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でも、そういう意味で、今はこういう場所にいるからかもしれないですけど、自宅の前で、近所の子どもたちと一緒に遊んだという風景は、なんとなく記憶の中にあります。
学校から帰ってくると、必ず家の前で、1年生から6年生くらいまで集まって、みんなで遊んだというのは、記憶の中に生命に残っている。
家の前でソフトボールで野球をするか、あと道路遊びで十字路って、地域によって名前は違うと思うんですけれども、道路にチョークで十字にエリアを切って、
安全のベースになる場所があって、鬼に捕まらないようにぐるぐる回るとかっていう遊びをしていました。
中学に上がると、そういう地域の繋がりから一旦分断されるんですよ。
要は、集団下校とか集団登校とかってあって、必ず1年生から6年生までは一緒に登校してっていうのがあったんで、
その時に繋がっていた子どものコミュニティと、中学に上がるとそれを卒業して、一旦そこのグループから外れるんですよね。
そうすると、なんとなく遊びの上からは抜け出したという感じですかね。
いろんなことには興味を抱いて、僕中学の頃は多分、80年代の音楽とかがすごく流行っていて、
音楽、要はレンタルレコーダーさんに行って、休みの日になるとレコードを借りてきて、
それをカセットテープにダビングしてとかっていうのは、やっぱり休みの日の活動の一つだったんですよね。
それをすることっていうのは、やっぱり気持ちをリフレッシュできるっていうか、
休みの日の日課みたいな感じになっていて、本当にそれはすごい好きだった。
姉貴の部屋に大きなステレオがあって、ステレオからレコードの音が流れてくると、
あ、休みの日だなっていうのはすごく感じたっていうのを覚えてますけど、
コツコツやるのは意外に好きだったかもしれない。
何かあるんだろうけど、今思い出せって言われると不思議体験ですよね。
それはね、例えば修学旅行の時とかに旅館に泊まって、
なんかちょっとお化けっぽいものを見たとかいうのは、記憶に残ってます。
戦後でそういう体験っていうのは、ただそういう意味で言うと、
街歩きで結構路地が多くて、いろんな向き向いてるので、
地図持って歩いてるんですけど、地図持ってても、
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あ、なんか狐につままれたなって思うことはありました、何度か。
それで多分昔の人だったら、本当にそういう風に感じたんだろうなっていう。
なんかここに向かってたはずなんだけど、全然違うところに出てきてて、
あ、なんだこれは、とか思って。
でもその地図上で自分が歩いてた道とは全然違うところを歩いてたりとか
いうことになってたりとかして、なんかちょっと不思議な体験だったなとかっていうのは。
それって、例えば神社の近くだったりとか、本当に細い路地が入れ組んでいて、
自分がどこを歩いてるのか、どっち向いて歩いてるのかが
分かんなくなるようなところだったりするので、
あ、そう感じるのかな、どこかで一回来てるのかな、とかっていう風に思ったり。
記憶にあるんだけど来てないはずだよな、とかっていうのは。
法則性ですか。
法則性っていうのか分かんないですけど、
今回撮ってる写真なんかもそうなんですけど、
路地は意外にしっとり濡れてる、雨上がりが綺麗に映るなっていうのを
写真を撮ってて思いました。
ドライで、どっちかっていうと何となく、
あまりコンクリートで舗装されてないところの方が絵になるなと思ってるんですけど、
柳原とか行くと実は結構ドマ床だったりとか、
あとはそれこそインターロッキングって
補石ブロックだったりとか、
ちょっと端の方行くと苔がいっぱいあったりとかするんですけど、
でもそういうところを歩いてるとドライであるよりも
意外に家が密集していて日陰ができてるんで、
しっとり濡れてる方が街の雰囲気とか顔としてはいいな。
そういうことを言っていいのかどうか分かんない。
自宅の前ってこれなんですけど、路地でも運営していて、
路地の魅力って実は小学生の3、4年くらいのときに
お兄ちゃんお姉ちゃんが引っ越してきて、
引っ越してきて何日か経ったときに、
実は向かいの家に近所のおじいちゃんおばあちゃんがいて、
そこに勝手に上がり込んじゃったんです。
家の前で遊んでると思ってたんだけど、
おじいちゃんとおばあちゃんが
お家に上がっていいよとか言われて、
2時間とか3時間とか知らないご近所の人の家に上がり込んで
帰ってこないことがあって、
多分ここが普通の道路だったら
そんなことは絶対なかっただろうなと思うんですけど、
路地で車が通らないことを思っているから、
おじいちゃんも奥さんもそこで遊んでて、
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そこに面してるお宅に行ってる分には問題ないかなっていうか、
そういうのを思ってたっていうのがあって、
防犯やらいろんなことを含めて、
街としては良くないことも多いんだけど、
でも路地であることによって
いいことってあるんじゃないっていうのはあります。
街歩きとかしてても、
ちょっと安心して歩けることとか、
そういう魅力って間違いなくあって、
それはやっぱり街の魅力なんだろうなって。
