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詩吟の魅力を発信する、詩吟チャンネル。
おはようございます。こんばんは。詩吟チャンネルのheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上の私、heyheyによる、詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力や吟じ方について、
わかりやすくザックバラにお話ししていくチャンネルです。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
今日、めちゃくちゃ寒くなってきましたね。
北風が半端なくて、天気は晴れているけれども、風が異様に冷たいということで、
北陸の実家はこれからちょっと大変になるんだろうなというところです。
私の娘の話をするとですね、
今日、子供チャレンジのグッズが届いたんですよ。
もう2つ目か3つ目のグッズなんですけど、
いやー、島次郎は本当にすごいですね。
買ってきて、封を開けて、早速買い与えてからですね、
もう5分、10分ぐらいでベロベロなめ回してるんですよ。
もう島次郎の腕がちぎれるんじゃないかっていうぐらい、まだ歯はないのにですね、
もうずーっとハミハミ噛んでるんですよね。
いやー、本当にこれはよく作られたおもちゃだなぁと。
きっとこういうふうにして成長するにつれて課金させられていく未来が見えているんですけれど、
なかなか逃れられないという、
今日は島次郎の凄さを思い知らされました。
さて、今日本題の方に移りたいと思いますけれども、
今日はですね、銀代わりという説聴。
銀始められたばかりの方はなかなか聞かないかもしれないんですけれども、
銀代わりの銀じ方といいますか、
その説聴の銀じる時に意識していること、
そういった内容でお話ししたいと思います。
こちらもですね、スタンドFMの方で質問いただきましたので、
それに回答する形になります。
銀代わりとはどういうことでしょうか。
どのように銀ずるのでしょうか。
ここちょっと気になって、
コーナンの春の発信時のところで銀代わりがあるので難しいと言われたのですか。
コーナンの春で、僕の知っているコーナンの春は銀代わりが入っていないんですよね。
ちょっとそれは置いておいて、
銀代わりの説聴についてお話ししたいと思います。
まずこの銀代わり、銀が変わる、変化の変で僕は認識してるんですけれど、
という銀代わりという説聴になります。
どういうものかというと、
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こういう形ですね。
他になるかな。
こういうふうにまっすぐがあって、そこから谷のように下がってまた上がって戻るという説聴になります。
あまり多くはないんですけれども、
正直僕は一番好きな説聴ですね。
この銀代わり、2種類あります。
主音のところから下がる場合と低い低音のところからさらに下がる場合があります。
どんな感じかな。これかな。
キ・ア・ブ・ジン・シュ・チョ・バ・ン・ハ・ナ・ツ・キ・テ
あれ、あるかな。
キ・ン・シュ・チョ・バ・ン・ハ・ナ・ツ・キ・テ
これが主音から下がる場合、ちょっと下がり方が大きい感じになりますね。
もしくは、もう低音からですね。
この2種類があります。
それぞれポイントはなくはないんですけれども、
この銀代わり、源氏テイク祭のポイントをお話ししていきます。
まずですね、何よりも重要なところはですね、
この銀代わりは一番低い音をどれだけ聞かせられるか。
相手に聞かせてあげられるか。
そこが一番のポイントになります。
なので、ここの音を外してしまっては最悪ですし、
ここをですね、すぐに行ってしまってもよくないんですね。
ハ・ナ・ツ・キ・テ・エ・エ・エ・エ・
こんな風に焦ってやるようになってしまうと台無しになってしまう。
この一番低い音。
ツ・キ・テ・エ・エ・エ・エ・エ・
この下がっている音をですね、じっくりと相手に聞かせてあげたいんですね。
そこが何より大事なところになります。
そして、2つ目のポイント。
2つ目のポイントは、この銀代わり自体がですね、
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結構、相手にたっぷりと余韻を聞かせるような、そういう使い方になります。
先ほどの内容とちょっと重複はするんですけれども、
下がって上がった後の方もですね、そこも結構聞かせる感じがあるんですよ。
ハ・ナ・ツ・キ・テ・エ・エ・エ・エ・エ・
このエ・エ・エ・エ・エ・
こういうところですね。
ここも焦ってしまうと、やはり味わい深さがなくなってしまう。
ハ・ナ・ツ・キ・テ・エ・エ・エ・エ・エ・
こうやると、なんか違うなと。
このわざわざ下がって、そしてまた上がる。
ここにですね、何というか、この作者の深い深い至上がやっぱり込められてるなと僕は思うわけですよ。
場合によっては、重く苦しい心情かもしれないですし、寂しい心情かもしれないんですけど、
そういった場面でですね、銀河割りが生えることが多い印象です。
なので、低音のところももちろん聞かせたいし、全体としてもですね、やはり余韻を聞かせてあげたい。
これが二つ目のポイントですね。
そして三つ目、だけれども間延びしないように、下がるところ、上がるところはテンポよくいかないといけないんですね。
これが三つ目のポイントになります。
この、
という風に上がるわけなんですけれども、この下がるところをまったりとするとですね、やっぱりイマイチなんですね。
とかですね。
あとは、
こんな風にですね、この下がるところ、下がるところ、全部一段一段踏み込んで降りていくとですね、息も持たなくなってしまいますし、
本当に聞かせたいところはどこだろうかということになってしまいます。
一番聞かせたいのはやはり本当に下がったところ。
なので、その下がりに行くところ、低音から始まる場合はこの、
この音ですね。
この音はタンタンタンと、もうあっという間にもう下がっていった方がいいですね。
こういう、このメリハリを気をつければ、この全体でたっぷりは聞かせるけれども間延びした感じがしないということが伝えられるんじゃないかなと思います。
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だいたいまあ3つぐらいですね 3つぐらいですね
一番低音を聞かせる その後の方も余韻をやっぱり聞かせて
あげたいと そして間延びしないようにこの下がる
ところ上がるところ は結構テンポ良くというところ
になります いやーそう僕声は高いんですけれど
高い人あるあるなんでしょうが あえてですね低音を吟じたくなる
と声出したくなると これは死吟だけではなくゴスペル
あるあるなんですけど お前に低い声なんて似合わないよ
って言われて散々舐めに合うんですけど 吟代わりは滅多に出てこないん
ですね やはりたまに吟じるとやっぱ好き
なんですよね楽しいんですよ あと気持ちも入りやすい
ただしですね本当にこれ 4つ目のポイント言っといた方がいい
かな たっぷり息吸わないと呼吸は持たない
ですよということですね 呼吸の使い方が難しくなります
だからこれは中級者向けになるん ですけど普通よりもですねたっぷり
息使うんですし 低音で入るところはですね他の
大揺りとかが終わった後にそのまま 来る場合もありますんで上手い
こと補足をするなりしてやらない となかなか効かせられないという
ところです ただ本当に楽しいんでですね気持ち
良いんでですね 頑張ってチャレンジしてみても
良いんじゃないかなと思います はいでは後半の方行きたいと思います
今日吟じるのはですねこのまさに 吟代わりがしっかりと入っている
野木まれすけ作禁酒浄化の作ですね こちら詩文読んでいきます
禁酒浄化の作野木まれすけ 三千草木うたた高陵
十里風生武蔵新船上 聖馬進まず人語らず
禁酒浄外舎葉に立つ 山も川も草も木もすっかり荒れ果て
てしまった 戦いのあったばかりのこの広い
戦場にはどこもかしこも 血なまむさい風が吹いている
余りの詫びしさに軍馬も進もう とはせず
また我々人と共に 我々もですね言葉も一切なく
禁酒浄の外禁酒浄外の夕日の中に 万感の思いで立ち尽くすのである
と これは中国で第二次大戦ですよね
日露戦争か日露戦争か の野木まれすけ将軍の詩文になって
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ます なかなか将軍としての評価はもう
だいぶひどい評価の方が確か多 かったような気がするんですよ
僕もしば両太郎とかで見た気が しますけど
坂上の雲だったかな203高知とか 確か野木まれすけ将軍だったような
気がするんですけど でなかなかですね本当に多くの
死者を出した戦がもうたくさん あります
でそれにもう将軍として関わっている ところも結構あってですね
でここも悲惨だったという話があって もう惨惨たる有様と
まあ本人がどうとかは置いておいて ですね
とにかく詩文は美しいということで いくつも詩文が残っております
これはなかなか暗いダークな詩文 であるんですけれども
本当になんとも言えないこういう 時でしか味わえないような
趣がありますのでこちらを吟じて いきます
ポイントはですね
三千草木菊のところでちょっと 音がグワンと曲げてきたりとか
ですね
あとは十里省区の方で風生草子 風ここら辺でですね
ちょっと音にないような音が出て くると僕結構先生に教わってずっと
印象に残ってるんですけどここが あると
であと最後にですね錦州城外城外 の方でいよいよ銀河割りが出て
くるんですよ
ここはもう銀河割りしかないだろう なというベストマッチな節調になって
おりますんで
それらも踏まえて楽しんでいただけ ればと思います
それではお聞きください
錦州城下の策野木まれすけ
三千草木
城下すすまず人を語らず
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錦州城外
に立つ
いかがでしたでしょうか
ちょうど今吟じてるのが夕暮れ 時なんでですね
なかなかの気持ちもマッチして 吟じられたんじゃないかなと
珍しく自分を褒めてあげてる感じ ですけど
今日はこんな独特な感じの銀河割り 紹介させていただきました
いかがでしたでしょうか
こんな感じですかね
コメントリクエストご相談本当に あのいただければ基本単僕全部
返していると思いますんでいただけ れば嬉しいです
チャンネル登録者数も今968人
もうそろそろ1000人いくんですよ ね
ワクワクしながらだけどそれは 別にゴールでもなんでもなくて
銀道は本当に長い道のりですので
相変わらず相変わらず引き続き
僕はこの調子で楽しく話し続け られるように
頑張っていきたいと思います
そういう意味でも応援のコメント いただければ
続けるエネルギーになりますので どうかよろしくお願いいたします
ではでは今日は以上となります
資金の魅力を発信する資金チャンネル どうもありがとうございました
バイバイ