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こんにちは、西野キズナです。9月に入りましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
今回はですね、8月の下旬にいただいていた、にしのんラジオへのお便りがありまして、ありがたいことに、そのお便りに
返事をする内容ということで、お話ししていこうと思います。
ラジオネーム、ふたつばのクローバーさんです。ありがとうございます。西野キズナさん、こんばんは。いつもラジオ、なるほどな、そういう考え方があるのかと、うんうんうなずきながら、楽しく聞かせてもらっています。
5秒ルールと行動への影響
さて、今年の夏は猛暑日が続いていますね。私は暑さと低気圧のせいで、いろいろ臆病になってしまい、いざ行動に移そうと思っても、なかなか動けず、時間がかかっていたのですが、先日とあるネットの記事で、5秒ルールというものを目にしました。
行動に移す前に5秒数えるという単純なものなのですが、生活に取り入れたところ、今ではパッと動けるように改善し、考え方を変えるだけで、ここまで動けるようになるのかと驚く体験がありました。
そこで西野絆さんにお伺いしたいのですが、取り入れたことで、一番西野絆さん自身に影響を与えた考え方は何でしょうか、というお便りでした。ありがとうございます。
確かに考え方についての収録が多いかもしれないですね。
まず、5秒ルールは私知らなかったので、お便りをいただいてから検索して調べたのですが、動き出す時になんやかんや考えるんじゃなくて、カウントを数えるという感じのものでしたね。
5、4、3、2、1、5って感じの勢いをつけて行動に移すっていうのをするのにはすごい良さそうな考え方でしたね。
実際、最近私もGoogleのトゥードゥアプリっていうのを使って、Googleカレンダーを愛用してるんですけど、GoogleカレンダーとGoogleのトゥードゥアプリが連携させることができるので、
カレンダーにこの日はこのトゥードゥをこなすっていうのも入れておいて、その日のうちにトゥードゥをこなしていくっていうのをやってるんですけど、やっぱり1日のうちにこれを片付けようって思って意識しながら行動するといろいろ動けるようになりますね。
頭の中でうやうやしているよりかは視覚化してみるとかね。
そのトゥードゥリストってね、タスク完了すると横線で打ち消し線が入って色が薄くなってね、カレンダーにそのタスク終わったみたいな感じで表示されるのが好きで。
タスク完了させたぞみたいなのも表示させたりしてるんですけど。
私が取り入れたことで、自分に影響を与えた考え方についてということで、収録するまでにどれかなっていうのでいくつか候補をあげたんですけど、
一つだけに絞るのであれば、
ストレングスファインダーという考え方がありまして、何年か前にね、クリフトストレングスっていう呼び方に変わったみたいなんですけれども、
書籍とかではね、ストレングスファインダーという名前で本が出ていたりするので、検索をしてみられるといいかもしれません。
これは人の性格とか強みとかを34種類の資質ですね。
34資質に分解というか分析というかする考え方になります。
質問を答えていくと、その34の資質が1位から34位まで分析されて、あなたはこういう順位で出ましたよっていうのを出してくれるものですね。
で、34資質出すのはちょっとお金がね、必要になっちゃうんですけど、
トップ5資質だったら、確か書籍に付いているコードか何かを使用すると出すことができますので、
どっちにしてもお金は必要になってしまうんですけれども、
ストレングスファインダーによる自己分析
こういうものがあるよっていうのを、2018年だったかな、コーチングの勉強をしている時に、
コーチ仲間の方が、そのクリフトンストレングス、ストレングスファインダーのコーチの資格を持っている方だったので、
教えていただいて、この診断を受けたんですね。
で、この診断を受けて何が良かったかっていうと、
今まですごくぼんやりしていた自分の性質っていうものを、
ラベリングして、
わかりやすく資格化してくれたところじゃないかなと思っています。
で、例えば、私の資質ですと、
特に個性に関わるのは、34資質の中でも上位5資質だと言われていて、
私の資質だと、第1位が内政っていう資質になります。
2位は回復思考。
3位は慎重さ。
4位は戦略性。
5位は学習欲。
で、こんな風にね、34位までずらーっと資質が並ぶんですけど、
私の場合は1位が内政なので、
とにかく何事も考える人ですよ、と。
内観的で知的な議論が好きな人なんですよ、みたいなことを示してくれるわけです。
で、回復思考っていうのはちょっと言葉がわかりにくいかもしれないんですが、
問題がどこにあるのかみたいなのを探って解決するみたいなことが得意な人ですね。
なので、あとはそうですね、
どんな問題も解決することが可能であるみたいなことを考える人ですね。
あとは慎重さはわかりやすいですよね。
意思決定や選択をする際に最新の注意を払いますとか。
戦略性っていうのは、
例えばこれから先起こる可能性がある未来を何パターンに分岐させて考える。
まあ、将棋とか囲碁とかの何手先を読むみたいな、そういう考え方をする人ですよ、みたいなところだったりとか。
5位は私、学習欲なんですけど、本当に何でも学習するのが好きで、知識欲が強いんですよね。
知らないっていうことを完全になくすぐらい何でも知りたいみたいなところですよね。
っていうのが特に強く出ていますよ。
結果が出たのを見てめちゃめちゃ納得できたですね。
ストレングスファインダーの良さと資質の分類
このクリフトストレングスのいいなって特に思ったところは、
いいところだけじゃなくて、悪いところも合わせてみて気を付けなさいね、気を付けなさいねっていう。
気を付けた方がいいですよ、みたいにレポートを出してくれるんですね。
例えば、内政ですよね。知的な活動、考えること、議論が好き。
だけれども、一人の時間とか一人で考えることが好きって思われてしまうと、
なんか孤立したいのかなとか、周りに関して無関心なのかなみたいに思われてしまうようなマイナスの面もありますよとかね。
あるいは、うやうや考えることによって議論を難しくしすぎてるんじゃない?みたいに周りから見られることもある。
もっと早く結論を出さなきゃいけないのに議論をひっくり返してしまってるんじゃない?みたいに見られる可能性もあるので、
まあ時と場合によってはシンプルに話をすることも大切ですよ、みたいにね。
深く考えることができるっていう良い面を持っている一方で、考えすぎるっていうのは場面によって変えてみてくださいね、とか。
両面でいろいろ示唆してくれるっていうのもすごい自分にとって良くてですね。
かつて私はこの自分自身の内政っていう性質がめちゃめちゃ嫌いで、何かにつけて考えすぎるっていうことをしてたんですね。
内政持ちって、ストリングスファインダーやったことある人にはよく言うんですけど、内政持ちの人のあるあるはもう自分の中で考えて考えて考えてぐるぐる思考回路が思考スパイラルに陥るって言ったりすることもあるんですけど、
もうひたすら結論が出ない考え方をしたりするっていうこともあるっていうのも示してくれたので、
あ、私の内政の性質はそういう悪い面があるんだっていうのを自覚することができて、それからはその思考スパイラルに陥ったときは、もうこれを断ち切ろうって考えられるようになりました。
思考することはもちろん大切なんだけれども、思考しすぎて自分のマインド、気持ちが持ち込みすぎちゃうっていうのは、まあ良くないですよねっていうのは自分自身でもすごくわかっていたので、
あ、思考スパイラルになっていたら自分の悪い面が出ているから、これはあのスパイラルになってるぞって気づいた時点で意識して止めるようにしようっていうのを多分半年ぐらい意識して行動していった結果、
今はもうほとんど内政スパイラルに陥ることはなくなりましたね。それまではもう本当に何か悪いことがあったりとか、それもっとこうした方が良かったんじゃないかなとか、
もうくるくるくるくるひたすら考えて落ち込むみたいなこととか後悔するみたいなことをやってたんですけど、ある一定の期間、時間悩んだら、まあそれはそれとして結果を受け止めて次へ行こうみたいに切り替えることができるようになりました。
で、やっぱりその切り替えるきっかけが持てたっていうのは、リフトン・ストレングスのこの診断を受けて自分にはそういう性質があるんだよっていうことをイメージしてくれたっていうのがあるので、私自身はすごくこの診断を受けて良かったなーって思っています。
で、まあ語りだすとね、これ本当に長くなっちゃうので、今回はこれぐらいでとどめておこうと思うんですけど、
リフトン・ストレングスのさらに良いところっていうのは、まあ34資質の中で順位を出して、順位5位があなたの強み、強く出ている性質ですよっていうのを教えてくれるのと同時に、
この34資質っていうのは大きく分けて4分類されているんですね。
実行力、物事を成し遂げるのに役に立つ資質、2つ目が影響力、主導権を握ったり、意見を表明したりみたいな資質とか、人間関係構築力をするのに役立つ資質であったりとか、
戦略的思考力、分析したり、情報を取り入れたりっていうのに役に立つ資質っていう、実行力、影響力、人間関係力、戦略的思考力っていう大分類で4種類あるんですけど、
1位から34位まで順位を出していくと、合わせてそのどの4分類の資質が特に上位に出てきているのかっていうのも見ることができるんですね。
で、私は上位、5資質だと少ないので、上位10資質ですね。1位から10位ぐらいまでで見るとより分かりやすくなるんですけど、
自分の強みと弱み
11中5種類が戦略的思考力に役立つ資質でした。1、2、3、4、5、5資質ですね。内政と戦略性と学習力と収集心っていうのもあります。
あとは着想ですね。この5資質は戦略的思考力の分類になっていて、あとは人間関係構築力に分類されている資質が運命思考、成長促進、ポジティブっていう3つだったりとか、
その次が実行力で回復思考と身長差ってあるんですけど、この10位までの資質の半分が戦略的思考力で構成されていて、逆に最下位の資質ですね。
34位とか、あるいは20位から30位あたり、34位あたりの順位を見ていくと、影響力の資質がほぼほぼ私下に出てるんですよね。
なので、誰かに影響力を発揮するとか、人に影響を与えるみたいなものとかっていうのは本当に自分は重視してなかったりとか、そういう資質を持ってないんだなっていうのもわかったので、
34資質も課金が必要なんですが、上位・後位を出した時点で、これはいいなって思ったんですけど、
その放置のお友達曰く、一気に34位まで出してしまうと、内容を理解するのにすごく混乱すると思うので、ちょっと時間を置いてから上位・後位の資質に向き合ってから34位まで出した方がいいよってアドバイスをいただいたので、
私は確か上位・後位を出してから、何年か1年後に34位までの資質をオープンにしました。
その時に、影響力の資質は全部20位から下にしかないわっていうのがわかったりとか、あと影響力の次に下の方に固まっていたのが実効力ですね。
物事を成し遂げるのに役立つ資質、これ少なくていいのかなっていう感じなんですけど、その他で言うと、戦略的思考・人間関係構築力・実効力・影響力の順で私は強みが出ているので、
何かを成し遂げるみたいなこと、広く誰かに世に影響を与えるとか、指令を出すみたいなことは多分向いてないし、自分も興味ないんだろうなと理解してますし、そういう動きとか働きはしないでおこうと思っています。
苦手だからやっても多分いい結果は生まれないからですね。
ストレングスファインダーの活用
っていうのがわかったので、ちなみに何が30位以下だったかっていうと、下から行こうかな。
34位は競争性ですね。競争するっていう資質が最下位。
33位は原点思考。原点思考っていうのは過去とかね、原点にあるものに立ち返って考えるみたいな資質だったかなと思うんですけど、私確かにあんまり過去振り返らないんで、過去は過去であってもいいと思うんだけど、過去にあまりとらわれてないっていう点では確かに原点思考は持ってないんだろうなと思いますね。
32位は指令性ですね。誰かに指令とか命令を出したりとか、何かを発信するみたいなのは多分持ってないですね。
31位は規律性。自分の中にルールを持ったりとか、ルールを決めたりみたいなの大嫌いですね。ルール守れない人です。
30位は社交性ですね。これは今はもうちょっともしかしたら上位にいってるかもしれないですけど、5年前ぐらいはもう社交性はなかっただろうなと思いますし、今もそんなに強くは出ないと思いますね。
で、もうちょっと言うと29位は最上指向。これはもうベストを目指すみたいな考え方で、やるなら1位だとかね、よりもっと上を目指そうみたいな考え方ですが、これは私ないです。ある程度できればいいや派の人なので確かにない。
28位が活発性なんですけど、多分エネルギーがないみたいなあれだったかな。自分の持ってない資質なのであんまりよく覚えてないですけど、活発性ないよとか。27位は達成力がないと。
26位がアレンジなんだけど、応用をあんまり聞かせて考えないみたいな感じなのかな。まぁちょっとこれはあの、わかんないです。とかまぁまぁそんな感じなんですよねやっぱり。持ってないものは持ってないなーってやっぱり納得ができたので、そういう点で私はこのストレングスファインダーっていう考え方、めちゃめちゃ役に立ちました。
なので、もし興味があるようであれば、ストレングスファインダーの、今はあれだ、クリフトンストレングスの資格を持っている方がブログとかで各資質の解説をされているので、
まずはね、1回1位から5位までを出してみるのがいいと思うんですけど、もし1位から5位まで結果を出したなら、ぜひそういう解説のブログだったりとか、YouTubeも今あるかな、そういうのをぜひ見てみてください。
で、1番のおすすめは、やっぱり専門の考え方を身につけたクリフトンストレングスのコーチの方にお会いして、コーチの方と一緒に自分の資質についてよく振り返りを行うっていうことですね。
日々の自分の行動と出てきた順位、自分の持っている資質を照らし合わせて、自分の強みである面と弱みである面っていうのをよく理解していくっていうのがおすすめかなと思います。
ちょっとお金がかかることなので難しいところもあるかなと思うのですが、ご興味があればぜひ調べてみてください。またはね、直接お会いできる機会があったら聞いていただいたらその時にも伝えできることがあるかもしれません。
はい、気がついたらすごい長時間喋っていましたけれども、お便りありがとうございました。
影響を受けた考え方とかについてはね、これからもちょくちょく収録をしていけたらと思いますので、お時間のある時にでも配信にお付き合いいただければ嬉しいです。
それでは最後まで聞いてくださってありがとうございました。また次回の収録でお会いしましょう。