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2022-12-14 18:03

【詩吟ch】地味に大切:小さい「っ」を吟じる時の4つの注意点<名槍日本号>

名槍日本号 / 松口月城
美酒元来 吾が好む所
斗杯傾け尽くして 人驚倒す
酒は飲め飲め飲むならば
日の本一のこの槍を
飲みとるほどに飲むならば
これぞ真の黒田武士
古謠一曲 芸城の中
呑み取る名槍 日本号


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詩吟の魅力を発信する、詩吟チャンネル!
おはようございます。こんばんは。詩吟チャンネルのheyheyです。
このチャンネルは、詩吟歴20年以上の私、heyheyによる、詩吟というとてもマイナーな日本の伝統芸能の魅力や吟じ方について、分かりやすくザックバラにお話ししていくチャンネルです。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
一気に寒くなりましたね。
家は安い賃貸なんで、本当に寒いなと思いながら過ごしております。
今、私の娘について、いつも雑談させてもらっているんですけど、
縦抱っこは、縦に抱っこする。
僕、いつも横でしかできていなくて、縦が苦手なんですよ。
苦手というか、持ち方も良くないんですけど、
奥さんが縦抱っこすると、ちゃんと首を持たれてくれるのに、
僕が抱っこすると逆になる。反ってしまうんですよ。
必死に倒れかけてもらおうと、僕も必死に体を反るんですけど、
ますます娘も、お互い反ろうとするんですよ。
チューリップの花というか、お互いが反り合っている感じですね。
反るほど娘が垂直になっていくという、そういう日々だったんですよ。
今日、ようやく観念したのが、若干もたげかかってくれたみたいですね。
嬉しくて嬉しくて、もっと胸筋を鍛えないと柔らかさがないかもしれないなとか思いながら、
今日は本当にこれが嬉しくて嬉しくて、仕方ないという雑談です。
さて、今日の本題ですけれども、
今日も質問いただいた回答という内容になりますけれども、
小さいつですね。つ。
これの発生の仕方、吟じ方で気をつけるべきポイントをいくつかお話ししていきたいと思います。
小さいつってこれで伝わるのかな。
一本とか、干すとかですね。一辺とか、この小さいつ。
ここですね。ここを吟じる際に、発生のやり方を教えてくださいということを
youtubeの方で金淵様からリクエストいただきましたので、回答させていただきます。
そうですね、この小さいつ。
なかなか、今日そんなにたくさん喋ることあるかなというのを少し心配していたんですけれど、
考えてみると3つ4つぐらいはポイントがありそうなので、順番にいっていきたいと思います。
この小さいつですね。実際この音にならないところになるんですけれども、
便静粛々、夜川を渡る、扇平の赤月、太陽は、いこんなり十年、一見を見かけ、
03:01
いこんなり十年、一見を、という感じですね。
とか、ほっす、とかですね。こういうこの小さいつ。
ここ、まず気をつけるべき一つ目のポイントですけれども、
それはですね、この最初の言葉、ここをしっかりと出さないとですね、
その後のこの小さいつの表現が生きてこないわけですね。
ほっす、ほっすーのところですけど、ほっすーとかって言うと、
あれ、あれみたいな、なんて言ったんだっけな、みたいな風になります。
この出だしの最初の言葉はある意味基準みたいになってくるので、そこはしっかりと出さないといけない。
ただ、そこで冗長になっちゃいけないですね。
ほっすーで言いたいときに、ほっすーとかって言うと、なんかもう違う言葉になってしまうので、
冗長にならない程度にでも力強く出すということ。まずこれが一つですね。
そして二つ目。二つ目は、この小さいつっていうのはですね、結構短くなりがちなんですよ。
意識しなければ短くなって、存在が消えやすい言葉になります。
ほっすーとかですね、一本とかですね、ほんとに他の言葉が一音一音丁寧にやっているんですけど、
この小さいつっていうのは音がついているわけじゃないですからね。
なので、ついついそのあっという間にスパンと走ってしまうということがあります。
そういう方が多いですね。
なので、僕が詩吟を始めたての頃はですね、一拍取りましょうと言われました。
ただこれは本当に幼いときの教えなので、一拍はちょっと取りすぎかなとは思いますけれども、
一拍弱ですね。一拍はいかないけれどもそれより短い程度はですね、たっぷりめに間を取った方がいいということですね。
なので、一見を、一見を、たんたんたんと、たんたんたんの一つのたんに小さいつが入るんですね。
一見を、一見をですね。
日本とかですね、日本じゃないですね。日本、たたたんですね。
この小さいつがちゃんと一拍、もしくはそれより若干短いぐらいでいいかもしれないですけれど、
一拍ぐらいの目安を持っておくと良いのかなと思います。
本当に意識しないとですね、簡単に短くなってしまいますので、僕はだいぶここをたっぷりめにやる意識を持っております。
これが二つ目ですね、二つ目。
そして三つ目なんですけれども、
そうですね、三つ目。
三つ目は、ここはですね、この一拍ぐらい間を空けると言ったんですけれども、
06:02
この間を空ける間はですね、ただ待っているわけじゃないんですよね。
ほっす、ほっす、みたいな感じで、ただ待っているだけじゃないんですよ。
この、短いっちゃ短いんですけれども、間があるわけなんですよ。
この間に何をしているかというとですね、次の言葉の準備をしているんですね。
なので、ほっすであれば、小さいつの間にす、すを言う準備をしているんですね。
一見を磨きだったら、いいを言った後にですね、次はもうけ、けの準備をしっかりとして、この小さいつを貯めているという状態ですね。
一見を、で、いいを言った後に、小さいつのところですでにもうけを言おうという口の形になっているということですね。
なので、その次の言葉を準備しておくということが三つ目、三つ目かな、になります。
そして四つ目のポイントなんですけれども、これはですね、ちょっと上級者向けですが大事なことです。
アクセントですね、アクセント。アクセントはこの小さいつから始まっているんですよ。
なので、小さいつもですね、アクセントがあるようにちゃんと意識して吟ずる必要があります。
どういうことかというと、まあアクセント、例えばベンセイ、ベンセイであったら、ンセイが、そこからもアクセントがつくわけですね。音が高くなるということなんですけど。
日本のとかっていう言葉があればですね、にが低くて小さいつからポツポンノがアクセントがあるわけなんですよ。
決してポンノからアクセントになるわけではないんですね。
日本のではなくてニッポンノというこの違いわかりますかね。
ニッポンノではなくてニッポンノこの違いですよ。
この本当に細かい違いなんですけれども、小さいつをアクセント高めにしようと思ったらですね、この1音目からもうだいぶ意識しないとできないんですよね。
なのでこの小さいつには本当にアクセントあるんだ。ちゃんとここに高い音を持ってくるんだ。音は出さないけれどというこの複雑なややこしい話なんですけど。
この小さいつからアクセントを持っていくというこれが意識をしているかしていないかはですねやはり聞く人が聞いたらわかるんですよ。
他にもアクセントに合わせて言うとこの小とか中とかこの小さいヤユヨですね。
このヤユヨもこの音からアクセントが上がっているように意識しなさいと僕は先生から教わりました。
それほどにやらないとアクセントが怪しいというふうに言われてしまうんですけどちょっとこれは話が反れましたね。
ただこの小さいつ基本的に2音目に来ることが多いです。そしてアクセントは2音目命なんですね。
09:04
なのでこの2音目に小さいつが来たとしてもちゃんとアクセントを意識すると。
そうするとやはり小さいつの存在がすごく丁寧に扱わないといけないなということになって自然にママできるし自然に次の言葉も考えるようになるしということですね。
今日言ったこの4つのことどれもが一気に綺麗に繋がってくるということになります。
なので小さいつ音にはなっていないんですけれども気をつけるべきところはこの4つありますのでぜひぜひ参考にしてみてください。
では後半ですね後半一つ吟じていきたいと思います。
この小さいつが入る吟何あるかなとかって思ったんですけど自分の頭にふとよぎったのはですねこれだったんですよ。
松口月上作 瞑想日本語ですね。これ好きな方結構いらっしゃるんじゃないかなと思います。
まあこれ漢詩だけで特に県詩部と合わせて吟じる場合も結構あるかなと思います。
それを見る場合もありますね。本当に県詩部と合わせたらこれかっこいいんですよ。
そして今回は間にですねこの歌い洋曲っていうのかなが有名な黒田節の洋曲が間に挟み込んでいるパターンで吟じていきたいと思います。
ちょっと僕は別に洋曲を習ってるわけじゃないんでですね先生から聞いたまま何とかそれを真似しながら吟じていきたいと思います。
まず詩文から読んでいきますね。
この間に黒田節の洋曲が入っております。
ちょっと詩文の内容はちょっと今日手元にですねなんかそういうの持ってないんでだいぶざっくりなんですけれど
美酒願来。こういう美味しいお酒はですねもう大好きなんだと。
大きな土杯。大きい器ですよね。それを傾け尽くして一気に飲み干すと。そうすると人はもう驚くんだということです。
で、黒田節を歌ってこの城の中で一曲を歌うと。
そしてこの意気献行としたものはですね。
飲み取ったらこの槍をやるよということを言われて飲み取ったわけですね。
12:06
日本語を得たというそういうシーンだったと思います。
だいぶすみません僕の雑な解説で申し訳ないんですけれども。
銀からはですねだいぶ雰囲気わかってくるかと思いますのでぜひ楽しみながら想像しながら聴いていただければと思います。
瞑想日本語松口月上
土杯傾け尽くして一気に飲み干すと。
酒は飲め、飲め、飲めならば。
地のもと一のこの槍を
飲み取るほどに飲むならば
こりぞ誠の黒田武士
今宵一曲
戯状のうち
15:10
飲み取る
瞑想
疲れた
いかがでしたでしょうか
荒いところはいろいろあるかもしれないんですけれども
いやーこれは本当にですね
銀じていて楽しくなっちゃう
体を動かしちゃダメだと言いながらもですね
これはついつい
なんかもう
体動いちゃうんですよね
お酒飲んでいますもんねこれ
お酒を楽しく飲んでいるし
歌いも歌うし
そして槍を掲げるしということですよ
これをですね
これを微動だにせず楽しく銀じられたら本物なんだなと思うんですけど
いやー僕もまだまだなので
いやーこれ銀じるときはですね
なんかもうだいぶ
なんか酔っ払ったように楽しんで銀じてしまいますね
特にこの黒田武士は
これはまああの
もしちゃんとやるならば
歌いの先生とかにですね
しっかり教わらないといけないなというところです
僕も先生から教わったときはですね
まあこんな感じなんだけど
私が聴いたときは
本当にこれのさらに2倍ぐらいゆっくりなんだと
ゆっくりゆっくりやるんだということを言われたんですけど
いやーどれだけゆっくりやろうとしてもですね
なかなかにこれは
その体力が持っていかれるし難しいし
どこまでが正解なのかなというとこも
ちょっとよくわからないですけどね
なのでご紹介がてらみたいな形になります
いやーでもまあこれはですね
もうあまりそうたくさん話すところじゃないですね
言じたまま楽しいなというところです
小さいいつもですね
一曲とか日本語が来るから
いやーこれはもうこれしかないなと思って
今日はこれを言じさせていただきました
この楽しい感じが伝わりましたならば幸いです
では今回もですね
質問がいただいたんで
この話できましたんで
引き続きこういったことを聞いてみたいなということがありましたら
僕の経験の中からですね
知っていることをなんとかお話ししたいと思いますんで
どしどしよろしくお願いします
ではでは今日は以上となります
詩吟の魅力を発信する詩吟チャンネル
どうもありがとうございました
18:01
ばいばい
18:03

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