00:02
詩吟の魅力を発信する、詩吟チャンネル
おはようございます、こんばんは、詩吟チャンネルのheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上の私、heyheyによる、詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力や吟じ方について、分かりやすくザックバラにお話ししていくチャンネルです。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
この土日はですね、もう秋の季節ということで、いろいろ出かけてきました。
1時間くらい遠出して、家族でゴスペルの練習を行ってきましたし、
あとは、農業関係とか、県の産業関係の集まりのでっかいイベントがあって、
そこでいろいろ屋台とか、屋台じゃないな、いろいろ行ったりとか、
うまくしゃべれないですね。
最近の僕の娘の話をしておくと、今2歳、そろそろ3ヶ月になるかなというところなんですけど、
本当に口が達者になってきてですね、これは絶対僕のせいなんだろうなと。
しかも、親の言ったことをすぐマネチしてしまうんで、
僕が洗い物とか洗濯物をやっている時に声をかけられると、
ちょっと待ってねって僕が言うとですね、これを今完全にマスターしてるんですよ。
だからそろそろ行くよとか言ったら、ちょっと待っててねとかって言うんですよね。
お風呂入るよ、ちょっと待っててね、今パズルしてるとかですね。
これをこの2歳で言われるとですね、まずいですね、非常にまずい。
あまりにゴーニアスと僕はいくらって感じで言ったりするんですけど、
どうしたらいいものかちょっと困っているので、人生の先輩方にアドバイスいただければかなと思っております。
では今日の本題ですね、いきたいと思うんですけれども、
今日は言葉の一音の丁寧さをもっと解像度高く理解していこうという、
そういうややこしい話になります。
別にややこしい話でも何ともないんですが、
詩吟ではですね、やはり詩文1文字1文字がすごく意味が込められているのでですね、
実際に吟じる際にはその言葉をどれだけ丁寧に扱えるかというものが、
そのまま吟のクオリティになります。
なのでついついその言葉が流れてしまうとか、
メロディーだけ追ってしまうようなタイプの人たまにいらっしゃるんですけれども、
そうならないためにこの一音を丁寧に扱うとはどういうことなのか、
それをですね、今日はこの五十音というか、赤さたな浜やらは行ですね、
それぞれの行の言葉で、こういうふうに、
僕は気をつけてます、あなたどうですかというので、
そういうふうに理解を深めていただければかなと思っております。
そうですね、どうしようかな、
順番に行ってもいいんですが、
特に今日はしっかり伝えておきたいところは、
03:04
波行とら行がやっぱりいいかなと思いますね。
波行だけ一番最初に行って、そこからあと順番に行きましょうか。
波行っていうのはですね、本当に言いづらいんですよ。
春とかですね、
は、え、ひ、ふ、冬とか、
へんとかなんかいろいろあると思うんですけれども、
この、は、はがやっぱり多いですかね、
は、はい、とか、はる、とか、はな、とかいろいろあると思うんですけど、
このはっていうのはですね、はな、とか、この、そうだな、
波行っていうのは無声音と有声音の二つから構成されるんですね。
は、は、このはっていうところと、
は、は、あ、あ、この音が切り替わるところ、
この二つが両方合わさって始めて波行という言葉になるんですけれども、
これをですね、ちゃんと意識しているかどうかなんですね。
僕としてはこの無声音と有声音が両方均等ぐらいにある感じが、
ちょうど聞きやすいかなと思っています。
はな、はな、とか、
ふゆ、はい、はい、
いや、ごぶごぶというよりは多分僕呼吸の方がちょっと多め、
無声音が6割で音が4割とかそんぐらいかもしれないですね。
それだけにこの無声音のところを大事にしているんですよ。
そういう風に扱うと、このはというものがちゃんと一音として存在感のあるものになるんですね。
は、は、
この、は、は、というところがないとですね、
は、は、というので、別にこれに効けなくはないんですけれども、
一音の重みを持たせたい場合、
特にこの場が二文字しかなくてあっという間に流れてしまう場合は、
この無声音を意識すると良いかなと思います。
というこういう流れですね。
あ行は別に母音だからいいんですけれども、
か、かの場合はどうかというところですね。
か、か、
えっと、
かは何があるかな?
こういう弾き出しが逆に困るんですけど、
かぎとかかつとかなんかいろいろあると思うんですけど、
か、か、
この場合は直前に音が出るというよりは、
か、
口の中、口の中で上あごの方にくっつけているんですね。
くっつけてそれをダムのようにせき止めていて、
開放する。
か、か、か、
開放した瞬間にパーンという音が出るんです。
それにさらにあというものを乗せると、
か、か、という風になるんですね。
だからこのか行の場合気をつけないといけないのは、
勢いよくこの飛び出す瞬間と母音をですね、
同時に勢いよくやろうとすると、
言葉が強すぎるっていうところですね。
か、か、とか、き、け、け、
という風になると雑になりやすいので、
これをいかに引き離すかが大事ですね。
06:02
か、け、けん、とかですね。
き、く、き、く、き、き、く、と。
このきってやった後にいをちょっと遅らせて出す。
き、く、という風な破裂のタイミング。
これがか行ですね。
か、か、さ、さ、さ、さ。
さはですね、さ、さ、このサッカー音というんですかね。
擦り付けるようなスーッこの音を出さないと作業にはならないんですよ。
で、この場合気をつけるポイントとしてはですね、
この擦り付ける音を強く出しすぎると、
そうですね、なんか言葉の互換の強い攻撃力の高い嫌な音になります。
そうではなくてマイルドな作業にした方がやっぱり丁寧さがあると思うので、
さ、さ、このサッカー音は存在させるけれども、
本当に必要最低限にするというところがポイントですね。
さ、さる、さる。
スを出しつつすぐに口を母音の方に開けてですね、
この作業の強さを長引かせないようにしています。
しる、しる、し、しる、しる。
さい、とかですね、さっていう風にやると強いんで、
し、し、し。
この優先音が入るところのちょっと難しいんですけど、
このサッカー音を意識できるかどうかですね。
た、たはかと一緒ですね。
た、た、たつ、たつ。
多行が一番破裂音でしやすい方多いと思うんですけど、
か、か以上に多行が肝の人は多いと思うんです。
僕も結構悩まされました。
たはですね、かと違って口の先端の方で、た、た、と。
口の先端の方で言葉をためる感じですね。
なっちの中でためると、か、ってなるんですが、
先端でためると、た、た、ってなるんですよ。
このた、先端でためるからですね、
結構繊細な扱いが難しいんですけれども、
これもかと一緒でですね、
ためる力、ためが破裂した瞬間と母音になるところを
できるだけ遅くずらした方が、たつ、た、たつ、とかね。
た、たって言った後にあが来てるんですね。
たつとか、たちはちょっと別物ですね。
たちつ、て、てですね。
へ、てん、てんとか多いですよね。
へん、へん、へんと同時にやるのではなくて、
へん、へん、へん、と。
このて、てだけをそっと出して、
えん、てんという風に出します。
あかさ、た、な、な。
なはそんなに問題にならないですね。
な、なつ、なつ。
そんなに気にするところはあまりないかもしれないですね。
あかさ、た、な、は。
はは行きましたね。
は、ま、ま。
09:02
みる、みるとか、まとかなは比較的やりやすいんですね。
ちゃんと唇を意識しましょうとか、
口の中が密着している度合いを意識しましょうとか、
そういうところになります。
で、ま、や。
やですね。
や行。
や行が、これはちょっと注意が必要でですね、
やゆよとか、わ、わですね。
わーとやゆよは、
唇をいかにぐわんぐわん動かすかが、
この発音の美しさを決めてかかります。
なので、唇がたいして動いていないやゆよとかですね、
わーんとかはですね、
この全然ひどい発音になります。
だから、唇をちゃんと柔軟にすり、
三次元にぐわんぐわん動かして、
うわくーとか、
われー、われーとかですね、
われの場合は、
口をもううぐらいにすぼめて、
わ、うというよりはひょっとこみたいな感じですね。
ひょっとこみたいに、
わーれーっていう風にやると、
えー、本当にこの、
より美しく丁寧な和行になります。
わーれー、わーれー。
ただあのー、
唇を動かしつつ、
そのー、すぼめている段階にちょっと多分、
えー、優先音をですね、
ちょっと中に通してあげないと、
えー、なかなか、
最初の、
ぐわっとした感じが出せないんで、
無声音じゃダメですね。
ふわ、わーれー、わーれー、
じゃないんで、
わーれー、
えー、とかですね、
えー、
や、
ゆき、
ゆき、
ゆき、
うん、
えー、この優先音をちょっと入れつつもやる。
ただ、優先音を最初にぐわんと入れすぎると、
えー、ちょっとあの、
こってりしすぎた感じに、
ゆき、
とかですね、
これはちょっとやりすぎ、
なんかあの、
歌舞伎っぽくなるような感じがします。
で、あと最後が、
ラ行ですね。
ラ、
ラはあの、
ラはですね、
舌です、舌。
舌をいっぱい動かします。
ラ、
ラ、
リ、
ル、
えー、これはあの、
口の、
なんか、
ラ、
唇、
舌の先端を、
上あごに引っ掛けて、
ペロンって出すね。
ペロンと、
ペロンと巻いた状態を、
ポロンと出す。
という感じになるので、
えー、
ちゃんと引っ掛けること。
で、引っ掛けたやつを、
ちゃんと意識的にベロンと出す瞬間に、
ラ、
ラ、
という風になります。
えー、
だからこの舌の動きをですね、
えー、
やるんですけど、
まあ舌の動きを早くやりすぎると、
ちょっと雑になりますからね。
ラ、
ラ、
ラ、
ラではなくて、
ラ、
ラ、
ラ、
リ、
えー、
ラ、
ラン、
ランニーとかですね、
えー、
リ、
ル、
ルイー、
で、
ルイヘキーとか、
ルイヘキーとかですね、
この、
ぬるっと、
ぬるっと舌をですね、
いいと、
出してあげるように意識する。
ほっておいたら、
ペロンと出ちゃうんで、
それはちょっとゆっくりめにブレーキをかけて、
舌を動かしてあげると、
いい感じになるはずです。
ということですね、
あのー、
だいぶ一通り言いましたが、
僕も喋っていて、
あ、
こんなに人間は、
し、
口の中をうまく動かしてるんだ、
って、
えー、
若干あのー、
12:00
発見がありつつ、
の回になりました。
うーん、
でも結構役に立つ内容だと思うので、
えー、
私はこれが苦手だなーというものは、
あ、
と、
思っております。
よし、
えー、
ではですね、
後半いきたいと思います。
おー、
そう、
最近あのー、
そう、
詩吟の教科書初心者への電子書籍、
えー、
今月あんまり、
えー、
読んでくれてる人が少ないんで、
寂しいんですけれども、
あのー、
ちゃんと概要欄に貼っておきますんでですね、
えー、
興味ある方は、
Amazonで、
えー、
購入して読んでいただけたら、
とても嬉しいです。
で、
あわよくば、
レビューも書いていただけたら、
さらに喜びます。
えー、
優先でやっていこうと思います。
今日はですね、
富士市区外作、
花鳥電光を下る、
という詩文です。
では、
まず詩文からですね、
では、
どういった内容か、
桃の花が咲き、
淀川は水もぬかるんで、
涼を増し、
水もぬるんでか、
水もぬるんで、
涼を増し、
自分の乗る船を、
軽やかに、
押し流してくれる。
ふと振り返って、
指さしてみた。
一羽の大鳥が、
消え去ろうとする辺りよ。
平野山の一角には、
まだ雪が白く、
残っている。
春風はまだ、
大海の方にまで、
吹いていないのであろう。
ということで、
えー、
これは冬が明ける辺りですね。
ちょっと、
季節先取りしすぎた感が、
あるんですけど。
機械が足りなくて、
怪しいところがあるんですが、
ご容赦ください。
では、
1414ですね、
ちょっと気をつけながら、
認じてみたいと思います。
やりすぎると、
ちょっと、
もたつくんですね。
バランスですね。
河丁、
電光を下る、
富士市区内、
十日、
水、
暖かにして、
一周、
廃止する。
ここを、
ぼせんと、
ほするの、
雪は、
いかがでしたでしょうか。
15:48
雪は、
城市の市とかですね、
豪州、
豪州とかですね、
至らず、
豪州に、
ちょっと、
ここら辺が難しかったですね。
言葉が前後に繋がってくると、
この、
今日話した内容を、
さらに実践するのが、
難しくなってくるという、
本当に、
この辺りが、
やっぱり、
一発ではいけないな、
というところですね。
では、
今日はこんな感じです。
明日も通常配信かな。
引き続き、
リクエストや、
ご相談などいただけたら、
とても嬉しいです。
市議員の魅力を発信する、
市議員チャンネル、
どうもありがとうございました。
バイバイ。