1. 雑踏
  2. 「百年の孤独/ガルシア=マル..
2022-04-08 53:07

「百年の孤独/ガルシア=マルケス」を読む

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話している人:コーノ、ポー ラテンアメリカ文学の代表作、マジック・リアリズムを世に知らしめたガブリエル・ガルシア・マルケスの「百年の孤独」を読みました。コーノは今回が初、ポーさんは二度目です。ネタバレありの感想を話しています。読んだ人も読んでいない人もお楽しみください。

#zattoh #海外文学 #小説

00:00
スピーカー 1
♪~
スピーカー 2
(スタッフ) え、じゃあもう
(スタッフ) 百年の孤独の話からでいいですか?
スピーカー 1
はい、これからいきましょう
スピーカー 2
(スタッフ) 僕は初めてなんですけど
(スタッフ) ガルシアマルケスは3冊目かな?
スピーカー 1
何ですか?4冊って
スピーカー 2
(スタッフ) えーと、予告された殺人の記録
スピーカー 1
はいはい
スピーカー 2
(スタッフ) あの薄いやつですね
スピーカー 1
あれと、エレンリラっていう短編集です
(スタッフ) あー、サボテンが表示のやつ
スピーカー 2
あ、そうです、もうないですけど売れてしまったかな
その2つを読んで
その2つは文庫で売ってたから割と気軽に買えたんですけど
で、3冊目にやっとして、やっと
百年の孤独を
これもほんま、存在はずっと知ってたけど
買うまでに、買って読むまでになかなか時間がかかったというか
やっとですね
スピーカー 1
(スタッフ) 最初に読んだのはいつ頃ですか?
(スタッフ) 予告された
スピーカー 2
めっちゃ前ですよ、もう
めっちゃ前って言っても
えっと2015年とかその辺かな、6年とかその辺
だから、まあ割と大人になってからというか
30くらいの時です
スピーカー 1
(スタッフ) 私は学生の時に、百年の孤独を読んで
それから社会人になってからかな
予告された殺人の記録と
なんか辞典書いてるんですよね
前週の最後に追加で確か辞典を書いてて
それを読みましたね
生きて語り伝えるみたいな
で、今回百年の孤独は2回目
スピーカー 2
(スタッフ) はい、2回目もでもだいぶ前ですよね
スピーカー 1
そうですね、10年以上前なんで
スピーカー 2
(スタッフ) 結構、これ覚えれないですよね
スピーカー 1
これ覚えられないですね
スピーカー 2
なんかどっかでも書いてあったけど
あれかな、フルーストを読む生活で
割と序盤で百年の孤独を閉読して貼って
内容を覚えられへんみたいなことは書いてた気がする
スピーカー 1
この本は小説どれもそうかもしれないですけど
特にこう読んでる時だけの楽しみというか
読んでる時すごいもうなんて言うんでしょうね
グイグイグイグイ読むけど
スピーカー 2
(スタッフ) 終わった後に結構やっぱり内容が覚えてないというか
スピーカー 1
(スタッフ) 本当に登場人物多くて
スピーカー 2
そうですね、なんかどっか説明とかあるかな
百年の孤独が一応あらすじ的な
スピーカー 1
(スタッフ) あらすじもね、なんかあってないような
スピーカー 2
どっかちょっとAmazonとかで探してみます
一応知らない人のための
スピーカー 1
知らないとか内容を知らない人のための
スピーカー 2
紹介というか
ないかぁでも
スピーカー 1
まぁあのウィキペディアのあらすじぐらいが一番
スピーカー 2
長いかなと思ってウィキペディアちょっと見てみますよ
スピーカー 1
でも一つのパラグラフでざっくりとしたあらすじ書いてますね
03:03
スピーカー 2
じゃあ
スピーカー 1
いいですか?これウィキペディアのあらすじです
「ホセ・アルカディオ・ブエンディアとウルスラ・イグアランを司祖とする
ウェンディア一族が神キロの村マコンドを創設し
流星を迎えながらもやがて滅亡するまでの100年間を舞台としている」
でまぁそこからちょっと続くんですけど
大まかに言うとこういう話ですね
ここはね次はちょっと長いし
本当に全部を書いてるからこう言わない方が
スピーカー 2
ネタバレというか
スピーカー 1
この話してると絶対に売れちゃうから
最後まで読んで、これは結構ネタバレ要素あるなと思って
スピーカー 2
だから今回も多分途中からネタバレを喋っていくと思うんですけど
スピーカー 1
ちょっとじゃあしばらくは
スピーカー 2
最初は触れずに物語の概要的なところから
まぁだからその一応コロンビアの作家だよね
サルシア・マルケスでノーベル賞を取ってるんですよね確か
でラテンアメリカブームで
サルシア・マルケスといえばというか100年の孤独といえば
マジックリアリズムみたいなくらい言われてる
スピーカー 2
絶対そういう風にね、形容されます
未だにずっとマジックリアリズムが定番になってしまいましたもんね
スピーカー 1
マジックリアリズムっていうのは正確にはどういう意味かっていうと
ありますねちゃんとウィキペディアに
マジックリアリズムは日常にあるものが日常にないものと
融合した作品に対して使われる芸術表現技法で
主に小説や美術に見られる
幻想的リアリズム、魔法的現実過ぎと呼ばれることもある
なんか急にありそうにもないことが普通に起こったりして
スピーカー 2
そうですね一応海外では村上春樹はマジックリアリズムの作家って言われてる
スピーカー 1
確かにね
スピーカー 2
でもなんかこれ僕はそれ言われててそうなんかなと思って
これ読んだんですけどまたちょっと違うなと思いましたね
100年の孤独のマジックリアリズムと村上春樹的な話
なんかそのファンタジーとリアルの境界が
割と村上春樹ははっきりしてるというか
この線を越えたらファンタジーみたいなのが同じ物語内であって
その両立するっていう意味ではマジックリアリズムなのかなと思ったんですけど
100年の孤独は境界ないですよね
スピーカー 1
そうですね混じり合ってますね
スピーカー 2
どっからがファンタジーっていうのはないですもんね
スピーカー 1
確かに村上春樹はそういうゾーンに入るみたいな
確かに明確にわかるけどこの作品は混じり合ってて
ちょっと違いますね
スピーカー 2
そうですよね気づいたら越えてたみたいなもあるんですけど
06:02
スピーカー 2
でもその越えてるっていうのははっきりわかるんですよね
村上春樹のファンタジーの描写って
だからちょっとタイプは違うなと思いましたね
なんかどっちかっていうとこの感じって結構
日本の作品で言うとやっぱり昔話とかに近いですよね
スピーカー 1
そうですね
スピーカー 2
妖怪とかおばけとか幽霊とかが日常の生活の中に登場するっていう
そこの境目がないっていう
スピーカー 1
そうですね
さっき言ったガルシアマルケスの時点でも
ガルシアマルケスが子供の頃に親からとか祖母とか
男から聞いたような話
多分向こうで昔話ですよね
そういうものを自分は聞いて育ってきたっていう説明が確かあって
そういう経験がこの作品に込められているのかなと思ってます
スピーカー 2
そんな感じですね
リアルなとこも結構ちゃんとリアルで
現代版の昔話っていう
スピーカー 1
言葉おかしいですけど
確かにね
昔話っていうとそうですね
なんかその登場人物が悩んだり傷つくみたいな
そういう現代の小説によくありがちな描写が少なくて
みんながこうわらわら動いて
昔話通じるような
なんて言うんでしょうね
人物にキャラクターのように動いている感じがしません?
スピーカー 2
うーん
そのセリフとかほとんどないですもんね
ほとんどっていうか全然ないですね
だから人物の心情みたいなのがすごい客観的にしか書かれてない
昔話的な語り目が上から全部見下ろして描写してるっていう感じの書き方ですよね
スピーカー 1
どうですか?読みやすかったですか?
スピーカー 2
でもかなり古い本じゃないですか
初版が1967年で日本語版が1972年っていう
それ以外の訳ってないんですよね
スピーカー 1
そうですね
スピーカー 2
見たことないですね
辻美さんっていう人かな
古い訳でどうかなと思ったけど
読みやすかったですね
特に訳に詰まるとか
昔の本やからとかっていう
読みにくさとかも全然なかったし
表現がちょっと続いて
この言葉どこにかかってんのかなみたいな
そういう長さとか
あと段落ほとんどないじゃないですか
スピーカー 1
長いですよね
スピーカー 2
そう
そうですね
ずっとこう
みっきり文字が詰まってるっていう意味でのボリュームはあったけど
読みにくいっていうのはなかったですね
文章は読みやすいんですけど
この物語を頭に入れるのはちょっと難しいかなと思うんですけど
09:05
スピーカー 1
なんか前チラッと
河野さんが読んでる版と
私が読んでるのは違うじゃないですか
私が読んでるのは審判だから
私の持っている審判には
掛け図がついてるんですよね
それがそっちにはないんじゃないですか
スピーカー 2
ないですないです
スピーカー 1
これがあるとないと
読みやすさも全然違うと思うんですけど
スピーカー 2
掛け図ってネタバレするじゃないですか
スピーカー 1
私はでも2回目だし
そこは気にせずに読みながら
スピーカー 2
審長は審長なんですか
スピーカー 1
審長です
審長でこの版
今売られているものは
河野さんが読んでるのは
多分1999年版じゃないですかね
スピーカー 2
72年ですね
スピーカー 1
そうですか
本当だ72年に審長者より官公されて
そのまんまやと思います
これは1999年解約版の全版で
解約版みたいなのが同じ人でもあるんですか
マジックリアリズム
ガルシアン・マルケスの
大名詞みたいに言われますけど
予告された殺人の記録は
そういうマジックリアリズム感
薄めじゃなかったですか
スピーカー 2
そうですね最後だけみたいな感じ
スピーカー 1
最後そうでしたっけ
スピーカー 2
最後はめっちゃありましたよ
これは何だったんだろうみたいな
スピーカー 1
そういう謎かけみたいなのがあってました
話としてはマコンドっていう村
村なのかな
スピーカー 2
村ですね最初は
スピーカー 1
村を作った祖父たちの話から始まる
祖父というか最初は普通に主人公か
スピーカー 2
主人公はねどんどん変わっていくタイプの小説ですよね
その最初は多分息子が主人公なのかな
一番最初は補正アルカディオブエンディアっていう人が
村を作った人
その奥さんウルスラっていう
スピーカー 1
ブエンディア家の初めて描かれるのが補正アルカディオブエンディアとウルスラ
最初の文章からしてちょっと主人公っぽいのが
その息子のアウレリアノ大佐
アウレリアノブエンディア大佐
スピーカー 2
アウレリアノがその銃殺じゃないけど
なんか処刑される手前みたいなところから始まるんじゃないですか
スピーカー 1
そうですね長い歳月が流れて銃殺隊の前に立つ羽目になった時っていう
スピーカー 2
回想っぽいところから始まるんですよね
だからこれずっとこのアウレリアノの生涯って終わるのかなと思ったら違ったっていう
そうですね
一応その序盤にそういうなんか不思議な話というか
スピーカー 1
魔法の絨毯とか
12:02
スピーカー 1
ジプシーたちが持ってくる
スピーカー 2
氷を作る機械というか見に行ったりとかして
スピーカー 1
最初からなんかちょっと不思議なものが出てきますね
スピーカー 2
そうですねだから結構最初ファンタジー寄りなんかなと思ったら
結構普通の生活の話をどんどんしていくんですよね
スピーカー 1
なんか売春が出てきてとか兄がどっか行ったりとか
アルカディオ
スピーカー 2
ずっとそういう話ですよ
家族の物語というか
村の中
マコンドっていう村がどんどん発展していく中で
その村を立ち上げた家族がどうなっていくかっていうのが
スピーカー 1
結構何世代にも渡って続くっていう
スピーカー 2
それだけですよね
スピーカー 1
そうですね
その世代が何世代も続いていくっていうのも
主人公が今誰の話かっていうのが追いにくい理由として
名前が同じような名前がすごい多いんですよね
そうですね同じですねほぼ
向こうの地域の習慣なのか
祖父の名前を使って子供に名前つけるっていうのがあるんでしょうね
英語圏もねジュニアとか
これ読みづらいって感じるのは
文化圏の違いなんですかね
名前に関してはそうですよ
スピーカー 2
僕結構最初
人が出てくる
1ページずつぐらいに新しい人が出てくるじゃないですか
出ていっては消えてとかするんですけど
結構名前とどういう人っていうのを
メモしてたんですよ最初ずっと
途中で諦めましたね
めんどくさくなって
家計文を途中でやめてしまって
スピーカー 1
自分でもメモも取らず
こういった付け図付属でついてるようなものも見ず
スピーカー 2
頭で記憶して読んでました
半分ぐらいはただ読むだけ
半分ぐらいから先は
この人何だったっけなと思いながら読んでましたね
ちょこちょこ説明してくれるんで
この子と兄弟だったとか
スピーカー 1
最初のコードは特に登場人物が
スピーカー 2
中心人物がある程度限られてるから
その辺だけは追っかけてましたけど
もうその4世代目5世代目に来てくると
もうなんかよくわからんから
めんどくさくなって
スピーカー 1
そうですね諦めちゃいますね
スピーカー 2
今日の朝に読み終えたんで
間に合わへんと思ってそのメモ取ってたら
諦めましたね
僕はこれ半分
昨日今日で半分読んだんですけど
それまでは1週間ぐらいかけて
1週間2週間くらいかけて
ちょっとずつ読んでて
作中の時間経過がすごい長いじゃないですか
その親から子へ
15:00
スピーカー 2
子からまた孫へって
作中で100年続く
100年以上多分続いてると思うけど
だから作中の経過時間が長い作品って
僕は早く読まんほうがいいなと思って
ゆっくり読んだ方が
なんか楽しめるタイプの本やなと思いましたね
僕はその半分を2日読んでしまったから
なんかそれやると余計入ってこーへん
次々行ってしまって
一個一個のエピソードが流れていってしまうんで
じっくり読むことをお勧めしますね
スピーカー 1
そうですね私は1ヶ月くらいかな
かけて読みましたね
スピーカー 2
だからその日記とかもそうですけど
その方が面白いと思いますね
スピーカー 1
とはいえやっぱり休みの日は
一気にまとめて読んじゃうところもありましたけど
スピーカー 2
時代がまとまってるとこは
スピーカー 1
いいと思うんですけど
スピーカー 2
時代変わるんで
途中から何回か変わっていくんで
このね
親父補正アルカディオグウィンディアの時代とか
アウルリレアノがちょっと大人になってからの話とか
スピーカー 1
アウルリレアノの話が一番長いと思うから
スピーカー 2
そこは時間経過とともに
スピーカー 1
まとめて読んでもいいかなと思いますけど
アウルリレアノ大佐はすごい人でしたね
反乱軍のリーダーみたいな
スピーカー 2
ああそうですね
だから最初そんな話一切出てこないのに
スピーカー 1
途中からずっと戦争の話じゃないですか
スピーカー 2
で内戦ですけど
保守派対革新派みたいな
内戦の話がずっと続いて
アウルリレアノとかもただの
村人だったのがずっと軍人になっていくというか
スピーカー 1
アウルリレアノは割と内向的な人で
自分の世界に籠ってたけども
そうやって一旦動き出すと
スピーカー 2
超人的な力を発揮したっていう大佐ですね
途中ずっとこれ戦争の話続くのかなと思ったら
もうある程度ここで定戦されて
ネイルランディア協定っていうのが
何回も出てきたんですけどアウルリレアノ
それ以降は一切戦争っていうのが描かれなくて
戦争の話ももう終わるんやと思って
そっから先一切戦争なかったから
スピーカー 1
そうですね
スピーカー 2
いろいろやっぱり内包してたなと思って
物語のジャンルというか
スピーカー 1
確かに本の半分くらいまでは割と
アウルリレアノ大佐の反乱の話があるから
結構まだまだ続くかなと思うと
一旦それで落ち着いて
後はまた違う主人公というか世代が変わって
彼らの新しい世代の話になるから
18:01
スピーカー 1
すごい時間の流れが
スピーカー 2
セグンドに入ってからは
一切戦争の話なかったですよね
スピーカー 1
セグンドの時に制圧されません?
スピーカー 2
政府に
スピーカー 1
あれセグンドの時じゃなかったかな
制圧されたのになかったことにされて
本当にあったんだ
スピーカー 2
あれなんかあれですよね
スピーカー 1
ローム社のやつです
スピーカー 2
ストーンみたいな
バナナ会社
スピーカー 1
バナナ会社がマコンドにやってきて
スピーカー 2
ありましたね
スピーカー 1
そういう資本が入ってくることで
スピーカー 2
あれ補正ですよね確か
スピーカー 1
補正じゃなかったっけ
そうですね補正アルカディオセグンドと
アウレレアノセグンドという双子がいて
補正アルカディオセグンドの方ですね
スピーカー 2
そうですねバナナ会社の労働創業
一人だけ生き残ったんですよね
これはかなり後半というか
最後の方の話をやったかな
人が生まれて死ぬまでというのを
何にも繰り返していくっていう
スピーカー 1
そういう年表っぽい
スピーカー 2
そういう物語
こういうタイプの物語は
あんまり読んだことなかったですね
スピーカー 1
なかなか珍しいんじゃないかな
こうなんかこう
スピーカー 2
何やろなあんまり心情にまで深入りしないじゃないですか
一人一人の
概要みたいな話が
次から次へと書かれていくっていう
なんかホンマページめくったら
全然違う話が起こってるみたいな
毎日違うこと起こってるみたいな
そういう感じだから
なんかそういう意味では
すごい読みやすいなと思いました
あんまりこう
僕そのちょっと前に
今も読んでるんですけど
失われた時を求めて読んでるんで
あれとはちょっと対極かなと思って
失われた時を求めてって
ほんまずっとひたすら同じことばかりやってるんで
スピーカー 1
人間関係ね
結構閉めて会話も長くて
スピーカー 2
そうですね
で時間経ってるけど
まあ基本は社交界の話しかしてないんで
なんかそれとはすごい対極で
スピーカー 1
あれもあれで極端ですけど
スピーカー 2
極端ですね
スピーカー 1
こっちもこっちで
スピーカー 2
また社交界の話だと
ずっとあれが続くから
スピーカー 1
これで多分ウェンディア家は
今回は5世代かな1?
スピーカー 2
うーんそうですね
ウィキペディアに第7世代
スピーカー 1
一応7まで残ってるんですけど
普通だってもう親と子ぐらいですもんね
まあそれでおばあさんぐらい
おじいさんおばあさんぐらいの
3世代ってのはまだなんとなくありそうですけど
7世代ってなるとほんとにすごい
スピーカー 2
ほんま誰が誰か分かんなくなってくるんですよね
そうなってくると
序盤も人の名前とかも
結構最後の方が出てくるじゃないですか
スピーカー 1
出てきますね
ジブシーが
スピーカー 2
そうそう
それもそうですし
親父というか
21:00
スピーカー 2
ホセアルカディオブウェンディアとかも
ずっとなんか名前も出てくるから
スピーカー 1
ウルスラもねずっと出てくる
スピーカー 2
そうですね
これだから
なんか
誰主人公ってなった時に
一番長生きしてたのが
もうまあその辺
まあこれもうほぼネタバレというか
あの内容にすごい関わってくることですけど
あの一番長生きしたのが
スピーカー 1
ピラル・テルネイラ
そうですね
スピーカー 2
が140歳を超えて
これ以上数えるのをやめた
スピーカー 1
そうですね彼女
しかも彼女は
ブウェンディア家じゃないですからね
スピーカー 2
あ、そうそうそう
だから物語には結構
最初の方とは特に重要に関わってくるけど
その
まあなんか主人公的な
立ち位置やったら
スピーカー 1
ウルスラが一番長く出てきたかな
そうですね
ウルスラは
ウルスラもそこそこかなり長い
スピーカー 2
100歳は超えてましたね確かは
スピーカー 1
でブウェンディア家は基本は男が
男が多いですよね
スピーカー 2
そうですね
スピーカー 1
で男が結構そういう
なんていうか強谷の人生を生きていて
でウルスラはそれを女性の目線から
家を支える女性として見てますけど
スピーカー 2
だんだんなんか嫌がっていくんですよね
スピーカー 1
うんざりみたいな感じだったんですよね
スピーカー 2
ウルスラは最初の
ホセアルカディオ・ブウェンディアの奥さんですね
でお母さんになり
おばあさんになり
スピーカー 1
そうそう
スピーカー 2
ひいおばあさんになりっていう
それで結構長生きするんですよ
スピーカー 1
100歳以上はね
体悪くしても意識はまだはっきりしてたり
そうですね
スピーカー 2
でもなんかそうやってこう
その間でやっぱ子供が先に死んだりとかしていく
結構だからその登場人物が生まれて
死ぬまでもうことごとく書いてるって感じだった
ほぼ全員なんかどういう死に方したみたいなの
ほとんど出てきますもんね
スピーカー 1
そうですね
死ぬ時の描写もやっぱりこう
なんていうか現実にはありえないような
スピーカー 2
そういうのもありますけど
スピーカー 1
描かれ方がします
描かれ方してますよね
スピーカー 2
人によってはね
あの普通に死ぬ人も結構いますけど
スピーカー 1
なんかこう死ぬ時に
ある人物が死ぬ時に流れた血がすごいこう
スピーカー 2
はいはいはいはい
家まで
スピーカー 1
家までって
スピーカー 2
割と最初の方ですよねそれ
スピーカー 1
流れた血がずっとこう
家まで流れてくるみたいな
ありえないような
スピーカー 2
誰だったかなんですかね
兄貴でしたっけ
補正アルカディオ
スピーカー 1
そうですね
スピーカー 2
最初の兄
スピーカー 1
補正アルカディオ
アウレリアの大佐のお兄ちゃん
スピーカー 2
結構それがなんか
はっきり書いてなかったりとかすることもあって
ここで死んだんやっていうのが
その後でなんか葬式やってて
あれやっぱ死んでたんやみたいな
っていうのもたまにありました
あとはなんかこれ
この本はやたらと精描写が多かったですね
スピーカー 1
そうですね
スピーカー 2
なんかこの物語の
24:00
スピーカー 2
まあ今度の村にもとってって言ってもいいんですけど
売春宿がめっちゃ重要な位置を占めてるじゃないですか
スピーカー 1
そうですね
スピーカー 2
だからそういうのってほんま土着的な
昔ってそうやったんかなみたいな
なんか日本も多分そういうとこあるやろうなぁとは思いながら
スピーカー 1
現代的ではない部分の一つやったなと思って
ある今はちょっとそういうものが隠されてますけど
やっぱり社会の中で
そういう部分っていうのは
ずっと残ってるんでしょうけど
この時代は本当にそれがもっとわかりやすい形で
スピーカー 2
そうですね
スピーカー 1
ちゃんと存在感放ってますね
スピーカー 2
全く隠されてないし
まあなんなら物語にかなり重要に絡んでくる
そういうのはちょっと苦手だったらびっくりすると思うんですけど
スピーカー 1
そうですね
スピーカー 2
なんかその性描写とか性描写はほんまめちゃめちゃ多いですからね
スピーカー 1
それもなんかこうなんて言うんでしょう
隠蔽な感じでもなくこう割と野生的なというか
スピーカー 2
まあまあなんて言うんですかね
わかりやすく書いてあるだけなんでね
あの読んでないですけど
あんまりちゃんとあの千夜一夜物語とか
ああいう感じに近いのかな
描かれ方としては
なんか普通に生活の中にちゃんと出てくるみたいな
スピーカー 1
なんかそういうところで
子供が生まれてしまったり
どこからどこの女性と結婚したかよくわからないところから生まれた子供が
出てきてそれをその子を引き取って育ったりとか
なんかすごいちょっと今の社会とは違う
スピーカー 2
そうですね
スピーカー 1
原始的なというか神話的なというか
スピーカー 2
でもやっぱなんか昔の日本だったらあったかなっていう感じはしますね
スピーカー 1
なんかちょっと失われた時代というか
そういう時代もあったんだなっていう
スピーカー 2
誰が親かわからんみたいなの結構あったと思うし
あのなんかこうおばあさんが育ったとかも全然
昔はねよくありましたもんね
育ての親が別の人になってるとか
その何やったっけな
このウルスラーが特にかぶったんですけど
スピーカー 1
あのバガーボンドに出てきたおばあちゃんが結構
あの名前は知らなかったけど
ムサシの幼馴染のおばあちゃんですよね
スピーカー 2
割となんか最後の方まで
スピーカー 1
マタハチでしたっけ
スピーカー 2
マタハチのおばあさん
これ結構かぶってるんですよね
このイメージとしては
スピーカー 1
苦労した女性ですよね
スピーカー 2
そうですね
でなんかマタハチも実の子じゃないじゃないですか
スピーカー 1
そうでしたっけ
あ、私もバガーボンドそんなに
スピーカー 2
目かけの子かな
でも自分は子供産めへんかったから
あの長男として育てるみたいなことやって
スピーカー 1
なんかこう家を守るっていう
意識が強いんじゃないですかね
27:00
スピーカー 1
昔はやっぱり
スピーカー 2
そうですね
なんかそういう感じはありましたね
このマコンドの村描写とかも
僕最近去年見た映画のバクラウが割とイメージが近くて
スピーカー 1
バクラウは川村さんと喋ってたやつ
スピーカー 2
バクラウはイメージ近いんですよ
あのNetflixとかで見れるんですけど
まあ現代の話なんで
ちょっと違いはあるんですけど
村の中に普通に売春宿があって
地域のコミュニティと一体化してるとか
その辺もすごい近いし
あれブラジルの映画だから
地理的にも近いし
なんかあとちょっとファンタジー感もあるんであれも
バクラウの印象をかぶりましたね
スピーカー 1
僕は100円のこととは
影響を受けてるんですかね
スピーカー 2
受けてるんですか
スピーカー 1
いや受けてるのかなと思って
スピーカー 2
あーまあ受けてるのか
そうかそうなるのか
スピーカー 1
なんか気になるところいっぱい付箋貼ったんですけど
結構忘れていっちゃうから
スピーカー 2
いろんな登場人物出てくるし
誰が好きだったと思いますか
スピーカー 1
そうですね誰か言ったかな
スピーカー 2
ここめっちゃしょうもないとこが
すごい好きだったんですけど
神父ミカノルレーナ神父が
戦争が起こった時に
これ新朝現代世界の文学っていう本でやった
80ページなんですけど
戦争が始まって兵隊が攻めてきた時に
空中浮上の術で軍をギャフンと言わせようとした
スピーカー 1
ミカノル神父は兵隊に銃の大事で頭をぶち割られた
彼も結構なんかね
スピーカー 2
肝臓悪くしてなんか後退になるんですけど途中から
スピーカー 1
ちょっと確かに面白いです
スピーカー 2
ここはちょっとね好きだった
これで神談かなと思って最初頭をぶち割られた
でもなんかその後また出てくるから
スピーカー 1
頭ほんまにかち割られただけだよな
スピーカー 2
あとはなんか
これ多分すごいやっぱこの小説の
象徴的なシーンが
ちょっとここら辺からネタバレになっていくんですけど
スピーカー 1
レメディスの焦点ですね
これ一番有名なシーンじゃないですかね
多分そうですよね
焦点したんですよ
スピーカー 2
レメディオスか
スピーカー 1
本当に空に飛んでいってしまって
スピーカー 2
消えちゃうっていう
あれですよね
スピーカー 1
シーツを返してほしいって言うんですよね
ヘルナンダーでしたっけ
スピーカー 2
ヘルナンダーがシーツ持って行ってしまったって
スピーカー 1
すごい怒るんですよね
レメディオスは世代的には
1,2,4世代くらい
双子のセグンド兄弟の妹ですね
30:03
スピーカー 2
そうですね
どっちが上なんですかね
スピーカー 1
セグンドですか
スピーカー 2
セグンドの方が上なんですか
スピーカー 1
セグンドが上じゃないですか
そういう風に思ってましたけど
スピーカー 2
サンタソフィアデラティエタとアルカディオの娘
スピーカー 1
そうですね
スピーカー 2
アルカディオはしかも孫のアルカディオ
スピーカー 1
アルカディオは
ホセアルカディオブエンダっていう
創始者の長男の息子
彼も
彼は銃殺されちゃうのかな
スピーカー 2
そうですね
なんか後でちょっと暴れる人ですよね確か
スピーカー 1
ちょっとあんまり人ができてないというか
街を支配しちゃうんですよね
スピーカー 2
そう処刑されましたね確か
結構処刑される人も多いですけど
スピーカー 1
レメディオス
この子もちょっと天真爛漫というか
なんていうんでしょうね
不協和なりしてる子で
スピーカー 2
そうですよね
スピーカー 1
裸で家の周りをうろついたり
スピーカー 2
なんか一枚服一枚
なんかローブみたいなだけ着てたとか
外出る時も
まんまりだから意味わからなかったんですけど
スピーカー 1
処刑はどういうことなのかなと思いながら
スピーカー 2
なんかそういう話ですね全体的に
スピーカー 1
なんかこう殺されたとき
死んだ時のさっき言ったような
血がすごい勢いで遠いところまで流れる
みたいな
なんかその昔話の大げさな描写として
まあありかなと思うんですけど
このレメディオスが空に飛んでって
本当に飛んでって消えちゃうっていうのは
これは本当にありえない話
スピーカー 2
そうですねだから紙格子的な
そういう日本の昔話だったら
そうなんのかもしれないですけど
スピーカー 1
みんなも消えてしまったみたいな
スピーカー 2
諦めちゃうし
スピーカー 1
なんか好きなシーンがあった
でもあとあれか
レベーカっていう女性が来て
土を食べるんですよね
スピーカー 2
そうですね石灰を食べるとか
壁と土とか
スピーカー 1
カタツムリの殻を噛み砕いたり
土を食べるっていうのもなんかすごいなと思って
スピーカー 2
なんかそういう子供の時は
なんかずっとそういう習慣やったから
ストレスが溜まるとその習慣が出てくる
スピーカー 1
そんなことはあると思いますけど
スピーカー 2
女の人は結構不幸になる話が多いですね
スピーカー 1
そう女性すごい苦労してるんですよね
フェルナンダっていう
ブエンディア区に突いてきた女性も
すごい苦労してるし
スピーカー 2
仕事が多いとかもあるんでしょ
やることが多い
スピーカー 1
ドンちゃん騒ぎが多いんですよね
宴みたいなのが
スピーカー 2
セブンドとかアウリアのセブンドは広いですね
スピーカー 1
それでお金がなくなるっていうのもあったし
スピーカー 2
途中でなんかあの
スピーカー 1
おぶい対決とかしてましたね
死にそうになってました
スピーカー 2
ぶっ倒れるんですけど
アマランタとかもね結構かわいそうな
スピーカー 1
アマランタはどんな役所だった?
33:01
スピーカー 2
アマランタはなんか3人目の娘かな
スピーカー 1
あーはいはいはい
この子もねなんかこうあれですよね
結構いろんな人からプロポーズ受けるけど
それを断って
でもそれに本当はプロポーズ受けたかったのに
断ってるみたいな
スピーカー 2
あんまよくわかんないですよね
レベイカーに対しての罪の意識みたいな
言っておきながらずっと恨んでるじゃないですか
スピーカー 1
このアラマンタちょっとね
歪んでますね
スピーカー 2
だいぶなんかこうね
スピーカー 1
おばさんとして育てた子に手を出すとかね
結構あのね家族のね
家族感でのっていうのが多いですよね
そういうちょっと子供ができるみたいな
スピーカー 2
そうなんか血を繋がってたみたいなのは
一応最後だけかなみたいな
スピーカー 1
アラマンタも手を出すけど
スピーカー 2
別に子供が生まれることはない
そうやったと思います
だから一戦を超えなかったと思うんだよ確か
その最後のあの人は超えてましたけども
スピーカー 1
一番最後のね
スピーカー 2
名前がねちょっと難しい
スピーカー 1
アランタ・ウルスラーか
これ今最後の話もちょっとしちゃいましたけど
知ったからといって
この本を読むのが面白くなくなるというわけではないですよね
スピーカー 2
そうですね
スピーカー 1
なんかこうただ結構オチ的な話だったなと思って
最後の
スピーカー 2
ウルスラーはずっと懸念してた
それよりも僕がこの本
なんかこう100年の孤独のオチやなと思ったのは
スピーカー 1
メルキアデスが書いてた用紙紙がこの本やったっていう
そうですね
これに相当するものってことか
スピーカー 2
そうじゃないですか
その一家の
ウェンディア家の100年の歴史を最初から預言してたみたいな
自分の運命は最後まで読もうと思ったら
もう終わってたって言うより
この本は終わるっていう
だからちょっとメタ的な話だったなと思って
この自分が今読んでる本が
メルキアデスが書いた本みたいな
そういう話で終わったじゃないですか
割となんか67年とかにそういうのはあったんか分かんないですけど
今となってはそういうオチってたまにあるなっていう風に思うんですけど
自分が今読んでる本が作中に出てくるっていう
スピーカー 1
何でしたっけ
ミハイル・エンデの果てしない物語
これも確かそんな話だったような気がしますね
スピーカー 2
そうですか
スピーカー 1
違いましたっけ
スピーカー 2
いや僕読んでないんで
これも初版79年やからちょっと先なんだよ
スピーカー 1
先っていうのは
スピーカー 2
書かれたのがミハイル・エンデの果てしない物語は79年らしいですね
36:02
スピーカー 2
ドイツで
スピーカー 1
こっちの方が昨年の方が
スピーカー 2
10年ちょっと早いんですけど
でもそういう構図っていうのは時々あるなっていうのは
ただなんかそういう話やったって
オチやったっていうのはあんまり予想はしてなかったですけど
スピーカー 1
読んでる時は
まあなんかその辺は結構本当に最後の最後
スピーカー 2
そうですちょっといきなりというか
そういえばこんなん言ってたなっていうぐらいでしたね
読めへんって言って最後のカギとかで
サンスクリプトはやっぱ
言うてるだけやんって思ったんですけど
サンスクリプトとか一切出てこない私は
スピーカー 1
なんかあの大江健三郎の
万円元年のフットボールっていう作品があるんですよ
それはあのノーベル賞を取った時にも
代表作っていう風な扱われ方をしてた
大江健三郎といえばっていう作品なんですね
それも一族の歴史がすごい作品の中核に据えられたテーマとしてあって
スピーカー 2
結構この百年の孤独との類似性を指摘されてて
スピーカー 1
でも同じ時期に書いてるから
別にどっちかがどっちかを真似したっていうことではないと思うんですけど
そういうちょっと類似性があるっていう風に言われてて
まあまあそう言われてみればそんな気がします
長いんですか?
でも文庫で寸一冊で終わるから
スピーカー 2
そんなに何世代とかそういう話ではない?
スピーカー 1
でも万円元年っていうのが当時書いた
その小説の舞台の100年前の話くらいかな
だから100年の時間を一応扱ってる
でもそんなにこの作品みたいに
その100年間をずっと綴ってるわけではないんですけど
その時間のダイナミックな感じが似てるっていう風に
似てるというか通じるものがあるみたい
スピーカー 2
あんまり読んだことないですね
そういうのがあればやっぱり似てるって思うから
スピーカー 1
でもやっぱり100年とかそういう時間軸はあんまりないですよね
スピーカー 2
この本でやっぱり僕はちょっと珍しいなって思ったのは
メインの話っていうのは特に大事じゃないですか
ずっと均等に続いていくというか
時間が流れていく
ここが書きたかったとかあんまりそういうのもわからんし
スピーカー 1
本当に作者の自意識みたいなのが全然ないじゃないですか
スピーカー 2
そうですね
スピーカー 1
そういう意味では古い時代の物語の印象は強くないですか?
スピーカー 2
年表っぽいですねやっぱり
でもタイトルもあんまりよくわからないですからね
タイトルかっこいいですけどね
あんまり理解されなかったみたいな
そういう感じなのかな
スピーカー 1
でもこれはめちゃめちゃあふれたでしょ
いやいやあの孤独っていう意味が
39:02
スピーカー 2
アウリアの家というかウェンディア家の人が
スピーカー 1
あんま人に理解されなくて孤独やったみたいな話が最後の方に出てくるじゃないですか
本当に最後ですよね
そうそうそう
スピーカー 2
でもアウリアのウェンディア大佐も
誰からもあんまり理解されてないみたいな感じとかもあったから
スピーカー 1
そういう孤独癖があるというか
自分から壁作ってるところもありましたけど
スピーカー 2
最後に出てきた子供というか孫の
スピーカー 1
めんめんの子ですか
スピーカー 2
アウリアの子もずっと引きこもってたじゃないですか
仕事場とかで
スピーカー 1
彼は閉じ込められてるというか
もうあんまり外に出ないようにさせられてたけど
そういう意味の孤独なのかな
どんだけドンちゃん騒ぎしてても100年経てば
全部砂が崩れるように
跡形もなくなってしまうっていう
スピーカー 2
そういう状況を孤独と呼んでるかな
まあ町はなくなりましたけどね
町というか村は
結構覚えてるのは大変でしたね
スピーカー 1
内容をどんどん忘れていく
やっぱり面白いなと思いましたね
スピーカー 2
久々に読んで
スピーカー 1
やっぱりまた10年ぐらい経ったら読みたいな
スピーカー 2
全然覚えてないでしょうね
多分
スピーカー 1
またすごい新鮮な気持ちで読めると思いました
スピーカー 2
こんなあったなっていう印象的な部分とかは
あると思いますけど
ゾウ女と食べ比べとか
スピーカー 1
ゾウ女って何やねんとか
スピーカー 2
気球売りのミスターハーバートとか
バナナを持って帰って
アメリカ人の来週とか
そんなメモはしてますけど
ペトラコテスはくじ売りや
スピーカー 1
そうそう
スピーカー 2
くじ売りって何なの?
スピーカー 1
宝くじみたいなの手作りしてるんですけど
スピーカー 2
牛が当たるとか
スピーカー 1
最後は土地まで商品にしちゃって
途中でめっちゃ金持ちになったけど
3世代目のアルカディオっているじゃないですか
ホセアルカディオ・ブエンディアの長男の
ホセアルカディオの子供
で、そのアルカディオと結婚した
サンタソフィア・デラ・ピエダっていう女性がいますよね
この人はあんまり印象なくて
どういう経緯で出会ったか
ちょっと全然覚えてないんですけど
このアルカディオと
サンタソフィア・デラ・ピエダの子供が
セグンド、双子のセグンドとレメディオス
で、それからの下の世代の子孫の世話をしてますけど
42:00
スピーカー 1
この女性結構なんか大変だけど
あんまり描かれてなくないですか
最後はもうなんか呆れてというか
面倒見きれないって言って
ゲイでしちゃいましたけど
結構何でもやってくれる人みたいな感じだった
この人が結構ね
スピーカー 2
序盤に出てますね
僕見たら
なんかあれですよね
アルカディオがバイシュニアドに行った時に
連れてこられた女の人みたいな感じですね
そうだった
誰だったっけな
ピラル・テルネーラに
慰めてもらおうと思って
アルカディオがバイシュニアドに行くけど
親子やから違う女をあてがうみたいな感じで
そのサンタソフィア・デラ・ピエダが来て
そこと仲良くなって
で、娘ができるっていう
娘がレメディオスですね
スピーカー 1
全然この人の知りよう者がなかった
スピーカー 2
89ページとか言うかな
そんなんでしたね
めっちゃ最初のほうが出てくるんだよ
結構序盤に出てきてますね
ピラル・テルネーラが全財産の半分に相当する
50ペソを彼女に与えて
自分に代わって
こうしてくれと頼んだ
本名とも思えない
サンタソフィア・デラ・ピエダという名前だった
なんかどっから出てきたかあんま分からないですけど
多分バイシュニアドにいた
だからこの辺は
禁止にならないようにみたいな感じ
出生の秘密を
スピーカー 1
最後のアメリカの
スピーカー 2
分からない人がいっぱいいるじゃないですか
この時のアルカディオの孫も
自分の母親が誰か分かってなかったから
スピーカー 1
そうですね
ピラル・テルネーラはすごい
このブエンディアキとか香りが強い女性ですね
スピーカー 2
ややこしいなぁと思いながら
スピーカー 1
こういうのほんまややこしいなぁと思って
ジョジョの奇妙な冒険ってあるじゃないですか
あれの第6部って覚えてます?
スピーカー 2
最後のやつですか?
スピーカー 1
最後じゃなくて女性が主人公の
スピーカー 2
あれ一応最後
スピーカー 1
あれが最後か
7部はスティール・ウォーラーに勝てるか違うのか
6部でディオの息子がいっぱい出てくるの覚えます?
スピーカー 2
覚えましたね
スピーカー 1
あれがアウレレの大佐が
実はいっぱい子供を作ってたみたいな話あるじゃないですか
で何人かがブエンディアキにやってきて
どんちゃん騒ぎしてみたいな
スピーカー 2
近いですね
スピーカー 1
なんかそういう感じがちょっと似てるなと思いました
ジョジョの奇妙な冒険もそういう
一族の物語ですけど
あれはちょっとそういう設定を使って
一つ一つちゃんと描いてるから
またちょっと百年の孤独とは違いますけど
スピーカー 2
そう繋がってるっちゃ繋がってるけど
独立してるんで
スピーカー 1
ジョジョっていう名前をキーワードに繋げてる
装置としてちょっと面白いですけど
まあまあこれとは違うけど
45:01
スピーカー 1
なんかそういう一族の話って考えると
ジョジョの奇妙な冒険は
ちょっと頭に思い浮かびました
スピーカー 2
形式としては近いかな
スピーカー 1
ドラクエ5とかもそうですかね
あれは親とかないか
そうかな
今朝の連続ドラマって見てます?
スピーカー 2
全然見てないです
スピーカー 1
スタードラ
スピーカー 2
見てないです見てないです
スピーカー 1
あれは3世代の女性の話なんですよ
あれも珍しい
朝ドラでは主人公が変わるっていうので
ちょっと今珍しい話としてやってて
百年の孤独ほどのレンジはないですけど
スピーカー 2
そういう意味で言うと
やっぱり映像があった方が区別つきやすいから
スピーカー 1
見やすいでしょうね
スピーカー 2
本よりも
あと漫画でもちゃんとビジュアルがあるから
スピーカー 1
これでも映像化難しそうですね
スピーカー 2
これは映像化しても見た目に似てるから
これどのウェンディアンかなみたいな
どのアメリカ人なのかなみたいな
スピーカー 1
しかも世代結構言い交じるのがね
そうですね
ちゃんと明確に切れないですからね
スピーカー 2
神でも出てくるじゃないですか
スピーカー 1
幽霊とかになんてね
スピーカー 2
なんだっけな
誰だったっけと思いながら
名前たどったら
フルデンシア・アビラルっていうのが
わりと後半の方まで出てくるんですよね
この人は元々マコンドの前の村で
スピーカー 1
補正あるからウェンディアンともめたやつ
そう思った男ですよね
スピーカー 2
そうなんかなんだったっけな
スピーカー 1
殺しちゃったんやけどね
スピーカー 2
殺してなんか血統みたいになって
スピーカー 1
弓で首を刺したのかな
スピーカー 2
けどなんか嫌がらせに出てくるんですよねずっと
だから村から出るって言って
スピーカー 1
この人はまた後の方で何回も出てくるんですよ
晩年の補正あるかで呼ぶエンデとおしゃべりしてるんですよ
家にいるんですよね
スピーカー 2
誰だったっけなと思ってメモをたどっていったら
この人かみたいな
ほんまちょっとしか出てこないんですよ最初
スピーカー 1
幽霊は結構当たり前に出てきますよね
スピーカー 2
そうですね
あとはなんかこのちょっと読みにくいというか
読んでて後でなって分かるのが
途中で時系列が入れ違うとこあるじゃないですか
誰について話してるっていうのを
結構長く語ってから
また別の人について話すってなった時に
その人の最初の方からまた話すから
時代がなんかちょっともう一回戻って
またそっから話していくみたいなのがあって
それが結構ね今どの時間のことを話してるのか
分かりにくい部分もあったんですよ
スピーカー 1
私はもうかけず結構見ながら読んでたんで
スピーカー 2
そうそうこの人さっき死んだって言ったら
48:00
スピーカー 2
まだ生きてる時の話をしてたりとか
だから一通り話して
また別の話を一通り話してみたいな部分もあったから
そこはちょっと一回戸惑ったというかありましたね
アウリアの大佐は一回も勝てないんですよね
スピーカー 1
そうですね
スピーカー 2
戦争というか
スピーカー 1
でも何回も殺されかけても死なない強い王子ですよ
スピーカー 2
全てのあれに敗北したみたいなの言われるんですよね
スピーカー 1
でも最後の方にはもう
アウリア大佐の武勇伝みたいなも
現実にはなかった話みたいに
みんなに忘れ去られてっていう話ありませんでした?
スピーカー 2
時代がね
スピーカー 1
一族の誰だったか忘れましたけど
末裔が本当にあった話なんだけど
スピーカー 2
逆殺刀でしょ
スピーカー 1
あんなに頑張ってたかったのに
さっきも話しましたけど
アラマンタがよく分からないですよね
アラマンタが実はこの世で最も優しい女である
みたいなこと書いてますけど
でも実はレベエが恨んでたり
この女性がちょっと
スピーカー 2
最後まで処女がやったとか
スピーカー 1
この人は一度でかいに苦しみましたね
スピーカー 2
行動がね急に手の平返しするんじゃないですか
スピーカー 1
ピエトロ
スピーカー 2
なんとかピエトロ
スピーカー 1
イタリア人でしたっけ
美しいイケメンの
すごいなんかね
ピエトロクレスピーか
自殺するんですよね
スピーカー 2
結婚直前になって
スピーカー 1
そもそもピエトロは可哀そうな男の人で
この物語に出てくる男とは違って
ちょっと繊細な感じの優しい男で
もともとはレベエかと結婚できそうだったのに
妨害されて
でまた別のアラマンタとうまくいくと思ったら
アラマンタにも手の平返しされて
可哀そうでしたね
スピーカー 2
結構そういうアウリデアの大佐も
なかなか結婚がうまくいかなかった
これひどかったです
スピーカー 1
最初9歳の長女の娘レメディオス
スピーカー 2
レメディオス9歳でしたね
スピーカー 1
アウリデアの大佐あんまりこの
レメディオスのことを
そんなに大事に思ってないですか
スピーカー 2
急に死にましたよね
すぐ死んだ
スピーカー 1
すぐ死んじゃって
あんまり思い出されていない
スピーカー 2
どのくらいだったらそうです
写真を焼いてしまったりとかしてました
スピーカー 1
今チラッと見ましたけど
旧版は2段組なんですか
スピーカー 2
そうですそうです
あんまり変わらないですよ
ページ数というか
スピーカー 1
ちょっと名前の表記が私と違いますね
アウレリアの伸ばす棒が
私の読んでる新版にはないですね
アウレリアのブエンディア大佐って
51:02
スピーカー 1
なってますけど
私はアウレリアのブエンディア大佐ですね
伸ばす棒が小説の話と全然違いますけど
スピーカー 2
100年の孤独ってお酒あるじゃないですか
あるみたいですね
僕今検索して初めて知りましたね
スピーカー 1
結構検索すると
スピーカー 2
そっちの方がよく出てきたり
スピーカー 1
でも小説の方がもちろん先ですけど
ちょっと飲んでみたいなって
たまに思うんですけど
スピーカー 2
飲んでないじゃないですか
スピーカー 1
結構あれなんですよ
スピーカー 2
シナウスなんですって
スピーカー 1
焼酎って書いてますね
スピーカー 2
そっか見たことないかな
スピーカー 1
結構高いみたいですよ
稲崎県
スピーカー 2
でも生産ハウスは少ないみたいな感じですね
でも普通にAmazonで売ってますね
スピーカー 1
100年の孤独じゃないけど
1000年の眠りっていう小説もありますよ
スピーカー 2
それは元ネタあるんですか
スピーカー 1
100年の孤独が売れた質疑は
1000年の眠りって人なの
スピーカー 2
これ全然売ってなくて
安くで売ってないかなと思って
薬毒で買ったんですけど
今Amazon見たら普通に安くで売ってました
同じぐらいの値段かな
新版はそんな安いのないですか
スピーカー 1
今Amazonで100年の孤独見ましたけど
このカバーもありますよね
これ実物を見たことはないですけど
スピーカー 2
ないですね
これはカバーはあるの
スピーカー 1
これは外してきただけで
これですよ一番横
スピーカー 2
これってソフトカバーじゃなかったっけ
これハードカバー
スピーカー 1
これですよ
3080円
スピーカー 2
安く買おうと思ったら
旧版やったら300円くらい売ったんで
送料コミュニケーションは600円くらいで買えるかなと思った
スピーカー 1
次回予告
次回予告
スピーカー 2
次回予告
次回予告
53:07

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