詩吟の魅力と良寛の詩
詩吟の魅力を発信する、詩吟ch
おはようございます、こんばんは。詩吟チャンネルのheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上の私、heyheyによる、詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力や言辞方について、
わかりやすくザックバランにお話ししていくチャンネルです。
みなさんいかがお過ごしでしょうか?
今日は9月の11日ですか?9月かな?になります。
9月13日はそろそろなのか?とか、また旧歴だからちょっと違うなーとか、いろいろ考えたりしておる時期ですね。
もう本当に暑いんでですね、もうなんか秋という感じが全く来ないんで、もう待ち遠しい限りです。
そう、私の娘はですね、昨日保育園でなんか面白いことをやっておりました。
あのー、敬老の日が近いんでですね、ちょっとお手紙みたいなやつを書いて、
で、まあ親があらかじめ住所とかを書いたお手紙を用意して、その裏面に子どもたちがなんかいろいろ書いてですね、
で、それを子どもたちで自分でポストに投函していくというのを昨日やっていたみたいなんですよ。
で、そうあのお散歩でですね、いろんなところのルートを行って、
えー、これポストかなーみたいな、で、なんか関係のない図書館の返却用のポストに入れようとしてみたりとかですね、
なんかロッカーみたいなところに入れようとしてみたりで、その度に保育園の先生がですね、
えー、これは違うねーとか、逆に先生がですね、ふざけて、こっちかなーと言ったら、いや、それは色が違うよーとかですね、
えー、そんな感じでなんかいろんなところを創作していって、そう、特にあの、うちの市はですね、
ちょっとあのー、キャラクターに合わせたなんか青、青色のポスターがあったんですよ。
で、それが一番デカデカとあったんですけれども、それを言ったらですね、子どもたちが、
それは青だから違うよーって言って、結局駅の反対側の方に、えー、行ってですね、
先生が、もう、もうやめようかなーみたいな感じで諦めようとしてたらしいんですけれども、
うちの娘がですね、タッタッタッタッタッと言って、えー、赤いポスターあったよーって言って、
みんな来てーって言って、もうみんな呼ぶから、もうみんなわーって言って、
まあ、無事投函はできたんですけれど、
おー、いやー、なんかあのー、投函するだけ、ポスト投函するだけで、なんかこんな冒険になるんだなーとかっていう風に、
あとは、うちのこのなんかリーダーシップ感で、勝手にほっこりしておりました。
どんどん成長していきますね。
えー、ではでは、今日の本題に行きたいと思います。
えー、今日お話しする内容はですね、えー、久しぶりにやります。
3つのコツシリーズでいきたいと思います。
えー、リクエストいただきました、さちこさんからですね、えー、良感の無心ですね。
これを今、大会とかでやっていくので、えー、ちょっと参考になるので、
おー、ところをまあリクエストさせてくださいというお話がありましたので、えー、
こちらを禁じていきたいと思います。
今日はですね、先に詩をご紹介して、えー、その後3つのコツをお話しして、
で、もう一度最後を禁じるという、えー、そういう流れでやってみようかなと思います。
ではですね、えー、まずあの詩文をご紹介します。
良感作、えー、無心ですね。
花は無心にして蝶を招く。蝶は無心にして花をたずぬ。
花をたずぬかな。
花開く時蝶来たり。蝶来たる時花開く。
我もまた人を知らず。人もまた我を知らず。知らずとも低速に従おう。
ではどういった内容かはですね、えー、花に蝶を招き寄せようとする思いがあるわけではなく、
香りに惹かれて蝶は自然にやってくる。蝶とても花を訪ね回ろうとの思いがあるわけではなく、
花の咲き誇った時に自然に花を巡る。
えー、ただ花が開く時には蝶がやってくるし、蝶が来る頃には花が咲くだけのこと。
さてこの私にしても他の人を知りはしないし、他の人も私を知りはしない。
ただ自然の通りに従っているだけだ。
いや、すごく本当になんか感慨させられる内容ですね。
言葉の扱い方のコツ
ではまずこちらを吟じていきたいと思います。
無心、了観、花、無心、招く、無心にして、花、無心という詩文になるんですけれども、
ではですね、えー、今回まあ自分が三つ、まあ何に意識して吟じたのか、
まあこの詩吟において何が大事になってくるのかというところをちょっとまとめましたので、
えーお話ししていきたいと思います。
えー一つ目はですね、花という言葉の扱い方。
えーそして二つ目は蝶という言葉の扱い方。
あーそして三つ目は我も又のえー入り方、吟じ方になってくるかなと思います。
ではえー順番にいきたいと思います。
まああのー花ですね、花、花がですねーあの4回出てくるんですよ。
うん、まあ蝶もなんですけれども、
なのでこの花という言葉の扱いはものすごく、花と蝶はですねまあ重要になってきます。
で、まず花からいくんですけれども、これはまああの二文字であるということ。
で、えー一音目が波というこの、このー多分まあ専門的にはなんかあるんですけど、
この空気音みたいな感じですね。
は、は、な、でっていう風にまあ来ると。
そのーでえー二音であって、花ー、うんまあそうですね、
この、このー二つの要素で花という言葉は難しいんですね。
そう、あなー、あ、あとかであればですね、すごくやりやすいんです。
あなーとやれば力も入りやすいし、えー結構勢いよくやりやすいんですけれども、
この花という言葉をどれだけ丁寧にえーやれるかですね。
それでこの詩吟の丁寧さが、まああのーどうだろう、
3、4割決まってくるんじゃないかなとか、えー勝手に思っております。
花はー、花はー、まず最初の花はーはですね、花は、
えーこのー口の動き的にうわってやるときに結構また口を一回閉じて、
えーまた開けないといけないという、このー忙しさがあるんですね。
でー、この、は、はな、はな、はという音が空気音でその、
とっかかりにくいけれども、2音目はですね、ちゃんと明瞭に上がらないと、
この花、花なのか、花、花なのかですね、えー丁寧さが変わってきます。
はな、はなはー、はなはー、で、はで、なでし、
はをちゃんとふわっと入れときつつ、なでしっかりと上がってで、
ふわっとやると。だからこの花はってすごい、すごい難しいんですよ。
花はー、でー、丁は無心にして、花をー、まだここは比較的やりやすいですかね。
でも、は、な、なをしっかりとあげないとですね、いけないと。
はなー、はなー、ですね、これも、はなー、はなーってガーッと無アクセントでいくと、
ちょっとこの詩文にしては、これは流派関係なくやっぱりここはですね、丁寧に行きたいよねっていうふうに思います。
丁を鍛えるとき、花ー、で、まあここもまだやりやすいですかね。
とはいえ、この花という言葉の扱い方がまず最初の気をつけることになります。
そして2つ目が丁ですね、丁。これもまあある意味2音の言葉になりますし、
頭高なんですね、頭高。かつ丁を伸ばす音にまあなりやすい、
なりやすいんですけれど、伸ばす音にしちゃいけないんですよね。
そこが難しいかなと思います。
えーと、では4つあるんでまたこれもいきますけど、
無心にしてー、丁ー、丁ー、丁ー、丁、丁、お。
丁はですね、これ本当に花と逆でですね、今度は1音目を着実に高くして、
2音目を確実に下げないといけないんです。
丁ー、丁ー、そう丁っていうこの丁になりやすいがややこしいですね。
伸ばす音になりやすいから、丁ーってやっちゃうんですけど、それじゃないんですよね。
丁とおをしっかりと分けないといけない。
丁ー、丁ー、丁ー、伸ばしながらもかくんという感じを見せる必要があると。
これも難しい、本当難しい。
過去に僕無心やったギンあるんですけど、なんかこれが丁の扱い方が結構うまくできてなかったなーって反省あったんですよね。
丁ー、丁ー、丁ー、しかも最初の丁はですね、丁ー、おなんですよ。
丁ー、丁ー、ガンガンガンとですね、声を出しながらもガンガンガンと入れないといけないですね。
丁ー、招く。最初の丁が多分一番難しいですね。
丁ー、丁ー、ここも優しいところだから音が低いから楽にしがちなんですけれども、頭高でちゃんと2音目下がる。
丁ー、丁ー、丁ーですね。丁ー、丁ー、じゃあダメなんですね。
で、鼻開くとき丁ー、で丁ー、丁ー、そう大揺りのところに入るときやっぱ頭が高いからですね、ここちゃんと取って2音目を明瞭に下げないといけないという。
で、低いところは雑になりがちだから丁ー、丁ー、来たるときの丁をですね、ここも雑にやらないという。
だからこの鼻の扱い方、そして丁の扱い方、それぞれがですね、特徴的に難しいので注意が必要になっていきます。
詩吟のテクニック
そして3つ目ですね。3つ目、我も又の入り方、吟じ方になってきます。
この前半のところはですね、結構似たような雰囲気でずっと来るんですよ。
で、そのまま後半に行くとだいぶ眠たくなってくるんですよね。飽きてくるというか。
で、それのちゃんとメリハリが効く効かせどころっていうのは、まずはその切り替わりポイントとして大事になってくるのはこの我も又になってくるんですね。
我も又。ここでようやく視点が切り替わって自分の話になると。
今まではただ、ただ見ている光景みたいな感じだったんですけど、自分の方にフォーカスがされたという視点になってきます。
で、かつここで我も又まで一気にいって、そこから長い節調を入れていくという多分構成になっているんですね。
だからここは途中で声が、我もまたとかっていう風にやっちゃいけないですし、この伸ばすところもですね、たっぷり感が足りなくなるともったいないですね。
しかつここは前半と違ってちょっと主張していい力強さを出してもいいところになってきます。
なのでその直前でですね、しっかりと心と呼吸の準備が大事、必要になってきます。
来たる時、花開く。で、しっかり止めて、まっすぐ伸ばして、しっかり止めて、そこから吸って、溜めて。
我もまた。たっぷり堂々力強くここ入りたいんですよね。
我もまた。続けていると。
僕の場合はここでまずバーっと伸ばしていって、ここで伸ばしたから、テンポよく伸ばしてトントントンと階段降りてもう一回伸ばして整えるというぐらいのバランスが良いのかなというところですね。
このあたりでその切り替えてちょっと強くなって、人もまた我を知らず。
ここも味をつけたいところではあるんですけれども、でもやっぱりこの我もまたでしっかりとここ場面切り替えをやるっていうのが大事になってくるので、その直前の準備、そしてこれの吟じ方、扱い方ですね。
このあたりを気をつけていただければいい感じの無心ができるのではないのかなと思います。
詩吟の実践と宣伝
参考になりましたでしょうか。
では最後もう一度吟じる前にちょっとだけ宣伝したいと思います。
今、たまには宣伝しないといけないんですが、私はちゃんと書籍を書いております。電子書籍を執筆しておりまして、詩吟の教科書、入門編、詩吟の教科書、初心者編、今その2冊がKindleのAmazonで購入することができます。
入門編は詩吟って何だろうみたいな、ちょっと興味あるけどどんな世界なのかなっていう風に知りたい方向け、詩吟の教科書、初心者編の方は詩吟もうちょっと始めてきたけれどわかんねえなと、詩吟始めたての方から銀歴5年10年ぐらいの方に役立つ内容で整理したものになっております。
だいぶもうロングセラーになっているんですね。
特に初心者編は3年間ぐらい売れ続けている形にはなるんですけれども、ぜひぜひリンク先の方から見てみてください。
レビューもたくさん書いてくださっておりますのでお待ちしております。
買ってくれたらとても嬉しいです。
あとレビューは超嬉しいです。
あともう一つですね、今宣伝で僕は今なんか新しい取り組みで漢詩ロックというものをやってます。
漢詩にロック、漢詩を現代版の音楽として改めてリバイバルしたという、そういうプロジェクトを勝手に一人でやっております。
だから今私のアカウントでショート動画でですね、いろいろ出てくると思います。
最近は山を見るとかですね、湖南の春とか、瞑想日本語とかいろいろやっているんですけれども、
それを見たり、最近のYouTubeのメインの配信でも紹介したりしているので、そちらで多分聞いてみてですね。
市銀で聞いたらこれだけど、漢詩ロックとして聞いたらこんな感じなんだ、すごい良いとか。
本当歌唱力にビックリすると思います。
あれ僕じゃないですよ。
AIがすべてやってるんですね。
それに関しても新しい取り組みなんで、コメント、感想とかをいただいたり、いいねとか発音とかをしてもらったらより外に広まっていって、
市銀に興味を持ってくれる方がもっと増えるんじゃないのかなという取り組みなので、応援していただけたら嬉しいです。
では最後ですね、もう一度この良漢の無心禁じて終わりたいと思います。
では花、蝶、我もまたですね。
いきますね。
無心、良漢、花は無心にし。
高くやってみました。
女性の佐々木さんがやってくださったんで、少しでも参考になればということで、女性の本数に近づけるかなって気持ち高めに直前で思い出してやったんですけど。
5本かな?今ちょっと手元にスマホ録音用で使ってたんですね。
5本と6本の間ぐらいでやって、若干銀が崩れてしまって元も子もない感じになってしまったんですが、そこそこは意識できたんで参考にしていただけたら良いのかなと思います。
花、蝶、どれも難しいですね。
難しいですけれども、やっぱり丁寧さがあってこそのこの銀なのかなと思いますので、ぜひぜひ参考にしてみてください。
では今日はこんな感じで終わりたいと思います。
こんな風にリクエストいただけたら、あとはこれ3つのコツで教えてくださいとかそういう内容でも全然構いませんので、こんな感じでわかりやすく一番大事なところだけ抽出してという形でやっていったりもしたいと思いますので、コメント、リクエスト、ご相談お待ちしております。
ではでは、士銀の魅力を発信する士銀チャンネルどうもありがとうございました。バイバイ!