1. ハートに火をつけろ by ANRI
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2025-11-04 31:43

#037 燃えカスになりつつも燃え続けていた【ゲスト:ライター - 山内さん・GC magazine - 伊藤さん、鈴木さん】

今回のゲストは、ライターの山内宏泰さん、

「アーティストコレクティブ GC magazine」メンバーの伊藤颯さん、鈴木冬生さん。

ANRIで主催している写真のアワード「夜明け前」とはなにか、

「GC magazine」のいままでについてお聞きします。


●エピソード詳細

・なぜANRIが写真のアワードを主催しているのか

・どうすればANRIらしい支援ができるのか

・GC magazineがアワードの趣旨を一番汲んでいた

・「アーティストコレクティブ GC magazine」とはなにか

・グランプリ受賞作品について

・「GC magazine」のネーミングの由来について

・最近のGC magazineのテーマについて

・スタートはどの産業も共通点がある

・辞めずに表現を続けてこられた理由

・「GC magazine」は自分のライバルでもある


●写真アワード「夜明け前」Webサイト

https://yoakemae.org/


●ゲスト紹介

山内宏泰 https://x.com/reading_photo

ライター

愛知県生まれ。

出版社勤務ののち、フリーランスライターに。

美術、写真、文学、社会、教育、伝記などのテーマを扱う。


GC magazine https://www.instagram.com/gcmagazine/

若手を中心としたアーティストコレクティブ。「写真の錯綜と当惑」というトピックを扱い、zineの制作、写真を軸としたインスタレーションを展開し、展覧会を開催している。主な展示に「爆業Drive~GOの彼方へ~」Koma gallery(東京、2023年)、「KILLER”G”2nd Running alone pushin”G”Big high ACE」PHOTO GALLERY FLOW NAGOYA(愛知、2024年)、「HOT RODDERS “G”4th Drifting with you 『私の恋∞瞬間∞『螺旋』∞』」COPYCENTER GALLERY(東京、2024年)などがある。


●番組へのメッセージフォーム

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SNSからは「#ハートに火をつけろ」で感想などお待ちしております!


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サマリー

このエピソードでは、ベンチャーキャピタルANRIが主催するフォトアワード「夜明け前」に焦点が当てられ、若手写真家の支援や写真表現の未来について語られます。また、AI技術がアートに与える影響や新たな写真の価値についての議論も展開されます。GCマガジンのメンバーは表現活動を続けるために集まり、コレクティブとして活動しています。このポッドキャストでは、彼らのプロジェクトの経緯や車をテーマにした作品制作の背景が語られます。エピソードでは、コレクティブの重要性や写真の独自性について、ゲストたちが燃え続ける理由が探られます。また、GCの活動や「夜明け前」に関する対話も繰り広げられます。

夜明け前のフォトアワードの紹介
ハートに火をつけろ
こんにちは、創業期のスタートアップ投資に特化したベンチャーキャピタル、ANRIの代表、さまたANRIです。
この番組では、毎回様々な起業家精神を持った方をゲストにお呼びし、その人を突き起こす熱について深く掘り下げ、
熱くためになる話をお届けしています。 今回は、ANRIで主催していることアワード、夜明け前の特集です。
ゲストはライターで、夜明け前の運営を一緒にしている山内博之さん、そして第1回の受賞者である
アーティストコレクティブ、GC magazine のメンバーの伊藤駿さん、鈴木敏さんにお越しいただきました。
本日は、そもそも、夜明け前って何だ?なんでANRIがそんなことやってるんだ?という話、
また、その中で第1回のグランプリになったGC magazine というのが何者なのか、
あとは、これからどんな野望を持っているのか、ということについてお話を伺えればと思います。
皆さんよろしくお願いします。
ということで始まりましたが、大前提としてですね、夜明け前っていうものが僕ノリノリでやらせていただいているんですけれども、
嬉しい限りですね。 そもそも、ANRIがなぜこのフォトアワードというものをやっているのか、
これからちょっとまずご説明できればなと思っています。
これ一番初めのきっかけは、僕と山内さんでお話ししちゃった時なんですけど、あれはいつぐらいですか?
昨年の頭ですかね。2024年の頭ぐらいでしょうかね。
最初は全然関係ないお話から始まったと思うのですが。
本当に山内さん、ライターとしてお仕事をご主催しているところからスタートして、
お話ししているところ、山内さんが写真に非常に造形が深く大好きであると。
造形が深くはないんですけど、もともとで言うと、僕もともと大学生の頃に写真のサークル入っていて、
あとはお金稼ぎのバイトとして撮影の仕事、学会とかを撮るみたいな撮影バイトをやらせてもらっていて、
あとは大学の卒業アルバムの企画撮影、印刷から販売管理までやるっていう、
なんでこれをボランジェラーと言いますかね。ずっとやっていたので、写真すごい好きですし、
写真のアワードっていうものを好きだったり、いっぱい見させてもらって、
やっぱり今その写真新世紀どこが出てきたんだろうかとかをすごい楽しみにしてた世代だったので、
それは結構その話からですよね。
そうですね。その時に最近その写真のアワード、従来ずっとあった写真のアワードっていうのがことごとくなくなっているっていうお話をしていまして、
それは端的にジャンルの危機なんじゃないだろうかみたいなお話をしていて、
本当はそういった若手が登場する東流門っていうのは必ずジャンルの中になければいけないじゃないかっていうお話をしていたところ、
兄さんがそうかないのか、やりますか?って言うねん。
ノリと言うですね。そもそも私たちベーシックに本業としては投資の仕事をさせてもらってますと、
スタートアップ投資をやっていくと、スタートアップってもちろんそのいろんなサービスとかプロダクトがあるんですけれど、
それの根底に流れているいろんなものがあると思っています。
それはまず人を支えている教育だったりしますと、あとは技術、例えば研究者とか基礎研究とかっていうものがありますと、
あとは僕ら2Cサービスとか投資すると、その時代時代を作っているカルチャーっていうのがあって、
じゃあ今なんでこの時代にこれが流行るのかっていうのがあるじゃないですか。
そういう僕らは創業期に投資をするんだけれど、創業期のスタートアップ投資とかだってそれが全ての始まりではなくて、
やっぱりカルチャーとかテクノロジーとかその人とかの根底にはもっとその源流があるでしょうと。
その源流をちゃんと認識してリスペクトしないままに果実になって金になる部分だけコネジャーって現れてお金入れて、
わしが育てたっていうのが劇的にダサいって話をもう10年ぐらいずっとしてますと。
その中で僕らもカルチャー、いろんなカルチャーがある中でそこに対してどういうふうにリスペクトできるかとか、
どうすると僕ららしい支援ができるかっていうのが結構テーマでした。
僕らの中ですごい大事にしているのは、みんながもうワーって寄ってきているものは、これは別にいい。
一方、せっかく自分たちがリスポーラーなのから、自分たちがやったことがその産業にとって一定意味があることだったら結構楽しいねっていうのと、
あと最後はプロジェクトオーナーが情熱を持てること。
大事だけれど、別に俺の人生にとってこの仕事しなくてもいいなってものはどうせ続かないので、この3つぐらいをどう満たすかっていうのがあった中で、
ちょうどコロナ経ってフォトアワードが一つも実績でもほぼないっていうのが、これはやるかっていうのに繋がった。
安里さんとしては本業とそんなにプレイヤー、乖離はないということですか?
まさに僕の中では山があって川があるみたいなぐらい、ベーシックなものがあって繋がっているって結構真剣に思っている。
特にテクノロジーとしてはAIっていうものがあまりに凄すぎて、
ちょうど今日社内で僕は最近気に入っているDJミックスをずっとyoutubeで聴いたんですけど、3週聴いたところで全ての楽曲がAIで作られていると気づいて、
普通に女性ボーカルもラップも全部AIだった。結構衝撃を受けて、確かに結構好きなの。一つの曲も誰が歌ったとかわかんないけどいいミックスだなと思ったら、
自分が割と良いと思うものが完全にAIでできると。これいわゆるAIの世界におけるチューニングテストっていう有名なAIが人間を超えるかみたいなテストなんですけど、
それを超えたフェーズなんだなっていうのを人生で初めて直面しているんですよね。
っていう時代にやっぱり人と人じゃなくていいものっていうものができるわけですごい大事で、だからこそ僕らだと最近だと人文系哲学とか
理系って言われる領域じゃないものの研究とか大事だよね。論文とかの支援したりとか。
アートも結局相当なものがAIに代替されていく中で、最後に残る人間のエゴとか感覚知識とか時代を変える人間の発言ってなんだっけっていうのが
きわきわになっていくと結構こういうところに未来があるんじゃないの。僕らとしてはそこをリスペクトするって話もあるし、
GCの皆さんみたいにそういうところの一番エッチが立っている人たちがまだまだ時に応援させてもらうって、この業界的には熱い。
っていうのがまあその夜明け前で狙ってるところですね。
プロの応募作品とその評価
だからその辺の思いがあったから、夜明け前のレギュレーションも自ずと決まってきたっていうところもありますね。
写真作品を応募するんですけれども、あんまり制約を設けてないんですね。ジャンルとかもないし、
ひょっとするとAIで出した絵を送ってきてくれても、それを写真と言ってくれればもう…
お前がそれを写真と言う限り我々は受け付ける。正しいデータにしてくれっていう。
当時も言ってましたけど、iPhoneで撮っている写真はもはや正確な写実、写像ではない。
iPhone16から17に変わったんですけど、インカメが進化しすぎて鏡の機能にならないって話をよくしてるんですよ。
あれめちゃめちゃいろんなもの消していくんで、肌とかトゥルトゥルされちゃうんで。
なんかそういうものをアートにおいてのそのすごい正確な写実っていうものを超えた世界が写真っていうものが広がっている。
中で写真ってじゃあ何の意味があるのかみたいな。
これが自分の中では熱い。
この10年で写真というものを毎年我々が今考えている写真表現がこれだっていうのをコレクトしていくと、
10年経つと10年前ってまだ写真ってこういう表現として認められてきたね、認められてなかったねっていうのが出るんじゃないの?っていうのがこの話ですかね。
10年やろうっていう話ですね。
毎年1回アワードをやっていって10年たまると写真の流れおよび社会の流れみたいなものまで見えてくるんじゃないかというところですね。
っていうのとやっぱりキム・ライ・ヘイションみたいな偉大なショーもありますけれど、その手前でそれこそGシミュレーターさんみたいに学生ってものをやってから写真表現で食っていけるようになるまでのここの凄まじさ。
作家としてのログを作っていくっていうのは写真集と写真展っていうのがあるけれど、僕やっぱりやってる側だったんですけど、金がかかる。
金がかかるが、写真に行ってまつわる仕事で金を稼ぐってのは非常に難しい。
これの中でどこかでみんな心を折られて、写真と関係ない仕事になっていったりとか、写真表現をやり続けることをやめてしまうとか。
ここのなんかもうちょっといい感じにならないかなっていうのが趣旨ですよね。
そうですね。写真全体を盛り立てていければ何よりだっていうところですね。
っていうショーもみんなやんないですからね。
ということで、僕らもどんな人が集まるかわからなかった中で、そんなにテーマは作りすぎず、ただ全体の募集のポスターもウェブもそこそこ難解なものにし、
家族フォートコンテストとかではないという感じで出してみると、後はリサクさんとかヒメさんみたいな。
割とガチプロな人たちに審査員で来てもらうというメッセージだけで誰が来るかっていう。
やったら思った以上にガチプロが来たってところですかね。
そうですね。こういう言い方あるかもしれないですけれども、第1回目やってみてたくさん応募作が集まりましたけど、レベルが非常に高かったですね。思った以上に。
何が困るって普通に本当のプロが出てきたことですね。
本当にこれですよね。
竹野さんとかね。本当に上手いんですよね。僕らあまりに上手で、今会社のウェブ全部写真撮ってもらってるんですけど、本当に上手いんだなあ、プロが。
ですから写真の賞が少ない、もしくはほとんどないからでしょうけど、プロの方、写真ファンだったら皆さんお名前を知っているだろう方々もすごくたくさん応募してくださってますね。
僕がすごい良いなと思ったのは、プロとして流行っている作品とかスタイルじゃないものを出されているプロの方がいらっしゃったじゃないですか。
これは僕なんか結構熱いなって。商業カメラマンとして食えている部分と表現者としてやりたいものがそれぞれある中でこれを出すって決めてきたとかはグッとくるなって。
そうですね。なので年齢制限も何も設けていないので誰でも出せるという形にしたのがすごく正解だった気がしますね。
非常にレベルが高く本命を極めた先行の末、万丈一致で自信分かちの皆さんになったということでおめでとうございます。
ありがとうございます。
なんでそうなったんですかね。これ山口さんの分析会議は何なんですか?
これ本当に全員一致で万丈一致で決まったんですよね。しかもすごくあっさりと。時間結構たっぷり取ってたんですけど結構あっさり決まりました。
まさか。びっくり。少し喧嘩してもらえなかったなと思うんですけど。
なんででしょうね。まずは作品の質的にも非常にクオリティが高いというのは大前提ですね。
GCマガジンの設立
あとはアワードを作った時のその今話したような趣旨ですとかそういった思いっていうのを一番組んでくれる方々がGCマガジンだったんじゃないかなっていうところは大きいかもしれないですね。
第一回の受賞者にふさわしいのは誰だって考えた時に一番やっぱりGCマガジンだろうってすんなりと言ったっていうところは大きいかもしれないですね。
そうですね。山田さんおっしゃっていた通りでそのインディー性というか僕らのこういう作家を出していきたいんだっていうのをやっぱり審査員の中で話し合ってた。話とたぶんGCのスタイルがあった。
最終プレゼンでこの作品はじゃなくて俺らはこれをやりたいんだって話をされて企画書を渡されてあまりにも趣味的に取ったんですけど。
これはすごい良いと思ったんですよね。真剣に。私はこういう作品でこういうのを作ってきましたって話じゃなくてやりたいものがあふれちゃってるから
チャンスがあるのにこれをやりたいんだって思ったので、なるほどですなと。それはそういう賞でええんやろうなっていうのが僕的にも結構納得いって
ということでグランプリを取ったGCマガジンの皆さんに来ていただいてますが、GCマガジンが何者なのかというのをひとつひも解くんですけど
まず一人ひとりのおいたちとか聞く前にGCマガジンって名前なのかみたいなところからまず皆さんにご説明しなきゃと思うのでお二人からお願いしていいですか?
GCマガジンはコレクティブの名前なんですけど、GCっていうのは省略されているものでガチンコファイトクラブマガジンのガチンコのGとクラブのCをとってGC
毎月Gを発行していたからGCマガジンと名づって活動を始めた感じですね。
ここだけで15個ぐらい質問があるんですけど、まずこれ聞いていただいている方は比較的企業とかスタートアップに近い方はコレクティブってまず何なんですか?コレクティブとは何なんですか?
普通アートの領域でコレクティブとかだと一つの目的を掲げて集団を組んで一つ作品を作るって感じだと思うんですけど
僕らの在り方っていうのは大義名分を持ったコレクティブっていうより同じ意思とかフラストレーションみたいなのをゆるっと抱えたコミュニティみたいな
そういう感じなのかなって思ってますね。
今の説明とこの声でわかった通りすでにここにもう2人いますね。
マイクさんがされてますけどサイトラインですけど3人います。なので複数にいます。
自信マーケットには何人いらっしゃいますか?
今19人ぐらい増えてますね。
去年から増えましたよね。
正しく認識できないぐらいいるんですけど。
プロジェクトごととかで手伝ってくれる人とかが変わってくるので。
1つの展示では4人だけで作ってる展示とかもあり、今回の夜明け前でやらせてもらってる展示では本当に19人とかそれ以上いろんな人を呼んで一丸となって作ってるみたいな。
おそらく自己認識としてGCマガジンのメンバーとかクルーだろうという人はおそらく19人ぐらいなのではないかと。
そんぐらいいますね。
作品制作のプロセス
前聞いた時より増えてるんですよね。
最初公式には16人って聞いてましたけどこの半年ぐらいで3人増えたんですね。
衣装作ってくれる人だったり。
写真なワードと言いつつ、GCがやりとってるのはいわゆる写真というわけでもない。
表現の展示とか人もあるのでいろんな人が関わるわけですよね。
気づいたんですよね。音声のポッドキャストで皆さんの作品性を伝えるのは不可能にしかないんじゃないかなと。
夜明け前のウェブサイトをポッドキャストに貼ってくるので見ていただくと第1回のグランプリで皆さんの作品が出てます。
最終的なグランプリを撮った作品というものがあるじゃないですか。
あれは展示をしましたと。
その展示の風景を写真に撮ってそれを出されてますってことですよね。
あれは何なんですか?
あれは何なんだろうな。
あれは最初は映像を作るところから始まって。
僕らはずっと車というものを作品のモチーフというか道具みたいに一つのカメラを使うように車もガジェットとして使っていて。
それを使って映像を作ろうかってなった時にまずメンバーをめっちゃ集めて車を2台用意して高速道路、首都高をガーッと並走してお互いの映像、写真を撮りあって
それを空間にインストールするっていう。
首都高って出口が出なかったらずっと回れるんですよ。
それでずっと回りながらお互いをずっと撮り合うみたいな。
写真ってあるしスナップみたいな方向の話し方すると狩猟感覚というか
瞬間を狙ってずっと街を歩きながらいいと思った瞬間を撮るみたいなことをするんですけど
その狩猟感覚というか獲物を狙うみたいな時間を永遠に引き延ばしたらどうなるんだろうなっていう実験から始めて
メンバー内で無限にその決定的瞬間みたいなエナジーを生成し続けるみたいな。
これはツッコミどころが多すぎて話が前に進まないと極めた感じですけど
ガチンコファイトクラブな理由あります?
ガチンコファイトクラブな理由は本当に僕たち大学2020年卒なんですけど
卒業して1年目の頃に卒業してからみんな就職しちゃって作品を作る機会がなくなった。仕事が忙しいから。
でも制作とか表現は続けたいということでどうにか表現する場所を作りたいなっていうところからGCマガジンというのが始まってて
それが表現する場っていうのが月1で陣を作るっていうそういうルールを自分たちに設けて
その陣を作るけど拍子どうするんだってなった時に毎月出したいろんな人の作品の中から自分たちでコンペをして
1位を決める。その1位を拍子にするっていうルールで
だったら毎月ファイトクラブだねみたいな。もっとガチンコでしょみたいな。ガチンコファイトクラブ
ガチンコファイトクラブ的にやる陣の集合体だと
真面目なんじゃないですか?
僕的には素晴らしいってあんまり褒めたくなくなってくるんだけど
さっきまさに言ったことで写真を表現者としてやり続けるってことと
一方で仕事ってものに追われていくっていう話の中で表現活動を続けるって結構タフっすよね
タフな、ピークリー月1でしたっけ?
月1ですね。月1で2、3年作り続けて
そっから3年目ぐらいで展示してみるかみたいな
そっから展示してない?
展示始めたのが23年ぐらいで
結成20年で展示し始めたのが23年とかなんですよ
それまでは本当にお互いの中で殴り合ってただけの
スーパーアンダーグラウンド
誰も観客のいないガチンコファイトクラブ
本当に殴り合い地下格闘技
表現活動の継続
それを新宿で手売りしてたんですよ
それ売れますからね
意外と来てたよね
でも本当に知り合い先輩後輩が来てくれて
それでやり続けて
23年からだんだん外向きの活動を始めた
ちなみにGCマガジンっていうコレクティブのテーマは
車ってものが一個キーテーマなんです
それは最近の
たまたま車に興味があるだけで
誰も車持ってないのに
今回のために車用意したんですけど
それまでずっと車持ってなくて
なんだろう
本当ガジェットって言ったように
自分たちの身近なものとして車があった
それっていうのは仕事でも車を使うし
写真業界ってある種カメラですけど
裏ではずっと車がないと
そういうのがあるから身近なものとして
自分たちも半入半出やるんで
車で朝から晩とかずっと使ってる中で
車の中で恥ずかしいですけど
写真談義じゃないですけど
そういう作品の話とかずっとするんですよ
だから車に乗ってる時間がすごい
自分たちにとって大切なものだったみたいな
そっから写真の作品を考えていく中で
車の中でこういう話出たし
車使っちゃおうかみたいな
なるほど
これ皆さんってベーシックに母体となってるのは
同じ学校を卒業した仲間だったんですか
同じ学校でみんな同じ研究室
研究室も同じなんだ
そうなんですよ
写真の専門学校って言えばいいかな
写真学部か
大学の学科
写真学科出てそのチームで
就職してもやり続けようっていう
個人的に聞いてもらうんですけど
そこって表現者としてのプロになるぞ
っていうタイプの人たちだったんですか皆さんは
いやっていうよりは
お互いの作品がいいのに
続けないのはもったいないみたいな
何かを目指すっていうよりは
辞めちゃうのもったいなくないみたいな
卒業した時から自分たちみんな自信満々で
なんで上に行けないんだろうみたいな
こんな作品いいのにみたいなのはずっと思ってて
そこでいう当時の皆さんが感じる
上って何なんですか
でもなんか
インスタで回ってくるとか
どっかの展示行ったら
ちゃんとなんか参加してるみたいな
同世代でも何人かとかいたりして
いやでもこの人より全然作品いいと思うのに
なんで展示とか呼ばれなかったり
なんかモヤモヤすんなっていうのが
ずっと自分たちの中ではあって
それこそ学生の頃から
さっき言った写真新世紀とかワンオールとか
ずっと自分たちで出してたんですけど
何も引っかかることがなく卒業して
なるほど確かにね
引っかかると何か
だからアワードは素晴らしいですよね
ああいうのに引っかかると
ちょっとうちのところでやってみるとか出てくるから
箸にも棒にもかからない
いやなんでこんないい作品作ってんのに
意味もならないんだろうみたいな
だって自分たちでコンピしちゃえばいいじゃん
みたいなのが始まりではあるんですけど
いやいいですよね
極めてスタートのインディー感がいいんですよね
自分たちがいいと思ってるから
自分たちでやっていくっていうのが
音楽とかいろんな活動が結構近いですし
スタートアップも結構そういうノリというか
いや俺ら最強じゃねえみたいな
大いなる勘違いからスタートをして
やる時意外と俺らレベル高いって気付くみたいな
気が付くと同じノリでやった人が
誰もいなくなってるみたいなのがあるじゃないですか
だからスタートアップ結構そんな感じなんですよね
起業するぞーって言ってても
気が付くと意外と
わりと就職しましたねみたいな
意外と普通になっていきますね
気が付くと
6人だけ残ってましたねみたいな
僕は大学生の頃からそういう仲間内で
ぐるぐるぐるぐる
それこそ写真やってた仲間たちと
会社やってたんで
写真撮った仲間たちとやって
コレクティブの重要性
今上場してますから会社が
意外といけるねみたいな
見回すとでもその当時もうちょっと
生きてたやつがいなくなったりとか
大体同じっすねみんなそういう
スタートって結構どの産業も似てるな
ただやめないのはそうですよね
でも相当下積みというか
あれが長かった
上に上がってこれない時間がめっちゃ長かったですね
燃えかすになりつつも燃え続けてたみたいな
燃料ないけど燃えてるわみたいな状態が
2,3年ずっとあって
これ言うたら徐々に何人か離脱はしていくわけですか?
そうですね
辞めるとかはないんですけど
もうフェードアウトみたいなのは
ちらほらいますけどでも
手伝ってくれる人もまだたくさんいる感じですね
燃え続けられるのはコレクティブだからですか?
表現を志したら
まずは個人で
個人に目指して活動しようと思うじゃないですか
そこをずっとコレクティブでやっているっていうのは?
なんかケツ叩き合えるっていうのもあるし
僕がすごい個人的に思ってることが一つあって
これ写真だからとかじゃないと思うんですけど
卒業してスタジオとかみんな就職すると
大体3年契約なんですよ
3年終わると1回仕事とかそういう縛りがなくなって
みんなフリーになる時期があった
そこでGCがまた再加熱したんですよ
確かに
そういう奇跡みたいなのも重なって燃え続けてる
タイミング良かった
下がってきた時に復活してきたメンバーがいて
ちょうどよく
お前暇になったんだったらまだいけんじゃん
単純にフリーになってGCの中でやってみるかと
僕らもすごい面白いなと思ったのは
山井さんっていろんなアートを見られている
コレクティブってあったけど
写真の中でコレクティブって
ほぼないですね
これ多分写真のジャンルの特性もあると思っていて
やっぱり写真はある視点の問題ですからね
撮る人がいてその視点
どういう視点なんですかっていうのを見せる仕事なので
そう考えると個人に目指さないと
やれないんじゃないかっていう気はするんですよね
だからコレクティブってあんまりなかったんじゃないかとも思われるんですけどね
そこを簡単に打ち破ってきた
プロウォークとかも結局は3人個人が集まってやってるみたいな感じですね
そうなんですよね
それが面白いと思いつつ
ちゃっかり個人も出してるっていう
これだからいいし
確か今年も出してる
そううち出してる
確かに欲しい
負けたくねーと思って
個人で行こうとしてるっていうのが
アイドルグループで売れようとしつつ
橋本環中のように
ソロも行くんちゃうかなっていう
しかも内情にしてる
しれっと出す
GCは自分のライバルでもあるんですよ
業界的に一緒だし
負けたくない気持ちもありつつ
GCも頑張らなきゃいけないから
そこが複雑ですけど
でも前回話したとき面白かったのは
GCの作風と自分の作風も必ずしも同じではない
GCっていう法人格なものなので
それの視点があるんでしょうね
本当さっき山内さんが言ったように
写真って個人の目線ですけど
GCって複数人集まって作品作ってるから
個っていうものがどんどんなくなっていくんですよ
全体からの目線になる
全体からの目線って
本当にコレクティブの写真がなかったから
そういう見方の写真っていうのが
今までなかったので
だからある種
今まで見たことないような写真の作品が
作れるっていうことでは
GCは強みではあるなと思うんですけど
僕もすごい面白いし
大掛かりなんですよねやってることが
展示のやつも
次回で今やろうとしたことを聞きますけど
やっぱりその大掛かり
これは単体の写真家がやりたいっていう
プロジェクトの感じじゃないなって
違う作風というか
なるなっていうのはすごい面白いなと
GCの活動について
ということで第37回は
山内さん伊藤さん鈴木さんにお越しいただきました
今回はそもそも夜明け前とは何かという話と
GCの皆さんがどういうことを考えてやってきたのか
というところをお伺いしました
次回はGCが今後何していきたいかというところと
加えて夜明け前として
今後どういうふうに支援していくのかですか
今後第2回もちょうど締め切ったと思いますし
どういうことをやっていきたいのかについて
お話を伺えればと思っております
そして番組では皆さんの感想や質問をお待ちしております
XなどSNSでは
ハッシュハートに火をつけろ
をつけて投稿してください
投稿はすべて読ませてもらっています
皆さんいつもありがとうございます
また案理では
企業相談や資金調達の相談を受け付けております
番組概要欄にリンクがありますので
そちらからお送りください
それでは次回も楽しみに
圧倒的な未来をつくるのは君だ
ハートに火をつけろ
31:43

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