんで、
なんかブレーカーが落ちちゃったのかなと思ってブレーカー確認したんですけど、ブレーカーは落ちてなかったんですよ。
ただその時っていうのは引っ越し作業中なので、なんだよっていう形で作業してるのに、
なんかここちょっと消えちゃうと暗いしちょっとやりづらいねみたいな話を引っ越し手伝ってくれた身内の人と話したりしてて、
いやいやいいよもう早くやっちゃおうよって話でそこでは全く気づいてなくて、そういうのも何も気にしてなかったんですね。
そんなこんなで引っ越し作業もいよいよ終盤になるっていうところで、
うちっていうのが玄関のドアを入って、上の消えた電球が上にあって、左に寝室として使えるクローゼットがある部屋があるんですけど、
そこに荷物を最終的に入り口に近かったんで、貯めてたんですよ。
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そこから荷出しをしてるっていう作業で、奥にリビングとか広がってるんですけど、そこのもう荷運びはほぼほぼ終わっていて、
手前の段ボールを出していこうっていう作業で、真っ暗なんで、電気もブレーカー落としちゃってるんで、
真っ暗の中やってたんですね。その中で作業してたら急に野良猫入ってきちゃったって思って。
玄関の扉も開けっぱなしで作業してるので、引っ越し作業地なんで。
うわー猫入ってきちゃったよって思って。
作業してる時にそこの部屋を私が見たんですけど、猫入ってきちゃったって言って、みんなに
ごめんちょっと今ちょっと一回中止って言って、猫入ってきちゃったからさって言って、猫?みたいな話になって。
なんでこんな入ってくんの?そんなところからとかって。
いやいやいや開けっぱなしだったから入ってきちゃったかもしれない。ちょっと一回待ってって言って、振り返ったらもう猫いなくて。
えっ?ってなって。今確かに猫いたよな?ってなって。
で、そこからみんながいやいや見間違いでしょ?ってなって。
いや見間違いじゃないと。もうシルエットが本当に猫なんですよちゃんと。
で、目が合ったんですよ猫と。
で、暗いんで夜の光と照らされて猫の目が光ってたんですね。
うわー猫だって思ってもうそこまで確認してたんですね。
で、うわ猫だよって思って。
いやいや本当に目合ってるから猫とって言って。
いやだからしかも出てきたら今扉の前にいるわけで俺分かるしって言って。
だから本当に猫だったよ。いやでも見間違いだよって話をしてて。
そしたら引っ越し手伝ってくれたメンバーの中に自分の姉がいて。
で、姉はちょうど荷出ししたトラックの前にいて。
で、姉もどうしたのどうしたの急に荷物止まったけどって話をして。
いやいや実は猫いてさって今って。猫いたから止まったんだけどでもいなくて。
でも絶対見間違いじゃないよって話をして。
でもうみんなそれでも姉以外のメンバーはいやいや見間違いしかも眠いんじゃないのもう夜だしって話をしてて。
そうなのかなって思ったら姉が自分のこと呼び出してきて。
ちょっと来てって言ってちょっとなんかみんな小笑がらせるの嫌だからちょっと来てほしいって言われて。
どうしたのっていう風に姉の話を聞いた時に実はその猫っていうのが自分たちの飼ってた猫なんじゃないかって姉が言い始めて。
で実はその猫ちゃんっていうのはもう1年半前ぐらいに亡くなっちゃったんですよ。
でその猫だってなぜ姉が言い張るかっていうと自分が見たところっていうのが1年半前に亡くなった猫ちゃんが最後に息を引き取った場所だったんですよ。
でそれでゾってきて場所が姉ちゃんとそこのいた猫のシルエットをここの場所だったって言ったら
いやそこって最後に亡くなっちゃった時にいた場所だよって言って。
だからってそこにずっといたんじゃないのって亡くなった後もっていう話をされてて。
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姉がなぜそれを知ってるかっていうと実はやっぱりあの引っ越しの時もそうなんですけど
仕事の関係で最後見送ってあげれなかったんですね。
もう亡くなっちゃった後に仕事終わって駆けつけて
でも姉は自宅が近くにあるので日中来てくれてて最後まで見とってくれたんですけど
最後姉の膝の下で亡くなっちゃったんですね。
でその場所がちょうどそこで全く同じ場所だったんですよっていう話が姉から急に聞かされたんで
いやじゃあそうなるとってもうなんか恐怖ってより何で来てくれたのかなって今度逆にちょっと喜びみたいになってですね。
でこれが果たして行かないでっていうメッセージなのか
新しいところ行っても楽しんでねっていうメッセージのかどっちなんだろうねっていう話を今度姉とするようになって
でただ猫ちゃん自体も非常に長生きしたので
今となっては多分きっと今までありがとうっていう風なメッセージがあったんじゃないのかなっていう風に思っていて
姉と私の中でそれは留めていて
他の方が聞くと怖いかなっていうところなんですけど
やっぱり当事者としてはちょっとなんかいろんな気持ちでしたね。懐かしいなっていう気持ちと
行かないでっていうメッセージだとしたら寂しいなっていうメッセージだったり
そんな出来事でした。
引っ越しの際に怪異が起きることは少なくありません。
新しい家に入る場合その上に何か問題があれば怪異は起きても不思議ではありません。
逆にこれまで住んでいた家から出る時も
それまで何も起きていなかったとしても怪異は起きます。
私がこれまで聞いた中ではこんな話がありました。
私の古い友人の体験なのですが
荷物を運び出して今まさに玄関から出ようという時に
家の奥から真っ白い煙の塊がものすごい勢いで飛んできたというのです。
彼女はその煙は長年そこに住み続けた
自分たち家族の木のようなものだと思うとおっしゃっていました。
また別の人は引っ越し作業を終えてから家から出て
玄関の鍵をかけた瞬間に
家の2階の部屋の扉が閉まる大きな音がしたと言います。
それは家全体が震えるほどの大きな音だったそうです。
その家に住んでいた人によると
その部屋は自分たちがそこにいることを拒んでいるような
そんな感じがずっとしていたとのこと。
彼らが部屋の扉を開けっぱなしにして出て行ったので
その部屋の見えない住人が
聞こえよがしに大きな音を立てて扉を閉めたのかもしれません。
家というのはただの場所ではありません。
そこには人の生活があり
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日々様々な感情が交錯する場所なのです。
喜び、悲しみ、怒り、安らぎ、絶望、焦り
ありとあらゆる感情が蓄積します。
だからこそ家の中のあらゆる場所には
そこに住む人の思いや気、残しのようなものがこびりつくのでしょう。
家は感情の巨大な記憶装置であり器だとも言えます。
以前、遺品整理業をされている方からお話を伺ったことがあるのですが
彼女は他人の家に入ると
そこに住んでいた人々がどんなふうだったのかがある程度わかるのだそうです。
例えば家族みんなが仲良く暮らしていた家であれば
家自体もとても穏やかです。
一人暮らしの老人が住んでいた家であれば
家自体から寂しさが伝わってきます。
まるで家に感情があり
家がそこに住む人々を見つめている
そのように感じるというのです。
ある時、住む人のいなくなった家に入ると
家全体がまるで泣いているかのような印象を受けました。
二階建ての大きな家だったそうですが
家がつらくて悲しくて
それに耐えられないといった激しい感情だったのだそうです。
後でわかったのですが、その家に住んでいた
嫁がシュート目をずっと虐待しており
それが原因でシュート目はなくなったのだそうです。
家はずっと虐待の様子を見ており
悲しんでいたのだろうと彼女は言っていました。
彼女にとって家は生きているのです。
しかし、この家は生きているという考えは
それほど突拍子もないものではないと私は思います。
家はそこに住む人がいれば長年持ちこたえます。
しかし、住む人のいなくなった家は
徐々にあちこちが傷んでいき、やがては倒壊してしまいます。
それは徐々に死へと向かっていくと
言い換えることができないでしょうか。
私が以前取材した話の中に
それを思わせる話がありました。
山中に一軒だけぽつんと建つ家で
住んでいたおじいさんが亡くなりました。
葬式のためにその家で生まれ育った娘たちが戻ってきて
一晩だけそこで過ごしたところ
就寝直前に家中が停電してしまいました。
ブレーカーに異常はなく原因はわからなかったのですが
もう寝るところだったのでそのまま寝てしまいました。
翌朝外に出てみると
その家に電気を送っている電柱が完全に折れており
それが原因で電線が切れていました。
その電柱は実はおじいさんが若い頃
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その家を建てたときに自分で建てた電柱だったのだそうです。
住む人がこの世から去ると同時に明かりが消え
まるで家そのものが死んだかのような
そんなふうに思わせてくれる話です。
さきにお話しした
家の奥から白い煙が飛んできたという体験を語ってくれた私の友人は
その煙を見て驚きはしたものの
怖いとは思わなかったそうです。
逆にこれまで私たちを住まわせてくれてありがとうと
改めて感謝の念を抱いたとおっしゃっていました。
家は人が住むために人の手によって建てられます。
だからこそ家は人に依存し
人も家に依存して生きていると言えます。
家はすぐそばで
そこに住む人を見つめ守ってくれているのです。
さて今回お聞きいただいた体験に目を向けてみたいと思います。
体験されたのは安勝さんという男性です。
彼が引っ越し作業も終盤を迎えたときに
玄関の電気がつかなくなり
そして彼にだけ猫の影が見えたということです。
彼にはそれがその家で飼っていた猫のように見えたそうです。
猫は環境の変化に敏感な生き物であり
ちょっとした変化がストレスにつながりかねません。
それを考えると亡くなった後も
ずっとそこに留まっていたその猫の魂は
元の飼い主が引っ越すことになっても
そこに残ることを選んだと思います。
そして最後に一瞬だけ
元の飼い主にその姿を見せてくれたのかもしれません。
あるいはこうも考えられないでしょうか。
家そのものが別れの挨拶をするために
そこで飼われていた猫の姿を借りて
安勝さんの前に現れたと。
事前に玄関の電気がつかなくなり
猫の姿が消えた後に
また電気がつくようになったという点を見ても
家の意思のようなものが感じられます。
もしもそうだとしたら
身近いながらもそこで暮らした安勝さんの人柄までもが
伝わってくるようです。
安勝さんが良い住人であったからこそ
家はそのような意思表示をしてくれたのですから。
家は生きており意思があります。
そしてそこに住むものを
常に見つめているのです。
だからこそ今住んでいる家を大切にし
一緒に住む家族がいるなら
お互いに思いやり
仲良く和やかに暮らしていきたいものです。
一家和楽を目指していけば
家もそれに応え
幸福で豊かな生活を送ることができるでしょう。
家は本来私たちの味方なのです。
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