スピーカー 1
どんどん試合見てて、
ここはあれだな、ビルドアップの時にディフェンダーとボランチが角度をつくれて、
ここはパス取んないからだな、みたいな。
スピーカー 2
アウトサイドにもうちょっと出て、みたいなことをずっと思いながら。
スピーカー 1
目が超えてきてる。
そう、自分できないです。
スピーカー 2
そうすると、
マネジメント的な見えてるものが、
ピッチの上に、こういうふうにつながってる感じするな、
みたいな見方をしてるってことですよね。
スピーカー 1
してますね。
ライバルチームですけど、FCマチュダ・ゼルビアって、
今シーズンの後半、終わりになってちょっと調子を落としちゃってますけども、
でもすごくいいサッカーしてるわけですよね。
ずっと周囲を走ってましたもんね。
走ってましたよね。
やっぱり、ザゾーンとかで、ライバルチームのサッカーとかも結構見るわけですよ。
どういうふうにいいサッカーなのかと見ると、
マチュダのサッカーは、
サッカー全然ご存じない方も多分聞いてる方に多いと思って、
守備から攻撃への切り替えとか、攻撃から守備への切り替えってトランジションって言うんですけど、
トランジションの時の選手の一体感が全然他のチームと違うんですよ。
ここでボールを奪ったら、攻撃にトランジションするんですけど、
ここで取りましたって時に、周りの選手の走り出しているのの迫力が、
やっぱりちょっと他のチームとレベルが違って、
それで見事に崩していくみたいなのができてるし、
思ったのと違う展開になった時に、
ちゃんとこの形で一回引いて守るとか、
そういうところとかのイメージもちゃんと共有できてるんですよね。
だから強いんだみたいなのとか、
そういうのとかもすごく面白いなって思いましてね。
スピーカー 3
宇田川さんに横で解説してもらいながらサッカー見たくなりますか?
スピーカー 1
いやいやいや、そんな大したもんじゃないですけど。
ゴール裏で?
ゴール裏で。
ゴール裏でも結構見えますよ。見えます見えます。
そうなんですよ。
でも、某スタートアップの経営層の方が、
やっぱりFC東京の試合をよく見に来られてるんですよね。
お子さんと一緒に。
で、彼にこれちょっとボランチ変えた方がいいですねとか、
スピーカー 2
どっちがいいかメッセージ送ってみるとか。
スピーカー 1
そんなことはやってますけどね。
スピーカー 2
いや、いい楽しみ方ですよね。
スピーカー 1
いや、本当に面白いなって思います。
あとはやっぱりどんな人が来てるのかみたいなのもすごい興味があって。
で、でもなんかなんで僕がまた、
執筆が終わってから行くようになったんですけど、
しばらくずっとDAZNとかで見てるだけだったんですけど。
自分が行くようになったのとかも、よくよく考えると、
結構なんていうか、結構多いのがね、
割と一人で仕事をしている人みたいなのが意外に多いんだなって気づいて。
スピーカー 2
一人で仕事をしている人、フリーラブル的なってことですか。
スピーカー 1
そうそう、だから個人事業主の人もそうだし、
意外にね、こういう僕みたいな専門職系の人とかも意外にいて、
で、なんかね、そうするとこう、やっぱり一人でずっと、
僕なんか特にそうなんですけど、一人でずっと仕事してると、
なんかあんまり仕事以外の繋がりって、
なんか垂直関係っていうか、その点での繋がりっていうか、
そればっかりになっちゃって、全然違う繋がりがなんかこう、
サッカーを見に行き続けると結構できて、
スピーカー 2
それはすごい楽しいですよ。
スピーカー 1
そんなことやってます。
スピーカー 2
僕今、ベルマーレのフロントの人たちのチームビルディングのお手伝いをしてるんです。
スピーカー 1
素晴らしい、素晴らしい。
いやー、ベルマーレもね、プロの残留チームって言われてますけどね。
スピーカー 2
このシーズン終盤になると力を発揮するんですよね。
スピーカー 1
そうなんですよ。次うちホームの試合があるからな、ちょっと心配なんだけどな。
でも、ゼルビアの話でもちょっと言い忘れたんですけど、
やっぱり、なんとなくこれ感じることなんですけど、
スピーカー 1
現場のフットボールっていうものと経営っていうものが、
多分ちゃんと連続性があって、
短編化されてないっていうかね。
そういうチームは多分強いと思うんですよ。
やっぱりどういう選手をアカデミーで育成するのかっていうイメージとか、
あとはどういう選手を補強する必要があるのかとかって、
そういう人たちを育てたり補強したりして、
どういうふうにチームの会社を経営していくのかみたいなのって、
だいぶ経路が違うじゃないですか、仕事としては。
大学とかもそうで、大学の教員と事務方みたいなのって全然違ったりとか、
これがある程度そういう境界を越えて一体で運営できてると、
強いのかなって思って。
っていうのは、誰を取るっていう全体の戦略、
どういうサッカーを目指すみたいな全体戦の戦略みたいなのがあって、
それが共有できたところで、戦術とか補強とかそういうのってやっていくと、
多分いいフットボールになると思うんですよね。
だけどこれがバラバラだと、客を呼べる選手を取ろうとしても、
客を呼べる選手を取ろうみたいな感じになっちゃってる。
全体のイメージとかはともかく、いい選手を取りゃなんとかなるんだろうね。
そうすると、あんまりうまく起動しないですよね。
スピーカー 3
どうありたいのかみたいなのを、それをインテグレートするというか、
現場まで、選手まで含めて同じものを見るようにするっていうのが、
経営にとって一番大事なことなのかなみたいな感じはしていて。
結局、選手に一個一個指導なんかできないし、
どうやってプレイしても言えないし、運営に細かいことも言えないし、
スカウトするときも別にいい選手をスカウトしろとしか言えないってなると、
経営がいることでなんなのかなみたいな。
本当、5人とかでやってる会社だったら、そんなこと言わなくてもできる気もするけど、
いろんな種と大小多様な職種の人たちだったりっていう状況の中で、
経営がやることの一番大事なことってそこなの?っていうのは、
この間別の方と話しててもそんなことを考えたんですけど、
今の話聞いててそんな感じが受けたなと思ったんですけど、
でもそれが一番難しいんだけど。
スピーカー 1
そう、しかもね、やっぱり、
多分、難しく、より難しくなるのは、
フィールドのプレイヤーの選手たちって、
やっぱり自分のキャリアもすごくあるじゃないですか。
スピーカー 3
そうですね。
スピーカー 1
やっぱり選手たちの現役って、
やっぱり大体35歳ぐらいまでが、
一般的には。
18歳からいきなりプロになれたり、
久保武さんみたいにね、
もっと若い頃からプロになれる選手は稀で、
大体大学サッカーとか、
そういうとこで大学卒業して22歳とかで選手になって、
35歳ってなると13、14年しかないわけですよね。
そうですね。
そうすると、より自分を高く買ってくれるところに行きたいって思うのは当然だから、
自分の持ち味を決してまでプレイしたいのかみたいなのって、
たぶんチームが勝つためにやらなきゃいけないとかっていうのは、
自分のキャリアとかって絶対ジレンマみたいなものってあると思う。
だからそういう意味でも、
それをちゃんと戦術を実践できるようにするとかって、
多分監督の仕事としてすごく大変なんだろうなと思うし、
そうといって、じゃあそれだけでもチームの経営ってうまくいかないよね、みたいな。
ほんと、なんか結構難しい組織なんだなっていうのは。
スピーカー 2
興味ないっていうか、
悪く思いやすいみたいなやつがここでも同じですよね。
スピーカー 1
まさにその通りです。
スピーカー 2
接点あってサインしてもらったとか握手してくれたみたいな、
接点があると試合見に行った時にその選手を見るみたいな、
ボール持ってないけどその選手に目が行くみたいなことが、
自然と起こったりとかするし。
スピーカー 1
だからやっぱりそういう地道な、
地道っていうのも今までのことを淡々とやれって意味じゃなくて、
他者から見て、
自分はどうなのかっていうことをちゃんと見ようとするっていう地道さですよね。
対話的な地道さみたいなところですね。
スピーカー 2
やってることとしては派手さはないっていう地道さというか。
スピーカー 1
もちろんね、
たくさん人を呼ぶために、
例えばアイドルグループを呼んで集客するとかそういうのもあると思うんだけど、
でもその人たちが、
じゃあ何をここで感じたのかっていうこと。
やっぱりそこで、
来てくれた人たちが、
どう顧客になってもらうのかみたいなことがあって、
結構やっぱり、
もう一歩踏み込むっていうことがやっぱり大事なのかなって思いますよね。
大事ですね。
僕がネットショップの人たちと試行錯誤してきたのはまさにほぼ同じで、
スピーカー 2
じゃあね、商品売れないからつって、
おまけ豪華にしていけば、
リピートしてくれるかって言ったら、
おまけついてるときしか買ってくれないしね、みたいな。
勝ち負け、サッカーでいう勝ち負けみたいなのは、
安い。
値段が安いみたいなのと、
多分かぶってる気がするし、
いっぱい勝ち回すっていうのが、
安いです。他よりも安いですみたいな感じ。
で、結局最安でもないのに、
スピーカー 1
うちの店でずっと買い続けたいと思ってもらえるにはどうしたらいいかみたいなの。
スピーカー 2
の一つは、
お客さんとのコミュニケーションの量を増やしていき、
関係性をつくって、絆をつくっていけると、
この店から買いたいっていう風になっていくよね、みたいな。
のがまあ結論、
もちろん、
お客さんとのコミュニケーションの量を増やしていき、
関係性をつくっていくよね、みたいな。
のがまあ結論、
もう結論といえば結論。
だったらアマゾンでいいじゃん、みたいなね。
スピーカー 1
そうですよね。
だから、
その、例えば購買報道をするみたいなところでも、
それで自分はどういう人間であるのかみたいなのが、
含めて消費ってしてると思うんですよね。
だから、
安いから買う人、
でもまあ、それはそれで一つの在り方だと思うんですけど、
またそれとは違うものを作れると、
違うことが起きるってそういうことなのかなと思うんですよ。
スピーカー 2
平川さん、ブルーロック読んだことあります?
スピーカー 1
ブルーロックはね、まだ読んでないんですよ。
青足は今日読んだんですけど。
サッカー課題都市多くてね。
スピーカー 2
課題都市多いですね。
ブルーロックって、
結構面白くて、
僕が思う面白さは、
ストライカーだけ集めてチームを組ませて、
試合をするみたいなお題が出されるんですよ。
スピーカー 1
全員ストライカーだから、
スピーカー 2
最初、幼稚園のサッカーみたいな、お団子サッカーみたいに、
俺が俺がっていって、
全員自分点取りたいので、お団子サッカーになるんですけど、
スピーカー 1
でもそれだと勝てないから、
スピーカー 2
だんだん自己組織化が進んでいき、
しょうがないから、
このメンバーだったら、
俺、ディフェンスに回っとくか、
みたいな感じの、
スピーカー 1
自己組織化が進んでいって、
スピーカー 2
だけど、
そうなった時に起こる出来事が、
サイドバックだけど、
第一選択肢で点取れないかなって思ってる、
ディフェンダーみたいな、
ゴールキーパー。
ゴールキーパーも点取りたい奴なんですよ。
日本の問題、今のいけてない状況を変えていくためには、
それこそ子供の時に指導者から、
お前はディフェンダーだって言われて、
お前の仕事は守ることだって言われると、
守ることが第一優先の選手になっちゃってるわけです。
分業マインドが強すぎて。
なので、
ストライカーから自己組織化が進むと、
11人全員が絶対点取りたいって思ってる、
集団になれるから、
会社で言うと、
経理の人だけど、
好きならば売り上げ上げて、
いいお客さん、ファンのお客さん1人でも増やしたいみたいな、
全員が思ってる会社みたいな、
スピーカー 1
そういう感じだった。
スピーカー 2
それがブルーロックのテーマなんですよ。
スピーカー 1
仮にそうだとすると、
お互い共通言語みたいなのができてると思うから、
あんまり断片化は進まないかもしれないですね。
大きな組織になった場合っていうのを考えてみる。
スピーカー 2
それこそトラッカーの企業の目的は、
顧客の創造みたいなやつを、
ちゃんと全員が本当に体現をしてプレイをしてるみたいな。
そういう会社だと、
うまくいきやすいよなっていう話。
なるほどね。
スピーカー 1
課題都市多いなあ、読まないとな。
はい、ということで。
何の話?
スピーカー 3
サッカーの話ですね。
スピーカー 1
宇田川さんとサッカーっていう。