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詩吟の魅力を発信する、詩吟チャンネル
おはようございます。こんばんは。詩吟チャンネルのheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上の私、heyheyによる、
詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力や吟じ方について、
わかりやすくザックバラにお話ししていくチャンネルです。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
昨日配信ちょっと休んだんですけれど、ちょうど仕事の上でですね、外出があって、東京都庁に行ってきました。
そこまで電車でちらおちら行ってですね、そこで試験用のテストピースをですね、
7キロぐらいあったかな、7キロ、鉄の塊をですね、
ジャラジャラと7、8キロぐらい両肩に引っさげて帰ってきてですね、
もうちょっと今日はヘトヘトなんですけれども、まあまあまあまあ、頑張って。
あと今週、今木曜日だからあと2日ですね、頑張っていこうかなというところです。
では今日もちょっと時間ないんですね、早速行きたいと思うんですけれども、
本日のテーマは、大会本番は○○にだけ集中しようというテーマで行きたいと思います。
市議員の大会本番ですね、もう今まで習ったこと、あれとあれとあれとあれとあれ、いろんなことがあってですね、
全部気をつけないといけない、でももう焦ってきて、そんなに練習時間もないし、
今からそんなに頑張れる気もしないしというふうに悩まれるかなと、
真面目な人ほど悩まれるかなと思うので、そういった方向けのアドバイスの内容になります。
これは早速結論だけ言うとですね、もう想像つくかもしれませんが、
キクだけに集中しましょうと、気象転結のキですね、キクだけに集中しますよということになります。
だけというと若干語弊があってですね、キクが8割、それ以外が全部で2割ぐらいの、
そういう集中力の割合で良いかなと私は考えております。
これの理由は明白なんですよ。
まず一つ目はですね、市議員の評価、大会本番であれば順位がつくかもしれないんですけれども、
そういう時に市議員の良し悪しを決めるのはですね、キクでほぼほぼ決まるんですよね。
キクで8割型決まると言っても全然過言ではないです。
過去にもですね、この出だし3秒で評価のほとんどが決まる理由ということを話したんですけれども、
それの類する内容になります。
キクを聞いたらですね、何百人何千人の人の議員を聞いてきた審査員の先生方は、
だいたいわかるんですよ。
その人がどういうふうに立ち振る舞いでやってきたのか。
これから吟じるぞという時にですね、息を吸うんですけれども、
あれ肩が上がってるかなどうかなという呼吸の具合ですね。
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で、頭が動いてるかなどうかなとかですね、
力を手いっぱい握ってるかなこの力み具合はどうかなというのはまず吟じる直前ですぐわかりますね。
吟じ始めた時に、あれこの人口ちゃんと動かしているかなとか、
アクセントは丁寧なのかな、発音はしっかりやっているのかなとか、
そういうところがですね、わかっちゃうんですよ。
だからキクを聞いたらですね、その後に一気に変わるなんてこともなかなかないですから、
だいたいそのあたりで評価が決まると。
だから言い換えればですね、聞くさえ頑張れば後はどうとでもなるというふうに言うこともできます。
なのでそのキクでだいたい審査員の先生が集中して聞くのもキクの方がほとんどになるので、
それが一つ目の理由になります。
そして二つ目はですね、吟じる側にとってになるんですけれども、
やはりこのキクでちゃんと吟じれればですね、
その流れが小句、転句、結句の方までちゃんと続いていってくれるんですね。
この出だしの流れを作ってくれるのがキクになるわけです。
逆にですね、このキクがガタガタで焦っていてとかアクセントが雑でとか、
そういうふうに入ってしまったのに後半からですね、
ものすごくアクセントが丁寧になったり発音が良くなったりなんてことはまあないですね。
そこが切り替わるってことはなかなかほぼほぼないと言って良いと思います。
それほどにやはりシギン、マイクスタンド一本でステージに一人で立つというこの緊張感の中で、
もう出だしやったらですね、水が流れるが如く決まっちゃうんですよ。
だからこの時に小句はここを気をつけよう、転句はここを気をつけようっていうふうに気をつけることは大事なんですけれども、
それはあくまで二の次であってですね、キクがちゃんと骨組みを意識できているかですね、
キクのこことこことここを気をつけよう、そこだけに集中して吟じ始めるっていうのがもうこれですね、本当にこれだと思います。
なのでキクが逆にちゃんと吟じることができれば、
その流れでですね、自分のギンにも自信が持てて堂々と後半の方まで吟じられるんじゃないかなと思います。
人間の集中力はそんな長く持たないですね。
全部集中できたらそりゃいいんですけれども、基本的にはそんなに2分間持たないという前提で、
もうどれくらいだろうな、30秒ぐらいしか持たないと考えた場合に、
じゃあその30秒どれだけ割り振るか。
20秒ぐらいをもうほぼほぼこっちに、8割って言ったらもっとですけど、
20何秒分ぐらい集中力をキクの方に持ってきて、
残りの数秒を他のところの要所要所だけ散らしていこうかなとか、
そういう割合で考えていったら何とかなるんじゃないかなと思います。
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というより皆さんが持っているこれまで培ってきたこの頑張り具合がですね、
一番評価されやすいのが今日言った割合ですね。
キクの方にもうほぼほぼ8割型集中力を投下するということです。
そんな感じですかね。
今日はあまり量の多い内容ではないんですけれども、きっと役に立つのかなと思って話してみました。
ぜひ参考にしてみてください。
ではですね、後半一つ言じたいと思います。
今日言じるのはですね、
利伯作、筒に伯邸寺を発す、これもちょっと有名な吟なんですけれども、
出だしがですね、やっぱりここも結構決まってくるので、
キクの丁寧さが効いてきやすいなと思った目についた吟がこれだったので、
今日はこれを言じていきます。
ではまず詩文からですね。
明日に寿、伯邸、祭雲の間、千里の香涼、一日に帰る。
両眼の遠征、泣いて山ざるに。
景臣、すでにすぐ番長の山。
ではどういった内容か。
朝早く、朝焼け雲が美しくたなびいている頃に、伯邸城を出発して丘陵を下ると、
千里の神田の香涼まで、わずか一日で帰り着いてしまった。
両眼の猿の鳴く声は絶え間なく続いているが、
私の乗っている軽い小舟は早くも幾重にも重なる山々の間を通り過ぎていたのである。
という内容です。
もうなんか今どんどん鼻が詰まってきて、また頑張りたいと思うんですけど、
特にこういう時もですね、キクだけ頑張ろうかなと思います。
つとに、伯邸城を発す。
離伯。
明日に、実す。
伯邸。
最。
千里の。
知実に。
一周。
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いかがでしたでしょうか。
ちょっと転句の方、本来は高高音やりたかったんですけど、
ちょっとこの鼻じゃ無理かなと思ったんで、うまいこと返させていただきました。
では今日はこんな感じですね。
では引き続き明日も通常配信頑張りたいと思います。
あと限定効果アドバイスの方ですね、応募お待ちしております。
詩吟を楽しく学び続けられるYouTube詩吟教室、どうもありがとうございました。
バイバイ。