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2026-10-24 31:17

#110 PHP脆弱性騒動は過剰反応?それとも当然の防衛策?:サービスを止めた日本と止めなかったアメリカ|伊藤穰一

※今回はスケジュールを前倒しして配信しております。


首相までコメントする騒ぎになったPHPの脆弱性。ネットには本当の話も、そうでない話もあふれています。


20年以上前から知られていたバグが、なぜ今になって大騒ぎになったのか。100万回を超える攻撃が観測されても、侵入が確認されていないのはなぜなのか。サービスを止めた日本と、止めずに対応したアメリカ。その違いは文化なのか、それとも別の理由があるのか。


さらに、公式発表の「4日前」に、すでに何者かが穴を突いていた痕跡も見つかっています。


結局、今回の騒動は何だったのか。そして、AIで攻撃側が加速するなかで、日本が踏ん張らなければならない「これからの期間」とは。


後半では、PHPよりも「簡単に使えてしまう」かもしれないインドの認証局の問題、そしてAI業界の長者番付で起きている意外な異変にも触れます。


お便りコーナーでは、

・個人情報はもう漏れている前提で、どう"本人"を証明するか

・AI時代、若手はどこで経験を積めばいいのか

・AIを使うほど脳が疲れる「ブレインフライ」とどう付き合うか

といった質問にJoiさんが答えます。AIを待つあいだ、Joiさんが手を動かしているものとは?


▼トピック

・PHP脆弱性騒動、本当はどこまで危なかったのか

・サービスを止めた日本、止めなかったアメリカ

・発表前に漏れていた?脆弱性情報の管理

・インドの認証局eMudhraの「恥ずかしすぎる」ミス

・DeepSeek創業者と、AI創業者の"紙の上の資産"

・お便り:なりすまし、マイナンバー、若手の経験、AI疲れ


番組へのお便りもお待ちしています。

https://airtable.com/app1CBVuwnreU1LbZ/shrKKky5KwIGBoEP0


【編集ノート】

難しい単語や固有名詞などはこちらで解説しています。

https://joi.ito.com/jp/archives/2026/10/24/006168.html



感想

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00:03
Joi Ito's Podcast
こんにちは、伊藤穰一です。
今週、いろいろニュースはあるんですが、
たぶん一番大きいのは、このPHPによっての
ウェブとかサーバーの脆弱性の話で、
で、かなり高市さんまでコメントするぐらい大騒ぎになって、
で、本当のこと、本当でないこといろいろネットに出てるので、
少しこの辺を解説したいと思うんですけど、
まずPHPっていうのはウェブページとかワードプレスとかもそうなんですけども、
ウェブサーバーの言語ですね。
いろんな消費者向けのサービスはPHP使っていて、
ずいぶん昔からみんな使ってるサービスで、
今回はかなり昔からある脆弱性だったので、
たくさんのサービスが脆弱性の対象になってるっていうので、
結構大騒ぎだったんですけども、
ただ一つとても重要なポイントを一番最初に言うと、
どれ一つも本当に動いているウェブサイトがこの脆弱性によって
ハッキングされたっていうエビデンスもないんで、
もしかすると被害はないのかもしれない、今のところね。
で、この脆弱性っていうのはもう昔から分かっている脆弱性で、
2004年にこのPHPのセキュリティ自身がこのバグを見つけて、
で、そのバグはどういうバグかっていうと、
あるメモリーがオーバーフローしたときにシャットダウンすると、
そのちょっとデータとかノイズが残って、
その残ったものが後で走っちゃったりするっていうバグですよね。
で、バグがないソフトってまずないんで、
で、2004年にこのバグが見つかったときには、
これバグなんだけれども、このバグを使って攻撃したり、
サーバーが侵入されるリスクは低いので、
ちょっとほっとこうみたいな感じで何もなかったんですね。
で、これバグの種類なので、
だから今回一番注目されているのは2つこのバグの種類なんですけれども、
そのバグの種類がちょこちょこみんな分かってはいて、
で、特に最近またAIを使ってこういう脆弱性を探すのがどんどんやりやすくなっていて、
で、またこのアウトメモリーの脆弱性を追求する人たちが出てきていて、
PHPっていうのはオープンソースソフトウェアなので、
ほぼ全員ボランティアでいろいろサポートしているソフトなので、
このオープンソースソフトウェアのビジネスモデルとか、
セキュリティを管理しているボランティアたちをどうやってサポートするかっていうのが、
結構今回のニュースの中で大きい論点にもなっていると思うんですけれども、
ただ彼らも数週間前にこの脆弱性のこともだんだん分かってきて、
で、直さなきゃいけないよねと。
ただどういうふうに直すかとか、どうやって出すかとか、
いろんな細かいどうやってやるかっていうのを数週間議論してたっていうのが一つつかれていることなので、
03:04
もっと早く対応するべきだったんじゃないかなっていうのが一個と、
で、この脆弱性があるからって言って、その脆弱性を使って攻撃するっていうのがまた二つあるんですよ。
だから脆弱性で考えると、例えば自分の家にどっか穴が開いてると、
ただその穴を使って誰かが家に入ることができるかどうかっていうのはこれまた別の話で、
穴を指摘するのが脆弱性のバグ。
このアートメモリーのバグって結構使い方が難しくて、
相手のメモリーがどういう形になっているかによって攻撃の仕方も違うんだよね。
だからこの脆弱性を報告した人たちはちゃんとハッキングを見せて、
それでできるっていうことは見せてるんだけれども、
ただ一つのサービスに対してのツールと、またメモリーの使い方が違うサービスへのツールってまた変わるので、
だから一般的に買えるっていうよりもハッキングできるという証明はしたんで、
まあ本当のバグなんだけれども、
で、こういうハッキングをしたっていう投稿はいくつかあるんだけれども、
ちゃんと調べるとちゃんとハッキングできてないんだよね。
で、今回クラウドフレアっていう一番大きいCDNなんですけど、
そのウェブサーバーと人の間に入るレイヤーの人たちは、
もう100万以上の攻撃があったっていうのもあったり、
Amazonも言ったりしてるんですけど、
その穴に向けて石ころ投げた人は100万人以上いるんだけれども、
実際に入った人って今んとこはないので、
だから意外に被害がまだないのに大騒ぎが起きたっていうのがいいこと、
あとは、ただAIによって今までだったらこの人のメモリーがどうなのかって、
どうやって穴に入るのかっていうこのツールを作るのも大変だったんだけども、
AIを使ってどんどんどんどんトライして賢くなるツールっていうのはできるので、
いずれ多分どんなサーバーでも攻撃できるようなツールはできるだろうっていう風にみんな思ってるけど、
まだ実はないっていうのが大きいので、
アメリカの報道ではやっぱりみんなに言ってるほど被害なかったよねっていう議論はあるので、
日経の記事でアメリカのサービスを停止しないで裏でパッチをしたと、
脆弱性を防いだって、
日本は結構サービスを全部停止させてきちっとやった、
これは文化の違いっていう人もいれば、
アメリカの方が先にパッチもらったっていう人もいれば、
アメリカっていうのはサイバー保険っていうので、
サイバーの被害の保険会社がもっと普及していて、
保険に入るためにはちゃんとそういうサービスが停止しないようなセキュリティを持っていかなきゃいけない、
いろんな説があるんだけれども、
ただ一つあるのは、これは結果的に実は侵入されたっていう人も出てくるかもしれないんだけれども、
こんなにいろんなサービスを停止してまでする必要があったかどうかっていう議論もちょっと出てきていて、
っていうのはまだ攻撃方法がなかった。
ただ情報のラグがあっても、
すでにこの脆弱性を使って入る機能はどっかにあったかもしれないので、
サービスを停止したっていうのは一概に間違ってたとは言えないんだけれども、
06:03
ただハッカーニュースとかセキュリティの分野のニュースをちゃんとトラッキングしていれば、
ちゃんとまだ確認できている侵入のツールはまだないっていうことは、
たぶん調べればわかった。
今回の脆弱性が出たっていう情報のリリースのタイミングとかがすごくみんな叩いていて、
普通はどうなるかっていうと、
バグが出るとそのバグを直すパッチを当てて、
で、そのパッチをみんなに出してからちゃんとみんなに話をする。
そうするとサービスは直ってから一般に公開するっていうのが普通なんだけれども、
結構今回対象になるサービスがすごく多かったので、
このいつ出すかっていうのがすごくみんな緊張感があったんだけども、
ただ間違ってポロッと言っちゃいけないって知らないで言っちゃった人だとか、
ビデオを間違って早くちょっと投稿しちゃったとか、
いろいろポロポロポロポロ情報が出ちゃって、
PHPも予定よりも早くパッチを当てて出したんだけども、
口を止めなきゃいけなかった人が止めなかったとか、
でもその人は知らなくてうんぬんかなって。
だからその出すタイミングがすごくボロかったっていうのが一個あるのと、
あと結構これもニュースになったのは、
AmazonもCloudflareっていうのがHoneypotっていうのがあって、
本物っぽいサーバーだけれども偽物で、
攻撃してる人たちのパターンを解析するサーバーってあるのね。
Amazonがこの脆弱性が表に出る4日前に、
もうその穴を突っついてる攻撃があったっていうデータもあるんだよね。
ただそのデータは面白いのは、
Amazonはその時にも気がついてなくて、
その後から見たら4日前にあったっていう話で、
その4日前にリークしてるっていうことは、
どっかから情報が漏れてるんじゃないかなっていうので、
こういう脆弱性の情報管理って大事だよねっていう話もある。
だから今回っていうわけで、今んとこまだ本当の被害者はなくて、
これから多分出るけど、
うまくやればそれまでにみんなパッチを頑張ってもらって、
ただ良かったのは高市さんがすごい言ったことによって、
セキュリティ担当の人たちは今自分たちの役位に話しやすくなったとか、
いろんな問題意識、今月の頭からずっとあるんだけども、
やっぱりセキュリティに対する認識が上がるっていうことはすごく良いことで、
ただ前回もちょっと話したんだけれども、
攻撃するためのAIのほうがどんどん進んでいって、
多分守るほうのAI、今一生懸命作ってるんだけども、
守るほうのAIがまだついててないのと、
対応のガバナンスとかパターンがうまくできてないので、
アントロピックのセキュリティ担当は、
この18ヶ月はちょっとみんな踏ん張らないと大変だよっていうので、
多分どんどんまだまだこういうのが出てきて、
今回はいい準備運動だったんじゃないかなっていうのが、
ちょっと僕の解析です。
09:02
もう一つ今週のニュースで、
このeMoodlerっていう会社があって、
彼らはCA、Certification Authorityなんですけども、
それは何かっていうと、皆さんがウェブページに行ったときに、
行った先がちゃんと例えばMUFGに行ったら、
これは本当にMUFGのサイトかどうか、
間に入ってるルーターとか、
間に入ってる人がMUFGのサイトみたいな、
でも違うサイトに飛ばしたときには、
ブラウザーがちゃんとこれ違いますってアラートを出すとか、
そういうエンドトゥエンド、
両側の暗号をきちっと認証する機関があって、
その機関が出してる、
この犯行と隠蔽干渉みたいなのがあって、
それがクラックできないために、
結構強い、116ビットかな、
強い暗号が使われなきゃいけないっていうのがあって、
あるインドの会社が、
本当は116ビットじゃなきゃいけないのに、
ものすごい短い、
もう数秒でクラックできるような暗号鍵を使った、
サティフィケートを出してたっていうのが、
この間判明されて、
それも普通の人が普通に使えるツールでクラックしようとしたら、
ぽろっとクラックできて、
数字を見ると一つの数字は4番、
4ビットじゃなくて4番、
だからもう数ビットしかない鍵もあるぐらい、
もう本当に恥ずかしくて、
見てるとただひたすら人の手順の間違いでなっちゃったっていう感じなんですけども、
その会社がすごくネットで今バカにされて、
例えばネット上のパケットを見るソフトがあって、
ちゃんとサティフィケートがあると、
例えば自分のテレビと自分のパソコンの間のトラフィックを見るために、
サティフィケートがなきゃいけないんだけども、
この--emoodlerっていうフラグをつけると、
その暗号かかったトラフィックが見れちゃう。
もうちょっと説明すると、
いろんなサーバーには、
ブラウザーもそうなんだけれども、
例えばストリーミングのテレビとか全部入っていて、
ブラウザーも一気にすぐアップデートして、
このサティフィケートは偽物だっていうのでパッチが出たんだけども、
結構ハード、
例えば自分のセットボックスとかテレビとか、
そういうのってなかなかそういうサティフィケートのリストってアップデートされないので、
だから多分この脆弱性は残るんだよね。
この脆弱性をどうやって使うかっていうと、
本当は見れないトラフィックが登場できるとか、
本当は間に入ってなりすましできないところとかあって、
で、このサティフィケートっていうのは、
世界中のデバイスに全部入ってなきゃいけないので、
ほとんど入っているのね。
で、そのサティフィケートがダメになったっていう情報をアップデートしてないのには、
そのサティフィケートでもう読めちゃうのね。
だから盗聴のソフトがジョークでEMoodlerっていうフラグを立てると、
EMoodlerのサティフィケート使って、
もう盗聴できるようになっちゃった。
これ半分ジョークなんだよ。
ただこのEMoodlerっていう会社がすごくネットで今、
12:02
ネットのハッカーたちにいじめられちゃって、
で、即このサティフィケートビジネスから撤退するんだけれども、
彼らはソーシャルメディアで過剰に反応されて、
ソーシャルメディアのせいにしてるんだけれども、
僕がどう読んでも、
いや、これは本当に恥ずかしいことなので、
しょうがないかなと思ってます。
でもこれはさっきのPHPと関係ない話で、
しかも確か日本もバルテックも、
最初はPHPのバグの侵害だって言って、
実は違ったっていうのもあって、
だから今週PHPの話題ばっかりだったんだけれども、
PHPと全く関係ないハッキングも結構、
確かCAPCOM、GMO Studio、沖縄県もPHPと関係なかったので、
だからPHPの話に少し巻き込まれつつ関係ない障害も、
今週いろいろハプニングしました。
たった今、ジョイさんが解説してくれたインドの認証局、
EMドラの証明書の秘密鍵漏洩問題。
私たちユーザーはどんな行動をとるべきなのでしょうか。
だからEMドラはソフトウェアアップグレードなんですよね。
だからChromeとか、
だからブラウザをアップグレードするのが一番重要で、
で、今そういうインターネットアプライアンスみたいなのだと、
ちょっと多分これからみんな対策を打たなきゃいけなくて、
例えばオンラインテレビの間に入られたからって、
すごく被害が大きいかって言うとそんな大きくないかもしれないけども、
でもやっぱり銀行とか、
自分の使っているブラウザとか携帯とか、
その辺のアップデートはすごく重要で、
結構さっきのPHPと違ってすごく簡単に使える脆弱性で、
すごくたくさんのシステムに入っているものなので、
っていうわけでその多分被害はEMドラの方が、
今のところPHPより大きいかもしれないね。
そしてこれはそんなにみんなに関係ないニュースかもしれないけど、
ディープスイークっていう中国のAIの会社が、
2兆4500万円ぐらいの増資を行っていて、
で、これ結構大きいんですよ。
ディープスイークのファウンダーはほとんど最初、
リアンっていうのがほとんど最初全然増資しないで作っていったので、
あとからお金が入ってきたので結構時価総額が高くなったので、
だから今これは簡単に調べると、
これペーバー上なんだけども、
今回の7月段階でこのリアンは5兆7000億ぐらいの株の価値持っていて、
今回の増資でそれまたさらに上がるので、
それに比べるとアントロピックのアモディはたった2兆4000億円しか持っていなくて、
そしてサム・オルトマンは5100億、
でも彼多分上場でちょっと変わるかもしれないし、
あとブロックマン氏がオープンAIのメインの最初の社長が4兆円なので、
中国のこのディープスイークのファウンダーが今、
ファウンデーションモデル創業者の中では一番ペーパー上お金持ちになったっていうのが一個と、
15:03
で、ディープスイークは、
でもアメリカではかなり連邦政府の方が規制したりバンしたりして、
アメリカと中国の間のこのAIのバトルの中の大きい中国側の強いところと、
ディープスイークはやっぱり中国で育った、
中国の大学に行ったエンジニアたちが作ったかなり良いモデルで、
ディスティールって言ってアメリカのモデルから情報を盗んだってアメリカはずっと言っていて、
多分そういうこともやってるけれども、
ただそれだけではなくてかなりディープスイーク自身もいろんなリサーチをしているので、
で、論文もたくさん書いているので、
結構これから重要なプレイヤーになるんですけども、
ディープスイークもファーウェイの反動体使って、
かなり2ユニバースを作ろうとしている中で、
日本がこういう中国のオープンウェイトモデルとどうやって付き合ってくるかっていうのは、
とても重要な論点になってくると思います。
最初のお便りはMotitanMateさんからです。
いつも楽しく拝聴しております。
ここ1週間ほどの相次ぐ個人情報漏洩に関連して、
いくつかご質問させていただけますでしょうか。
最初の質問は個人情報漏洩についてです。
ここまで大規模に個人情報が漏洩していると、
すでに自分の個人情報はどこかしらで流出していると思った方が良いように感じます。
とすると今後しばらくなりすましが急増し混乱するのではないかと想像していますが、
個人としてまた社会としてどのように対策していくべきだと思われますか。
なりすましの事件は多分どんどん増えていくし、
結構大きいなりすましの情報を持って、
その情報を使って犯罪を起こすための仕組みとかツールとかっていうのが必要になってくると思うんだけども、
だいぶ増えてはきていると思うんですけども、
ただサイバーセキュリティもちょっと似ているんだけども、
じゃあどういうものを我々が信じるのかとか、
どういうものを持ってこの人の本人を認証するか。
これもちろん技術的な銀行が使う仕組みもそうなんだけども、
個人としてオレオレって言った声が同じだったけど、
でもこれってAIなんじゃないかなとか、
これスパムなんじゃないかなっていう、
我々自身のリテラシーを上げていかなきゃいけないっていうのはすごくあると思うので、
もちろんリスクもさっきの話で今18ヶ月なのかわからないけども、
一時的にすごくリスクは増えていくと思うけれども、
でも多分本人認証に必要な他のツールがいろいろできて、
ただ単に個人情報で本人認証するっていうよりも、
やっぱりチップがなきゃダメだとか、
今僕このAura Ringしてるんだけども、
Auraもこういう認証のNFCの技術とか入れているので、
例えばAura Ringなんかだと、
ごめんなさい僕もAuraの株主なのでちょっと宣伝になっちゃうけども、
Aura RingなんかはやっぱりこのSYNPACKとかHRVとか動きとか位置情報とかも含めていくと、
18:03
本人が今すでにここに生きているのかどうかっていうのと、
このチップを持っているかどうかっていうのも、
かなり高い質の本人認証ができるので、
こういうハードウェアとかバイオメトリックが関連した本人認証もたくさん出てくるし、
今マイナンバーカードでもiPhoneとかAndroidとかで、
やっぱり指紋とか顔認証がないと動かないようにするとか、
多分そういうものがどんどん普及してくるんじゃないかなと思うので、
うまくいけば最終的には担保できるようになるんじゃないかなと思います。
続いての質問もMotitanMateさんからです。
マイナンバーカードと金融機関がハッキングされないか心配です。
一般的なシステムよりは強固にできているとは思いますが、
狙われやすいでしょうし、
今のAIをもってすれば絶対侵入できないとは言い難いように思います。
ハッキングされた場合、どのようなことが起こり得ますか?
そのような事態に備えて、個人でできる対策はありますか?
おっしゃる通りで、僕ももともと銃器ネット反対したのは、
本当に普通の数字だけで認証するっていうことをやろうとしてたので、
それはすごく危険で、
今のマイナンバーカードはかなりいい暗号とアクティブのチップが入っていて、
マイナンバーカード自身を持っていないとダメだったり、
パスワードがなきゃいけなかったりするんだけれども、
ただ、今、コンピューティングだとかAIとかで、
かなりまた攻撃の方が強くなってくるので、
ちょうど今、多分、このマイナンバーカードのセキュリティをもう一回見直して、
きちんと導入するのと、
あとマイナンバーカード自身のテクノロジーもそうなんだけれども、
サーバー側でマイナンバーだけで認証するのではなくて、
かなりきちっとした、もう組み込まれているんだけれども、
きちっとした暗号をちゃんと使うっていうのを定義していけばいいと思うので、
だから他の国よりは随分日本の技術は今よくなっていると思うんだけれども、
でもこれをもっと普及させる前に、きちっと観察してデザインを見直すべきだと思います。
AIにより、もしくはAIを使う悪意ある人間によりデジタル領域が破壊されてしまい、
一旦人間がアナログの世界に逃げるという未来もあり得るのかと想像します。
対面や電話でやり取りし、紙で記録し、灯油ストーブで段を取り、
コネクティットではないガソリン車で移動しながら再構築の時間を稼ぐような世界です。
どう思われますか?
こちらもモティタンメイトさんからいただいています。
そういう世界に行こうとしている人たち、僕も何人か友達そういう完全にオフグリッドアナログに行った人たちいるけれども、
そういう人が増えるんじゃないかなと思うんだけれども、逆に何でもAIでデジタルで作っちゃえるので、
やっぱりリアルのものに対しての価値とか関心が高まるというのはあるけれども、
セキュリティの問題だけでそっちに行く必ずしも必要はないんじゃないかなと思うんだけれども、
21:03
ただそういうのもいいよねみたいな感じはあります。
ではもう一通ご紹介します。
フロタンさんからのお便りです。
お便りコーナーが復活し、皆さんの質問やジョイさんとのやり取りを毎回楽しく拝見しています。
いつも自分の考えを深める良い機会になっています。
本当にありがとうございます。
最近はAIの進化が目まぐるしく、毎週できることが増え日々驚かされています。
私自身空間デザインの仕事をしていますが、クロードコードやチャットGPTがブレンダーで3Dデータを作ったり、
図面を書いたり、グラフィックの入稿データまで作成できるようになり、自分の仕事がAIに置き換わっていくことを実感しています。
一方で、これまで自分で手を動かしていた作業をAIに任せられることに大きな喜びや面白さも感じています。
ただ、そこで一つ疑問が生まれました。
AIが作業を担うようになっても、人間には判断する力や決断する力が必要だと思います。
では、自分で手を動かす機会が減っていく中で、その力はどうやって磨いていけば良いのでしょうか。
私自身、これまで試行錯誤しながら手を動かす過程で、技術だけでなく物事を判断する力も身につけてきたように感じています。
さらに、AIによって経験者が一人でできることが飛躍的に増えれば、これまで初心者や若手が担っていた仕事も、経験者がAIを使って完結できるようになります。
そうなると、経験豊富な人が判断も実行も担い、これから学ぼうとする人が仕事に参加し、経験を積む余地すらなくなってしまうのではないかと感じています。
これからの子どもたちは、そうした試行錯誤の過程を経験する前に、AIが生み出した完成形を見ることが当たり前になっていくと思います。
便利になる一方で、経験を積んだ人ほどAIを使いこなせるようになり、経験のない人ほど成長する機会を失ってしまう。そんな構造が生まれることにも不安を感じています。
これからのAI時代、子どもたちが自分で考え、判断し、決断する力を育てるためには、どのような経験や教育が必要だと思いますか?
また、経験者と初心者の間に生まれるこのような格差をどうすれば乗り越えていけるのでしょうか?
ジョイさんのお考えをぜひ伺いたいです。
はい、これすごく重要な大きい課題で、アメリカとかも見てても結構経験がある人たちは職があって、今、若手のジュニアの人たちがなかなか仕事が見つからないという状況なので、経験ってすごく価値が今出てきていて、
どの経験が重要でどの経験が重要じゃないかっていうのもいろいろあるんだけども、どうやって経験を積むか。
24:01
ただ、例えばなんだけども、パイロットになるのにはフライトシミュレーターで体験をするじゃないですか。
最終的には飛行機に乗って、すごく本当の飛行機の経験のほうがシミュレーターよりいいかもしれないけども、シミュレーターのほうが安全だし安い。
多分どういう経験を持ったほうが良くて、今までの技術経験なのか違うもので、どうやってそれを学ぶべきかっていう、学びと人を育てる方法をAI時代に変換しなきゃいけなくて、
それはうちの千葉高大でも今一生懸命考えてるんだけども、ただ、じゃあ全ての経験って必要かっていうと、悲しみもそうじゃなくて、例えば鉛筆で長い割り算をする方法って、
僕らのとき小さいときやってたんだけども、じゃあ本当にそれって必要なのかどうか。今の子たちは電卓を使って割り算をやって、パソコンを使って割り算をやって、
ただ僕らがやってなかったような計算はできるしすると思うんで、だからどういうスキルがいつ役に立つか。
で、その中で僕の直感的な意見はアーキテクチャーとか構造とか価値観だとかテイストとかそっちのほうはすごく重要で、細かい手を動かすのってどこまで必要なのかっていうのは、
多分物によって人によって分野によってちょっと違うと思うんだけども、っていうわけでとても重要なポイントではあると思うんだけども、
ただAI時代でそれをどうやって学習させるかっていうのがすごく重要な課題で、で、今までAI時代の前にはできなかったことってたくさんあるので、
AIをどうやって上手に使うか。で、例えばどういうふうにするとAIからいい反応がくるかとか、
AIどういう時嘘ついてるかとか、そっちも一つの経験なので、で、AIの経験も重要なんで、だからそのAIを外して他の経験をさせるとAIの経験が減っちゃうかもしれない。
だからちょっとその辺の世の中の今後の環境もそうだし、あと自分の特性とか自分の息子さんの特性も考えて、一生懸命考えていかなきゃいけないかなと思います。
最後はしげさんからのお便りです。
ジョイさん、こんにちは。久しぶりにお便りをさせていただきます。
ジョイさんがおっしゃる通り、ここ数年のAIの進化はすさまじく、また日々進化の速度が早まっているように思います。
私もここ1年で大きく仕事の在り方が変化しました。
ずっとITエンジニアリングには興味があったものの、コーディングを覚えられずにITのものづくりは諦めていたのですが、クロードコードの力を借りてたくさんのソフトウェアを作るようになりました。
さて質問ですが、AIを活用した仕事により単純作業はほぼ代替してくれるようになりました。
そして複雑な状況のレビューや判断を複数こなすなど、以前にも増して脳を酷使するようになったように感じています。
以前なら単純作業を挟むことによって脳を休ませることができたように思うのですが、ハードに脳を使う時間が長くなり、時折オーバーヒートしたような気分になることもあります。
27:11
ジョイさんがAIを活用して作業をされる際、脳の疲労を抑えるまたは回復させるために気をつけていることはありますか?
食べ物、運動、休憩など様々な角度でどのようにされているかお伺いしたいです。
はい、このAIによっての疲れとかブレインフライと呼んでいるだけでもはすごくみんな感じていて、
結局AIが、自分の環境がうまくデザインされていると、AIだけじゃわからない難しい判断だけ自分のとこに来るようになるので、
並行していろんなプロジェクトをやっているともう次から次、すごく難しい判断がずっと続くので、
だからよく働く社長みたいになると思うんだよね。
で、今AI見てても、これ発刊ニュースで読んだんだけども、80%のAIはひたすらユーザーを待ってるって言っていて、
で、結構もうずっとひたすら待ってるAIに反応するっていうのって結構疲れる。
で、一個ずつのプロジェクトが違うから、毎回一つのコンテクストというか一つのプロジェクトをちゃんと思い出して答えてまた全然違う質問が来るので、
だから10分ごとにミーティング全然関係ない部署の人でやらなきゃいけないみたいな疲れもあるんだよね。
で、ひとつ面白い例があったのは、自分の料理してるのって楽しいかもしれないけども、
結構大きいレストランのキッチンのトップシェフっていうのはもうたくさん動いてるもののひとつずつ味見してちょっと塩増やしてこうしてああしてって、
で、そこってまさにテイストだよね。自分のレストランの味を決めるのがチーフシェフで、
全部そのトップシェフが味見しないと出ていかないと、もうみんな待ってて味見して味見して、それ多分すごい大変だと思うんだよね。
で、自分でクックするんじゃなくて、だけれども全部責任取らなきゃいけないっていうので、チーフシェフとすごく似てるんじゃないかなと思うんだよね、このエージェントの環境。
で、ていうわけでアウトプットはすごく増えるけれども、すごく疲れるのはすごくあって、
で、もうひとつ面白い議論があったのが、例えば一人のプロダクティビティが10倍になって、ただ疲れが例えば4倍で、そうすると生産性はすごく上がるんだけどもお給料は上がらないかもしれない。
そうするとこの上がった生産性を全部株主に言って、で、自分の4倍の疲れはどうなんだろう、で、お給料を4倍にしてくれないよねっていうのはあって、
で、これって結構この資本と労働の関係性で、本来であれば生産性が10倍になるんだったらお給料を何倍かしてほしいんじゃないのみたいな話もシリコンバレーであるぐらいで、
で、一部のやっぱりAIのプログラマー達っていうのはすごく休憩を増やすとか、働く日数を減らすとか、働く時間を減らすっていうのはアメリカでは特に優秀のディベロッパーの間では話は出てるんだけども、ただ実際
見てるとみんなガンガンやってるので、
30:00
僕も個人的にはやっぱりすごい疲れは出てるので、もう一つあるのは10個ぐらいプロジェクトを動かしていくと本当に1時間に何度もできたっていうのができるので、で、このできたっていう気持ちってこれがプログラミ
ングの快楽なのでドーパミンラッシュがくるんで、
ちょっとこの中毒性もあると思うんだよね。だから結構疲れるけれどもこの生産性の範囲も出てくるので、なかなかやめられないっていう人もいるんじゃないかな。でも多分これある種のメンタルヘルスの問題にもつなが
ってくるので、どうしたらいい。僕は個人的にはAI、待ってるときは茶食を削ったりお茶をしたりするんだけれども、でも忙しいときはなかなかそういう時間ないですね。
っていうわけで引き続きこのワクワクする生産性とドキドキするこのセキュリティ問題と今年来年に向けてどうやってAIが変化するかすごく緊張する時期だと思いますけれども、皆さん頑張ってなるべく楽しんでできれば
ゆっくりしてください。ありがとうございます。また来週。
31:17

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