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詩吟の魅力を発信する、【詩吟ch】
おはようございます、こんばんは。【詩吟ch】のheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上準詩班の資格を持っていて、全国大会の優勝経験もある私heyheyによる
詩吟というとってもマイナーな日本の伝統芸能のその魅力をお伝えする内容となっております。
月川木戸は声に関する話、水金日は詩吟に関する内容ということで配信しております。
ということで今日は、日曜日に向けた詩吟に関する内容ですので、ぜひぜひ5分間程度聞いてみてください。
本日ご紹介する吟はですね、もうお酒が楽しく飲める、そういう詩吟です。
日本酒がいいですね。その名もですね、【山中にて友人と対酌す】
かの有名な李博が作られた漢詩になっております。中国の漢詩ですね。
山中、山の中ですね。にて、友人。まあこれは幽霊って書いて人と書いてますけど、実際には幽霊じゃなくてですね
仲のいい人。友人と対酌す。向かい合って酌をする。つまりは差し伸びですね。山中にて友人と対酌すと。
ではどういう詩文かまず読んでいきたいとおもいます。 良人対酌して酸花開く
一杯一杯また一杯 われ酔うて眠らんとほす
君しばらく去れ 明朝いあらば
ことを抱いて来たれ。 だいたい意味がわかりますかね。本当これはわかりやすいです。
ではどういう内容かですね順番に行きます。良人対酌して、二人が対酌して酸花開く。この二人が向かい合ってお酒を組み交わす。
この山の中にはですね。 花も今日添えるかのように咲き誇っている。花がもう開いてるんですね。
春の頃だと思います。 一杯一杯また一杯
もうとにかくお酒を何杯も何杯も杯を重ねていくうちにですね。 もう酔っ払って眠くなってきたんだよということですね。
われ酔うて眠らんとほす。 君しばらく去れ。もう眠くなったから君ちょっとごめんねみたいな。ちょっとひとまず帰ってくれないかな。
ちょっと俺寝るわと。そういう感じですね。 君しばらく去れ。明朝いあらば琴を抱いて来たれ。明朝っていうのはもうまさしく明朝明日ですね。明日の朝気が向いたらまた琴を弾く方ですね。楽器の琴をまた持ってきてやってきてくれと。
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ちょっとまた弾きに来てくれと。もうすごい自分勝手な感じですね。 もうめっちゃ気持ちよく飲んで、俺もう眠くなってきたみたいな。だから今日はもうとりあえずお開き。明日また何かとりあえず来てよみたいな。
そんな感じですね。それをこの理博が詩を作るとですね、もう後世に残る美しい詩になるんですよ。 この一杯一杯また一杯はですね、まあいいかなと。お酒が飲みたくなる。
もうベストな詩吟です。 ということでまあ休日いかがお過ごしですか。これを聞きながら日本酒をほどほどに飲みながら聞いてみてください。
それでは吟じたいと思います。 三中二帝、友人と退釈す。
三中二帝、友人、退釈して三下開く一杯。
一杯
また一杯
われよて
眠らんとはす
君しばらく
され
明朝
いあらば
ことを抱いて
来たり
お酒が進みましたがね。
ということで今回は、理博の三中二帝、友人を退釈す。吟じさせていただきました。 詩吟の魅力を発信する詩吟チャンネル。今回は以上です。ありがとうございました。バイバイ