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こんにちは、西野キズナです。今日は先日のなるさんとのね、対談でもちょっと言っていた話題で、
失敗したら儲けものっていうね、私の考え方についてお話ししようかと思います。
私は大学時代からですね、ウェブ上のゲーム、ウェブ上でプレイするゲームがあるんですけど、
そのシナリオを書くっていうゲームシナリオライターのお仕事をしていました。
趣味でも小説を書いたりね、創作の活動をしてきていたんですけど、文章を書いたことがある方はわかるかもしれないんですが、
想像で文章を書くって結構限界があるんですよね。もちろん資料を集めたりとか、いろんなその体験漫画とか、体験小説、辞伝みたいなものとか、
映画を見たりとか、アニメを見たりとかで情報を補うことはできるんですけど、より体感を伴う描写であったりとか、手触りだったりとか、感覚を含む文章を書く時っていうのは、
やっぱり自分自身が体験した出来事の方がよりリアリティを持って文章を書くことができるんですね。
実際、世の中に出回っている文章とかね、自分が面白いなーみたいな感じた文章を書いている方の経歴とかを見てみると、
まあ波乱万丈だったりとか、すごい苦労をされてきた方だったりとか、本当に職を転々としましたとか、いろんな方とお付き合いしていろんな経験をしてきましたみたいな方が多くて、
その時に、あ、いろんな経験をするのって文章を書く時のネタになるんだなってすごい思ったんですよね。感銘を受けたというか。
で、その時から、もう経験することは何でも文字を書く時の糧になるっていう思考に切り替わったのがあって、成功する話よりも失敗する話の方がなんだろうな、面白いというか、
より経験者の少ない体験をしたい。要は他の人があんまり経験したことのない体験をしておけば、自分にしか書けない文章が書けるみたいな、それこそもう失敗したら儲け者みたいな気持ちで日常も過ごすようになりましたね。
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なので、全部が全部そう考えられるわけではないので、今までの人生の中でもいろいろ落ち込んだりしたような時はあるんですけど、結局やっぱり時間が経って振り返ってみると、
あの経験もあってよかったなーとか、あの時間があったから今につながってるなーっていうことがほとんどだったりするので、今でもその考え方は変わってないですね。
だから失敗するっていう概念が、もしかしたら人とちょっと違うかもしれないですね。
そうですね。失敗して体験してみるっていうことは自分にとってすごいプラスになるっていう概念が私の中にはあるので、そうですね。そこは自分の感覚はすごい好きだなって思うところだったりします。
もちろんね、この間VRチャットで授業の講師をした時とかね、めちゃめちゃ失敗するんじゃないかとかね、全然授業面白くないじゃんって言われるかもしれんなーとかっていう不安はあったんですけど、
まあそれも体験してみないと次のステップには進めないからなーっていうのもあって、まあいいやっていう本当に飛び込むような気持ちでやって体験してみなければ得られない経験を積むことができたなと思っています。
皆さん、自分の中の失敗ってどんなふうに捉えていらっしゃいますかね?それは怖いことでしょうかね?悲しいことでしょうかね?それともちょっと楽しみを含むようなことでしょうかね?
なんてことをちょっと皆さんに聞いてみたくなったりしました。取り留めのない終わり方ですけど、今日はここまでにしたいと思います。最後まで聞いてくださってありがとうございました。また次回の収録でお会いしましょう。