映画の概要
ZEROから始めるポッドキャスト生活、過去仮。
ピアノは弾けません。どうも、ロイク坂部です。
このポッドキャストは、我々1.2倍速推奨夫婦が、サウナ映画、ラーメン、もしくはそれ以外について、様々なテーマで好き勝手に喋っていこうという番組です。
弾けません。
トランペット奏者みたいな設定あったじゃん。
あったよ。
トランペットは?
トランペットも弾けないけど。
弾けないけど。
うん、弾けないけど。
触ったことないからね。
触ったことないからね。
トランペット?
うん。
あ、そうか。
うん。
ピアノは?
触ったことある。
弾ける?
弾けないって。
あ、そっか。弾けないって話してたんだ。
マジじゃない。
うん。
なんで、ピアノは弾けません宣言だったの?
あ、それだって、今回のテーマのさ、中で出てくるじゃん。
出てくるって。
シーンで出てくるじゃん。
ピアノ弾くシーン。
そう。
まあね。
重要なシーン。
まあね。
でしょ?
で、俺は弾けないって言ったの。
そう。
なんだよそれ。
タイトル言いますよ。
はい、お願いします。今回のテーマは何ですか?
今回のテーマ?
今回のテーマからいきますか?
いきましょうよ。
そっか。
どうだよ今回のテーマ。
はい。
映画です。
あったりしてるな。
あの前回も映画やってるんですけど、
うん。
まあ、ロズ。
ロズね。
やりましてね。
うん。
もうすぐ配信してるはずなんで、
まああの2回連続映画なんですけど、
今回はちょっと前後してて見てる、見た日。
うん。
見た日が前後してて、公開日も前後してて、
あのこっちの作品の方が前に公開してるし前に見てると。
うんうん。
なんですけど、まあロズをすぐやりたくて、
ロズやって、
あ、こっちもやんなきゃみたいな。
そうね。
そういうことです。
はい。
まあこっちもやりたいんで今回の作品を紹介しますよ。
はい、タイトルお願いします。
今回の作品はリアルペイン心の旅。
心の旅の前にパラパラッパー入れなかった?
うん、心の旅までだなと思って。
ああ、まあリアルペインという映画でございます。
そう。
一応放題はね、その後に心の旅っていうね。
うん。
よくわかんない。
副題がね、心の旅がついてる。
なんなんそれ。
なんかキャッチコピー的なやつだよね。
心の旅だった?この映画。
いやーどうかな。旅は旅だったよ、でも。
それは旅だよ。
あのロードムービー的なね。
うん、そう。
うん。
いい旅だったよ。
ポーランドにね。
そう。
旅行に行くみたいな話なんだけど、
うん。
心の旅かな?どうかわかんない。
それはちょっとね、わかんない。見た人によるかもしれない。
だって心の旅って本当の旅っていうよりは心の旅じゃん。
まあ思い返すみたいな感じするよね。
でも実際に旅じゃん。
旅だね。
じゃあ心の旅っていうのはちょっと合ってないかなって。
うーん。
誰しも心の旅はするわけだし、
する。
実際の旅のことはあんまり心の旅って言わないと思う。
まあそうね、ちょっとよくわかんないけど。
あらすじ?何?概要から行きますか?
まあこれはですね、日本で1月31日に公開されまして、
ほうほう。公開翌日に、
翌日に。
我々は、
見に行ってますね。
見に行きました。見に行きました。
まあ1月31日はですね、セブンの4K。
あ、そう。セブンの4Kは見てたから。
そうそう。セブンの4Kを見て、
セブンのポトキャストの収録をして、
その次の日にはリアルペンを見に行ってるんですよ。
なんだけど、
ロズを挟んで、なぜか今っていうね。
そうね。
リアルペンもね、早く収録したかったんだよね。
収録はね、ちょっとできなかったんで、
ちょっと待っていたら、その間にロズが始まっちゃって、
ロズ見ちゃって、
で、やらなきゃと。
そう。
ということでしたけど、
これもですね、ロズと同じで、
去年の11月、あ、同じって言うよりは、
去年に公開された作品で、
あ、そうなんだ。
これも同じように、アカデミー賞にノミネートされてます。
そうなんです。この時期ね、ほんと忙しい。
1月のノミネート発表から、
からのね。
2月、3月って、
そうそう。
忙しい。
アカデミー賞にノミネートされてる作品は、
マストで見てるんで、
うん。
見る作品がね、多いというこう、嬉しい悲鳴が。
そう。映画に前振りしなきゃいけなくなる時期っていうので、
忙しいんですよね。
ちなみに、
ちなみに?
今回ですね、
アカデミー賞の脚本賞、
うん。
そして、
上演男優賞にノミネートされてると。
男優賞ね。
カルキンね。
上演男優賞。
カルキン。
そうですね。言っちゃうとね、
キーラン・カルキンが上演男優賞にノミネートされてるし、
うん。
なんと、キーラン・カルキンは同じ役でですね、
うん。
ゴールデン・グロブ賞の女演男優賞を受賞してるんです。
取ってるんだよね。
受賞。
おめでとうございます。
いわゆる、
アカデミー賞の前哨戦と言われてるゴールデン・グロブ賞。
ね。謎の前哨戦ね。
もう、でもさ、期待値は上がるわけ。
上がるね。
で、
じゃあ早速と。
うん。
行って、我々を見に行って、
キーラン・カルキンの演技、どんな感じかな?みたいのも、
まあ、期待して見に行ってると。
うん。
っていうところなんですけども。
ね。そこまでが概要ですかね。
監督とキャスト
まあ、概要はまだあって。
あ、あるんだ。
まあ、この映画はですね、
ジェシー・アイゼンバーグ監督がやってるわけですよ。
そうなんですよね。
うん。
脚本監督?
制作、主演でございます。
そうね。主演も入ってる。もちろん。
まあ、なんでキーラン・カルキンが上演かって言ったら、
主演としてはジェシー・アイゼンバーグなんだよ。
そうね。
まあ、役者で有名なジェシー・アイゼンバーグが、
この作品は脚本と監督がやってると。
すごいよね。
で、一応主演もしてると。
だから、ジェシー・アイゼンバーグ主演なんだよね。
映画としては。
主演と制作と監督ってできるんだね。
まあ、クリント・イースト・ウッドみたいなね。
はあ。
うん。
はあ。
うん。
すごいね。その流れに乗るんだ。
すごい俳優だなと思うんだよね。この人は。
だってさ、俳優としても一流じゃん。ジェシー・アイゼンバーグって。
ゾンビランド?
ゾンビランドもそうだし。
うん。
ゾンビランドも良かったよね。
いや、めちゃくちゃ良い。
ゾンビランドでやっぱりちょっとメジャーに上がってきて、
その後ね、デビッド・フィンチャーのソーシャルネットワークは、
マーク・ザッカーバーグ役ですよ。
ね。
フェイスブックのCEOのマーク・ザッカーバーグを演じて、
もう世界的な有名な役者になったジェシー・アイゼンバーグ。
フィンチャーだからね。デビッド・フィンチャーだよ。
セブンって言っちゃったけど。
ははは。
でね、我々的にも大好きなグランド・イリュージョン。
うーん。マジシャンのね。
面白い。あれもね、一応主演的な役割はね、ジェシー・アイゼンバーグだからね。
あれチームリーダーみたいな感じだよね。
そんな感じ。
そうだよね。新物だもんね。
ちょっと坊主っぽい頭になってて、面白いジェシー・アイゼンバーグ。
うん。
ね。っていう、もう元役者の人じゃん、あの人。
うん。めちゃくちゃ役者。主演のイメージある。
ね。まさか、監督やるの?みたいな。
うん。
あの発表された時はさ、あの結構、
ジェシー・アイゼンバーグ監督やるんだってそう思ったんだけど、
だから、このリアル・ペインがそれかなと思っちゃったんだけど、
うん。
違かったんだよ。
お?どういうこと?
第1作としては。
あー、1作目の話を聞いた時の話。
そうそう。だから数年前に。
これは1作目じゃないってことだよね?だから。
そう。1作目はね、僕らの世界が交わるまでっていう放題の
うん。
2022年、だからまあ2、3年前に公開された映画があって、
うん。
これ2作目なんだよね。監督2作目。
映画の期待と前作
ほう。
だから僕らの世界が交わるまでは多分出演はしてないのかな?多分。
あー、だからもう監督業に専念するみたいな。
そう。脚本監督をやった作品。第1作。
で、この脚本監督第2作。
うん。
が、このリアル・ペインという作品だということで、
へー!みたいな。
うん。へー!だね。
うん。もうそれだけで俺的にはもう期待だったわけですよ。
ほう。
前の作品なんで見てなかったのかな?つって。
なんか多分、日本でちゃんと公開してんのか分かんないけど、規模も多分だいぶ小っちゃかったんじゃないかな?
みたいな。やったとしても。
うん。
だって知らなかったもん。いつの間に公開したんだっけ?みたいな。
そうですね。
話は聞いてたけど、みたいな。
うん。
まあ今回は、まあ一応話題作だってこともあるし、
アカデミー賞のね、話題作ですよ。
物語の始まり
まあ期待されてたし、多分その去年アメリカとかで公開された時もすごい多分評価が高かったんだろうなっていうのもあって、
ちゃんと日本で公開されましたと。代々的に。
よかった。
ねー。でね、さらにその、まあ話題性でもあるんだけど、今回そのエマストーンが製作に名を連ねてるということで。
まあ前作も実はね、そうなんだけど。
まあ前作は多分役者が有名じゃないとかそういう理由なのかわかんないけどね。
多分規模も小さかったんだけど今回はちゃんと公開されましたよということで。
はい。
はい。この辺が。
この辺までがいいよ。
うん。
じゃああらすじ?ざっくりとしたあらすじを。
うん。
まだ言ってなかったよね。
うん。
あらすじ。
ジェシー・アイゼンバーグとキーラン・カルキンがいとこなんだよね。
いとこ関係。
いとこ関係で主演はジェシー・アイゼンバーグなんだけど、いとこの二人が旅に出ると。
うん。
でその旅っていうのが、おばあちゃんが死んじゃって。
そうそう。
死んだおばあちゃんの遺言かなんかで、自分の住んでた故郷のポーランドの自分の家を訪ねてほしいっておばあちゃんの遺言であって。
うんうん。
で二人ともユダヤ人なんだよね。
うん。
でその自分たちのルーツをたどる旅、ポーランドへたどる旅に出かけようみたいな。
そうね。
感じでポーランドの現地のツアーに参加して、おばあちゃん家も巡って、その中の自分のルーツもたどりながらルーツをたどる。
何回ルーツをたどるの?
ルーツをずっとたどっている。
ずっとたどってないけど、まあそういう旅。
そうそういうロードムービーだよね。
そうね。
たどりながらの。
そうそう。
でそのツアーに参加している人たちとの触れ合いとか、そういうのもあったりしながらのロードムービー。
そう。
です。
はい。どうでした?感想としては。
これネタバレどうする?
これはアリじゃないかな。
時間もちょっと経ってるだろうし、公開した時には。
まあまあまあ、ちょっとはね。
ネタバレアリでいきますか。
そうね。ネタバレうんうんじゃないんで。
じゃあネタバレアリでいくので、皆さんもし気になる方は映画を見てから感想を聞きに来てくださいというところで。
感想ね。
うん。
いやーめっちゃ良かったね。
これはね、ベンジーです。
ずるいよね。
うーん。
あんたよくずるいって言い方をするけど、まあまあまあ、確かにっていう感じで。
まあ助言男優賞を受賞してたりとか、ノミネートされてたりとかするのでもわかる通り、キーランカルキンのベンジーという役、まあいとこ役ですね。
ベンジーというキャラクターに尽きるんですよ。この映画は。
そう。
ベンジーっていう役が、役とかねキャラが、本当に行動が読めないんだけど、すごくなんか魅力的だし厄介だし、変な人で面白くてっていう、こんな人いるの?まあいたらすごくこうなんか注目しちゃうっていう、そういうね。
変な人なんだけどチャーミングで、ちょっとやっぱ魅力があふれすぎてて、みんな好きになっちゃうっていうね。
そうそうそう。このキャラクターに尽きる。
尽きるね。本当イコールだよね。リアルペインイコールベンジー。
そう。
本当に。
もうタイトルベンジーでいいんじゃないかなって思うし、ある意味主演なんじゃないの?って思っちゃう。
うん。ベンジーの映画だよね、完全にね。
一応その、一人称的にはジェシー・アイゼンバーグ演じるデイビットなんだけど、
まあなんだろうな、本当にシャーロック・ホームズで言ったらワトソンみたいなのがデイビットなんで。
そうそうそうそう。
シャーロック・ホームズとしては、
ベンジーだよね。
ベンジーなんだよね。
完全にベンジーを中心に物語が進んでいくし、
なんかベンジーが引き起こすことにみんな巻き込まれたりするし、
そう。本当にね、人の目を引くようなキャラクターなんだよね。
ただ、主人公としてはデイビットだから、ベンジーの視点じゃないからこそ、
彼が何をするかわからないし、
なんかデイビットとしての心境はなんかモヤモヤしたりとかそういうのが描かれてるんだよね。
そうそうそう。
なんだこいつは、なんでこんなことするんだっていう。
だからデイビットって結局我々の代表格というか普通の人。
うん、そう普通の人。
すごく一般人というか。
優しくて真面目で頑張り屋でみたいな。
そう、人に迷惑をかけないようにちゃんとやらなきゃみたいな。
人に不快な思いをさせないようにしなきゃとか、
家族をすごく大事にしなきゃとか。
まあもちろんそのね、いとこの親族も大事なんだけどみたいな。
だからいろんな人に気を使うザ現代人。
我々と一緒の人なんだよね。
ベンジーね、破天荒すぎるからね。
ベンジーはね、めちゃくちゃ。
めちゃくちゃ、ほんとに。
でもほんとに、ちゃんと人のことを考えたり、歴史のことを考えたり、
ほんとに向き合ったらこういうことを言っちゃうのかもみたいなところが憎めないというか。
そう、なんかちょっと行き過ぎてるだけな人なのかなっていうところもあるし。
うん。
ただね、ものすごい自分勝手だったりもするから、
そういうところはめちゃくちゃ困った感じだよね。
そう。
そんなことを言ったら不快に思うでしょうとか、
そんな態度取ったら気分害するでしょうみたいなことも割と平気でやっちゃう。
そう、雑なんだよね。すごい雑。
本能の赴くままに行動してる感じで、
やっぱそういう人間が魅力的に見えるっていうのはね、他の映画とかでもよくあるけど、
それをね、新しいバージョンを見たというか、
こんなキャラ今まで見たことないみたいな、
それをね、キーラン・カルキンっていう今まで、
あんまり映画の世界でそこまで活躍してなかった、
テレビシリーズとかで、割と主に活動してた人なんで、
キーラン・カルキンってこういう人なんじゃないかと思うぐらいには、
めちゃくちゃハマってて。
いるんだこんな人!みたいなね。
いやー面白かったよね。
これはさ、さすがにゴールデン・グローブ賞がどうのこうのって言えば、
アカデミーションも硬いんじゃない?みたいな。
そうねー。そんな感じはしてくるけど。
もともとこのベンジ、このリアル・ペインっていう脚本を書いてる時に、
ジェシー・アイゼンバーグは、ベンジは自分が演じようとしてたと。
まさに主役みたいな役なんだよね。
で、ジェシー・アイゼンバーグとしては、
自分が理想とするっていうか、こういう人になりたいなみたいな感じのキャラクターとして、
書き上げたのがベンジだと。
あ、そうなんだ。
憧れてるキャラクターなんだよね。自分とは違うっていう。
そうね。憧れる。みんな憧れそう、あのキャラは。
でも、役に当てはめる段になった時に、
キー・ラン・カルキンがやる方がより魅力的にベンジを演じられるんじゃないかってことに、
結局なって、じゃあデビッドの方を自分でやると。
歴史と皮肉
まあ、結果ピッタリだったじゃん。
ね。当て書きのような感じに思っちゃうよね。
ここでさ、キー・ラン・カルキンって誰やねんって思う人は、
一定数いるかもしれないんで、
簡単に言うと、マコーレ・カルキンの弟です。
マコーレ・カルキンって誰やねんの人は?
いないと思うけど、ホームアローンのマコーレ・カルキンですね。
表紙というかね、サムネによく出てる。
あーって顔してる子ね。
主役だよ。
主役の子役ね。当時子役の。
マコーレですね。
マコーレ・カルキンの実の弟。
で、ホームアローンにも実は出てたってやつやね。
そうそう。いとこのね。あのちっちゃい男の子役。
メガネかけた。
ね。もう今はね、いいおっさんなんで、面影はないんですけど。
全然わかんない。
まあ、そんなキー・ラン・カルキンでした。
もうさ、ロードムービーじゃん。
ロードムービーって楽しいよね。
まあ、基本的に我々は好きだけどね。
ロードムービー楽しいなっていうのは改めて思ったし、
やっぱいろんな、自分が旅してないけど旅してる気分に、
一緒に旅してる気分になれるのがロードムービーっていいなって思ってて。
今回のポーランドなんだよね。
ポーランドが舞台なんだけど、
そのポーランドのユダヤの歴史をたどっていくツアーなんだけどさ、
自分もなんか参加してるみたいな気分になって、
それがいいなって思ったのと、
やっぱベンジーがさ、行く先々で変なことするじゃん。
そうね。
それが面白いよね。
面白い。
いちいちウケちゃうんだよね。
もう自由奔放すぎるんで、
やっぱりその、ユダヤ人だからってこともあって、
このツアー自体にさ、いろいろ疑問があると。
こんなんでいいのかみたいな。
これは、やっぱりその脚本を書いてるジェシー・アイゼンバーグが、
実際に何年か前にポーランド旅行に行った時のことを元にしてるっていうのもあって、
要するにさ、悲劇の歴史だったりするわけじゃん。
ユダヤ人にとって。
そのホロコーストみたいな歴史があるんだよ。
それを、なんか、例えば、
その一等車両みたいなのに乗って、
豪勢な食事をとりながら、
悲劇の歴史をめぐるみたいなのってどうなの?みたいな。
そういう皮肉みたいなのも結構入ってるんだよね。
そう。
で、俺ちょっとさ、あのパンフレットかなんか読んで、
なんか面白いなと思ったのが、
この映画の脚本の発想は、
そのジェシー・アイゼンバーグが実際にポーランドに行った時のことが発想になってんだけど、
なんか、映画化にするにあたって、
ベンジーの魅力
きっかけみたいになったのが、
ネットでホロコーストツアー、
中食付きみたいな、
ネット広告を見たことが結構きっかけになったって。
へー、そうなんだ。
書いてあったんだけど、
ネット広告作ってる仕事って言ってたよね。
そう。
そのデビッドの仕事が、
ネットの場の広告の仕事をしてるっていう風に、
ベンジーに言った時に、
ベンジーが、
最悪じゃねえかよ、みたいな。
で、デビッドが、
いや、失礼だろ、みたいな。
え?だってみんな嫌いじゃん、ネット広告。
あんなの作ってるんだ、悪だよ、みたいな。
あれみんな見たくないよね、っていう、
セリフが入るんだよね。
わかるけど、みたいな。
そんなこと言わないでしょ、みたいな。
いとこに対して。
めちゃくちゃ失礼だな、みたいな。
あそこで、すごくベンジーってこういうキャラみたいな。
冒頭からバンバン失礼なことやるしね。
すごいんだよね、ベンジーって。
電話には出ないし、
なんか謎に最初ヨーグルト渡してくるしさ。
温かいヨーグルト。
いらねえよ、つって。
しれっとしてるっていうね。
すごいよね、あの。
そういうね、もうね。
そういう行動ほんと多すぎて。
なんかね、だからほんとにここで、
あげ出したら切りないぐらい、
もう何秒かに1回は変なことしだしたりとか、
面白いことしたりとか、
でもね、別に憎めないというか、
なんかね、本気で生きてる感みたいのも結構あんだよね。
それが本心だから、みたいなのがすごい出てるから、
なんかちょっと嫌いになれないというか、
寂しそうな1人ね、
女性のツアー参加しててさ、
寂しそうだから声かけてくるよ、みたいな。
言ってきたりとかするところはさ、
なんかちょっといいやつじゃん、みたいな。
そう。で、ごまんかいことになるけど、
その後ね、デビットとランチみたいなのを食べてる時に、
どうだった?って言ったら、
なんかこうらしいよ、みたいな話をして、
もうちょっと掘り下げるようなことをちょっと言ったら、
いや、彼女がいないところでそういう発言は良くない、みたいな。
本人のいないところでそういうふうに詮索するのは良くないよ、
とか言ったりして、
まあ、そう言われてみればな、みたいな。
ちゃんと彼女に聞けばいいじゃん。
自分で聞けばいいだろ、みたいな。
そんな陰で話すことじゃないよ、みたいなこと言われて、
なんか正論?みたいな。
ちょっと雑談したかっただけなんだけど。
ただのカンバセッションなんだけど、みたいな。
なんかね、いきなりそんなこと言われて、みたいな。
かと思えば、すごいツッコミどころがあるよね。
お前のスマホ貸してよ、みたいな。
シャワー浴びる時に音楽聴くから、みたいな。
自分のスマホは?って言ったら、
いや、俺のスマホ音楽は聴けないし、とか言って、
なんだよ、それ、みたいな。
音楽聴きたいんだよね、って。
わがままか、みたいな。
いっぱいあるんだよね、そういうのが。
そういうツッコミどころが本当に多くて。
細かいこと言うともっとキリないんだけど、
まあでも憎めない、みたいな。
そんなベンジ、ほっとけないやつっていうね。
ほっとかないしね、ベンジ自体もね。
自分からガンガン絡みにいくからね。
本当にね。
対象的にデビットは、なんかちょっとコミュ障というかさ、
引っ込み事案というかさ。
まあでも、いわゆる現代人というか、
人の費用を使えるし。
そうだよね。だってさ、みんな、あの、
撮影係に、銅像の前でさ、結局全員がポーズを撮ってるところでさ、
スマホ、みんなのスマホを、
撮影係。
そう。
ツアー書いてるの、ジェームズもね、
じゃあ俺も行ってくるよって言ってさ、
カメラ預けるって、それダメだろ、みたいな。
お前も書いてる。
デビットいいやつだから、OKとか言って、
スマホめちゃくちゃ持ちながら写真撮って、
ああ、あともう一枚で全部撮れるとか言ってね。
めちゃくちゃ真面目な、いい青年というね。
言い方を変えるともう影の薄い、
そう。
主人公っていう。
ちょっとね、かわいそうな感じなんだよね。
もうほんとかわいそう。
いいやつなんだけど。
すごいいいやつなんだけどね。
っていう、まあそんな感じ。
旅の印象
もうね、キリーないっちゃキリーないんだけど、
あとなんかありますか、最後に。
最後にっていうわけじゃないけど、
このシーンいいなって思ったのが、
最初の方のシーンでホテル泊まった時に、
お前の足いいなって言い出すじゃん。
おばあちゃんの足思い出すみたいな。
あのシーンがね、すごい印象的でいいなって思って、
その後もさ、きっとデビットはさ、
自分の足を見るたびに、
あの旅の、自分のあの時行った旅のあのシーンをさ、
あの時思い出すわけじゃん。
なんかそれっていいなってちょっと思って、
あのシーンはいいなって思った。
ベンジーの魅力はさ、
人ってさ、褒められたら嬉しいわけよ。
しかも、言われたことがないような褒められ方としては嬉しい。
そういうことをやるんだよね、ベンジーって。
で、絶対さ、あの性格だから裏表ないじゃん。
本心だっていうのがわかるからこそ、
嬉しいというか、いいよね。響くよね。
そういう意味ですごい人たらしなキャラクターなんで、
みんなが好きになっちゃうっていうね。
それをね、なんかね、デビットがさ、
あいつああいうやつでさって言ってるのが、
なんかもう気持ちがちょっとわかるから苦しくなるんだよね。
ピアノを弾くシーンとかさ、
あ、なんかピアノ誰か弾いてる?みたいな。
あ、あいつじゃん!みたいな。
なんかちょっとそれはね、デビットに共感しちゃって
ちょっと苦しくなるシーンもあったんだけど。
いやー、でも笑えるシーンもいっぱいあって面白かったね。
ね。いろいろ考えさせられながら。
うん。
いやー、アカデミー賞本当にふさわしいんじゃないかなと。
まあ、作品賞にはノーミネーションされてないんだけど、
まあ脚本賞もね、ぜひ取ってもらいたいなっていうぐらいの。
脚本賞欲しいね。
大満足の。
大満足でした。
いいロードムービーでした。
はい。
はい。
定期的に見たい映画ですね。
そうね、それはあります。
はい、というわけで、また次回もポッドキャストお楽しみに!
それではサンキュー、アンドネクストムービー!