1. 詩吟日本一による「声を鍛えるラジオ」
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2020-10-07 10:20

第31回:【初級講座】詩吟教室の1日の内容、「新涼書を読む」

詩吟教室ではどんな内容を、どんな風に教わるのか。教室の内情について詳しく話しました。詩吟を始める前に聞いておいて損はないかと思います^^
後半は「読書の秋」にふさわしい詩吟を吟じました!#詩吟
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詩吟の魅力を発信する、詩吟チャンネル
おはようございます。詩吟チャンネルのheyheyです。 このチャンネルは、詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の、その魅力をですね、
私、heyheyがわかりやすく伝えていく、というチャンネルにしております。 私は、というと、詩吟歴20年以上、巡視班の資格を持っていて、
全国大会も優勝経験があるということで、その経験を持って、いろいろお伝えしていきたいと思います。
なおですね、この周りの雑音からわかりますように、私の仕事の通勤時間、車の中から配信しているので、ウインカーの音であったり、エンジン音が入っていると思うんですけれども、
それに負けないように、詩吟で培ってきた滑舌と肺活量でカバーしていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
いつも通り前半に詩吟に関する話、後半は平日毎日違う吟を紹介して披露していく、吟じていく、というスタイルでいきたいと思います。
改めてなんですけれども、フォローしてくださっている方、ありがとうございます。 こんなマイナーなですね、しかも雑音がちょっと多いような配信に、いつもフォローしていただいたり、聞いていただいたりして、
とても感謝しております。ありがとうございます。 私はいつも前半に詩吟チャンネルというふうに入れるようにしているんですけれども、
結構気分によって声の出方であったり変わってくるので、今日はちょっと声の伸びがいい日かもしれないなとか、そういうふうに思いながら聞いてもらえると、日々の違い、喉の調子の違いが伝わって、また面白いのかなと、個人的にも気づいてきました。
ではですね、雑談はここまでにしておいて、本日の内容に移りたいと思います。 今回もですね、初級講座という位置づけで詩吟の教室ですね。
いざ詩吟に興味があって、じゃあ近くに詩吟教室があるよと、じゃあその教室って一体どんなことをしているのか、どんな流れで時間が進んでいくのか、それをですね、私の経験がいくつかは、教条は経験しているんですけれども、そこから話していきたいと思います。
詩吟の教室と言いますとですね、先生がとにかくいるわけです。 僕も純師範なんで、生徒を持とうと思えば持つことはできるんですけれども、正直まだ持ったことはないです。
なので、このコロナの影響からですね、活用して、もっとこういう全体的に発信できないかをやっているわけなんですけれども、師範とか純師範とか、そういった資格を持った方がですね、教室を開くことができるということになります。
生徒数はもちろん教条によってばらつきはあります。 3人とか5人とかのところもあれば、10人、20人といった大きいところもあります。
正直ですね、大きいからいいとか、小さいからダメとかいうことは全くありません。 私のところはですね、3人なんですよね。生徒はたった3人。
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でもですね、全国大会に行ったことがある生徒もいるし、私も優勝経験もあるしということで、やはり先生が良ければ正直、人数の規模はあまり関係ないのかなと思います。
そして、いざ入ってですね、テーブルとか座敷とかがあるわけです。 そこでですね、挨拶をして簡単な体操をするわけですね。
首を回したり、肩を回したり、簡単な運動をしてから、じゃあ声をまず出していきましょうということで発声練習から入ります。
まあ滑舌から入る人もいますね。 あいうえおあおかけきくけこかこ、といったところもやる方もいますし、
他にもですね、発声練習、これまでもやりましたように、
これを高いキーまでずっと上げていったりしてやるということもあります。
そしてですね、そこまで終わったら、今日の議員をちょっと一つまた勉強してみましょうかということで、
事前にいう先生もいますし、当日ですね、この教科書の何ページを開いてくださいと言われます。
もしくはですね、各会が発行している雑誌がありまして、小さい簡単な雑誌なんですけど、それの1ページ目とかですね、
おすすめの議員があるわけですね。それを一緒にやっていく。やっていくというのはどういうことかというと、
まず、詩文をですね、一緒に読み下し文で読んでいく。そしてどういった内容なのか、作者はどういった背景があるのか、
それは先生によるんですけれども、背景だったりを説明してもらうと。
あとは、この議員の場合こういったところが大切だから、こういうふうにやっていきましょうねと、さらさらっといくんですね。
その次に詩文を一つずつ、一音ずつ先生が議員じていって、一節ずつですね、やってから、
じゃあ私と同じように真似てくださいということになります。
わかりやすい感じでいくと、
はいと言って、生徒さんたちも一緒にその身を見真似でですね、
というふうにやっていって、全部議員を一通りやると。
一通りやったらですね、一通り通して、じゃあ次は一人ずつ自分でやってみましょうかという形で、
人前でやる練習もしていくということになります。
そしてその後はですね、自由時間という感じになっていてですね、一人一人大会に向けてやる議員とか、
私が今日はこれを議員をやってみたいんだとか、もしくは全体で合わせる合議員だったら、
じゃあそこからみんなで合わせていきましょうかという感じですね。
まず自分一人でとか、議員じて先生がそこを添削していく。
ここはもっとこういうふうにしていきましょうというふうにちょっとずつ直していって、一人ずつ見ていくという形ですね。
その間はですね、他の人の指導されるのを見て勉強したり、
もしくは配られている資金の雑誌をちょっと読んでみたりという感じで、
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比較的自由な時間が流れていくという感じですね。
内容としては2時間から3時間ぐらい、大会が近ければそこマンツーマンのレッスンがしっかり入って練習されていくというような形ですね。
月に2回とか3回とか4回とか、そういったペースで進んでいくということになります。
だいぶちょっとダラダラと話してしまって申し訳なかったんですけれども、
資金教室というのはこういった流れが大変じゃないかなと思っております。
ぜひ先生興味持たれた方はこれを参考にしてもらえればだいぶ参考になるかと思います。
では後半の議員の方に移ります。
もう秋もだいぶ深まってきたのですね。
秋にちなんだし、秋は読書の秋とも呼ばれますので、
その内容、読書の秋について語った内容を吟じていきたいと思います。
心霊書を読む菊地三景という方が作られました。
1800年代ですね。
秋は動く後頭、は移るのを始め。
心霊早すでに皇居に至る。
半蓮の写月、水よりも清く。
楽居、清中、夜、書を読む。
秋の涼やかな季節ですね。
葉っぱも少し落ち始めて涼しい風が届くようになってきたと。
そして空気も澄んでいるという状態ですね。
半蓮の写月。
すだれを半分ほどに託し上げて、そこから覗き見るお月さまですね。
その美しさ、月の光というのが水よりも清く、とても美しいと澄んでいるということです。
楽居、清中、夜、書を読む。
清中、夜のスズムシとか、スズムシはちょっと違うかな。
秋に聞こえてくる虫の声ですね。
それを聞きながら、夜に読書をゆっくりとするんだということですね。
読書の秋を表現した、じっくり味わえる素敵な銀河と思います。
では、吟じていきたいと思います。
清中、夜、書を読む。
菊池三景。
秋は動くこと。
葉を摘むのはじめ知るよ。
早既に皇居に至る。
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半蓮の砂月。
水よりも清く。
清中、夜、書を読む。
以上となりません。
しっくり、しっとりですね。
読書をするときに、こういった詩文を読んでみると、心が落ち着くのかなと思います。
本日は以上となります。
このように平日毎日、詩吟を配信していきたいと思いますので、引き続き聞いていただけると嬉しいです。
本日はどうもありがとうございました。
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