心に刻みたい人生哲学のはなし
学校に行けない子どもたちから、オリンピック選手をはじめとするアスリート、企業経営者、マネージャー、新入社員、メンタルサポーターとして20年間にわたり、講演・研修を行ってきた成田由紀が、今と未来を変える人生哲学のはなしをお届けします。
視聴者、リスナーからの人生相談にもお答えします。
こんにちは、早川祐明です。
こんにちは、成田芳紀です。
心に刻みたい人生哲学のはなし、成田さん、今週もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
最近言ってませんでしたが、大事なことを忘れておりました。
はい、なんでしょう。
この番組、チャンネル登録と番組の登録、よろしくお願いします。
ぜひよろしくお願いします。
さあ、ということで、今回はですね、やっぱり見てる方ね、やっぱり真面目な方多いと思うんですよ、いい意味で。
はい。
やっぱり真面目すぎる人って、僕もこう見えても真面目なんで、その視点で真面目じゃないかもしれない。
ただ、もっといい加減でいいじゃない、みたいに言うじゃないですか。
はい。
なので、真面目すぎる人がいい加減で働くとか生きていくにはどうしたらいいんだろうっていうですね。
そうですね。
はい。
真面目はいいことなんです。
そうです。
悪いことじゃないんですよ、ちっとも。
そう。ただ、やっぱりいい加減にできたらなっていうのは、ちょっと言われるとその通りだなって思うんで憧れるんですけど、
ただ、いつも思うのが、それができないから苦労してる。
苦労すんだよ、みたいな。
あと、頑張らなくていいよって言われると、確かにそうなんだけど、そうすると、じゃあ明日から頑張らないように頑張ります、みたいになっちゃうんですよ。
わかる、わかる。
なので、どうしたらいいですかねって、僕からの質問でもあるんですけど。
あのですね、真面目は決して悪いことではない。
まずそこ。
まずそこです。
ただし、完璧主義で真面目すぎて、自分が許せなくて、真面目が故にストレスが溜まっちゃう人。
これは問題ですよね。
はい。
ですから、真面目がストレスに溜まる人。
はい。
というようであれば、そこはですね、変えなきゃいけない。
どういう風な視点を持ってほしいかというと、まず楽しむことですよね。
要は、どうやったら自分が楽しめるか。
真面目すぎてストレス溜まっちゃってるんですよね。
はい。
例えば、1日の行動の中で、自分のブレイクタイム、何か、そうだな、好きなことを1時間でも2時間でもするとか、趣味をやるとか、体を動かすとか、そういうブレイクを中にちょこちょこ入れる。
なるほど。
はい。
真面目な人って、ずっと何か、ギチギチギチギチって。
そうそう。僕もそうです。カレンダー見ても全部入ってる。
ギチギチギチギチ。
休憩時間までスケジューリングしちゃってるから。
だから、そこに、要は自分が楽しめる、何か本当に心からもう解放できる時間を中に入れる。ここからやってみていただきたいですね。
そうですね。でも、それって逆に真面目な人だったら、うまくはまれば、それもある意味ルーティンにできるから。
そうですね。
うまく変えられそうですよね。
はい。ただね、真面目が悪いと思って真面目だとストレスになっちゃうんで。
やっぱりそこなんですね。
要は、体に悪いと思って物を食べるって、やっぱり悪くなりますよね。それと同じように、真面目は決して悪くないよ。いいことなんだよ、逆に。
一番いけないのは、完璧主義なのも別に悪くないんですよ。より良くしようと。
そうですよね。クオリティの高いものをね。
はい。でも、これを自分がそうだからって言って、相手に要求しすぎちゃうっていうのが人間の差がなんですね。自分がやってることも相手にどうしても求めてしまう。
それが強すぎると、やっぱりね、人間覚えてしまう。
そういう関係は、なかなかうまくいかないですよね。
そうですよね。
だから、広い心を持つにはどうすればいいか。自分は真面目が大好き。その中で楽しもう。そして、相手が完璧じゃなくても、そこはちゃんと許容してね、あげよう。
より良くするために、どうしたらもっと良くなるっていう会話だけにして、あれもできてない、これもできてないみたいに責めるのはやめよう。
なるほどね。
っていうふうに、まず思っていただく。
だけど、相手が完璧じゃないことを見るだけで自分は疲れちゃう。
で、相手も疲れちゃうし。
相手も疲れちゃうし、自分もストレスですよね。ですから、自分が真面目なのは好きだから。完璧主義も好きだから。それOK。ただ、自分がそればっかりだと苦しくなっちゃうんであれば、もう自分のスケジュールの中に完全に解放できる時間を必ず入れましょう。
そして、もう一つは相手に対して、周りの人に対しては、広い心で、まずは完璧さを求めないで。
はい。
その人のいいところをね、見てあげながら、より良くするためにはもっとどうしたらいいのっていう会話だけに留めるように。決してそこでイライラしたり、自分ができることを相手に要求することがないようにすれば、自分も楽になるし。
そうですね。
相手も楽になるし。そういうふうに解釈していただければ。
このテーマちょっと自分なりに考えてみたんですけど、今の成田さんのお答え聞いてて、そんなにずれてなくてよかったです。
なんか僕もその真面目のそのいい加減って考えた時に、
やっぱり真面目さを逆に生かして、まず真面目は悪くないよって前提があった上で、逆にただその仕組みとかルーティンでちょっとその真面目をカバーするというか、30分ごとに、1時間ごとに15分休むとか、なんか毎日必ず好きなことを1時間をやるとか、毎月、2ヶ月に1回は何もしない日を作るとか、そういうのでいいわけですよね。
伝わっちゃいますからね。本当にいいところを見つけて、そこを褒める。本気で褒める。これ絶対伝わりますよね。
はい。
ぜひやってみてください。
はい。
そして今回もご質問いただいていますので、そちらも取り上げたいと思います。
ありがとうございます。
40代男性の方からいただいています。夫婦共になかなか子供に笑顔で接することができませんということです。毎度拝聴しています。子供にとって親が笑顔で過ごすことが一番いいとわかっているんですが、夫婦共になかなかいきません。
その言葉をきっかけに喧嘩してしまうこともあり、私が我慢すればよいのですが、なかなかうまくいかず、毎度自分の心の狭さ、短気を反省しています。
この繰り返しを何とか変えて、夫婦が笑顔でいられるようにして、子供たちにその姿を見せられるようにしたいです。何か助言があればお願いします。
ちなみに子供は3人ですって。これ40代男性、僕じゃないですか、これ。
子供も3人ですけど。
ちょうどですね。
ちょうどですね。
ぴったり合いますね。
これ僕みたいですね。
はい。どうですかね、これ。
いや、もうこれもすごくね、とっても大切な質問だと思うんです。
いっぱいいると思いますよ。
ありがとうございます。早川さん、全く早川さんのシチュエーションと同じです。
同じです。
早川さんだったらどうしますか。
最近本当にありがたいことにちょっと気づいたのが、子供に笑顔で接することができないっていう、子供どうこうっていう前に、いやそもそもなんか自分が笑ってないんじゃないか。
つまりこの子供との前に普段、自分が喜ぶことをしているかとか、自分が自分を楽しませているかっていうか、それができてないんじゃないかなって。
まずそこができてないのに自分が笑ってないから、もちろん子供にも笑えないしっていう。
なんかそこで。
そうですよね。
いやもう全くその通り。
正解ですか。
大正解。
一番それが大事なんですよ。理想の親の回でね、お伝えしたと思うんですが、理想の親って、まず自分が自分の人生を生き生き楽しんでくれてる。笑顔で人生って楽しいんだよって、お父さんもお母さんも自分がやりたいことをね、エンジョイしながら生き生きしてるんですよね。
はい。
これができてると、お互いに家に帰っても笑顔できてる。
はい。
会話できるんですよ。
そうですね。
おそらくこのご夫婦は、二人ともある意味真面目すぎる。
今日の最初の話と繋がりますよね。
一生懸命ね。もう一生懸命働き、一生懸命お互いやりすぎて、自分の人生楽しんでるっていう実感がないのかもしれないんですよ。
そうですね。
なのでまずね、本当に自分が人生って素晴らしいんだよ、楽しいんだよっていうことを、まず自分たちが味わうことに、
まずそこに集中してもらって、まずそうなってほしい。
そして自分がやりたいことをお互いがやりながら、笑顔になれるようになれば、家庭でも、会話も、笑顔も、もう絶対大丈夫だと思うんですよ。
だからまさに早川さんがおっしゃった通り、自分がね、生き生き、生き生き楽しんでやりたいことをできてれば、必ずこの問題はクリアできると思います。
これでもまさにね、今日も前半の話じゃないですか。
はい。
真面目の講座行ってあると思って、いい部分もたくさんあると思いますけど、やっぱり僕もそうですけど、まず自分の骨風の水を満たしなさいみたいな。
また、やっぱり今までの選手と先々主の話じゃないですけど、言葉では分かってても、いやいや、それまず自分満たしたら、もうただなんか自分勝手なだけじゃんみたいな、やっぱりちょっと責める声とか聞こえるんですよ。
だけど、その理屈としては自分の骨風を水いっぱいにしないと人にもその水を注ぐことできないって分かってたんですけど、やっぱりナイターさんの番組を繰り返し聞くことで、
うん。
そういうネガティブなことじゃなくても、本当にシンプルに、やっぱり自分が楽しんで笑顔作れないのに、周りに笑顔出せるわけないっていう、そういうシンプルなことでいいわけですよね。
そうなんです。
だから自分を愛する以上に、他人を愛せないってよく言いますよね。
はい。
まずそこなんです。
だったらじゃあどうするのって言ったら、なんでもいいんです。
例えば夫婦で共通の趣味を、もしないんであれば、何か見つけて、
そうですね。
で、家族で一緒に楽しむとかね。なんでもいいんです。ボウリング行くでもいいし、美味しいもの食べに行くでもいいし。
はい。
なんでも、テニスするでもね。なんでもいいんですよ。
はい。
もうそれをね、ぜひね、やっていただきたいなと。
そうですね。
うん。