1. 百百
  2. #023 AI時代のアートの定義【..
2023-04-28 23:33

#023 AI時代のアートの定義【百百(ヒャクヒャク)】

spotify

第23回のキーワードは、「人間にできることは生殖だけ?」「AIの設定は”感情”なのか」「AI時代のアートの定義」「アウラ」「複製技術時代の芸術作品」「AI時代の幕開け」にまつわるトーク。


🦜あなたの耳に百の話を。人生漫談ラジオ「百百」(ヒャクヒャク)

現代アーティストの立石従寛と現代人の陳暁夏代の深夜トークをポッドキャスト化。 宋の時代に生きた無文という禅僧は、悟ったのち、「百不知百不会(ひゃくふちひゃくふえ)」という言葉を残しました。知れば知るほど、経験すればするほど「無知」であることを知る。そんな境地に至った無文の想いを届けます。台本なし。完全フリーセッションから紡がれる「百のお話」。

※自由気ままなトークですので一部事実と異なる場合があります。おおめにみてください。

🦜出演

立石従寛 IG @jukantateisi

陳暁夏代 IG @chinshonatsuyo


🦜 番組の感想は、 twitter #百百 でお願いいたします。

🦜 Apple Podcasts Spotifyで毎週金曜配信中


概要欄:

「westworld」:https://www.hbo.com/westworld

アウラ:https://artscape.jp/artword/index.php/%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%83%A9

00:15
百百
あなたの耳に百の話を
立石従寛/陳暁夏代による人生漫談ラジオ
百百
AI界の2回目、後半ですね。話していこうと思います。
これ話つけないですね。
つけないですね。
1回ラジオにしていいぐらい話せるんじゃないですか。
そうかもね。
もっといっぱいあるんですよ。日々思っていること。
でもアップデートが早すぎて、このラジオの収録は月1ぐらいでやってるんですけど、
1ヶ月経つ頃にはもう、
別世界。
違うことになってるんですよね。
なんかすごいよね。言い荒らしがたいスピード感。何なんだこれ。
すごいですよ。
スプロートですよ。全員が同時に用意どんで実験してる。みんなが。
本当にそんな感じ。
悟空が漫画で27巻で初めてスーパーサイズになるんだけど、
なんかもう気分的に2巻でなってる。
悟空ってそんなかかってる?
そうなんですよ。全42巻中27巻でスーパーサイズ。
なんかあれですよね。ネットフリーの早送りみたいな。映画3分で見る人みたいな。
本当にそんな感じ。何があった何があった。キャズムしかない。
そうですよね。追えないですもん。ツイッター。
追えない。
すごい時代に生きてるなって思ったっすね。
なんかこれからの子供はもうAIネイティブじゃないですか。
そうだね。
だから学校の仕組みも変わると思うし。
学校も変わるし、検索の仕方も変わるし、学習も変わるし。
あと試験とかも変わるから、もうオンライン試験になって成り立たないわけですよ。
そうですね。
マジで変わりますよ。いろいろ。
テストの先がインテリジェンス。結局さ、この前も一瞬東大のGPTに対応した云々とかって話してたけどさ、
あくまで検索能力、プロンプトデザインの能力とかさ、いずれにせよインテリジェンスの話をしているが、
大学がテストするものはインテリジェンスじゃなくなってくるんじゃないかなって気もする。
結局その性格っていうか。IQよりEQ的な話とか。
あとこの間でもIQテストもしたんですけど、全部画像だったんですよ問題が。
そうなの?
そういうのは確かにチャッピーは解けないから今んとこ。わからない、もう1年後には解けてるようになるかもしれないけど画像認証で。
03:03
できそう、余裕でできそう。
余裕ですね、やめましょうこの話は。もうできないことないですよ彼に。
いっぱいある。
あるあるあるよ、あるある。生殖機能ないし。
何機能?
生殖機能。子供を産めないってこと。
そうそう、だから本当にそれこそ先週とか思ってたのは、もう人間にできることは生殖だけだなと思ったんですよ。
生殖と、まあそうだね。極端に言えば。
恋愛もできるもんチャッピーと。成長すれば。人間の感情パターンとかキャラクターパターンとかを覚えさせたAIを作れば、もう喜怒哀楽なんて余裕ですから人間の。
そこは僕はやっぱ難しいなと思っていて。
おっしゃる通りで、喜怒哀楽の言語だったり、人間の表出してくる行動パターンを学習すれば、それっぽいのは絶対できる。
余裕で恋愛もできる。それはもう何なら昔イライザってやつが60年代に恋してたから。
なんだけど、僕はやっぱり感情とそれを認めるには早いと思ってます。
感情を持つっていう言葉ではないと思って、まだ信じられてない。
私は結構人間は単純だと思っているので、人間の喜怒哀楽がどれだけパターン化してるかっていうところを結構思ってるから。
僕も同じようで、AIが云々というよりは人間側の話としてすると思う。
しかもバグを押し込むこともできるから、そこまでできたらもう人間作れるなって思うんですよね。
そこなんですよ。そこなんですよ。
人間が結局この感情と我々が呼んでいるものが、そのAIから機能、演劇と機能の方の機能的に、
結論としてこれはあくまでパターンとしての我々が得てきた、学習したものである。
のか、どこまで行ってもホルモンっていう言葉でもいいし、それこそ生殖機能に。
ホルモン。
ホルモンもまあまあわりとシミュレーションできそうだけど。
もうちょっとだなと思ってます。
ウエストワールド見ました?ドラマ。
見てない。
あれってまさにAI搭載型の人間ロボットの話で、
人間の性格をメーカーがiPadみたいなやつで、
怒り50、優しさ30とかってコントロールしてみんなが出来上がっていくんですよ。
凶暴性とかIQみたいな。
なんかまあ人間って簡単なんだなってすごい思っちゃったんですよね。あれ見て。
06:03
あれ5年前くらいのドラマかな。Amazonプライムに入ってるんですけど。
見てほしいです。
見つけます。いやあそうなんだよね。そこがなあ。
だからもうこれ生殖機能はもう多分きっと法律で簡単に解除されない領域なので、
なんかドリーみたいなAIのクローンとかは。
だからそれだけが今のところ人間の強みで。
それ以外はもうほぼ書き換えられちゃうんじゃないかなと思ってて。
もう人生の楽しみ方が結構変わってくる気がしたんですよね。今月。
それはそうです。もう間違いなくそうです。
逆に言うと平均化できちゃうわけですよ。
だからめちゃくちゃ貧乏とかめちゃくちゃ金持ちとかが生まれづらくなるはずなんですよ。
みんなが平等にあれが使えたら。
そうですそうです。
そしたらどうなっていくのみたいな。
だからもうアートしかないんですよ。本当に本当に。
アートしかないんですねもう。
アートしかないと思ってるし。
結構みんなそういう結論あってると思うよ。
アートってなんなんですかじゃあ。
アートってことはやめよう。
ごめんね。ファインアート界にまたちょっと違う話になっちゃうから。
でもそれこそミュージシャンの友達とかとも話してたんですけど。
もう作曲もできるだろうと。
できてる。
テキストというサウンドはあります。テキストというミュージックもある。
あるし、もう今まで聞いたことないような曲も素晴らしい曲ももう100パー作れると。
ってなってじゃあ絵も描ける曲も作れる歌も歌えるダンスもできる。
じゃあ人間がアートと言われるものは作業的にはやれるわけですよ。
人間が言うアートは油絵とかもうめちゃくちゃ美大いってめっちゃ絵の練習してやっと描けるものはAIは1秒で出してくるわけじゃないですか。
画面上ではね。
そう。
意味付けもできるじゃないですかそれに対して。
だからその人間がアートと言われるものの定義もAIによって変わるんじゃないかなってちょっと思ったんですよ。
僕は変わんないと思うんですよ。
そういうその話だけでまた長くなるよ。
長くなるか。
長くなるけど。
でもね人間がやったってことが価値になりますよね。
それだけで。
それは一つあって間違いなくあってこの話、前も話した気がするけど2017年に論文書いてるんで。
そうですよね。AIのプロですもんね。
読みたいですよその論文。
ぜひネットに上がってるんでURLつけてください。
でも本当にAIとアートの関係を若いけどドクターでもないんでマスターレベルですけど書いてみたときのある種の結論はもう複製技術、ベンヤミンっていう人がね書いてるんですけど、アウラスはアウラスはアウラスはアウラスはアウラスです。
09:13
AIが作ったものにアウラはあるんかみたいな話と何も変わってないと思っていて、つまりアンディ・ウォホルがやってたこととあんまり変わんない。
結局アウラはどうしたってあるだろうっていうのと、それ以上に私は結局アートの本質、アートというかクリエイターの本質というか、
創造性の根っこにあるものをざっくり言えば結局は、なんだろうね、日常を良くする、あるいはこれまでなかった視点を与えることでしかないので、さっきの音楽で言えばそれは確かに今までのアイデンティティというか、
今までに聞いたことない音楽、メロディー無限できるんで作れます。ただそれは今までの11個の音、音符、ドレミファソラシド、インドだったら16あるけど、を変えたら全く別の話になってくるので、そこにおいて何が美しいかどうかはまた人間が決めないといけない話だから。
なんか人間が決めるっていうのは、人間の話ですよね。
どういうこと?
アウラの話も、なんだろうな。アウラ、わからない方も多いと思うんで、説明を読み上げさせていただいて。
アウラ、A-U-R-Aで、機械的複製によって芸術作品のコピーを大量生産することが可能になった時代において、オリジナルの作品から失われる今、ここにのみ存在することを根拠とする権威のことです。
そうです。写真、そうそうそう。
つまり、機械じゃなくてオリジナルの。
別に機械でもいいと思うんだけど、オリジナルっていうところ。
オリジナルのところ。
オリジナルっていうのが、それまでに与えられてないルール、あるいはルールの加工、ルールの編集によるもの。
さっき言ったら、音楽の基本的な変数を変えてしまうでもいいし。
それ、人間がやるってことですか?
それは、AIにできないんですかって言われたら難しいところで、確率論として出してっていうのはできる。
12:02
確率論としてめちゃめちゃ低いものを出せるか、出す、まあ出せるよ、出せるけど効率悪いと思う、逆に。
なんかその、人間が機械を語るときって、なんか一個違和感としてあるのが、人間が主人公なんですよね。
人間、ああ、えーと、僕は、まあいいや、はい。
なんか私はそう思っちゃってて、なんかでも機械が主人公になる可能性もあるなと思ってるから、なんかそのルール作成をどっちがするかみたいな。
そう、なので、これは僕ながら主翼脇役というよりは、得意分野の役割の話で、
人間にしかできないことやろうぜ、機械にしかできないことを機械がやろうぜっていう感覚。
で、ルールベースというよりは、もう大前提となる、もっと言えばプロンプトのプロンプトでもあるけど、を回収するのは人間の方が早い、得意だし。
あー、なんか私、分かった今会話してて、私人間舐めてるかもしれない。
なるほど、フロップス、頭脳的な話、頭脳の脳みそが、脳みその中の演算処理数で言えば、まだまだ僕らの方が早いよ。
あー、でも使いこなせてないですよね、脳みその演算処理数、人間。
そうだね、選択と集中という意味で、そうだね、使いこなせてない人が多いと思います。
クスマンみたいな話ですよね。
ある種、ある種、ある種、洗剤能力的なね。
使ってないですよね。だから、何だろう、人間舐めてるなって今、樹冠さんと話してて思った。
私なんかもう負けると思ってます、もう完全に。なんかもう何も、もう私という人間そのものがコピーされるぐらいまで思ってる。
私にオリジナリティはない。
はいはいはいはい。
生殖機能含め、DNA情報含め全部読み取られて、もうなんか夏曜日みたいなぐらい思っちゃってるかも。なんかもう。
あー、いやー、まだまだいかないよ。
あー、いかないか。
まだまだ。
なんか、そっかー。
知能だけで言えば、そうね、知だけで言えばそうかもね。
うん。
知だけで言えばシンギラリティはもうまあまあまあそろそろだし、近づいてきたし、いよいよ。
それはわかるけど、でも僕ら知能じゃないからさ。人工知能って言ってるけど、僕ら知能じゃないじゃん。
15:02
僕らはなんだ?
僕らは知能だけじゃないじゃん。
知能だけじゃない、僕らは知能だけじゃない。
知能だけじゃない。
そう、知能だけじゃない。肉体もある。知能だってある。感情だってある。魂はね、ちょっと難しいけど。
あの、全然人工知能が持ってないものもあるじゃん。当たり前のこと言ってるよ。
あー。
でも、知能があなたを超えたからといって陳称夏曜ができるわけじゃない。
それで言うと、できないのは本当に魂のとこだけだと思ってんすよね。
その前に、その前にその知能と、まだロボティックスと、バイオもそうだけど、バイオテックも含めて、まだまだよ。
まだまだですね。
知能は本当に進む。
え、でも100年経ったら?
100年経ったらだいぶ違うんじゃない?
まあでも、1回すごくいるやかになると思うよ。
そうか。
どっかでキャズムはやっぱ来ると僕思っちゃうよな。
うーん。
だって、いやー、思っちゃうよ。難しい。
僕もね、ごめんなさい。もっともっと専門知識いっぱいあれば、もっともっと強く言えるんだけど。
いや、全然。
人間に対して分かってないことのほうが99%以上分かってないじゃない。
なんか、本当に肉体とかも再現できるようになったら、
なんか人間がすごいのってすごい霊的なとこになる気がしてて。
うん、それはそうだと思います。
なんかこう、感じる?シックスセンスが人間に残されたスペックな気がするんですよ。
アートとか含めてね、宗教とかも含めてね。
例えば、本当に感じたことって言うんですか。
それはほぼほぼ知能に紐づいてる気もするんですけどね。
例えば、絶対音感じゃなくて文字見たら色が浮かぶ人とかいるじゃないですか。
共感覚。
共感覚とか、あれとかも知能に紐づいてる気もするんですけどね。
共感覚を学習させたらできるんじゃないかとかも思ったりとか。
だってこの音楽に合う絵を描いてくださいとかはできるわけじゃないですか。
それよりももっと超越した、なんかチャクラ開くぐらいの気とか魂とか、
シックスセンスみたいなところを人間は高めていくから、
なんかタイマーとかめっちゃ早いんじゃないかなと思った。
一回な?
そう。
やってみてみんなこんなもんかって言って、結局って言って。
でもおっしゃる通りで、いわゆる未来予測学会とかいう人たちが、
18:05
昔から出してるのはだいたいシンギラリティのことをみんな予言していて、
みんなじゃないな、特定の人物たちが予言していて、
シンギラリティ後に結局何するのって言ったら、
アートとスピリチャル、第六感。
みんな言ってるし、そうなっていくし、
でもそれ以上に私はまだまだそんなにいかないっす。
なるほど。
スーパーどんどん進化してるけど、進歩してるけど、
人間が分かっていないことの数パーセント以上を
AIの方が分かっていくようになっていくと思うけど、
それ以上に分かんないことの方が多いし。
はい、じゃあちょっとまたヒートアップしてしまいましたが、
でもね、すごく興味のある話題なので、
AIの話は、それこそ1ヶ月前も話したし、今日も話したし、
めっちゃアップデートあると思うんですよ、これから。
だから1ヶ月に1回ぐらいね。
そうだね。
定例会みたいな感じで話せるといいかも。
いいっすね。
知らないですね。
来月にはどうなってんだろうね、確かに。
本当そうですよ。なんかこの会話が面白いなと思って、
1ヶ月でもう状況変わるって、今までそういうサービスなくなかったですか?
いやー、ここまでのって知らないかも、確かに。
知らないですよね。そうなんですよ。
それこそ2017年にGyanが出た時はすごかったけど、
もう今やGyanどころじゃねえなと思っちゃう。
Gyan?
Gyanって敵対的学習モデルっていう、
人工知能のこの10年から20年ぐらいずっとスタックしていた機械学習って言われてる、
GAN、Generative Adversarial Networkが、
とにかくこの10年ぐらい閉塞的だった、
全然ここから進めねえなーみたいな言ってた真相学習をバチコーンってぶち開けた技術があって、
そっから結構進んだし、そっからもさらに何回かもうブレイクスルー的な技術があり、今に至るんだけど、
この5、6年が何だったんだろうと思うぐらい、この数ヶ月はやばいよね。
やばいっす。マジで今年が終わる頃にはもう結構とんでもないと思いますよ。
21:01
その時には多分結論が一つ分かっているはずで、
さっきの話にも近いんだけど、僕らの知能っていうものが、
得ている知識や経験に基づいた機能的に生まれるものなのか、
遠域的にある一つの真理みたいなものがあって知能が生まれているのか、
が多分今年の末ぐらいには分かっている。ある程度。
うーん。
はずです。
楽しみですね。
楽しみですね。
そうなんだ。いや、だから、これはもう定例トークです。
そうですね。
はい、月一で。
話していきましょう。
話していきましょう。
確かにさっきのビリー・アリッシュは目じゃないぐらいだったもんね。1ヶ月で。
本当ですよ。人間は、いやもういいですこれ。この話は終わんないんで。
終わらせにいきたいと思います。
我々のラジオもね、来年にはもうAI受管とAI活用が会話してるかもしれないですよね。
そうかもしれないですね。
今までの会話パターンとか全部読み込ませて、あとは適当に喋ってくるみたいな。
いや、いけるかもね。
全然いけるんじゃないですか。
今はまだ文字ベースだし、何かやろうとするにも、プラットフォームをまたいで自分で英語でプロンプトを書くとか、
ちょっとね、やっぱりみんな、大衆的にはハードル高いと思うんですよ。遊ぶの。
今は。
そう、ハードルめちゃくちゃ高い。めっちゃ高い。
から、まだだけど、これがどんどんサービス化していった時に、スマホで音声入れるだけで何かになったりとかっていう技術に、
多分もう来年にはなってる。
余裕でなってるね。
余裕でなってるから、なった後が違う世界だなって。
違う世界だし、もうとてつもなく差が開くんだろうね。それを使える人と使えない人で。
皆さん、どんどん使っていきましょう。もう本当にこれからはね、使わないと置いてかれる時代が来ますね。
もうSNSとかスラックとか話してる場合じゃない。
そうですね。もうチャッピーと遊んでほしいですね、みんな。いろんなことやってもらって。
DXって何なんだろうって感じで。
はい、ありがとうございました。
ありがとうございました。
人生漫談ラジオ100100。
23:33

コメント

スクロール