2024-08-07 35:52

#181「2024年夏、心のベストテン第一位はこのバンド。」Guest: 山崎優平(Half Mile Beach Club)

こんにちは、ズシレコ編集長のキジママサシです。


今週は逗子と音楽にまつわるゲスト回ということで

逗子出身のバンド「Half Mile Beach Club」から、

Ba.山崎優平くんをお招きしてローカル&音楽トークで盛り上がりました!


8/2にリリースされたニューアルバムや新曲が

Spotifyの各プレイリストで紹介されるなど、

いま大注目のインストバンド、Half Mile Beach Club。


134号線、逗子海岸沿いをドライブしながらの情景に

とてもマッチするので、ぜひ海と逗子のイマを感じてほしい…!

ナイスなミュージックを奏でるグループです。


今回もぜひ最後までお楽しみください。


あ…!あと今回はSpotifyでも

Podcastエピソードとアルバム収録曲をセットにした

プレイリストを作りました!

https://open.spotify.com/playlist/5phnTEcNs7Bht8Vi4KYDOr?si=747412170df843cc


プロフィールのリンクから、

またはストーリーのURLからアクセスして

プレイリストを聴いてみてください。


ご視聴やおたよりはインスタプロフィールにも掲載の

こちらのリンクから!

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▼GUEST

山崎 優平(Half Mile Beach Club)

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Half Mile Beaach Club HP

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▼MC

來島 政史(ズシレコ編集長)

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▼次回予告(2024/8/14)


来週はひかちゃんの個人ゲスト回!!

葉山を拠点に三浦半島で植物を学び、植物と暮らし、植物と働く、

一般社団法人はっぷ代表・大橋マキさんをお迎えします。


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Podcast番組「ズシレコラジオ」は、

逗子出身&在住,鎌倉勤務の編集長と

葉山在住の保育士&ライターの2人が

2019年から逗子・葉山・鎌倉エリアの魅力をお伝えしている

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心地よい波音のBGMにのせて

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番組の感想やお便りもお待ちしています♪


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サマリー

今回のエピソードでは、図志にゆかりのあるミュージシャン、山崎優平(Half Mile Beach Club)がゲストとして迎えられています。山崎優平さんは図志や神奈川県内での音楽活動を中心に展開しており、最近では図志の新しい音楽バー「バケーション」を紹介しています。ハーフマイルビーチクラブのアルバム制作において、斉藤JJJUNさんとの出会いがきっかけで変化していったことや、バンドの音楽のコアとなる部分について話されています。また、山崎優平さんとハーフマイルビーチクラブの最新アルバムのリリースパーティーやライブ予定についてもお話されています。

00:00
こんにちは、ZUSHIレコン編集長のキジママサシです。この番組は、神奈川県の図志、葉山、鎌倉エリアの魅力をお伝えしている声のローカルメディア、週1回、毎週水曜17時に最新回を配信しています。
ゲストの自己紹介と活動紹介
今日は4年ぶり、図志にゆかりのあるアーティスト、ゲストに来ていただいたんですが、早速紹介したいと思います。お名前、自己紹介軽くよろしいですか?
図志出身のミュージシャン、バンドをやっています。Half Mile Beach Clubでベースやっている山崎と申します。よろしくお願いします。
山崎雄平さん、山君と呼べばいいですかね。ということで、Half Mile Beach Clubから山君に来ていただきました。
4年ぶりですね。前リモートでしたもんね。コロナ禍っていう最中みたいな感じですけれども、ここでHalf Mile Beach Clubについて紹介したいと思います。
神奈川県逗子市にて結成、東京を拠点に活用する4人組バンド。ビーチサイドの情景からインスピレーションを得たコンフォータブルなダンスミュージックを演奏するインストゥルメンタルバンド。
ラテンミュージックをルーツとしたトライバルなリズムセクションに、テクノ、ハウスなどクラムミュージックのテクスチャーとロックミュージックのダイナミズムをブレンドしたサウンドで、
クラブからライブハウス、野外フェスティバル、地元図志での映画上映とライブの自主企画イベントまで、様々なシチュエーションにてライブ活動を展開しています。
そして今年の夏、5年ぶりのニューアルバム、Days of the Ocean Wavesを発表ということで。
今日はですね、今月8月2日にリリースされたばかりのニューアルバムについてのお話を聞きつつ、図志の地元仲間ってことなんですね。ローカルな話題についても触れていきたいと思います。
それでは今日も番組最後までお楽しみください。
冒頭にもちょっと話しましたけども、4年前、図志レコードラジオの第44回でしたね。
これにヤマ君と、あとギターの宮野真冬君に2人にリモート出演してもらいまして、4人で収録しましたねと。
それが2020年の7月29日だったんで、ちょうど4年前ですね。
4年間でいろいろなことあったと思うんですけど、前回のインタビュー、44回目の配信もぜひ皆さんに聞いていただきたいと思うんですけど、ローカル話に花が咲きましたね。
僕は図志中学校出身なんですけど、ヤマ君は久喜中。
久喜中ですね。
久喜中でね、久喜中でふれあいバザーっていうイベントがあって、そこでバンドで発表するのが当時イケてる。
久喜中学校で一番イケてるイベント、ふれあいバザー。
そこでハイスタンダードとか騎士団とかいろんなコピーやったりとか。
僕の世代で言うと図志中の文化祭だとラルクとか、ハイスターは結構高校生入ってからだったんですけど、ラルクグレイとかXジャパンとかやったりとかヒデの曲やったりとか。
それがかっこいいけてるって感じだったんですけど、そういう年代で言うといくつ違うんだろうねこれ。
いくつどれくらい違うんですかね。
僕ね83年。
僕89年なんで6個ぐらい。
だいぶ離れてるね。
そうですね。
そういえば改めて年齢を伺ったことがあったね。
年齢。
そうですね。
なので山君との出会いというのはどちらかというとシネマアミーゴがハブというかきっかけだったし、生け子の森の音楽祭に出演したりということで。
山君の先輩にあたるのがあれかな、ハピゴのヨシさんとか。
そうですね、あとアミーゴのゲンさんとか。
そう、海の家のハピゴラッキーをやっている淡津さん、ヨシさんの後輩にあたると。
長島ゲンさん、シネマアミーゴの館長のゲンさんは図書中で図書高校なんですよ。
図書高校で僕の5つ上かな、みたいな感じだったりで。
在学中はそんなに設定なくて、卒業後とか音楽とかカルチャー的なところを設定にシネマアミーゴと通じて。
そこで山君たちとも出会ったと。
バンド形成の経緯と活動
アミーゴで面白いイベントやってるなってところからウォッチさせてもらったっていう感じなんですけど。
ハーフマイルビーチクラブっていうのが当時メンバーとしてはバンドメンバーだけじゃなくて、図書でイベントをやっている9人のアーティストというかクリエイティブなコレクティブっていうのかな。
そういった体制でイベントをやるためにというかイベントで聞かせるためのバンドみたいな感じで始まったのかな。
そうですね。最初シネマアミーゴでイベントをやろうっていうのを仲間うちで企画して、どっちかというと図紙で音楽友達を増やそうみたいな。
それでレコードを持ち寄ってメンバーがDJしたりとか、その中で楽器弾けるメンバーも何人かいたんで。
途中からイベントの中でライブも自分たちでやってみようとか、そのために曲作ろうみたいなところがだんだん動き始めて、やっていくうちに東京でもライブありませんかみたいな話とかから、
次第にバンド化していくというか、バンド活動みたいなところにだんだんシフトしていって、今やすっかりバンドになったっていう、そういう感じですかね。
なるほど。メンバーとしては今バンド編成4人ということなんですけど、図紙出身なのはヤマ君とアフエ君なのかな?
あとシンセの朝倉さんも同じ下中で1校への先輩なんですよね。3人が図紙出身で、ドラムの続きは横浜金沢文庫の方なんですけど、図紙にあるリハーサルスタジオのパワーハウスっていうところで、
高校の時は週2ぐらいで図紙に通って、そこで練習してたんで、半分地元感あるというか、そういう感じですね。
ハーフマイルビーチトッククラブとして名乗って活動しだしたっていうのは、それよりも結構後なのかな?
そうですね、後ですね。
高校時代っていうとどんな活動してたんですか?
高校時代はいわゆるバンドマンっぽい活動っていうか、当時はドラムの続き、今もドラムという続きとギターの真冬と、あと他に茅ヶ崎の方面でボーカルのメンバー入れて、
横須賀だったらドブ板の方にあるパンプキンとか、かぼちゃ屋とか、あと藤沢の方だと善行にある善行Zとか、練習は図紙のパワーハウスみたいなことをやっていて、
それで、その繋がりでそのメンバーずっとなんだかんだこう一緒に音楽やってて、アミーゴでパーティーをやるってなった時に、自分たちもそこ出て久々に演奏するかみたいなところからまた活動し始めたっていう感じですかね。
だから空白期間もちょっとあって、ある程度大人になってからもう一回始めたプロジェクトがハーフマイルビーチクラブっていう感じですね。
その時はセッションみたいな感じから始まっているのかな。
最初はそうですね、最初にアミーゴでやった時はドラムセットはなかったと思うんで、当時は電子パッドっていうサンプラーみたいな。
近くにローランドとかね。
近くにローランドみたいな。
SPDなんとかみたいな。
叩くとドラムの音が鳴ったり打ち込みのドラムの音が鳴るとかね。
それがドラムの続きが手に入れたばっかりで、それを使いたいみたいなところもあったのと、自分たちが普段聴いてる音楽がだんだんクラブミュージックに近いものに当時はなっていったので、
なんかドラムセットなくてもやれそうな音楽みたいなところをやるのと、あとはアミーゴのその雰囲気になんかハマるような曲をそこからちょっと作り始めたみたいな。
なんかCinema Amigoの中でしかやることを考えてないから、そのシチュエーションだけをイメージでやってみたいな。
そこにマッチする音楽のジャンルとかね。
最初はそういう感じでしたね、本当に。
なるほどな。場所が音楽性を決めていったというか、なんかそんな感じですかね。
そういうところは大きいかもしれないですね。
なるほどなるほど。
最近は図志に来たりしましたか?
図志は最近めっちゃ来てますね。週1ペースで。
週1ペース。東京が活動の拠点だけど。
東京で活動拠点とおきつつ週1で図志には来てて、別にバンドで来てるってこともあるんですけど、普通に友達とベロキチで飲みに行ったりとか。
日作とかね。
そうですねとか、あとは図志がね、今海の家が開いてるからちょっと海岸に行きたいなみたいに来たりもしたし。
バンドだと、実は今回出すアルバムのミュージックビデオを図志で撮るっしょってなって、図志の某マリーナで。
某一つしかないけどね。
どんな仕上がりになるかは、8月中にはおそらく公開されると思うんですけど。
この夏分の太陽、紫外線を吸収して撮影をこの間終えてきて。
で、かなりバンド史上一番予算的にもスケール的にも大きい作品が撮れたなと思うので。
なかなかこれは是非ちょっといろんな人に見ていただきたいなと思うので、是非ちょっとチェックしてみていただけたらと思います。
8月のハーフマイルビーチクラブから目が離せないですね。
是非。
某マリーナでね。
某マリーナで。
ロケ地?ロケ地?
ロケ地いう。
カラオケみたいなね。
最近やっぱ図志ってこの4年もそうですけど、だいぶお店とか雰囲気も変わったかなって思うんですけど。
図志の最新スポット紹介
それこそベロ吉とか話ありましたけど、なんか気になるスポットとかおすすめのとかそういったところありますか?
そうですね。やっぱり僕は音楽が好きなので、それこそ木島さんにも会いましたけど、図志で新しくできたお店としてバケーションが。
バケーション。
これその音楽がしっかりしたシステムで聴けて、お酒も飲めて雰囲気良くて。
何よりそのDJとかそこのお店で選んでるセレクターさんとかがめちゃくちゃラインナップがいい。
その自分が大学生の時とかに東京に行かないと見に行けなかった人たちが、今図志来てるやんと。
東京行かなくて済むやんみたいなのが。
これはなかなか図志で10代の頃から音楽好きとして過ごしてた身としては、かなりエポックメイキングな出来事かなと。
なかなか熱いですよね。図志のマクドナルドの裏のビルの。
あの入っていく感じも秘密基地っぽくていいです。
しかも駅近だし。
駅近いいですね。
ミュージックバーのバケーションっていうのがね、本当にオープンしたの今年かな?
今年か年末か今年かと。
年末ぐらいだったよね。
本当にサウンドシステムいいし、セレクターとかゲストDJとかすごいいい感じのイベントばっかりやってるんで。
是非本当に行ったことない方は音楽図志であったら是非そこチェックしてほしいなと思います。
是非お勧めです。
前回のインタビューのところではコロナ禍でイベントもできずといった形で、いろんな各方面の活動それに変わるようなものをやってたと思うんですけど。
この4年間振り返ってみてどんな活動をしてきた感じでしょう?
そうですね。前回ちょうど出演させてもらった時にコロナ禍でリモートでみたいなところから、
やっぱりバンドもそのコロナの影響を受けてリモートで曲作るみたいなトライを最初の方はしていたんですよね。
その結果ある程度自宅で音楽を作るみたいなところのプロセスがみんなが慣れていったら、
これ逆にメンバー以外とコラボレーションしてもいいかもねみたいなところの発想で、
それこそ同じ図志出身のシンガーのフジロックとかも出たエミナタちゃんとかに声をかけて歌を入れてもらったりとか、
そういうコラボレーションとかをしながら曲を作っていったのが、ここ前回のアルバムからの5年間だと前半の1、2年ぐらいで、
コロナが落ち着いてきてスタジオに入ったら曲作ってた時はすごい良かったんですよ。楽しい。こういう感じでも曲ができるって。
ただこう、現実空間で一緒に鳴らしてないから、せーので合わせたらあれ?これ人力でやれなくね?とか、
いろいろそういう、これを生でやっぱり演奏するっていうのよりは、どちらかっていうとパソコン上でやっぱり作った音楽だなみたいなところの気づきもあって、
やっぱりバンドでやる意味みたいな、喜びみたいなところって、みんなでせーので合わせて楽しい方がいいなみたいなところから、
もう少し生の音に回帰して、ギターとベースとドラムと、あとはシンセのあくさくらさんのメンバーが弾いてる音とか奏でてる音がもう少しフューチャーされると、
バンドとしてはいいなーみたいな話をしてて、そっから今のアルバムに繋がるようなサウンドになってった。
結果、エレクトロニックな要素が少し控えめになって、今回のアルバムはすごく生っぽいというかオーガニックな質感になってったっていうところがありますね。
だからコロナを経て、少しサウンドがエレクトロニックな方向に、すごいバーチャルな空間に行って、その揺り戻しでめっちゃ生な方向に行くみたいな、
フィジカルに行ったみたいな感じで、揺れて揺らぎがあって、今に至ったって感じですかね。
なるほど。結構ね、象徴的なものとしては、Vibrant Sunっていう作品以降と以前みたいな感じで別れるのかなと思ったんですけど、
やっぱりコロナ禍でリモートでとか、バーチャルなっていうような音の鳴らし方とフィジカルでの実際の演奏っていったところを回帰していくっていうところと、
ハーフマイルビーチクラブとYour Song is Goodの出会い
そのプロデューサーとして入ったYour Song is Goodの斉藤JJJUNさんとの出会いみたいなのは、どっちが先だったというか、お互いにどっちがきっかけでどういう風に価値観というか変化していったんですよね。
そうですね、最初は打ち込みの世界から戻って生っぽいことやりたいねっていう話をして曲を作ってた時に、もう一個テーマとしてインストバンドになろうみたいなのがあって、
それはやっぱり自分たちがライブをやる時に、最初はCinema Amigoでパーティーがあってライブもあるみたいな感じでやってたんですけど、
だんだんライブハウスとかに呼ばれてくると、ステージでパフォーマンスします、ステージを鑑賞しますみたいなお客さんとの距離感が、自分たち別にそうじゃないんだよなみたいなパーティーがあって、
フロアが主役っていうかその空間が主役で、もっとDJっぽく楽しんでほしいけど、真ん中で歌ってる人がいるとやっぱどうしても歌聞く感じになっちゃうなみたいなところが、
その生っぽくするっていうフィジカルな方向とともにインストバンドになりたいみたいなところと、
ダンスミュージック的なもの、演奏の上手さみたいなことを見せつけるような感じじゃなくて、あくまでパーティーの中で鳴ってる感じをやりたいっていう時に、
できてたVibrantさんのデモバージョンと、そういうことを日本ですごい高いレベルでやってるYour Song is Goodっていうバンド、僕は元々ファンだったんで、
ちょうど斉藤さんが個人のホームページを作ったっていうのをツイートで投稿してて、これ問い合わせ先があるぞみたいなところで、
これダメ元でも別にいいから、デモを送ってみようと思って、デモを送って聞いてみてくださいって言うのをしたら返事をくれっていただいて、
で、じゃあまず一曲一緒に作ってみましょうかっていうところで作り始めたのがきっかけで、そこから斉藤さんプロデュースで今回のアルバム作るようになったっていう感じですね。
ケイがホームページのお問い合わせがあったっていう。
普通にお問い合わせしましたね。
勇気が、希望がある話ですね。
そうですね。
問い合わせてみるといいんじゃないですかね、デモを送るっていう。
そうですね。
デモテープ渡すみたいなね、昔で言うね。
問い合わせるだけなら無料ですからね。
この4年間、いろんな変化がある。ボーカルが入った曲だったりからインストバンドへっていうところの変化があったと思うんですけど、いつの間にかベースになってましたよね。
そうですね。
それまではパートとしては何を担当されましたっけ?
それまではボーカルをやってたんですけど、さっきの話でインストになりたいっていう時に歌いらないやんなってなって。
ベースラインとその意識
僕は元々、ドラムの鈴木とギターの宮野とは、僕がベースとしても元々10代からバンドやってたから、全くベースやってたことないわけではないので、やるかみたいな。
で、すごい久しぶりに練習をして、今のアルバムで、今のライブもそうですけどベースシストとして活動してるという感じですね。
なるほど。結構ベースに転向っていう、他のメンバーはね、それぞれキャリアというかスキルを積み重ねて上での転向っていうと、それに追いつくとかそういうの大変じゃなかったですか?
そうですね。最初、メンバーに追いつかなきゃみたいな気持ちはあんまりなかったですけど、どっちかというとハーフマイルビーチクラブで生でベースを弾いて、意味のあるベースっていうかキャラクターみたいなもの。
サウンドのキャラクターみたいなものはどういうのが合うかなっていうのはすごい工夫しましたね。
例えば今ってパソコンですごい低音が出せるから、シンセサイザーみたいなベースの方が時代的には結構トレンド。
だからそういうのを追求したりもしたんですけど、それを追求すれば追求するほどシンセサイザーと聞き分けられなくなってきて、シンセサイザーのメンバーいるからシンセサイザーでいいんじゃないかなみたいな感じになって。
だからそうっていうよりは生で人間が弾いてるような温かいベースの音みたいな。もともと僕ジャズ部でウッドベース弾いてたからウッドベースっぽいような質感の方向にした方が意外と合うかもとか、そういうキャラクターをどう演出するかみたいなのは考えましたけど。
そうですね、なんか実力的に引け間を感じるっていうのはあんまりなかったですね。なんか、いやまあしょうがないっしょ、練習するっしょみたいな。
音楽は長い間やってたんで、なんか勘どころはわかるみたいなとか。あと曲作るときは自分でベース弾いてたんで、全く触ってないかったわけでもなかったっていうのもちょっと大きいかもしれないですね。
なるほどね。はいはいはい。
で、Vibrantさん以降の作品はなんか印象としてね、結構カラッとした印象だなっていうふうにも結構その印象を受けたんですけど、そのベースラインとかもやっぱシンセベースとかだと割とダークっていうか暗めなところからなんか結構なんだろうな、明るい感じの印象を受けたんですけど。
なんかその辺はやっぱり意識というか、なんかその曲作りとかその曲完成に向かうにあたって、ベースラインとしてなんか今どんなことを意識されてる、してますか?
そうですね、ベースラインとしてっていう意識じゃないかもしれないですけど、アンサンブルとしてあんまりダークにしないっていうのはこう編曲時にすごく意識してて、
こうなんか僕の中であんまりベース単体はあんまり考えなくて、いつもこうピアノで言うとなんか別手左手で、右手がギターとシンセサイザーみたいな。
で、こうギターとベースがこういう音、ギターがドでシンセサイザーがミになってるとしたら、ベースがラの音に行くと暗い響きになるし、ドの音で行くと明るい響きになるから、
その曲としてなんかどういう響きにしたいかなみたいな、そういうそのハーモニーをすごい意識することが多くて、
で、今回のアルバムでそのカラッとした印象みたいなのは、前回のアルバムとかこれまでの曲に比べて全体のハーモニーが明るかったっていうのが一つ、
意識的にやってたところかもしれないですね、バンド全体で。それはプロデューサーの斉藤さんともうコード進行をどれぐらい明るくするかみたいな編曲の議論は結構重ねて、
で、明るすぎると違うみたいな、ただダークなものでもないっていうそのバランスっていうか、そこら辺はそれこそ斉藤さんと最初、
斉藤さんって曲を作るときとかに、ずし海岸からこう1345線をずっとドライブしていくときのドラレコの映像を見ながらかけて、
違和感がないみたいなところを基準にして、そしたら斉藤さんが実際ドライブに来てくれて、ずしまで。
それで、いわゆるずしのリアルなイメージみたいなところとか、パブリックな少男イメージみたいな、みんながサザンみたいなサウンドに吸収されてしまうのはやっぱり不健康かなみたいなところもあって、
やっぱりダークにはしたくないっていう自分たちの気持ちというかモードもあったんですけど、なんか明るくすればいいかっていうとそうでもないから、そのなんか気持ちいいハーモニーみたいな、それがたぶんカラッとしたところに繋がったのかなと思いますね。
ありがとうね。なんかやっぱりその、Cinema Amigoっていう場所で鳴らすための音楽っていうところだったり、そのドラレコのね、図書館の1345線のあの道の映像に合うような音楽っていったところ、やっぱりその場所だったりとか、環境みたいなところから音作りのイメージを共有していくとか、なんかそういったところがうまいのかなって思ったんですよね。
ありがとうございます。
音楽の進化と共有されるコア
いやいやいや、そんな上から見せんじゃん。
いやなんか、ジャンルであんまり話すと話がまとまらないことが多くて、なのでどっちかっていうとこの曲はサンセットのビーチで聴きたいような曲にしようとか、そういうこの曲は夜っぽい、なんかその夜の深い時間に流れてるような曲とか、それこそドライブしてる時に聴きたい曲とか、
そういうシチュエーションをみんなで話をして、でなんかそのシチュエーションに合うかだけがそのよりどころっていうか、あんまりその方法論でこれはちょっとディスコっぽくとか、あんまりそういう話はしないみたいな方で、こう全体のバランスみたいなものをみんなで合わせたってところがあるかもしれないですね。
それが多分昔はAmigoでやるってことが一つ、そこが多分みんな起点だったんだっていうところから、発展してもう少しなんか情景を描くみたいなところに意識が行ったっていうのがあるかもしれないですね。
実際にこう映像がつく、某マリーナのMVの方でもそれを感じられるのかなと。
そうですね。
そういう感じするので、それはますます楽しみになってきましたね。
バイブラントさん以降、斉藤、JJ、JUNさん、プロデューサーに迎えて図紙絵画をドライブ実際にしてくれたっていうところで、編曲だったりとかコード進行っていったところにも結構コミットしてくれたったっていうことがあると思うんですけど、結構その進化してるなっていうところがあるなと思うんですけど、逆にこれは今でも変わらないなって思う。
ハーフマイルビーチクラブとしてのコアみたいな部分ってメンバー間で意識というか共有されたりするもんですか。
そうですね。変わらないみたいなところで言うと、やっぱりお客さんを踊らせたいみたいなこととか、ライブのステージよりもパーティーとかフロアが主役であるようなライブをやるとか、そういうところはもともとパーティーからスタートしてるからちょっとコアになってる部分はあるかもしれないですね。
いわゆるその俺たちを見ろみたいなステージじゃないよなとか、曲もなんかすごいメッセージがあってみたいなものも、そういう音楽もすごい好きなんですけど、どっちかっていうといろんなシチュエーションのBGMになって、なんかその空間を彩るじゃないですけど、お香みたいな感じっていうか、なんかちょっとそれがあると雰囲気良くなるよねみたいな、
そういう方向に自分たちは重きを置いているみたいなところはコアかもしれないですね。だから曲も一人一人厳密に言えば、さっき言った情景みたいなところは、フィーリングはなんか共有してるんですけど、ディティールは別にそれぞれの解釈があるっていうか、そういうところはやっぱりコアかなという気がしますね。
あんまり明確なメッセージとかっていうよりはそのフィーリングみたいなところで、いろんな人に対してポジティブな影響を与えるっていうか。
なるほど、お香みたいなっていうキーワードもちょっとあったら面白いなと思ったんですけど、音楽って音だから空気を揺らして届けるみたいなところあると思うんですけど、空気になんか色をつけていくみたいな、それを感じてるリスナーの方がそれぞれ気持ちいい感じになって、体揺らしたりとかっていうようなところを目指してるのかなってちょっと思ったりしました。
ニューアルバムの中からちょっとエピソード的なところも一つ紹介していただけるといいなぁなんて思うんですけども、9曲入りのアルバムですけども、その中で何か印象的な話とかってあったりしますか。
そうですね、せっかくずっしーの番組なんでずっしーに絡んだエピソードで言うと、9曲目のAll Sunlight Must Fadeっていう曲があるんですけど、この曲はもともとアルバムの前にEPに去年入れてリリースしてたんですけど、このAll Sunlight Must Fadeっていう曲をレコーディングした後に、
サウンドをチェックしてそのミックスって言うんですけど、音量のバランスを整えるっていう作業をエンジニアさんとするタイミングがあって、ギリギリですごい進行してたから、僕らのアーティスト写真を意識海岸で撮った帰りにデータが来て、ちょっと早くチェックしなきゃいけないみたいなのがあって、
もうみんな解散してたんですけど、僕だけ意識海岸でアーティスト写真を撮った後、夢案でずっしーの夢案で軽く打ち上げをして、ただちょっとサウンドチェックをしなきゃいけない、そのエンジニアさんから上がってきたことをチェックして、
本番のサウンドを確認したりするのはスタジオに行ってやるんですけど、事前にそのもらってチェックして、ある程度意見をまとめておくみたいなのをせっかくだからずっしーでやろうかなと思って、ちょうどオールサンライトマストフェードっていう曲だから、あと数時間待てばサンセットだから、
ちょっとずっしーでサウンドチェックしようと思って、そこから一人でこう海岸をプラプラして、最初海見ながらやろうかなと思って、海でマック広げたらあまりの風の強さで砂がすごくて、これはちょっとマック怖いなと思って、でもサンセット見たいからレッドロブスターに入って、レッドロブスターずっとそこにいるのも申し訳ないから、
ちょっとずっと食べたかったレッドロブスターを買って、ちょっと意外にお値段するなとか思いながら、
それを食べながらオールサンライトマストフェードの仮のバージョンのチェックをしてて、その時にちょうど夕日があって、その時にこれロケーションと完璧に合ってるから、
この曲はやっぱりこのタイトルで良かったなみたいなのが印象的な記憶としてあるので、
ハーフマイルビーチクラブの山崎優平をゲストに迎え
特にこのオールサンライトマストフェードは、せっかくこれ聴いてる方は図書館とか住んでる人も多いと思うから、
ぜひビーチのサンセットのタイミングで聴いてみたらいかがでしょうかというふうに思います。
良い話。本当に渚橋の下のテトラポットとかで、夕焼けを見ながら、9曲目のオールサンライトマストフェードを聴いていただきたいなと思うんですけど、レッドロブスターね。
良いお値段するんですよね、結構。
良いお値段するんですよね。
ありがとうございます。図書館で聴いてみると良いんじゃないでしょうか、このアルバム。
リスナーとしてどうやったら聴けるのかといったところ、今お聴きの皆さんはPodcast、いろいろなプラットフォームで聴いていると思うんですけども、どうやったら聴けますか?
いわゆるサブスクと言われているSpotifyとかApple MusicとかLINE Musicとか、何でも大丈夫です。
そういう音楽のサブスクリプションサービスには一通り配信されているので、そこでアルバム聴けますし、YouTubeでも曲を上げているので、YouTubeでも聴けます。
YouTubeだとライブの映像とか、実際自分たちが演奏しているのを一発撮りで撮った映像とかも上げているので、もしどんな風にライブでやっているんだろうって気になったら、YouTubeから入ってみてもらうでも全然嬉しいですね。
なるほど、ありがとうございます。
前回はコロナ禍のタイミングだったんですけども、最近の活動、特にライブの予定みたいなものがあったら知りたいんですけども。
ライブはですね、実は9月以降結構いっぱいあるんですけど、この湘南エリアで言うと江ノ島のオッパーラというライブハウス、普段レストランもやってるんですけど、その江ノ島のオッパーラという場所で、今回出すアルバムのリリースパーティーを9月の28日土曜日に行います。
江ノ島のオッパーラって、来たことない人はちょっとイメージできないかもしれないですけど、すごい窓が大きくて、DJブースの奥には江ノ島が見えて、ビーチが全部すごいダンスフロアから見えるステージで、すごく雰囲気が良いんですよね。
特に日中からサンセットで夜になってくて、その時間の経過がわかるライブハウスってすごく、僕ライブハウス好きで色々行きますけど、大体地下とかが多いから。
そうだね、時間間隔がない。 そうなんですね。だからそういう時間の流れを感じられるライブハウスであり、しかも海が見える。もう海の情景を描くって、僕ら一個テーマにもあるから、そういうところでやっぱりこのアルバムのパーティーやりたいなと思ってパーティーをやりますんで。
ぜひ我々のライブももちろんありますけど、DJも豪華なゲストDJを招いていて、特にビーチが見えるフロアで聴きたいなっていうDJをすごい集めたので、なかなかない組み合わせだと思います。
カームさんってすごいベテランのDJ。90年代から第一線でやっているDJの方と、あと小川安藤徳郎さんって名古屋愛知の方に出身の方で、フジロックとかも去年出てたりして、これ江ノ島でやるの初ですね。
普段拠点が関東ではないっていうこともあって、なかなかこっちで、江ノ島で見る機会ってのはすごいないと思うので、ぜひ注目ですし、田中亮太さんっていう音楽ライターの方も、やっぱ音楽ライターだけあって、やっぱりその音楽の知識の幅とかがものすごい広いですし、DJとしてのキャリアもすごい長い方なんで。
僕らのライブを見に来るっていうよりは、サンセットのビーチを見ながらお酒飲んで踊るっていう、その中に心地よい音楽のライブもあるよっていうパーティーとして、一日楽しんでもらえる日になると思うので、ぜひ遊びに来てください。
いやー、今のお話聞いて僕も超行きたくなったんで、ぜひ行きたい。 9月の28日の土曜日で開演が16時で、終演が22時10時となってまして、ハーフマイルビーチクラブのdays of the ocean waves release party at 江ノ島オッパーラ、本当に江ノ島の付け根のところですね、ビルの上。
チケット料金は前売り3000円、ワンドリンク別、当日券は3500円と。チケット購入はlivepocketっていうサイトなんですけども、こちらハーフマイルビーチクラブの公式ホームページのリンクから飛べるようになっているので、そこからお買い求めくださいとお願いします。
ずしレコラジオは週1回、毎週水曜17時に最新回を配信しています。スポティファイやアップルポッドキャストで見つけてくれた方、ぜひ番組のフォローもお願いします。公式インスタグラム、アカウント名ずしレコでは収録時に撮影した写真が見られたり、ストーリーズではずし葉山鎌倉での日常を投稿していたりします。そちらもぜひフォローしてください。
番組へのお便り、感想、リクエストもインスタのDM、公式サイトのお問い合わせフォームなどでお待ちしています。スポティファイでお聞きの方はコメントも寄せられるように最近なりました。
ということで、今週はハーフマイルビーチクラブの山崎雄平さん、山君をゲストにお迎えしましたが、インタビュー結構深いところまで聞けたなって。
前回リモートだったからやっぱりリモートでお仕事のミーティングとかでも距離感っていうか、必要なこと終わったら終了みたいな。
トランシーバーみたいですね。
トランシーバーみたいなね、どうぞどうぞみたいな感じなんですけど、やっぱりリアルでこうやって空気の中で、同じ中でセッションというか、直接お会いできて、こういうふうな形でインタビューできて、僕も楽しかったなと思ったりしています。
ありがとうございます。僕も楽しかったです。ちょくちょく聞いてます。
ありがとうございます。
ハーフマイルビーチが、アドマチック天国が由来だっていう大事なところなんで。
大事ですね。やっぱりハーフマイルビーチクラブも、アドマチがなかったらそういう名前にはなってなかったかね。
やっぱり吉住さんに頭が上がらないなって。
なるほど。吉住さんもね。吉住さんもいつも玉谷とね、紹介するものが図しいつものない。だから誰か吉住さんにちょっとアップデートしてほしいみたいな。
そうです。ちょっと吉住さんに紹介してもらえるその日まで頑張ろうかなと。
そうですね。ハーフマイルビーチクラブっていいんだよ。初めてね。行ってもらいたいですね。
そういうふうになるように、寿司レコラジも頑張っていきたいと思います。
僕らも頑張ります。
ありがとうございます。ということで、今日も最後までお聞きいただきありがとうございました。
お相手は寿司レコ編集長のキジママサシと、
ハーフマイルビーチクラブの山崎雄平でした。
それではまた来週。バイバイ。
一緒に入れてくれた。ありがとうございます。
最高でした。
ありがとうございます。
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