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詩吟の魅力を発信する、【詩吟ch】
おはようございます。こんばんは。詩吟chのheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴の長い長い私、heyheyによる、詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能のその魅力を、分かりやすくお伝えしていくチャンネルです。
週に2回から3回ぐらいのペースで配信しているので、興味があれば、ぜひぜひ聞きに来てください。
ということで、今日もですね、一つ吟をご紹介して吟じていくというスタイルでいきたいと思います。
実はですね、前回も言ったんですけれども、昇段審査が、僕の昇段審査が近づいていてですね、もうそろそろなんですよ。
ただちょっと仕事にかまけていて、なかなか練習ができなかったのでですね、その練習も込めて今日を収録させていただきます。
次の段位はですね、僕が今、奥伝なので、次が7段なんですね。
なかなかちょっと覚えにくいんですけれど、初段、二段、初伝が、段と段位と伝、中伝、初伝、中伝、奥伝というふうに間に挟まってくるんですよね。
1段、2段の1段が初段になるんです。初段、2段、初伝、3段、4段、4段、中伝、5段、6段、奥伝、7段、8段、あれ四半だっけ?
総伝かな、総伝か。そんな感じになっていくんですね。で僕が今奥伝で次が7段になるということで、7段に向けての審査会があると。
正直ぶっちゃけ審査会自体は基本落とされることがないので、とは言いながらですね、ちょっと僕もだいぶ練習をサボっていたので、今やべえなと思いながら収録しているところであります。
今回はですね、結構やらないといけないんですよ。立詞一つ、和歌一つ、そして俳句が一つということで、立詞が一つがこの間の春暴ですね。春暴を収録させていただきました。
あれももっと練習しないとまずいんで、残りもう少し頑張っていきたいと思います。そして今日ご紹介する弦がやらないといけないもう一つの弦ですね。
俳句。俳句ですよ。俳句で菜の花や。よさの武尊が作った俳句ですね。こちらを吟じていかないといけないということになります。
菜の花や月は東に日は西に。菜の花や月は東に日は西に。
こちら春の、春の句ですね。菜の花を見ながらですね、月がお月様が東に昇ってきた。そして日が西に沈んでいると。
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お月様の明るさ。菜の花の黄色い景色。そして夕日の真っ赤な感じ。それがすべてが色鮮やかに映っている。とってもとっても綺麗な、そして五感の良い俳句になっております。
ということなんですけれども、吟じていく上でですね、なかなかやっぱり難しいんですよ。まず第一にですね、俳句は音階が特殊なんですね。特殊。
大抵ですね、大抵の詩吟は韻音階、韻旋律とも言いますけれど、暗い感じなんですね。
になるんですけれども、俳句は、えーなんだっけな。ちょっとこちらは銀を聴いてもらえればいいかなと思います。
みたいな感じになります。今日だいぶ雑ですね。聴いてもらえればわかるんですけれども、とにかくキーが高いんですね。キーが高い。
だからそのためにはお腹にくっと力を、丹田にくっと力を入れてやらないとですね、喉に力を入れて高い音を出そうとすると、鶏の絞ったような声になってしまうので、
まずそこが難しいということになります。あとはえっと、節回しですね。節回しもなかなか独特で、タタン、タタン、タタン、みたいな感じで、結構音程が変わっていくんですね。このリズム感で。そこが難しいのかな。
あとは上映と本映、2回吟じていく。同じセリフをですね、上映と本映という形で吟じていくわけなんですけれども、それの吟じ分けというところ。
菜の花や、月は東に、日は西に、月は東に。ちょっと2回目が変わってくる。より鮮やかな感じになってくるんですけれども、そこも吟じ分けが難しいということになります。
はい、ということでですね、なかなかハードルは高いんですけれども、僕個人としてはこの俳句の詩吟というのは大好きなんですね。なぜかというと明るい感じがするんですね。やはり詩吟が基本的に全部暗く重いような感じのものばかりなので、たまにはやっぱり明るいものをやりたいじゃないですか。
だからこの俳句の明るい旋律というのが吟じていても気持ちいいんですね。そして気分も明るくなってくると。そして何も知らない人が聴いていてもですね、なんか楽しい感じになるんじゃないかなと僕個人は思っていて、人に紹介する際も割合としては少ないんですけれども、俳句を紹介することが多いですね。
古い家や川ず飛び込む水の音とか、夏草や岩に染みる蝉の声とかですね。あ、違うか。夏草や?違う。これは違うな。夏草や強者どもが夢の跡か。といった感じで、有名な俳句があるので、それを詩吟としてご紹介していく。そういうのも楽しいかなと思っております。
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ということで、今日は珍しく商談審査が近いので、僕もちょっとだけ車を飛ばしたところの河原の橋の下に車を停めて今日はちょっと練習しております。
だから、やっぱりこういうふうに人に聞かせるような状態でやると僕にとってもいいプレッシャーになってきっといい練習になるのかなということで今回は収録させていただいております。
なのでこれから今車の中で録音しているんですけれども、ちょっとですね、外に出て橋の下に出て若干なんかいい感じでエコーがかかるんですけれども、その中でまあこの今日の詩吟、菜の花屋を聞いていただければと思います。
いつもより結構真面目にやっているので、その違いもですね、あと外でやることの、外で声を出すことのなんか気持ちいい感じも伝わればいいかなと思っております。
じゃあこれから外に出てやってみましょうかね。
うん。
いやーこの秋の虫の声はいいですね。
よし。
菜の花屋
武尊
菜の花屋
月は東に
日は西に
月は東に
日は西に
いかがでしたでしょうか。だいぶ脱音も多かったけれども、きっといい感じの伸び伸び感が伝わったら嬉しいですね。
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こんな感じですね。やっぱりあの外で、外で声出すっていうのはもうめちゃくちゃ気持ちいいんですよ。
そしてこの秋の季節、秋の今夕方なんですけれども、虫の声を聞きながらちょうどいい気温でですね。
外にグワーッと響く声を聞き、自分の反響する声も聞きながら吟じるというのはですね、いい感じに鍛えられますし、あとストレス解消にも発散にもなりますし、いいことづくめだと思います。
ただ注意点としてはですね、風上に向かって吟じないこと。これをやるとどんなに鍛えていても一発で喉がやられてしまうので、それだけは注意してですね吟じるときっといいのかなと思います。
今日だいぶのびのびたっぷり吟じたんですけれども、大会では、大会じゃない商談審査ではもう少し多分短めに収めないと長いと先生に叱られて終わりですね。
落とされることはきっとないと思うんですけれども、そんな感じかなと思います。
聞いてる方商談審査、秋の商談審査の時期じゃないかなと思うんですけれどもいかがでしょうか。
一緒に頑張っていきましょう。
ということで今日は以上となります。
詩吟の魅力を発信する詩吟チャンネルどうもありがとうございました。
バイバイ!