第十二話『闇の中の光』-小説家・石川 達三-
2015-11-21 09:23

第十二話『闇の中の光』-小説家・石川 達三-

芥川賞、第一回の受賞者、石川達三。
彼は、軽井沢をこよなく愛し、軽井沢ゴルフ倶楽部の常連でした。
スコアはシングルプレーヤー。作家仲間の中でもその実力は群を抜いていました。ハンデは、白洲次郎と同じ、3。
ある日のコンペでは、39、42の81。
それでも石川達三は悔しがっていたと言います。
ここに一葉の写真があります。
軽井沢の別荘のバルコニーでくつろぐ、石川の写真。
白いシャツに、ベージュのパンツ。
黒縁メガネの石川が照れたように笑っています。
テーブルの上には、スイーツ。まだ手をつけていません。
彼は別荘での生活をこんなふうに書きました。
「散歩道をつくって、ふろのたきぎをとったり、花をつんだりしています。鳥はうぐいす、かっこう、ほととぎす、かけす、あとはいろんな鳥がいるけど名前がわからないな。りす、きじなんかもいますよ。この家は気に入ったオルゴールの形に似せてあるんです」
作家、石川達三が見つめた、人生のyesとは?

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