詩吟の紹介と状況
詩吟の魅力を発信する、詩吟チャンネル
おはようございます。こんばんは。詩吟チャンネルのheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上の私、heyheyによる、詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力や吟じ方について、分かりやすくザックバランにお話ししていくチャンネルです。
皆さん、ご無沙汰しております。
本当にちょっと年末というかクリスマスはやばいですね。
我が家では家族3人でゴスペルをやってるんで、先週も舞台に立ったし、来週、この次の週末もね、家族3人でなんか各々リードボーカルを任されて、3歳の娘もマイク握ることになってるんですよ。
もう、アホみたいですよね。
だから、もうあの、てんやわんやで土日があっという間に過ぎてきた。
その間に僕は詩吟の稽古に行って、とか、なんかもうAIの勉強をしたりして、とか、本当にドタバタしていて。
で、近々、そう、いろいろ、まあいいや、これは言っちゃダメだ、とか、ドタバタしている状況であります。
まあ、体調はちょっと良くなってきたんですけど、この間ちょっとまた睡眠削ったっていうのは繰り返しなんで、なんとか、インフルには幸いにもかかっていないんですね。
このまま行けたらなというところです。
あとは宣伝ですけれども、詩吟の教科書中級編という電子書籍がですね、販売されております。
まあ、相当レベルが高い内容になっているので、詩吟歴5年以上が最低ラインになるかなとは思うんですけれども、
腹式呼吸とか、果敢強弱の話とかですね、基礎的なところをさらにグレードアップした内容がわかりやすく整理されておりますので、
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お母さんの吟じる内容の問題
はい、では今日の本題なんですけれども、今日はですね、
ちびまる子ちゃんの詩吟の回を見て感じた詩吟業界への絶望ということでお話ししていきたいと思います。
珍しく時事ネタと言いますか、
先日12月7日かな、日曜日のちびまる子ちゃんの回でですね、詩吟の回があったんですよ。
お母さん詩吟を始めるみたいな、確かそんなタイトルだったと思うんですけれども、
やっぱりこの詩吟業界内の人はちょっとざわついたんですよね。
詩吟、まる子の方で詩吟やるってよ、お母さんがやるんですけれど、
それで僕もワクワクしてですね、ちゃんと録画しておいて、
それを昨日家族で見てたわけなんですけれども、
正直ですね、僕は結構モヤモヤしたというか、若干フラストレーションが溜まったみたいな内容で、
奥さんも見てて、別に詩吟の業界の人でもなんでもないんですけれど、
なんかちょっとね、みたいな感じの感覚でした。
なのでですね、ちびまる子ちゃんで詩吟が出て嬉しいわっていう僕は、
そんな浅い感想を持ちたいとは思わないので、
ちょっとですね、いやいやちょっとこれはあかんだろう、
これはちびまる子ちゃんに対して言うんではもちろんなくてですね、
そこにせっかく脚本が書かれるような状況においてでも、
そこまでの土壌を構築できなかった詩吟業界に対して、
やっぱなんか言いたいことがあるなという話でいきたいと思います。
すいませんね、たまにはこういう回もいいでしょう。
まず一つ目はですね、
自分が詩吟を始めた頃の認識とですね、
全くもってアップデートされていないっていうのが、
なんか悲しくなりましたね。
僕が詩吟を始めて27年経つんですけれど、
約30年前ですね。
約30年前に僕が詩吟を始めた頃のような状況と、
今回のちびまる子ちゃんの内容がですね、
ある意味認識としてはそうだよなと思うんですけれど、
ちびまる子ちゃんの時代設定も多分そんぐらいなんですよね。
平成の頭とか昭和の終わりぐらいとか、
そういうことだと思うんですけれども、
それでも、それでもですよ。
それでも、サザエさんとかでも、
サザエさんもあるか。
それでもですね、
なんかもうちょっとあるよなと。
詩吟というものは、お年寄りが近所付き合いでやるもの。
そして、生徒さんがいないから続けてほしい、
みたいな、たぶんそんな流れがあるんですね。
それでいて、
詩吟はただ声を出すやつなんでしょうとかですね。
大きい声を出したら周りに迷惑がかかるとかですね。
まずは、自分が入った頃の、
30年前の価値観から何一つアップデートできていなかった。
もしですね、どうだろう。
これが、お父さんはシャミセンを始めるとかだったらどうなんでしょうね。
そこでまる子はですね、
シャミセンというのはこんな感じでお酒に合わせてやるのいいんだよなとか言うけど、
それでもしかしたら小学校の方でですね、まる子が、
シャミセンって確か今かっこいいやつもあったよね。
なんかジャカジャンってやってる。
ああいうのもシャミセンかっこいいよねみたいな、
こういう吉田兄弟の津軽三味線とか今風のやつとかが、
少しでも情報としてインプットあれば、
やっぱりその詩吟に対する見方は変わってきたと思うんですよね。
そういうものが詩吟業界において何一つ提示することができていなかった
30年間というのはやっぱりあれだなというふうに僕は思いました。
そして2つ目ですね、2つ目。
2つ目はですね、お母さんの吟の内容ですね。
お母さんの吟の内容がやっぱり結構気になるところがあります。
歌われたのはですね、吟じられたのは吉野というものですね。
藤井竹内作の吉野というものですね。
後半でこちらの吟やってみようと思うんですけれども、
まずなんでこれを選んだっていうのはまず一つありますね。
せっかくなんだから、もう世間でお茶の間で見られるようなものなのだから、
もうちょっと誰かが知っているような詩吟にしてよかったんじゃないかって思うんですよね。
弁政粛々とかでもいいですけれども、それはおじいちゃんおばあちゃんしかわからないですけれども、
それでも国敗れて惨がありとかでも別にいいと思うんですよ。
とか、超緑にして鳥いよいよ白くとか。
これ聞いたことあるわみたいな監視が絶対あるはずなんですよ。
それなのになぜここで吉野なのかっていうのは、古霊の奨白天平に保有とかですね。
そんなセリフを聞いたところで全部もう暗号にしか聞こえないんですよ。
だからこれを聞いたところで詩吟って本当によくわかんないんだなっていうのがただ加速されるだけなんですよね。
しかもその詩吟ばっかりを延々とあの15分の話の中で何回も出てくるんですよね。
5回以上10回未満ぐらいですか。
しかもそのお母さんが吟じるたびに本数が違うのもすごい気になりました。
なんで高い場合もあれば高い本数の時もあれば低い本数の時もあるのか。
このぐじゃぐじゃ感ですね。
繰り返しているうちにどんどん上手くなっていくかというと別にそんなことも全然ないんですよ。
だからいよいよ習い始めた人の吟すらもよくわからないっていう印象が持たれるのであればそれはわからないですよね。
習ったところで何か価値があるのかなっていうふうに感じます。
大きい声出すのってスッキリするのよとかありますけど。
そしてなんか褒められたわって言われますか。
うちの妻も話してたんですが褒められたのはただ生徒さんが少なすぎて去られるのが嫌だから最初褒めただけでしょって言った。
僕もまさにその通りだなぁと思います。
辛辣なんですけれど。
そう思いますね。
というかこのお母さんの吟の内容もうちょっとなんかあるよなって思っちゃいました。
そしてこの詩吟のデメリットばかりが強調されていったっていうのもやっぱ悲しいなって思いますね。
詩吟というものは力強い声をしっかりと出すからこそ発声練習場所が難しいっていうのは事実なんですね。
だから僕都心部に住むの嫌いなのはこれも結構理由が大きいんですけれど。
仙台にいた時もですね吟じる場所本当に難しくて公演でやっていてよく警察沙汰になったんですが注意されるだけですけどね。
もありますし神奈川にいた時はお金毎回かかるけれども毎日カラオケに行って30分だけ練習するみたいなこともやってました。
ただまあほどほどの田舎であればですね、こだての家の中の中央部分でですね、あとは扉を閉めたりしておけば正直まあそこまで家があればですね何とかなるかなとは思っています。
こだてであればですねあの丸子ちゃん家のあんな感じで。
まあなんとかなると思うんですがこの声が聞こえてくるそれで橋の下でやって人に聞かれて恥ずかしいとか。
そのドライブでやっているときに広志がなんかの耳が痛いみたいな感じのリアクションになったりとかですね。
トイレに行けないとかがあったりとか。
なんかですねデメリットだけ強調されていったっていうのがそれで終わったんですよね。
それでなんかだんだんお母さんがですねどんどん上手くなっていってとか広志とか、いやなんか今の声すごい良かったねとか。
こんなお母さんの声聞いたの初めてだわーとかっていう風なリアクションがあったらやっぱ全然違ってくるし。
丸子もですね最初は酷かったけれどなんかだんだんとすごく良い声になってきたね。
志銀ってかっこいいかもしれないみたいなそんな話で終われば良かったんですけれど。
詩吟の認識の欠如
そうじゃないってそのまま終わったんですよね。
発表でうまくいきましたとさで終わったんですよね。
最後4つ目ですね4つ目。
丸子が志銀に対する違う認識のままで終わったというのがこれは本当に志銀業界においてはこれはなかなかあかんやつなんじゃないですか。
っていう感じがしました。
丸子としてはですねお母さんがやってるやつを聞いてもそしてその家族の中の周りの説明を聞いてもですね。
志銀というものは何なのかが結局理解できなかったんですよ。
理解できなかったからただそれっぽい自分の言い方をですね自分の気持ちをそれっぽい俳句っぽくして適当に唸るような感じに出せばそれが志銀だっていう認識で終わったんですよね。
いやいや丸子や違うんだよと。
志銀というものはちゃんとした俳句とか百人一首とかああいうものをやるんだよみたいな感じで少なくともそのあたりは何か言ってほしかったなぁと思うんですけれども。
そうそれがですね全然違うただなんか文句言うときになんか唸るような感じをするでこれが志銀だみたいな感じでですね。
それで終わっちゃったんですよね。
終わっていいんかいって思います。
主人公である丸子が志銀に対してそういう認識で終わったっていうのはこれ他の分野だったらどうなんですかね。
普通だから若干起こるところでもある気がするんですよ。
例えばどうなんだろうな。
剣道を始めましたみたいな感じで。
で剣道というものは別になんか両手で持たなくてよくて。
詩吟業界への絶望
二刀流的な感じでパチパチやってやー剣道楽しいっていう風に終わったら多分腹立つますよね。
そんな感じなんだと思います。
楽器を始めましたとかですね。
で楽器を始めた時にその楽器の扱い方がですね全然持ち方もぐちゃぐちゃだけれども
あーこんな感じかーみたいな感じでふざけて終わったら多分それ腹立つと思うんですよね。
っていう感じなんですけれども。
まあただこれはあの何かがあって業界から文句を言われていやいやいやっていう構造もすごくナンセンスだから。
だからまあ僕はある意味個人だから言いたい放題できるだけなんですけれど。
いやでもこんな状況になってしまったこういう認識しか作られなかったっていうのは
あーあれでしょうってちょっとちょっとなんか悲しいんじゃないかっていう風に思って
僕は詩人業界に絶望したなっていうちょっとそういうお話になります。
まああのそういう状況はですねある意味僕は認識はしていて
だからもっと何か変えたくてっていうので色々やっているんですよね。
詩人とはどういうものなのかっていうのが詩人を知らない人にとってまず分かりやすいように伝えると。
で詩人習い始める時もですねそんなハードルが高くなくてですね。
しかも別に高齢の方ばかりやる必要もないです。
20代30代でも全然やればいいんですけれども。
じゃあインターネットで検索した時にじゃあどこでやれるのかって言った時にその情報もですね。
なかったりもう電話でしか予約できなかったりとかですね。
そういうハードルの高さとかもありますし。
いや詩人ってかっこ悪いものなんでしょうみたいなところに対しては。
いやいや本質を極めたらもっともっと楽しいんですよとかかっこいいんですよ。
さらにも最近まあ監視僕監視ロックとかやってですね。
監視っていうものももっとあの実はかっこいい内容なんですよとかですね。
いろいろあの発信はしているんですが。
まああの本当あの僕は弱小ユーチューバーなんですね。
まあもっともっとやりたいなとはちょっと思いました。
ここらへんは負のエネルギーをですね。
ちゃんとプラスに変えて頑張りたいなと思ったんですけれども。
いかんせん今回のはやはり全国で放送されるもう本当に。
ちびまる子ちゃんですよ。
そこで放送される内容としての詩人がこんなレベルなのかというのは本当に僕は嬉しいじゃなくてこれは悲しい絶望だぐらいでいいと思うんですけれども。
ぜひですね何かしらの各々の感想コメントしていただけたらかなと思います。
詩吟の普及活動
だいぶあの普段の詩人チャンネル僕ここまで辛辣に喋ること。
音声配信とかではですね何かいっぱい喋ってるんですが。
そう。
ということないんですがちょっとあの喋りだしたら止まらなくなりましたね。
ではこの辺にとどめておこうと思います。
では後半ですね。
後半一つ言じたいと思います。
ということで今日やるのはですね。
ちびまる子ちゃんでもありました。
ヨシノ。
藤井ちくがい作ヨシノをこちらを言じたいと思います。
藤井ちくがいという方はですねもう江戸時代の末期ですね。
1807年から1866年もう終わりかけの家系ですね。
そこまで生きた方になります。
ちょっと詳細の情報全然言えなくて申し訳ないんですが。
ではまずあの詩文を読んでどういった内容かをですねいきたいと思います。
ヨシノ。
藤井ちくがい。
古龍の正白。
天平に保ゆ。
三時。
春を尋ねば春赤龍。
微節の浪走。
時に吐くことを止め。
落下。
深きところに南潮を解く。
どういった内容かですね。
古い龍の松や柏はですね。
吹き渡るつむじ風に激しい音を立てている。
私はこの山の寺院の春の景色を訪ねてきたのであったが。
この時代には春を探る人の影もなく。
ひっそりとして誠に物寂しい。
ただ真っ白い眉の浪走は一人。
庭を吐くその手を止めて散りしきる花びらの中で。
南潮について時聞かせてくれるのである。
いやこれ自体はですね本当にあのとても素敵なやつなんですけれど。
これから春が冬が過ぎて春が始まる頃にですね。
銀じたくなるものなんですが。
めちゃくちゃ一般的かといったら多分そうでもないし。
内容もちょっと難しいと言いますか。
銀じる時もですね。
これそう実際はなんか複雑な設置があるんで難しいんですが。
僕も完璧には多分できないと思うんですよね。
まああのほどほどに銀じていきたいと思います。
お母さんがやっていたやつの後半ってこういう銀なんだっていう感じですね。
知っていただければと思います。
吉野富士市区外。
高齢の昭和博物館
天平に保有
3時春を訪ねれば
美節のこと
僕も別に決して上手いわけでは全然ないんですけど。
設置もところどころ怪しいところはあるんですが。
まあでもあの今回の吉野はですね。
銀じ終わったらこんな感じになります。
いやー難しいですよこれ難しいですよ。
国破れてさんがありとかですね。
やっぱそこらへんの方で全然僕は良かったと思うんですけどね。
なぜ吉野にしたすごくそれは思います。
ではこんな感じでいつも以上にちょっと爆発してしまいましたが。
そうだリクエストもいただいてるんだった。
これもちゃんとやらないとですね。
他にも市議員に関する疑問や相談質問とかですね。
お気軽にリクエストも含めてコメントしていただけたらとっても嬉しいです。
そうするとコメントはすごく力になるんです。
そして本もですね。
読んでいただいた方は評価とレビューの方ですね。
あればより多くの人に目に触れやすくなるんですね。
市議員を広める活動としてご協力いただけたら幸いでございます。
銀猫道場というこのyoutubeのメンバーシップ上でですね。
オンラインの市議員教室というものをやっております。
音声のやりとりで僕はそれに具体的に20分ぐらいアドバイスをするとか。
そういう形のものなんですけれども。
どんな流派であっても年齢も関係なく場所も関係なく。
市議員が学べる場所というものも月1000円かからずに提供しておりますので。
ぜひぜひ参考になさって。
興味あればとりあえず入ってみてそれから考えてもらえればいいかなと思います。
いつでもやめられますんで。
ではではこんな感じですかね。
市議員の魅力を発信する市議員チャンネルどうもありがとうございました。
バイバイ。