00:01
スピーカー 1
突然ですが、クイズです。
スピーカー 2
は?
スピーカー 1
は?って言われても。
クイズ、いきます。
スピーカー 2
はい。
あ、受け入れたね、今クイズを。
はい。
スピーカー 1
クイズが答えないといけないからね、クイズには。
スピーカー 2
人間は。
スピーカー 1
日本には、出世路という概念がありますね。
そうですね。
ブリっていう魚がありますね。
スピーカー 2
うん、あるね。
スピーカー 1
これはですね、80センチ以上が2より大きくなると、ブリっていう名前に出世するらしいんですよ。
スピーカー 2
そうそう。ハマチだったっけ、最初。
スピーカー 1
えっとね、ハマチはね、養殖の場合がハマチっていう場所もあるらしい。
スピーカー 2
あ、そう。
スピーカー 1
さやこしい。
ところで、この80センチ以上がブリっていうのは、日本全国共通である丸か×か。
スピーカー 2
えー?×なんじゃない?例外はあるんじゃない?
スピーカー 1
×。正解は丸です。
スピーカー 2
あ、丸なんだ。誰が決めた?
スピーカー 1
知りません。
日本が決めた?
わかりません。一般意志で決まったんじゃないですか。
スピーカー 2
一般意志なんだ、へー。
スピーカー 1
はい、クイズ終わりでーす。
スピーカー 2
はい、残念。
スピーカー 1
どう思いました?
スピーカー 2
うーん、まあ、面白かったよ。
スピーカー 1
面白かったんだ。
スピーカー 2
うん、興味深かったね。
スピーカー 1
へー。
スピーカー 2
まさか全国一律だと。
スピーカー 1
あ、意外だったんだ。
うん。だって絶対どっかでそんなのに従わない漁港があってもおかしくないじゃん。
いや、お前の言うところの、従わない漁港を探せば一つはあるかもしれんよ。
スピーカー 2
あるよね。
じゃあ俺が正解だ。
いやいやいや、多分全国どの地域でもほとんど80センチで通じるぐらいの意味だと思うんだよね、このクイズ。
あー、そういうぼやーっとした感じのね。
俺は厳密さを求める性格をしているからね。
スピーカー 1
性格です、それは。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
あ、でもまあそういうことよね。クイズとはこういうもんなんよ。
まずでも最初のところでどう思った?クイズですって言われたとき。
まあクイズ、スタートでもいいんじゃない?と思ったよ。
03:05
スピーカー 1
なるほどね。
スピーカー 2
まあ一応はとは言ってみたけどね。
スピーカー 1
あー、あれはいいんだ。
スピーカー 2
普通の人ははって思うかなと思ってはって言ってみたんだよね。
スピーカー 1
へー。
スピーカー 2
俺は思わなかったけど。何しろお前から最初に聞いてたからね、クイズをしますって。
スピーカー 1
いろいろ説明しなくていいんよ。
じゃあ、まあ、俺ってさ、領域展開だと思うんだよ。まずクイズ。
スピーカー 2
あー、クイズをします、ダーンみたいなね。
スピーカー 1
そうそう。
スピーカー 2
あるある。
スピーカー 1
ジャーンみたいな感じ。
うん、あるある。
そうすると相手は答えなくてはいけなくなるっていうね。
必中なんですよ。
スピーカー 2
なるほどね。
スピーカー 1
すごくない?
スピーカー 2
それは言った人が強ければの話だよね。
スピーカー 1
まあ、はって言われるときもあるよね。
スピーカー 2
少なくらい強くないとダメだね。
で、今のハマチの問題も全部調べたわけじゃないじゃん。
全然ね。
あなたが言うよ。
スピーカー 1
ゆるゆるだったね、今。
そういうことにしたよね、答えも全部。
スピーカー 1
この領域ではそれが答えなんですよ。
スピーカー 2
確かに。
ピンポーンとかブッブーとかのノリでやっちゃうんです。
スピーカー 1
やってるね、テレビで。竹田哲也の三枚卸しでは竹田哲也が答えだからね。
まあそういうのを結構俺は気に入らないなって思うときがあるんよ。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
なぜクイズに答えなければならないのか。
スピーカー 2
でもお前はクイズに答えるのを責められた経験なんてないよね、あんまり。
スピーカー 1
え?
スピーカー 2
あるの?そういう経験が。
スピーカー 1
いやまあ普通にテレビ番組、クイズ番組とか見てたらいつのまにか答えちゃってるときあるじゃないですか。
スピーカー 2
あーあるね、確かに。展開させられてるわけね、あれ。
スピーカー 1
そう。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
あれはメディア領域展開と言いますね。
スピーカー 2
でもまあ答えないときの方が多いよね。
スピーカー 1
まあそうだね。でもひとたび答えるとさっきみたいに納得いかないっていうことが起きるわけ。
なぜなら、まあさっきも言ったけど、クイズのためにクイズを作ってるからね。
スピーカー 2
あーなるほどね。
スピーカー 1
うん、確かに。
つまりクイズが主役なんじゃないかと。
創作じゃん、クリエイティブじゃん。
06:01
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
領域を含めて。
クイズのためのクイズみたいな感じですよね。
スピーカー 2
そうだね。
たぶんそれに巻き込んでしまえば、クイズなんだと人は思ってだいぶ許すよね、細かいことは。
スピーカー 1
許す。
で、そこで普通に悔しがると。
スピーカー 2
あー、そっか。とか言うよね。
スピーカー 1
そうそうそうそう。
で、それって、そこに軽々しく、俺という自意識が飲み込まれるということに我慢ならないんだろうね。
スピーカー 2
なるほどなるほど。入試とかもクイズといえばクイズだよね。
スピーカー 1
それはもうでかいクイズです。
スピーカー 2
人生が決まるわけだ。飲み込まれてるよね、完全に。
スピーカー 1
そうなんや。
スピーカー 2
子供たちは。
スピーカー 1
これはヤンキーにとっては許されんことよ。
スピーカー 2
確かに。
スピーカー 1
AイコールBではないだろっていう人たちにとってみれば、そんなクイズは許せないわけじゃん。
許せないね。
そもそも大きさが変わったら名前が変わるっていうのをクイズにしてる時点で、いろいろ勝手じゃん。
スピーカー 2
確かにそのクイズの問題が絶妙ですよね。
なんだその80センチ超えたら名前が変わるって。
イラッとくるよね。イラッと。
スピーカー 1
で、ちょっと話を変えると、ミステリーのドラマってあるじゃん。
スピーカー 2
あるね。
スピーカー 1
あれって主人公とかクイズを出されているような状態じゃん。
そうだね、読者もクイズ出されてるね。
読者は選べると思うんだよね。
何を?
スピーカー 2
俺はミステリー見るときに謎を解こうとしないんですよ。
それはクイズの番組見るときに解こうとしない人もいるけど。
スピーカー 1
そうそうそう、そういう感じ。
スピーカー 2
あくまでも俺は中には入らないんです。俺の自信。
絶対に入らないと。上から見下ろすぞっていう感じね。
スピーカー 1
そうそうそうそう。
分かるよ。
ドラマの主人公が懸命に謎を解くのを見るのはいいんですよ。
見るのはいいんです。
なぜ俺が解かなければならないのか。
姿勢が一貫性があるね。
特に引っ掛け問題とかあるじゃん。これまたクイズの問題に戻るけど。
スピーカー 2
あるね。
スピーカー 1
引っ掛ける必要ある?って思っちゃうわけよ。
これはみんな思ったことあるよね。
なんでそういうわざと陥りやすい罠を作って点数を競わせるのかって話ですよね。
09:09
スピーカー 2
確かにね。何やってんだろうな。
人が苦しんだり悔しがるのを見るエンターテイメントっていう分類があるじゃないですか。
スピーカー 1
あるね。
スピーカー 2
負け続ける姿を見るエンターテイメントと同じぐらい。
そう。
それと同じニュアンスを感じますよ。
視聴者を気にしているんじゃないですか。
視聴者を。第3者を。
グーーーーーーーーーーーーー!みたいな。
スピーカー 1
そうそうそう。
サッカーとかも一緒だよね。負けて悔しがる姿とか。
スピーカー 2
喜びも勿論。勝った時の喜び。
スピーカー 1
と悲しみが見たいだけなんじゃないかそう その喜びと悲しみを
クイズで行ってもいいじゃんクイズでやって くれるのは別になんで俺を巻き込むかって
スピーカー 2
話 受けせ最初から言うよケース
スピーカー 1
そう 調節用読んだ巻き込まれないから
ちょっと待って 一回聞きますもうちょっと厳密的にちょっと説明したいんだけど
うん あの
ドラマの中の主人公は騙されてないじゃん別に クイズに参加はしてないじゃん演じてるだけじゃん
うん クイズの番組に出ている出演者は本気でクイズやってるんですね
スピーカー 2
ああ でも謎というか解かなければないいけないものに直面はさせられてるけど
え? ドラマの主人公でしょミステリーでしょ
スピーカー 1
いえいえ主人公は演じられてるだけでしょ
騙されるふりとか ガチじゃないってことね そうそうそうそう
はいはいはい だから
俺はどっちかっていうとそっちの方がしっくりくるんや 謎も作られものだし騙される方も作られてると
悩む方もね 二人が演技してる
スピーカー 2
厳密に言えば視聴者だけが騙されてるってことね 騙されてるというか問題を突きつけられてるのは視聴者だけ
スピーカー 1
それは主観の問題で 俺みたいに演劇自体をただ楽しんでる人にしてみれば
誰もクイズを解いてないってことね そう誰も 誰も解いてないんです
スピーカー 2
これがいいしっくりくるはず 確かにね
クイズ番組だとそうならんの 巻き込まれてるね
スピーカー 1
巻き込まれてる人を見なければいけなくなる
12:02
スピーカー 2
だからしっくりこない
スピーカー 1
バランスが悪いって思うんだよね なるほどね 公平だみたいな
スピーカー 2
え? ちょっとそれはよくわからないね
でも属性が違うじゃん 違うね
スピーカー 1
ドラマの場合は 設定する人とそれを演じる人と
それを見るだけって 全部仮想じゃん
別にバランスがそれでいいって言うわけじゃん バランスの問題じゃないわ 種族が一緒ってことか
種族ね クイズはクイズ出す方と 悩む人とそれを見る人
スピーカー 2
ではスポーツと一緒だよね スポーツとゲームと
スピーカー 1
クイズ番組は一緒なんですよ そうだね
やってることは そうだね それが面白いと感じる人はもういっぱいいるのは分かってるんだけど
分かってるよね そうじゃないなっていうことね
オリンピックとかもあんまり好きじゃないんですか? そうだね 基本的にはね
何が違和感なの? 公平じゃない感じなんだよね
スピーカー 2
なんで? そこで公平という言葉が出てくる意味が分からない
スピーカー 1
領域を展開する側とされる側がいるからじゃないか? あーなるほどね
なるほど そういう関係性だよね
スピーカー 2
ひどい関係性だよね 領域をする側とされる側を見るのが嫌なわけね
じゃあサッカーとかだったら対等だからまだマシなわけ お互いが領域展開をし合ってるのを同時に見るだけじゃん
スピーカー 1
されてるからね 両方がね同じぐらい
したりされたり一方的ではないという 一方的ではないね でもそのルールから見れば一方的だけどね
スピーカー 2
ルールから見ればね サッカーから見ればね
クラロワも一緒だよね クラロワから見れば
スピーカー 1
全員が巻き込まれてるね 実際にそのルールの中でお互いに小さめの巻き込みをやってるよね
スピーカー 2
オブライドの話みたいな 展開しまくってるんだよねお互い
問題のクイズの問題の出し合いをよくしてるから クイズの問題と答えを交互に出し合うクイズ番組が昔あったけどあれと一緒でいいですね
スピーカー 1
そうだね なんかそっちの方はまだ見れるかな
15:00
スピーカー 1
じゃあパワハラみたいな感じなのがちょっと気分が悪いという そうだね
スピーカー 2
いい人なんですかあなたは? いい人なんや 自分で言うんだね
スピーカー 1
いやまぁちょっと説明をちょっと詳しい説明をしたかっただけだよ 今俺のことはいいんや
その違いがあるよねってことよ あるね
じゃあちょっと特殊だねクイズ番組って 他にある?クイズ番組みたいなやつ
スピーカー 2
あんまりないかもね あれはオーディション見せられるやつ
スピーカー 1
あああれはもう同じだね 賢明だね
賢明
学校を思い出すんだろうね結局
スピーカー 2
学校の理不尽さを今憎しみを感じてるからね ほとんどの人類が実は潜在的に
スピーカー 1
学校に似たようなものを見せられるとイラっとくる そういうことかもしれん
じゃあ何であんな視聴率が高い? わからんのよ
スピーカー 2
それが好きな人が多いんだよね ああそっか
スピーカー 1
やはり自分が苦しんできたから人が苦しむものを見るっていう
逆の憎しみの解消法でもあるかもしれんよ
逆の すごい
まあでも今でも会社っていうのはそういうものかもしれないしね 今でもそういう問題を立たされている
上司からの無理難題を 処置していくのが仕事だからね
やっぱりそうかもよ 苦しみが見たいんかもしれん他人の
そうかもしれんね いやそれだけじゃないか
普通にクイズ面白い場合もあるもんね 内容が
じゃあそんな感じですよ今回の会話
でも人は結構つられるなって クイズですって言われたら
答えたくなってしまう
人は本能的に問題解決をしたいわけよ 脳みそって
巻き込まれやすい部類ではあるね
それが本当に引っ掛けだった場合が一番イラッとするね
引っ掛ける必要あるみたいな
18:02
スピーカー 1
では