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2021-07-11 10:54

【詩吟ch】中級:三国志のあの戦いです<赤壁>

赤壁 / 袁枚
一面の東風 百萬の軍
當年此の處 三分を定む
漢家の火德 終に賊を焼き
池上の蛟龍 竟に雲を得たり
江水自ずから流れて 秋渺渺
漁燈猶照らす 荻紛紛
我來って簫を吹くの 客と共にせず
烏鵲寒聲 靜夜に聞く

#漢詩 #律詩 #詩吟 #三国志
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詩吟の魅力を発信する、詩吟チャンネル
おはようございます。こんばんは。詩吟チャンネルのheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴の長い長い私、heyheyによる、詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力を、分かりやすくお伝えしていくチャンネルです。
ということで、今日もいつも通りですね、詩吟を一つご紹介して、吟じていきたいと思います。
今日も収録が休日なので、ちょっと長い詩をですね、一つご紹介させていただきます。
中国の歴史が好きな人であれば、この吟代を聞いて、「おっと!」という風になるんじゃないかなと思います。
ということで、今日ご紹介するのはこちら。石壁ですね。
塩梅という方が、1700年代、秦の時代に生きた方が作られた立詩になります。
いつもの2分程度の詩吟じゃなくて、4分くらいの2倍長いやつになりますね。
ではこちら。まさしく三国志の時代ですよ。
石壁の戦いですね。もう有名すぎて、三国志好きならちょっと飽きてしまうぐらいの。
僕ももう三国志大好きすぎて、ゲームもどれだけあったかわからないし、小説も読んだし、横山光輝の漫画も全部買ったし、散々やりましたね。
ということで、この石壁、ここに直接訪れてですね、昔のこと、当時、当時じゃないな。
この有名な戦があった頃を想像しながら、船に揺られて、感慨にふけているというような内容になっております。
では、まず詩文をですね、読んでいきたいと思います。
石壁、塩梅。
一面の東風、百万の群。
当年、このところ、三分を定む。
寒花の佳徳、遂に俗を焼き。
地上の高流、遂に雲を得たり。
香水、尾の頭から流れて、秋病病。
魚頭、名を照らして、敵踏んぷん。
我の来たるや、水晶の脚と共にせず。
無邪気の歓声、聖夜に聞こゆ。
一面の東風、百万の群。
東風というのは、東の風ですね。
百万の群。
石壁の戦いというのは、孫権ですね。
孫権と周遊、そして諸葛亮ですね。
これらの契略によって、一面に吹き荒れた東の風、東風に乗じて、
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曹操の、儀の曹操ですね。
その百万の群を撃破した、とてもとても有名な戦いです。
当年、このところ、三分を定む。
この戦によってですね、諸葛光明による天下三分の計というのが、
定められた、確定されたということです。
官家の家徳、遂に賊を焼き。
官家、官の家、つまり、職官の劉備のことですね。
家徳、火の徳、劉備、玄徳のことを指しております。
遂に賊を焼き。
賊というのは曹操のことですね。
まあ、ひどい言い方ですね。
地上の交流、遂に蜘蛛を得たり。
そして、かつては、これまで池の中の、池の中の竜だと、
竜が伏していると言われていた、
江戸の竜だと、竜が伏していると言われていた、
劉備が遂に蜘蛛を得て、天下に夕日しようとしている準備が整ったのである。
香水、御の頭から流れて、秋びょうびょう。
ここで場面が、作者のいる、現時点に切り替わったわけです。
今、この戦跡を訪れてみれば、
この香水、陽スコの水はですね、昔に変わらず流れていて、
秋の気配が広く行き渡っていると。
魚刀なお照らして敵ふんふん。
魚刀イサリビですね。
イサリビもまた変わることなく、この岸辺に乱れ生える、
荻、ススキの似たようなやつですね。
荻の葉を照らしていると。
この荻の葉もですね、石壁の戦いで、相手を燃やすために使われたものです。
我の来たるや水晶の客と共にせず。
この時に、今度の、今度私がここに来た場合はですね、
船遊びに来た場合は、今度はですね、
ただただ、なんていうかな、笛を吹いている人と一緒にですね、
ただのんびり来たわけではなくてですね、
ただ、さむざむとカササギの鳴く声。
ウジャクというのはカササギのことです。
この静かな夜にカササギの声が聞こえてきて、
考えに絶えなかったのであるということになっております。
途中なんかちょっと後半、僕理解怪しいところあるんですけど、
お目に見てください。
ということで、これざっくり言うとですね、前半で激しい激しい、
06:03
この石壁の戦いの過程がですね、表現されていると。
一方で現在に切り替わり、
静かに秋の気配で流れているヨウスコのところでですね、
カササギの鳴く声を聞きながら、
その当時の昔の頃を想像しながら書いていると、
この対比が美しい詩文になっております。
結構代表的なこのコントラストを楽しむ形になっていますね。
ということで、この七言立志ですか、
ちょっと長めではありますけれども、
演じていきたいと思います。
この有名な戦い、石壁の戦いを吟んだところを楽しんでいただければと思います。
石壁演売
一面の東勢
百万の軍闘念
このところ三分を定め
艦下のついに族を焼き
地上の降竜
ついに雲を得たり
香水
尾の頭から流れて
鳥鳥
09:00
名を照らして
我の来たるや
水晶の脚と
共にせず
無邪気の
歓声
聖夜に
聞こえ
いかがでしたでしょうか。長いですね。
前半の激しさ、後半から場面がガラッと切り替わっていくような様子が、
コントラストが楽しんでいただけたならば幸いです。
ということで、今回石壁ご紹介させていただきました。
詩吟の魅力を発信する詩吟チャンネル、以上です。どうもありがとうございました。バイバイ。
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