うん。忙しかったからなとかね。
もう大変だったねって、もうちょっといろんなこと頼みすぎちゃったかな、ごめんねって言いながら、このようなミスが起こらないようにするためにはどうしたらいいと思う、一緒に考えようよみたいな形で前向きに話していただくと、部下もやる気になるし、
はい。
さらにそんなミスが起こらないようないいアイディアが出てる。
うん。
ところがですね、何でやったかはもうはっきりしろよってやっちゃうとですね、もうどんどんどんどん落ち込んでしまって、空に閉じこもっちゃうんですよね、人間って。
あの、やった本人が一番ミスの原因わかってるんで。
そうですね。
そうなんですよ。だからそれを言わせなくてもわかってますから。
確かに。
それはもう聞かないで、どうやったらね、もう二度とミスしないで、とってもいい形で仕事ができるか。
一緒に考えようのほうが、多分楽しくなるかな。
はい。
はい。
これ、今成さんがおっしゃったように、基本的になぜか本人が一番よくわかってるってことだと思うんですけど、逆に言うと、あえてまた細かい質問ですけど、本人もわかんない場合も、なきにしもあるじゃないですか。
うん、うん、なるほど。
だとしても、でも今のアプローチとやっぱり一緒ですよね。
そうですね。
どうしたらできるだろうって一緒に考えてみることのほうが大事な気がします。
ですね、もう基本的に、要はどうしたらこんなことをもう二度と起こらないのかっていうのは、
原因がわかってないと出てこないんだよね。
そうですよね、結局。
だから原因を聞かなくても、それを聞いてしまったら、原因も全部はっきりするんですよね。
ですよね。なぜと聞かないけど、実はそのなぜも含有されてるってことですよね。
そういうことなんですよ。
これ今、お話伺いながらね、ちょっと耳が痛かったんですけど、私幸いにも、自分が知る限りは、直接スタッフの人たちを泣かした覚えはない。
誰か泣いた人たちごめんなさいなんですけど。
ただ、この方がね、家に帰って妻と話したら、あなたの言い方は強いから人を傷つけると指摘されましたっていうのは、すごく他人のように聞こえなくて、お恥ずかしい話なんですけど、
これ家庭でもやっぱり一緒かなと思ってて、奥さんにも、なんかうちの話になっちゃいますけど、やっぱりあなたと話してると、いつも質問されてる感じがする。
で、子供にもこの間、子供がその英語の勉強法が一番上の子が分かんない時に相談してきたんですけど、何が分かんないか分かんないらしいんですよ、そもそも。
はいはいはい。
だからそこでマゴマゴしてんのに、どれが分かんないの?みたいな聞いちゃって、でもこの方のように、本人のためにむしろなりたい。
助けてあげたい、かわいい子供なんで。なんですけど、でも今の本質はやっぱり一緒なんですよね、きっと。
そうですね。
どうなんでしょう?
何が分かんないかが分かんないわけですよね、奥さんはね。
そうなんですよ。
そこも、とにかく何が分かんないんだよって攻めてしまうと、結局分かんないから聞いてるわけで、子供も困っちゃうわけですよね。
そうなんですよ。
何が分かんないのか一緒に考えようなんですよ、正解は。
やっぱり寄り添うことですよね。
そうなんですよ、やっぱり。
だから、相手を責めることじゃなくてですね、相手を育成するためには、常に前向きな心でいてもらわないと、やっぱり育っていかないんで、
これはよく不老状態、ノンフロー状態って言うんですけどね、人間って不老状態、機嫌がいいとき、楽しいときがとても学べる。
すべてがパフォーマンスが上がるんですね。
確かに。
ノンフロー状態っていうのは、機嫌が悪いとき、不機嫌なときですね。
これはもう学ばないし、もうすべてが悪い方に行くわけです。
なので、怒ったときも不老状態でお互いが生きたいんですよ。
なので、最初にですね、まず温かい心で、いきなりほら、怒るときって険しい顔になりません?
なります。もう空気変わります。
カット。それが良くないんですね。
はい。
笑顔から、笑顔で怒るっていう。
そうですね。
笑顔で怒っても怒れないでしょ。
確かに。いつもおっしゃってますよね。
なんだ、バカ野郎ってね、笑顔で言ったって笑っちゃいますよね。
それと同じで、やっちゃったね、ちょっとおいでよって。
どうしたって、仕事頼みすぎちゃったかなって。
それともプライベートで何か心配事あるの?とかね。
そんな話をしながら、じゃあどうしたら、もうこれからね、もうこんなこと起こらないようになるか、一緒に考えようよっていう。
そういう方が。
そうですね。
なんか楽しくなりません?
そうですし、やっぱり仮にこういう関係で上司と部下って、もう感謝してその人に心開くし、今後絶対しないようにってやっぱ思いますよね。
そうなんですよね。だから人間って誰しも、頭から怒られると、やっぱりビクって、縮こまってしまうんですよ。
なので人によってはね、え?とかって反発する人もいれば、逆にグーッともう家に入って泣いてしまう人もいれば、とにかくいいことないんですよね。
うんうん。
で、まずは笑顔で。
はい。
はい。軽い感じで。
はい。
ですよね。まさにそのノンフロー状態。そうでなくても相手はもうノンフロー状態に多分入ってますよね。
入ってます。
上司に呼ばれた時点で。
入っちゃったと思ってるんでね。
うんうんうん。
入ってるんで。逆に怒られると思って、頭からガーッ怒られると思ってるのに、笑顔で、やっちゃったね、ちょっとおいでよって言われると、あれ?って思いません?
思いますね。
ね。いきなり険しい顔で行くと、何を言っても言い訳に取られちゃう。
っていう不安があるんで、言えなくなっちゃうんです。
ますますね。
ますます。何も言えなくなっちゃうんで、もう余計この上司がエスカレートしちゃうんですよ。お前なんだよって、なんか言えよみたいなね。
そういう意味ではね、この方にとっては今、今回目からうろっかもしれませんけど、このミスをした部下と話したところに泣き出してしまいました。もう泣いちゃってる時点で、やっぱりノンフロー状態に入ってるし、おそらくやっぱりこの言い方があったんで。
そうですね。やっぱりより相手が前向きになる言い方っていうのを。
やっぱり考える。おそらくその上司はとても真面目でね、正義感強くて、多分仕事バリバリできると思うんですよね。なのでついついね、バーンとそこをミスを指摘したくなるんでしょうけど、そこら辺はそのような形でコミュニケーションを取っていただけると。これは仕事上じゃなくてもプライベートでも同じですね。