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2025-10-25 09:28

#2-88 2023年6月18日/長田区丸山/バラックリン/無職酒場/7

#2-88 2023年6月18日/長田区丸山/バラックリン/無職酒場/7

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その評価の話や、評価しだすと急につまらなくなるのかな、私もなんか昔、評価したりとか賞を決めたいとかやってる時に、あるじゃないですか、その評価する人の嫌な気持ち。確かに、状態的なものじゃないですか。で、1番を決めるみたいな。
結局、評価って何なのかというと、その所属する文化の中での評価なんですよね。だから、ある意味、その文化の中で共有したりとか競い合ったりするっていうのが一つの面白さだから、評価そのものは別に否定しなくてもいいのかなって思うんですよ。
ただ、やっぱり自分の中で良い作品っていうのは何なのかなっていう風に、なんていうのかな、なんでこの人の絵が売れるのかなとか疑問に思ってた時期があって、結局何なのかって言ったら、やっぱりその人の持っている人との繋がりであったりとか、持ってるエネルギーっていう言い方をするとちょっとあれですけど、
若野花だっけ、有名なお相撲さんの息子さんが靴作ったりとか絵を描いたりして、それが結構うん十万、うん百万円で売れたりするんですよ。でも、ぶっちゃけ良い絵かって言われると疑問に感じちゃうじゃないですか。
って思った時に、じゃあ何なのかなって思ったら、やっぱりそれこそある意味親の持つ力もあるやろうし、本人が持っているエネルギッシュさとか、そういう人の引き継げるものが結果的にその絵が欲しいに繋がっているのかな。だから、ぶっちゃけ周りの人が良いっていう風に言うたらそれは良い絵っていう結論に達しました。
人にとっての良い絵とその人にとっての良い絵って、全部それぞれあるんですか?
だから、周りの人が良いって言ってくれたらそれは良い絵。自分も含めてね。だから自分が良いなって思ったらそれは良い絵で、ある意味フォロワーの人が増えたら、現実的に話をするとマネたりはしやすい。みたいなね。欲してる人がいるって意味でね。
っていうのが、ある意味面白い絵とかそういうのを置いておいて、人気のある絵ってどういうものなのかなっていう私の一つの回答。
だから、良いって言ってもらえたら正直何でもOKだと思うんですよ。だからそこには上手い下手はないかなって。それも正直ある意味相対的なもんじゃないですか。だから文脈次第で何でも面白くできるんだなみたいな。
その辺はでも結構みんな自問自答して、みんな色々考えて。
だからそれぞれがそれぞれに合った土俵で戦ってるみたいな感じになってくるのかなっていう。だから、もしも自分の所属してるところの評価軸に自分が合わなかったら別の場所に変えるっていうのも一つの手だし、そこに合わせて戦略を立てるっていうのも一つの方法だし、そういう遊びなのかなみたいな。
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だから評価されるものじゃなくて評価を使って遊んでいけばいいんだなっていう。そしたらまたちょっと違う遊びが生まれるのかなっていう気はしたりするかな。
岡本太郎とか常にそういうものと戦ってっていうのがあって。評価との戦いみたいな。逆に評価を全く気にしないような姿勢でやってる人もいる。それぞれだよね。五歩とかも全く評価って後から来る人もいるし。
あとは周りの人が上手いことを評価してもらえる環境を作ってくれたみたいなパターンもあったりするし、やっぱり絵を好きな人って作家に純粋さ求めるところもあるから、
意図をしてか意図をせずか、評価とかじゃなくて絵に熱中した結果、何らかの形で売れるっていうパターンもあるし。個人的にはミロコマチコさんとか好きですよ。絵本作家さんですけど、
あの人はイメージですけど欲深さとかなさそうやったりとか、エネルギッシュな感じが絵から感じる。本人の精神状態も絵に関連してるんじゃないのかなみたいな感じのことを取れるような文章も本で感じるような描写もあるし、
なんかそういうところは心をゾワゾワさせられるところがあったらいいですね。あとはこのTシャツ作ってる人は結構好きで、別にデザイナーさんやってるのかな、魚アクション好きって言ったじゃないですか、そこにつながりのある方みたいなんですけど、
好きな音楽っていうのがTシャツのデザインに反映されてるなって思って、テクノが好きな方なんですよ。そのテクノの要素でズレとかリズムとかそういう感じのイメージが結構散りばめられているグラフィックを作り上げる人で、その人の個性みたいなのが反映されてるやつは見てて面白いかなと思って。あとは遊びも、遊びがあるのも好きかな。
なんかそういうリズムとかって線を引いても、その人が出てるのがリズム感って言ったら違うのかもしれないけど、気持ちがいい線を描く人とか。
あれもね、ずっと正直線だけって納得できてなかった自分がいて、ある意味簡単な線でデザインとして成立しちゃったりとか、売れてる人もいたりするから、でもはっきり言って真似したら描けそうな線な場合もあったりするじゃないですか、簡単な、ほんまに一本線に点が打ってあるとかそんなやつもあったりするから、あれもなんなのかなって思って。
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でもそれもやっぱりつけてみたら、おそらくその人によってある意味心地の良い線のパターンみたいなのがあるのかなと。たくさん同じような感じのいっぱい描かれてるような感じがあるんですよ、調べてたら。やっぱり回数重ねたらある意味洗練されるじゃないですか、そういうのって見た人に伝わるよねみたいなところもあるかなと思いますね。
ねこむらさんとか、鉛筆で描いて、わざとペンじゃなくて、描いてて、あれ相当ペンでは描けない部分、ペンでは表現できないから鉛筆でわざと、ぼやぼやっと見えるけど、その漫画のギャグとかぼやぼやさをあれ、わざとあえて。
今、図工でも教えてる流れもつながってくるんですけど、使う道具、画材によっても線のタッチとか質感も変わってきたりするじゃないですか。だからそれを使って自分の思いをどう表すかみたいな。
そういうところは今も授業の中で、子供が分かってるかどうかは別にして教えようと、例えば図工美術の先生は意識してやってますね。多分そこは昔よりもしっかりとしてるんじゃないかなと思います。
テクニックとか技術って言っちゃうとちょっとあれだけど、やっぱりそういう部分って結構多いですね。
やっぱり見てもらうためにはテクニックが大事だと思うんですよ。で、問題は思いがないのが問題だから、だからちゃんとまずは絵を描いたり作りたいなっていうふうに子供が思うところからね、図工とかの場合はスタートして、その上で技術も使えるようになっていこうねみたいな。
今だからすごい良い時代だなって教えてると思いますわ。教えてもらってへんぞって自分で思いながらやってますね。
昔は必ず鉛筆みたいな。鉛筆削ってなんでこんな削るんだみたいな。いろんなもっとあるじゃないかみたいな。
昔はこれはペンで描きますって言われたらそれだけだったんですけど、やっぱり教えたいこととか学年によってはそういう感じだったりはじめはそうだったりするんですけど、やっぱりだんだんとそういうのを経験させた上で自分で選べるようにしていくっていうのが今の流れですね。
大きな線とか漫画とかでもこの人のこれいいなみたいな。
私個人的に好きなのが脇田飛貴さんっていうグラフィックデザインになるのかな、ブックデザインとかよく知ってる人なんですけど、その人はすごく線が綺麗。
なんか何やろ、ほんまに線なんですけどね。見ていてボレボレする線を描いてあるなって思いますね。
そういう美術とか作品とかって奥が深いから飽きないですよね。
そうですね。あとはこんな感じで何人かで喋ったら視点も広がっていったりするから、本当にどこまでも楽しんでいけるっていう。
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美術教育ってそういう意味でも必要ですよね。
でも実際に学校で教えてて、とりあえず中学校はシンドも嫌って思っちゃったけど、やっぱり受験入ってくると余計なものが混ぜ物が多すぎて嫌。
そういう感じ。だから辞めました。
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