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西野キズナ
今でも行きたいくらいなんですけど、なかなか行けなくて。
なのでせめてSNSとか見ない。ネットしない。VRも行かないっていう時間を設ける。
あさみ
それ、座禅の時はなんかすっきりしたなーみたいな感じになるんですか?回復するとかそういう感じですか?
西野キズナ
ネットの機器とかを全部金庫に入れちゃうんですよ。触んないように。
あとインターネットできない。テレビない。ラジオない。すべての情報から遠ざかるんですね。
一応自由時間があって、その時間だけはスマートフォンとか新聞見たりとかできる時間はあるんですけど、
ほぼ滞在している時間帯、外からの情報。
がない状態に身を置いて分かったのは、情報ってすごい気力を奪うものだなっていうこと。
なのでテレビの映像の視覚情報としてもそうだし、通勤電車の多分光景すらも気力を奪うし、
何なら最近音もすごい騒音というか、人工の音、車が走る音もそうですし、バスの中で人が喋っている他人の会話とかもそうですけど、
特にいらない音情報みたいなのも、すごい知らない間に気力をすり減らしている要因だなっていうのも、
座禅に行った時感じて、たしか地震が起こってたんですけど、その4泊5日の間に。
それすらもう分かんないんですよ。翌日にご近所の人が地震ありましたねみたいな、お寺の近くの人が地震ありましたねって言ってたので知るぐらいのなんですけど、
でも本来そうだよねっていう、あんな遠い国の戦争のことなんて自分じゃ知られない範囲のことなんて多分知ることもないし、
知ったとて何もできないしとか考えたら、いかに現代人はいろんなことで気持ちを消耗させているんだろうっていうのを、
すごいその座禅修行に行った時に感じて、毎朝決まった時間に30人ぐらい滞在している方がいるんですけど、
30人の方と同じ空間でみんなで座禅をして、15分とか30分とかずっとずっとひたすら座禅をする時間があるんですけど、
なんかふとした瞬間にその30人と一体になったような瞬間が訪れるんですよ。
すごい空気がシーンってして、でも人がいっぱいいてみんなと一緒にいるみたいな。
あの感覚がすごい忘れられなくて、でもあれは現代で暮らしてたら体験できない。
本当に気の紛らわすものが多すぎて。
あさみ
無音って難しいですもんね。
西野キズナ
って言ったらいいんですかね。なんか完全な静寂ではないんですけど、空気がシンッとする瞬間があるんですよね。
あさみ
そうですね。物理的に音とかじゃなく空気がっていう感じですね。
西野キズナ
そうそうそうそう。
あれは山にこもらないとできない体験だったなぁと思って。
あさみ
いいなぁ面白そう。
西野キズナ
あさみさん好きでしょ。
あさみ
好きです。
西野キズナ
いいですよ。
あさみ
なんでわかるんですか。なんでわかるんですか。
西野キズナ
絶対好きだと思うなぁ。
あさみ
なんでわかるんですか。
バレてそうなんです。
私一人でじっと静かにしてる時間がすごい必要な人間でして、
こうやって話すのとかすごい楽しいし、インタビュー回すのもすごい楽しいんですけど、
その後にその倍以上の時間、無音というか一人でじっとしてる時間が持たないと回復しないみたいな。
多分なんか消耗してるんでしょうね、すごくね。
だから会社とかに行っても人がバタバタしてるだけで疲れたりするので、
家に帰ったらもう地蔵のようにボーッとして、何するわけでもなくシーッとして、
っていう時間を持たないとなんかすごい蓄積されてっちゃうんですよね、ストレスが。
なので本当にそういうの、なんかわかるみたいなのやりたいって感じがして。
西野キズナ
だからデトックスをね、やるといいと思います。
あさみ
やりたいな。
私も本当に聴覚とか嗅覚がおそらく割と敏感なんで、
匂い、人の匂いとかも結構ダメっていうか感じすぎちゃったり、聴覚もそうですね。
なんか疲れちゃうんですよね、音で。
東京行った時も地下鉄とかイヤホンとかしてないと乗れないみたいな感じだったりとか。
西野キズナ
そうだと思います。
去年耳栓を買ったんですけど、
そんなに音気にしてないと思ってた自分でさえ耳栓するとすごい楽だっていうのがわかったんで、
最近は毎日行き帰りは耳栓してますね。
あさみ
やっぱ情報なんですよね、音すらも。
西野キズナ
ですよね。
あさみ
疲れる、無意識に疲れるっていうのがあるなっていうのがすごい感じますよね。
西野キズナ
これですもん、にゃんこが耳をピコピコピコってやってるあれの状態ですよね、常に。
あさみ
そうか、そうですね。
西野キズナ
警戒状態みたいなのを多分やってるんだろうと。
あさみ
それが情報が多すぎて麻痺みたいな感じというか、オーバーしてる感じがすごいありますね。
いつもというか定期的に旅に出てる人だなと思っていて、デジタルデトックスだったんですね。
西野キズナ
SNS疲れをしたことがあって、いつのタイミングだったか忘れたんですけど、
タイムラインを自分が見てなかった時間を遡って全部見るみたいなことをやってることにすごい疲弊したことがあって。
パソコンからもスマホからもTwitterを全部削除。
見たくなったら再インストールするみたいな。
で、見終わったらアンインストールみたいなことをやってた時期があって。
その時にだいぶ矯正というか、見なくてもいい状態まで戻したんだけど、
それからは朝と昼と夜、朝は通勤時間で時間があれば、昼も昼休みに時間があれば、夜は夜で時間があれば、
で、見なかった時間帯はもう遡らないみたいな。
自分でルール決めたらだいぶやりやすくなったっていうのがあったんで、
デトックスというか情報制限みたいなのはやった方が自分はいいなって思ってますね。
あさみ
そうですね。知らなくていいこととか、知らずにでも生きていけることすごいいっぱいあるんだろうなぁと思いつつ。
西野キズナ
そうなんですよね。
あさみ
でもなんか私も情報を得てないと不安というか、何が起きてるかとかね、情勢みたいなものを追っかけてないと不安みたいな感じがあるんですよね。
あれは何なんだろうなぁとか、事件、事故、地震、お天気、把握していたいみたいな。何なんでしょうね。
西野キズナ
それはシャットアウトしましょう。
あさみ
それが降りかかったところで何もできないのに、知っておきたいみたいな、なんかあるんですよね。
西野キズナ
何でしょうね。知らなくて大丈夫なんですよ、本当に。
あさみ
田舎育ちのせいか、情報がないみたいな人生を送ってきてたんで、大人になるにつれて、こんなことも知らないんだねみたいなことを言われるとか、
なんかコンプレックスみたいなものに変わっていったというか、知っていることイコール偉いみたいな、すごいとか、正しいとか、
そういう刷り込みあったかもなぁみたいな感じはあるんですけどね。
もう知ってなきゃいけないものなんだ、みたいな感じとか。
西野キズナ
私たぶんあれだな、知りませんでしたっていうふうに言ってるだろう、たぶん。知らなかったんで教えてくださいかな。
あさみ
そうやって慣れればよかったんだなぁって今となっては思うんですけど、なんかそれができずに、
知ってましたみたいな感じに振る舞いたさというか、あれでしょ知ってるみたいな振る舞いたさみたいな、思ってるなぁ。
西野キズナ
どんだけ情報が出回っちゃうと、まさに就活している学生とかもたぶんそういう状況になっちゃうんだろうなぁとか思いますね。
あさみ
すごい分かります。
私も就活生の方とね、なんかやってたことあるんですけど、なんか不安だから情報を集めちゃうんですよね、みたいなことを話してましたよね。
で、SNSの煽り系に心が持ってかれていたりとか、不安なんですって泣いちゃう子もいたりしてね。
西野キズナ
でもほんと見なかったら、たぶんそこまで不安にならないんじゃないかなとも思っていて、
必要な情報だけちゃんと持っていってっていう、で、ちゃんとその情報だけで進むことができれば、そんな他の情報までは要らなかったんじゃないかなと。
あさみ
そこに安心できていて、なんか進めてる感じ持てればもうね、追っかけることすらしないんでしょうかね。
ほんとそう思います。不安って良くないなって思いますね。
どうにかなるのに、で分かってるのになんでこんな不安なんだろうとかね思いますけど、やっぱ新卒カード大事みたいな、なんかイメージはすっごい分かると思って。
西野キズナ
それもなんか、かなりの強制圧力ですよね。
すごい、新卒のうちに就職しなきゃいけないみたいな、すごい。
あさみ
やっぱりそこ外して人生うまくいかなかった人のエピソードとか聞いちゃうと、わー絶対外せないって思ってしまったりね、なんかあるだろうなーって気がしちゃいますね。
でもそのカウンセリングとかもお仕事にされているっていうのはなんかこう、なんだろう、なんかすごいなっていうか、自分にはできないなっていう感じがすごくあるというか。
西野キズナ
あれでも、あさみさんもキャリコン取ってますよね。
あさみ
そうですね。取ってますがなんかこう、お仕事にするっていうのがなんとなく違和感があって。
それこそキズナさんのストーリーを書くっていうのと同じスタンスかもしれません。
やってーって言われたらやるけど、職業にするのはなんか、うんみたいな感じ、書くに近いものだなーと思いましたね。
西野キズナ
あさみさんがキャリコン撮った理由を教えてください。気になる。
あさみ
自分が転職したいと思った時に、あまりにも世間知らずすぎて、仕事ってどうやって選ぶんだろうとか、世の中にどんな仕事があるんだろうとかを知りたくて、こういうの撮ったら知れるのかなーみたいな感じですね。
このインタビュー活動も自分の知らない職業をもっと知りたいみたいなので始まってます。
西野キズナ
誰かから教えていただいたんですか?こういう資格があるよみたいな。
あさみ
何だったですかね?あ、いや、自分で調べましたね。なんか国家資格かっこいいみたいな感じです。
西野キズナ
いいぞいいぞ。いいぞいいぞ。それそれ。
あさみ
えー、国家資格持ってます系のハク欲しいみたいな。
と、自分の職業選択の役に立つかなーっていう二軸ぐらいですね。
西野キズナ
どうですか?実際学んでみて職業選択とか役に立つ場面ありました?
あさみ
あ、でもやっぱりその相談する場所の選択肢ってこんなに幅広かったんだとか、なんかやっぱ知らなかったなーみたいなのは多いですよね。
今学んでしまった側としてはなんかもはやそれは当たり前ですけど、やっぱり学ぶ前の自分ってどこに相談するのかとか、どんな軸で職業を選ぶとか、
幸せとは何ぞみたいなところだったりとかね、なんかそんなところまで深掘っていくものだろうし、いやー深いなーみたいな感じもあって、
自分の選択するときにはすごい役に立ててるなーと思うんですけど、
あさみ
人の相談に乗ってなんかこう価値提供できるかなーって言うとすごい不安があるし、
やっぱりさっきの話じゃないですけど、カウンセラーとかコーチングとかそのアドバイザーみたいなものは、
クライアントさんに対してこのような結果をもたらさなければならないみたいなものが強すぎて私、なんかプレッシャーに感じてしまうんですよね。
無理って思って、だったらもっと雑談とかインタビュー活動とか、なんかそういうもっとフランクな雑な関係性の中で会話を通して気づきであったり、キャリアの棚下ろしであったり、
そういうものができていった方が良くて、配信活動とかこういうのをやっていくことの方が価値を感じるというか、アドバイザーになりたいとか、そういうカウンセラーさんになりたいとかっていうのはないんですよね。
でもスタンスは多分一緒です。何かの役に立てたら。
西野キズナ
一緒ですね。多分あさみさんも確かにその活動がすごい合ってたんじゃないかなって思いますね。
あれだけたくさんの方ね、本当にお話聞いてて。
あさみ
そうなんです。これは楽しいし、これを聞いてくれて感じることが何か生まれてくれればいいなとも思うし、話してくれた方も楽しかった、スッキリした、こんなに話したの初めてとか、キャリアの振り返りできたとかって言ってくださることそのものがもうそれでいいというか、
なんかそういうことなんだよなーみたいな感じで、アドバイザーとして何人相談のってきましたとかそういうことでもないし、何人を就職に導きましたとかそういうことでもないんだよなーみたいな感じがしていて。
西野キズナ
あれはまさにさっき言ってた、話をする方向に今年は軸を持っていきたいっていうところの感覚とちょっと近いかもって思いましたね。
あさみ
私もそう思って聞いてました、さっき言うのに。
分かる、本当に。
西野キズナ
キャリアセンターも結構大学3つ行きましたけど、最終的にはやっぱり目標が就職率とかになっちゃうんですよね。
所属しているからには、そこを目指すのはもちろんなんですけど、でも大学生の全員がやっぱり就職という道が必ずしも行きたい道とは限らないっていうこともあるし、
なのでそこでどうしてもジレンマが発生したりとかね、数字を上げろとは言われるけれども、でも実際学生の中にある思いはそっちじゃないんですよねっていうのがあったりとかみたいなのがあるので、
そこは仕事をしていて難しいところだなとは思いますよね。
評価者は一体誰なのかっていうね。私は学生だと思ってるけど、お給料くれるのは学校の人だしみたいなところがあったりとかね。
あさみ
挟まれますよね。
西野キズナ
そうですね。
あさみ
就職することこそが正解みたいなものが、おっしゃることすごい分かるし、私も学生だったら就職したいとか思うのもすごいあるけど、
就職だけじゃない選択肢を持ったって人生やっていける社会になってほしいなっていうのはすごい思うんですよね。
西野キズナ
そうですよね。
あさみ
っていうのをやってると、就活生の支援とかっていうのが自分の活動として整合性が持てなくなってくるっていうか、何やってるんだろう自分みたいな感じになったりして、
ちょっとキャリアコンサルタントっていうのは名乗って何かするっていうのは、ちょっとなんかいいかなみたいな感じがしているというので、ほとんどやってないですね。
キャリコを名乗って何かやるというのはやってないですね。国家資格持ってるぜの自己満だけで終わってます。
西野キズナ
そうですね。何かあったときにこうバーンって出せる。
これが目に入らぬか的な出せるかもなーみたいな。
でも結局なんか、自分が接した人が何を感じてくれるかが、それだけかなって私も思うので、
肩書きとかじゃなく、接した人が一緒にいた時間をどう捉えてくれるか、みたいなところは大事にしていきたいですね。
西野キズナ
内定率とか気にせず、とりあえず喋って満足してスッキリして帰っていってほしいみたいなところもね。
あさみ
そうですね。何かそういう場とかそういうのができる人材、人材というのかな、人が増えてくれたらいいなというか、お互いに仕合えるみたいな関係性が増えていったらいいなというのが思います。
傾聴って難しいなって思うし、傾聴し合えるっていうのはとても難しいなと思うので、できる人が増えたらいいなっていうのは思ってますかね。
西野キズナ
なので、何も考えずにする「おしゃべり」と「対話」の違いを結構考えることがあって、私の定義する、考える「対話」はお互いの傾聴ができていたりとか、
何か多分お互いのことに興味を持っていたりとかするような時間の会話。うまく言えないけど。
何かその多分意識してない会話って、我が我がみたいになっちゃうとか出ちゃうことって多分あると思うんですよ。
それはみんなあるところだと思うけど、やっぱそればっかりの会話だと、何かお互いを気遣えなかったりとか、尊重できなかったりとか、
癒しの時間にはならなかったりとかってことがあるかもしれないので、何かお互いが深まるような対話の時間ができればいいなとは思ってますね。
あさみ
なんかLISTENでしたっけ?声日記をね、キズナさん残してるの。あれも何かリアルタイムじゃないけど何か対話みたいな感じがしてて、
あそこに残してるものに対して私もそう思うとかっていう、何かこう、何か受け取り合ってるみたいな感じで感じてて、
何かあの形式すごく新しい、何か面白いなと思って。リアルタイムのキャッチボールじゃないんだけど、何かキャッチしてる、確かに私何かキャッチしてるとか思って。
面白いと思って。
西野キズナ
嬉しい嬉しい。
あれは、歳とった時の自分のためとか、自分の大切な人とかが、例えば私がもうこの世からいなくなった時に聞いてくれたらいいかもなぐらいのつもりで残してるものなんで、
本当に何か誰かのためというよりかは自分のために残している音声なんですよね。
自分自身でも振り返って聞くこともあって、あ、この時自分こんなこと考えてたんだなとかなんですけど、たまに誰かが聞いてくれて何か感じてくれるならそれも良しかなみたいな。
あさみ
なんか意外とそれで繋がる人間関係とかがね、なんかあったりして、だいだいさんが聞いてくれたとか、なぎなぎさんがこのことについてコメントくれたとか、こんな繋がり方があるんだ、面白いと思って。
西野キズナ
お手紙みたいですよね、本当に。
あさみ
本当に文通に近い、すごいタイムラグのあるコミュニケーションだけど、逆に新しいなみたいな、面白いなって思って。
西野キズナ
今ほぼリアルタイムですもんね、やり取りとかね。
あさみ
だからそれが、あの時の自分が話してたこれを何十年後かの誰かが聞いて思うことをコメントするみたいな、面白いと思って。
西野キズナ
いや本当に、聞いたタイミングで感じることもあるし、そこから時間が経って、例えば半年後にもう一回聞いた時に思うこともあるかもしれないしとか、
なんか音声すごいパワーがあるなって思ってて、文字とかとはまた違って、やっぱその瞬間の何かが乗るんですよね、声とか。
西野キズナ
それはすごいなって思います。
あさみ
キズナさんってそれこそ文字書く人っていう感じの印象もあったから、でもなんかそれを超えて今は音声の人みたいな感じに変わってきてる気がしていて。
西野キズナ
ですね、文字はすごい組み立てるんですよね。
音のリズム感とかがすごいこだわりがあって、説明しきれないで省きますけど、読んだ時にリズムが心地よいかとか言い回しがどうかとかめちゃくちゃ組み立てちゃうので、
なんか作ったものになっちゃうんですよね、個人的には。
なんですけど、音声はシナリオとか何も作らずに収録してるんで、本当に出てきたもん、そのまま収録してる感じなんで、録って出しですね、まさに。
あさみ
なんかそこに乗っかるエネルギー、いいなって思う。
西野キズナ
あさみさんいっぱい全部聞いてくれて、あさみさんが言ってくださるならそうなのかもしれない。
そうなのかもしれない。
あさみ
なんか、今日体調悪いなとか、今日元気だなとかすごいわかるんです。
西野キズナ
いや、いや、体調悪い時声全然違うなって。
あさみ
今日、なんか新月かなとか思ったりして。
西野キズナ
いや、本当になんか面白いです、収録って、音声って、バロメーターみたいになるんです、自分は。
あさみ
すごいわかると思って。
あー、今日も元気だな、キズナさんとか、今日も元気ないな。
西野キズナ
嬉しいけど、恥ずかしいな。
あさみ
ちょっとメンタル落ち込んでるのかなとか、すごいわかると思って。
そして、筋肉少女帯のことを2人で話してるやつがもう嬉しそうみたいな。
西野キズナ
オタクの早口ですよね、あれ。止まらない。
あさみ
いいなーって、スイッチ入っちゃう人の話聞いてるのいいなーと思って、なんか面白いと思って。
筋肉少女帯って名前は知ってたけど、全然曲も知らなくて、なんか初めて聞いたんですけど、こんなに良かったんだというか、なんか。
西野キズナ
良かったですか?
あさみ
救われないんだ、みたいな世界観っていう。
なるほどね、と思って。
西野キズナ
そうなんです、そうなんです。
世の中に期待しなくて済みます。
あさみ
でも、それを小学生ぐらいでしたっけ、中学生ぐらいでしたっけ?
西野キズナ
そうそう、小学生ですね、小学生から聞いて。
あさみ
その頃に人生とか人格形成に影響を及ぼしてるっていう。
西野キズナ
いや、でもなんか、俺こそ筋肉少女体がその転校生の話とか歌ってて、転校生いじめられてるんですよ。
なんかあったから、なんかそれを知ってたから、自分が転校生になった時も、あ、歌にあったみたいな。
で、なんか全然そんなノーダメージというか、あんまり気にしなかったとかあるかもしれないから、なんか高望みをしない人生みたいなのを歩んできたのが良かったかもしれないね、筋肉少女帯のおかげで。
あさみ
なるほど、世の中の理不尽さを歌で予習してたみたいな感じですね。
いやいやいや、そうそうそうそう。
西野キズナ
面白い。
何も上手くいかないよっていう。最後は理不尽がやってくるよっていうね。
あさみ
覚悟ができてたんですね。そういうもんだよな、本当に。
西野キズナ
でも、確かに。あるかもしれない。
あさみ
面白い。でもなんか聞いてると、それってネガティブな諦めともなんか違う、何でしょうね。
なんか、救いようなんだけど、なんか。
西野キズナ
救いようなんだけど、生きてるよみたいな感じですかね。みんなその状態で生きてていいよみたいな感じか。
それでも人生は続くよみたいな感じ。
あさみ
そうなんですよね。だから、なんかこう、すごい落とされる。
なんか、立ち上がれないぐらいに落とされるわけじゃないんだけど、なんか理不尽さを突きつけられるみたいな感じがなんか不思議で、不思議な魅力と思って。
西野キズナ
いいですね。あさみさんどうぞ、こちら側へ。
あさみ
いや、思いっきし影響を受けてしまいましたね、なんかね。
西野キズナ
やったー。YouTubeってだいたい聞けるんだよね。
あさみ
そうですね。
西野キズナ
ぜひぜひ聞いてみてくださいね。
あさみ
花譜ちゃんが好きだったっていうのが、ボーカルのファンミーティングに出た、花譜ちゃんなんでしたっけ。
西野キズナ
えっとね、花譜ちゃんじゃない、また別の方なんですけど、はい、同じようなVTuberさんですね。
ああいう感じですね。
あさみ
ああいうものがすごい再生数でこんなに人気がある世界があるんだ、みたいな。
なんか自分の知らないところでこんな世界がこんなに広がってるんだ、みたいなのを今回、すごい広げてもらったなあっていう感じがあって。
西野キズナ
なんか、
VRに来たら爆発するかもしれない。
あさみ
そうなんです。
西野キズナ
あさみワールドが出来上がるかも。
あさみ
そうなんです、本当に。
AIとかもね、発達してきて、
今まで自分のアイディア止まりで実現できなかったものが、
AI使ったら出来るやんみたいなのがどんどん出てきていて、
すごいワクワクしちゃうんですよね。
西野キズナ
いや、
そうですよね。
最近相談相手にチャットGPT君を結構使ってて、
あさみ
私もです。
西野キズナ
すごい便利ですよね。
けなげに答えてくれる。
どんな変な質問もちゃんと返してくれるっていう、素晴らしい。
あさみ
何時間でも付き合ってくれますね。
西野キズナ
たまにね、ちょっと言ってることあってるかなって確かめちゃいけないですけどね。
あさみ
あれはほんと画期的だし、
私たぶん物を作るとか、何ていうのかな、
創作活動みたいなの好きなんですよね、きっと。
でもすごい手先不器用だったりとか、
字が下手、絵が下手みたいな感じなんで、
自分の能力を使って何かやるって出来ないんですけど、
それをAIとかが取って変わってくれたら、
このアイディア全部形になるじゃんって思うと、
やりたい!みたいになってきて、
絶対VRまさに全てが詰まってる予感がしてならんのですよね。
西野キズナ
VRのワールドもパーツがあって、
レゴみたいに組み立てれるワールドとかあるんで。
あさみ
たまらん。
理想のお部屋とか作っちゃうな。
西野キズナ
出来ます、出来ます。
あさみ
私、飽きっぽいんで定住する一個の場所に住み続けるとか向いてないなって思ってるんですけど、
自分のお部屋とかたくさん持つがVRで叶うじゃないですか、きっと。
西野キズナ
まさにですね。
あさみ
気分で変えたいお部屋みたいな感じとか。
いやぁ、私VRに住みたいですもんね、ほんと。
西野キズナ
やばいぞ。
VRの住人になれる素質がある。
あさみ
ずっとそこで生きていきたいんですけど、みたいな。
西野キズナ
意外とでも、VRにいて思うのは、
リアルとVRのバランス大事だなって思いますね。
要は、これは私の主観ですけど、
最初に言ったような感覚が、
要は、見た目よりも、
見た目はみんな見た目だけど、
かえって自分の内面がすごい明らかになる世界だと私は感じているんで、
要は、そこにずっと居続けることになると、
それはそれでまたメンタルが結構ね、やられてくるんですよ。
なので、今の自分的には、
あさみ
自分の内面がすごい明らかになる世界だと私は感じているんで、
西野キズナ
なので、今の自分的には、
リアルとVRの両方の感覚をバランスよく持った状態で、
両方に存在するっていうのが、ちょうど居心地がいいなって思っています。
あさみ
バランスですね。
楽しそう。
絶対好き。
西野キズナ
講習会を開催しないといけないかもしれない。
あさみ
本当ですね。
西野キズナ
あさみさん、VR、講習会。
あさみ
なんかYouTuberさんとかね、VTuberか、
なんか楽しそうだなーって思ったりするんでね、
なんかやってみたいなーとか思ったりして。
西野キズナ
導入手順をお伝えできます。
あさみ
だって音声も言ったら自分の音声じゃなくて、
AI音声に喋らせたらいいじゃないですか。
西野キズナ
AIでもいいですし、
声の質ですか?
そうそう、ボイスチェンジャーも使えるし。
あさみ
めっちゃ楽しいじゃないですか。
コンテンツ作るの大好きなんですよね、なんかね。
ワクワクしちゃいますね。
私もビジネスとか結構好きだったりして、
その独自コンテンツを、
どうマーケティングに乗っけていくかみたいなのを考えたりするのが好きだったりするんですよね。
あー、ワクワクするみたいな感じになりますね。
西野キズナ
あのー、スタンドFMさんってご存知ですか?
あさみ
誰ですか?
西野キズナ
スタンドFMっていう配信サービスあるじゃないですか。
ちょうど昨日かな、昨日か一昨日かニュースになってたんですけど、
スタンドFMとVRのプラットフォームがコラボして、
VR空間にスタンドFMの収録?ワールド?みたいなのを作りましたってニュースになってたんで、
今来てるかもしれませんよ。
あさみ
面白そう。
西野キズナ
今が波の乗り時かもしれないですね。
あさみ
自分を出したいとかはないんですけど、
自分が作ったキャラクターを出していくっていうのはいいんですよね。
だからなんかこう、いいなー、なんかコンテンツ作りたいな、楽しそうだなーとか言ってそわそわして。
西野キズナ
スイッチが入ったらいつでもお声掛けください。
あさみ
心強い、めちゃくちゃ心強い。
西野キズナ
ズブズブに。
あさみ
ちょっとお財布の準備ができたら。
沼りそうだな。
西野キズナ
でもあれです、最初は被るやつ(HMD)なくてもパソコンあればできるんで、大丈夫です。
パソコンから入れます、ぜひ。入門編。
あさみ
絶対世界はそっちにマーケットも動いていきそうな気はして、ある程度の市場の大きさはできていくでしょうから。
面白いな、ほんと何でも幅広いですね、すごい。
西野キズナ
何やってる人かわかんないってよく言われる。
あさみ
波に乗ってる感じの印象があるな、いいな。
西野キズナ
でも、最近やっぱりちょっと体力を感じることがあって、いろいろセーブしてるんで、
やっぱね、もうちょっと若い時代に今の流れに乗ってたら、もっといろいろやってただろうなって思いますね。
あさみ
それもあるかも。
西野キズナ
でも、コンピューターおばあちゃんみたいになって、もうちょっと世の中がどうなっていくのかを見れたら面白そうだなと思いますね。
あさみ
そうですね。どうなっていくんでしょうね。
楽しそう。
西野キズナ
じゃあ、あさみさんも結構楽しそうにやってそうなイメージがある。
あさみ
そうですね。
独自のコンテンツ作るっていうのに生き甲斐感じてる人なので、一人で黙々と創作してる時間が楽しい。
こういうポッドキャスト配信とかもそうですけど、楽しいですね。
でもやっぱりエネルギーの充電時間が多分人一倍いるんでしょうね。
あんまり頻繁に人に会うとかやると、すごく楽しいのにものすごい疲れるっていうのを繰り返しちゃうので。
西野キズナ
分かります、分かります。
あさみ
すごい好きなんですよね。
西野キズナ
私も結構気を使ってるのかな、なんかやっぱエネルギーが。
吸われる言ったら失礼ですけど。
あさみ
そうなんです。
一週間ぐらいぐったりしてないと、回復しないみたいな。
なので、やっぱり頻繁に音声配信とかできる体力がないんですよね。
みんなみたいに週一で配信するとかいう元気はないんですよね、と思ってね。
西野キズナ
熱があった頃は、毎日のように本当に今考えるとどうかしてるなって思いますけど、
声日記とかね、よく撮ってたなって思うんですけど、なんか勢いがあるときはね、全然苦じゃなくて、毎日でも楽しくやってるんですけどね。
あさみ
そうですね。
そういう自分のメンタルのバランスと活動のバランスを、
仕事もありつつみたいなので、安定させつつ続けるみたいなのは結構気持ちいいですね。
西野キズナ
でも大事だと思います。持続させるためにね、いたわらないと。
あさみ
そうですね。
ありがとうございます。なんかすごい長々とお話ししていただいちゃいました。
西野キズナ
ほんとだ。追加で1時間。
あさみ
あ、もうそんな喋ってます?
西野キズナ
そうですね。50分くらい喋ってます。
でも、大体さみさんの人柄がわかったので、楽しみにしてた、目的を一緒にやっていきたいと思います。
あさみ
そうです。
はい、じゃあね、またお会いしましょう。
西野キズナ
はい。
では、またお会いしましょう。
あさみ
はい。
また会いましょう。
はい。
あれ話してなかったなとか、なんかありますか?
西野キズナ
でも大体なんか、あさみさんの人柄が分かったので、今日楽しみにしてた、目的は達成できた気がします。
あさみ
なんだと思われたんだろう。どんな話だったんですか。
西野キズナ
なんか、収録一緒にしましょうってお声掛け頂いてから、Xのポストを結構拝見してたんですけど、
面白いなーって思ってたのが、あさみさんを実際こうやって画面でお会いして話す時の雰囲気というかオーラがすごい柔らかいんですけど、
ポストがすごい鋭い鋭さを持った、なんか多分言葉が短い線あると思うんですけど、
ソリッとシャッシャッって感じで、そのギャップがすごい面白くて、
でもなんか、日常の一番面を捉えたような言葉でも、
なんかその捉えてる部分が面白いなーって思いながら、なんか視点が面白いって思いながらポストを見てました。
あさみさん好きだなーって思いながら、なんだったかな、なんか面白いポストがあったんですけど、ちょっと今思い出せなくて。
なんか結構、いろんな日常のことをポロッと流してますよね。
あさみ
ちょっと思いついたらみたいな感じですね。
西野キズナ
なんか、めっちゃ好きって思ったんですけど。
あさみ
多分ね、でも内面はすごい気性が荒いし、性格がきついんですよね。
それを必死ですごく隠しているからこういう感じになってるんですけどね。
西野キズナ
なんか、読み上げて大丈夫ですかね。
あさみ
大丈夫です。
西野キズナ
柔軟さがないと文句を言う柔軟さのなさみたいなのがあったよね、とか。
なるほど、確かに、とか。
あと、めっちゃ爆笑したけど大好きだったのが、数年ぶりにフェイスブック開いたんだけど、属性合わんになって感じた。
あさみ
あれは合わないっしょみたいな。
西野キズナ
わかるー。超わかるーって思った。
あさみ
こんな世界に生きられないよって思いました。
西野キズナ
これは本当に飾らない言葉でドストレートに短く書いてるところが大好きって思った。
あさみ
そうかも、ドストレートかも。
そうなんですよ、この雰囲気がないと普段喋ってる言葉も割とあのまま喋ったりすることもあるので、刺してしまうんですよね、言葉で。
この雰囲気、この喋り方とかこれを持ってないと本当に生きづらくてですね、こうなっていったみたいな経緯があるんですけど、きついんですよ、割と内面がね。
西野キズナ
なんでしょうね、でもなんか、なんというか本当にこう、玉ねぎのまわりを剥いて剥いて、キャベツのまわりを剥いて剥いて芯にあるものみたいなポストが多いかなって私は感じてるので、それはいいねって思います。
あさみ
ありがとうございます。
西野キズナ
私は好きです。
あさみ
うれしい。
こういう創作をね、なんかどっかで誰かが読んでてくれるとかね、そういうの本当嬉しいんですよね。
ありがとうございます。
西野キズナ
波長が合うなと思いました。
あさみ
わーうれしい。
西野キズナ
あさみさん多分波長が合いそう。
あさみ
うれしい。
イラストレーターのおり、おり何さんでしたっけ。
西野キズナ
丈折さんですか。
西野キズナ
丈折さん。
あさみ
丈折さんと話してて、あの方とキズナさんの波長が合うのを見ててなんか嫉妬してて、え、いいなーみたいな、こういうお友達、いいなーみたいな。
西野キズナ
たぶんね、あさみさんあそこに入ってても違和感ないんじゃないかなっていうぐらい、たぶんあの属性一緒ですよ。
フェイスブックとは違う、あの同じ属性です。
あさみ
いいなー、こういう関係性でこういう話できる、いいなーと思うけど。
西野キズナ
自分の好ましいものとかそうでないものを結構、私も丈折さんぱっと言う方かなという気はするんですけど、なんかそれに近いものを感じる。
あさみ
なるほどなー、そういうとこあるかも。
なんかすごい気が合うお二人の話聞いてて、こういう気の合い方いいなーっていう、嫉妬に言った感じを抱いてましたね。
西野キズナ
あれも不思議ですよね、本当に音声配信をやってなかったらお会いしてなかった方なので、世の中にこんなに波長のある方がいるんだ、みたいな。
大人になってからのお友達ができますよね、なんか。
あさみ
うん、ほんとそうですね。
でも意外と、そうですよね、学生の頃に会ってもたぶんキズナさんとは仲良くなってなかったかもしれないって思います。
西野キズナ
そうですよね、なんかお互い言ってる言葉がトゲトゲしいとか思って、近づかないかもしれないですよね。
あさみ
なんか今だからこそな感じがすごいありますね。
西野キズナ
タイミングがね、良きタイミングがやってくるんですよ、たぶん。
あさみ
そうですね、ほんとそんな感じがしました。
この配信やってて本当に、自分の人生に必要なタイミングで必要な人と会えてるというか、そのインタビューのお話に舞い込んでくる機会がすごく多くて、
あーなんか、すごい運命みたいなものあるんだろうなー的な、神秘的な感覚になったりするぐらい、
どんぴしゃなタイミングでどんぴしゃな人がインタビューの機会をいただけるので、
すごいなーと思ってるんですけどね、皆さんに今回も新しい世界を見せていただいたなーっていう感じがして楽しかったです。
西野キズナ
私もMaroさんからのつながりでまさかお話ができるとは。
あさみ
すごい楽しかったです。また何かの配信でまたぜひご一緒させてください。
西野キズナ
ぜひぜひ、あの音声配信はフットワーク軽くひょいひょいと。
ぜひぜひ。
あさみ
ありがとうございます。
西野キズナ
ありがとうございました。
あさみ
ありがとうございます。ほんと楽しかった。いろいろ聞けて楽しかったです。
西野キズナ
私あの、この後半の1時間の収録をLISTENに上げてもいいですか?
あさみ
全然もちろんです。なんかやばそうなこと言ってなかったから大丈夫だと思いますが。
西野キズナ
大丈夫だと思いますよ多分。
いやーよかったー。やっぱ波長が合う人は話してて楽しいですよね。すごいいい時間になったって感満度が高いというか。
あさみ
嬉しい。もうその言葉いただけるだけでなんかこうね、私の人生が浄化されていくんですよね。
西野キズナ
やばい、まだ消えちゃダメ。まだですよ。
あさみ
なんか役割終えたーみたいな。
よかったーみたいな。生きててよかったーみたいな感じになるんで。
西野キズナ
でも対話ってでもやっぱね、大事ですねこういう時間ね。
あさみ
ほんとそうですねー。すごい幸せな気持ちになりますねー。
西野キズナ
ぼちぼちやっていこう。私も新しい体を手に入れたし。