1. 心に刻みたい人生哲学のはなし
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2022-06-08 13:23

第44回「泣いてしまう部下への接し方」

▼映像はこちら
https://youtu.be/6iDYZNYr-Qk


▶︎今回は視聴者の質問にお答えしました。
Q.泣いてしまう部下への接し方(35歳男性)


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【メンタルサポーター成田儀則|愚か者がやっと気付いた成幸法則】
学校に行けない子どもたちからオリンピック選手をはじめとするアスリート、企業経営者・マネージャー・新入社員......メンタルサポーターとして20年間にわたり講演・研修を行ってきた成田儀則(なりた・よしのり)が、いまと未来を変える人生哲学の話をお届けします。視聴者/リスナーからの人生相談にもお答えします。

【成田儀則プロフィール】なりた・よしのり/1961年生まれ神奈川葉山町育ち。
小学6年から父の影響でテニスを始める。将来プロになりたいと中央大学庭球部に入部。大切な試合になると、メンタルの弱さで全て負ける。結局レギュラーになれず、四年生で寮長で大学生活を終える。
日本火災海上に入社し社会人をスタート、6年間お世話になった後に独立、会社を設立し、新たなチャレンジをスタート。しかし、事業に失敗。億の借金を背負う。どん底の真っ只中、能力開発の草分け、株式会社TBR故夏目志郎氏に師事、ブライアン・トレーシーのプログラムを徹底的に学び、主席トレーナーになる。夏目氏引退を機に、有限会社ヒューマンリンクを設立。企業研修からオリンピック選手のメンタルトレーニング、学校に行けない子供達のカウンセリングまで幅広く活躍。現在にいたる。
https://narita-yoshinori.amebaownd.com/

【早川洋平プロフィール】はやかわ・ようへい/プロインタビュアー。キクタス株式会社代表取締役。
羽生結弦、コシノジュンコ、よしもとばなならトップランナーから戦争体験者までジャンルを超えてインタビュー。ユニクロ・ネスレなどCMのインタビュアーも。いっぽうで「音声」の可能性にインスパイアされ、声のメディアも創り続けてきた。『横浜美術館「ラジオ美術館」』『石田衣良 大人の放課後ラジオ』などプロデュース。
https://linktr.ee/yoh.haya

#メンタルヘルス
#職場の人間関係
#部下との関わり方


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愚か者がやっと気づいた成功法則、学校に行けない子供たちから、オリンピック選手をはじめとするアスリート、企業経営者、マネージャー、新入社員、メンタルサポーターとして20年間にわたり、講演・研修を行ってきた成田芳則が、
今と未来を変える人生哲学の話をお届けします。
視聴者、リスナーからの人生相談にもお答えします。
こんにちは、早川洋平です。
愚か者がやっと気づいた成功法則、成田さん、今日もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
さあ、今日はですね、質問をまたいただいています。
今日は35歳、男性の方からいただいています。
これたくさんいるんじゃないですかね、こういう方。
泣いてしまう部下への対応ということで。
会社で中間管理職をしています。
先日ミスをした部下と話をしたところ、泣き出してしまいました。
家に帰って妻と話をしたら、あなたの言い方は強いから人を傷つけると指摘されました。
ミスをした部下には同じミスを繰り返さないためにも、なんでミスを発生したか教えてほしいと聞きました。
そこまで強い口調でもなかったですし、怒ったつもりはなかったです。
どのように部下と接すればよかったのでしょうかということです。
結構ありますね、これ。
僕もです。
いやいやいや。
家庭であります、まさに。
いやいや、これはね、本当によくあることで。
本人としてはですね、相手のために、なんでミスしたの、ちょっとはっきりしようよっていうことなんでしょうが、
言われてる方にするとですね、自分がミスったことは一番自分がわかってるんで、そこほじくられるんですよね。
辛くなっちゃうんで。
そうなんですよね。
それよりもですね。
はい。
その原因を突き止めるよりも、どうしたら今後ミスをしないでいけるかって一緒に考えようよっていうところを話したほうがいいかもしれないですね。
なぜなぜじゃなくて、どうしたら。
まずなぜやっちゃったのではなくて、今後どうしたらこのようなミスがなくなるか一緒に考えようよっていうふうに持っていった方が前向きになりますね。
まずシンプルにそこですね。
あとはですね、一番最初にいきなり怒るんではなくてですね、まず相手を認める。
認めるというところで、いつも頑張ってるよねって、でもまたミスしちゃったねみたいな、もう軽い感じで、あんまりきつくもう真剣にガッて言っちゃうとですね、余計緊張してまた同じようなミス繰り返すんで、もっともっと明るい感じで、またミスしちゃったね、でもねって。
あなた本当にいつも頑張ってるな、よくわかってるよって。
で、今後このようなことがないようにするにはどうしたらいいっていうふうに入っていったほうが。
うん。
いいかなと思いますね。
理屈じゃないですね。まずやっぱりそういう相手が聞いてくれる雰囲気作るとかも大事ってことですよね。
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うん。忙しかったからなとかね。
もう大変だったねって、もうちょっといろんなこと頼みすぎちゃったかな、ごめんねって言いながら、このようなミスが起こらないようにするためにはどうしたらいいと思う、一緒に考えようよみたいな形で前向きに話していただくと、部下もやる気になるし、
はい。
さらにそんなミスが起こらないようないいアイディアが出てる。
うん。
ところがですね、何でやったかはもうはっきりしろよってやっちゃうとですね、もうどんどんどんどん落ち込んでしまって、空に閉じこもっちゃうんですよね、人間って。
あの、やった本人が一番ミスの原因わかってるんで。
そうですね。
そうなんですよ。だからそれを言わせなくてもわかってますから。
確かに。
それはもう聞かないで、どうやったらね、もう二度とミスしないで、とってもいい形で仕事ができるか。
一緒に考えようのほうが、多分楽しくなるかな。
はい。
はい。
これ、今成さんがおっしゃったように、基本的になぜか本人が一番よくわかってるってことだと思うんですけど、逆に言うと、あえてまた細かい質問ですけど、本人もわかんない場合も、なきにしもあるじゃないですか。
うん、うん、なるほど。
だとしても、でも今のアプローチとやっぱり一緒ですよね。
そうですね。
どうしたらできるだろうって一緒に考えてみることのほうが大事な気がします。
ですね、もう基本的に、要はどうしたらこんなことをもう二度と起こらないのかっていうのは、
原因がわかってないと出てこないんだよね。
そうですよね、結局。
だから原因を聞かなくても、それを聞いてしまったら、原因も全部はっきりするんですよね。
ですよね。なぜと聞かないけど、実はそのなぜも含有されてるってことですよね。
そういうことなんですよ。
これ今、お話伺いながらね、ちょっと耳が痛かったんですけど、私幸いにも、自分が知る限りは、直接スタッフの人たちを泣かした覚えはない。
誰か泣いた人たちごめんなさいなんですけど。
ただ、この方がね、家に帰って妻と話したら、あなたの言い方は強いから人を傷つけると指摘されましたっていうのは、すごく他人のように聞こえなくて、お恥ずかしい話なんですけど、
これ家庭でもやっぱり一緒かなと思ってて、奥さんにも、なんかうちの話になっちゃいますけど、やっぱりあなたと話してると、いつも質問されてる感じがする。
で、子供にもこの間、子供がその英語の勉強法が一番上の子が分かんない時に相談してきたんですけど、何が分かんないか分かんないらしいんですよ、そもそも。
はいはいはい。
だからそこでマゴマゴしてんのに、どれが分かんないの?みたいな聞いちゃって、でもこの方のように、本人のためにむしろなりたい。
助けてあげたい、かわいい子供なんで。なんですけど、でも今の本質はやっぱり一緒なんですよね、きっと。
そうですね。
どうなんでしょう?
何が分かんないかが分かんないわけですよね、奥さんはね。
そうなんですよ。
そこも、とにかく何が分かんないんだよって攻めてしまうと、結局分かんないから聞いてるわけで、子供も困っちゃうわけですよね。
そうなんですよ。
何が分かんないのか一緒に考えようなんですよ、正解は。
やっぱり寄り添うことですよね。
そうなんですよ、やっぱり。
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実はね、早川さん、僕も昔これだった。
本当にあったんですか?全然信じられない。
本当にそうなんですよ。
もうまさに、自分は間違いない、自分は正しいって思ってるんで、強く出ちゃうんですよ。
だから、あなたと喋ると怖いって。
全然ダメを思ってむしろ言ってるんですもんね、早川さん。
別に怒ってなくても僕も言われるんですよ。
怒ってないけど、いやあなたと喋ると怖いって。
あなたと喋ると怖いって言われたことがあってですね、え?って思ったんですけど、いやまさにこのことなんですよね。
だから僕も自分が正しいと思ってるんで、相手の間違ってるところを明確に引き出そうとしちゃうんですよ。
まずそのスタートラインが正直ちょっと違うってことですね。
あなたがここが間違ってるっていうのをちょっと言わせたくなっちゃうのね。
要は相手のためにと思ってるんだけど、それはね、やっぱり相手にとってはちょっときつい。
今考えるとそう思いますね。
だって誰もね、ミスしようと思ってミスしてるわけじゃなくて、一生懸命やってる中でミスが起こるわけであって、
なんでそこはね、やっぱり原因ほじくりよりも、どうしたら今後大丈夫かっていうところにね、焦点当てることによって全てが全部解決するっていうところで、今は。
そんな形で今やってますね。
なるほど。
今最初に言っていただいたように、ある意味その。
会うとしてはね、やっぱりなぜよりどうしたらってことだと思うんですけど、そのもう一個やっぱおっしゃってくださったことが僕はすごく印象的で、そのね、言うときもやっぱ軽い感じで行くっていうのは、これも我が家の話で恐縮ですけど、やっぱり奥さんなんか娘にもその辺の英語の話もなんかすごい軽い感じに出てて、すごいなと思ったんですけど、これ訓練っていうと重く、それこそ重くなっちゃいますけど、なんか僕でもできるようになるんでしょうか、軽く話せるようになるんでしょうか。
もちろんもちろん。
これはどうしたらいいんでしょう、それこそ。
まずですね。
すいません、僕の人生相談みたいになってきました。
まず楽しむことなんですよね。
なので、もう例えばミスしちゃった部下に対して、ちょっとって言って険しい顔して迫るのと、やっちゃったねって。
あー、やっちゃったって言っていいわけですね。
ちょっとおいでよって、やっちゃったんじゃないって、いうふうに笑顔で話すのと、受ける方が全然違いますでしょ。
確かに。
なので、まず楽しく自分も怒る方も。
なるほど。
険しい顔して怒る方も。
怒ったら楽しくないんじゃないですか。
でも、やっちゃったなって言いながら、ちょっと半分こっちも楽しみながら、より相手がハッピーになるような、いわゆる気持ちを込めて相手に接する。
そうすると自分も楽しいし、相手も楽しく聞き入れてくれる。
楽しいかどうかは別として、とても聞きやすくなるんじゃないかなと思うんですね。
そうか、より相手をハッピーにってとこですね。
当然そうか。そこもやっぱり、ナイザーさん普段おっしゃってるように、相手の未来のためにみたいなものもありますよね。
そうですね。相手を育成することを常に一番に考えてあげる。
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だから、相手を責めることじゃなくてですね、相手を育成するためには、常に前向きな心でいてもらわないと、やっぱり育っていかないんで、
これはよく不老状態、ノンフロー状態って言うんですけどね、人間って不老状態、機嫌がいいとき、楽しいときがとても学べる。
すべてがパフォーマンスが上がるんですね。
確かに。
ノンフロー状態っていうのは、機嫌が悪いとき、不機嫌なときですね。
これはもう学ばないし、もうすべてが悪い方に行くわけです。
なので、怒ったときも不老状態でお互いが生きたいんですよ。
なので、最初にですね、まず温かい心で、いきなりほら、怒るときって険しい顔になりません?
なります。もう空気変わります。
カット。それが良くないんですね。
はい。
笑顔から、笑顔で怒るっていう。
そうですね。
笑顔で怒っても怒れないでしょ。
確かに。いつもおっしゃってますよね。
なんだ、バカ野郎ってね、笑顔で言ったって笑っちゃいますよね。
それと同じで、やっちゃったね、ちょっとおいでよって。
どうしたって、仕事頼みすぎちゃったかなって。
それともプライベートで何か心配事あるの?とかね。
そんな話をしながら、じゃあどうしたら、もうこれからね、もうこんなこと起こらないようになるか、一緒に考えようよっていう。
そういう方が。
そうですね。
なんか楽しくなりません?
そうですし、やっぱり仮にこういう関係で上司と部下って、もう感謝してその人に心開くし、今後絶対しないようにってやっぱ思いますよね。
そうなんですよね。だから人間って誰しも、頭から怒られると、やっぱりビクって、縮こまってしまうんですよ。
なので人によってはね、え?とかって反発する人もいれば、逆にグーッともう家に入って泣いてしまう人もいれば、とにかくいいことないんですよね。
うんうん。
で、まずは笑顔で。
はい。
はい。軽い感じで。
はい。
ですよね。まさにそのノンフロー状態。そうでなくても相手はもうノンフロー状態に多分入ってますよね。
入ってます。
上司に呼ばれた時点で。
入っちゃったと思ってるんでね。
うんうんうん。
入ってるんで。逆に怒られると思って、頭からガーッ怒られると思ってるのに、笑顔で、やっちゃったね、ちょっとおいでよって言われると、あれ?って思いません?
思いますね。
ね。いきなり険しい顔で行くと、何を言っても言い訳に取られちゃう。
っていう不安があるんで、言えなくなっちゃうんです。
ますますね。
ますます。何も言えなくなっちゃうんで、もう余計この上司がエスカレートしちゃうんですよ。お前なんだよって、なんか言えよみたいなね。
そういう意味ではね、この方にとっては今、今回目からうろっかもしれませんけど、このミスをした部下と話したところに泣き出してしまいました。もう泣いちゃってる時点で、やっぱりノンフロー状態に入ってるし、おそらくやっぱりこの言い方があったんで。
そうですね。やっぱりより相手が前向きになる言い方っていうのを。
やっぱり考える。おそらくその上司はとても真面目でね、正義感強くて、多分仕事バリバリできると思うんですよね。なのでついついね、バーンとそこをミスを指摘したくなるんでしょうけど、そこら辺はそのような形でコミュニケーションを取っていただけると。これは仕事上じゃなくてもプライベートでも同じですね。
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もう今日から実践します。
いやもうこれ本当に、自分もその方が楽です。
そうか、そこですね。最終的にはね。
もう険しい顔して怒るより、やっちゃったねって言って、笑顔でちょっとちょっとって言って、できるだけ実は人がいないところで話した方がいいかもしれないですね。
そうですね、やっぱりね。
人がやっぱりみんながいるところでガーンと怒るのって、やっぱり相手のプライドを傷つけますし、怒る時ってできるだけ、できるだけ2人だけで怒ってあげた方がいいかなと。
はい。
はい。そんな感じですね。
はい。ありがとうございます。非常に学びの多い今回、個人的にも会員になりました。
さあ、この番組では皆様から成田さんへのご質問ご感想を募集しております。詳しくは概要欄をご覧ください。
はい。
ということで、今日も成田さんありがとうございました。
ありがとうございました。
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