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2020-03-16 17:35

#10 新型コロナウイルスへの10X社の対処方針とは?

新型コロナ COVID-19の国別KGI管理と10X社の対応方針について話しました。https://twitter.com/yamotty3/status/1238970641014870016?s=21
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はい、こんにちは。ゼロトピック 第10回目です。今回はCOVID-19、いわゆる
新型コロナウイルスのKPIの管理 とか対処についての、少し広いマクロ
っぽい視点の話と、ミクロっぽい 視点の話をしたいと思います。前提
として、僕は細菌とかウイルスの 専門家でも何でもないので、あくまで
自分で二次情報とかをさらって 集めた上で形成してる意見になる
ので、それをそのまま飲みにする とかはしないほうがいいかなと思いますが、
こう考える人もいろいろな場合の 参考になればいいなと思います。
あとは経営の方針に明確に影響 が出ているような事象、僕はブラックスワン
と呼ばれるような、一度起きると ものすごいインパクトがあるような
不確実性に消化される事象だと思 っているので、ものすごく毎日情報
収集とそれをどう扱ったらいい のかということに対して、結構考えている
部分があって、その内容を少し 話せればなと思っています。
まず報道なんですけど、特に日本の メディアの報道って基本的に感染者数
がどうなりましたという数値に 収集をしているんですが、この数値
を追っかけること自体がすごい 無意味なこと、無意味とは言い切らないんですけども、
かなりサンプルバイアスを受けた 話だなと思っているので、まずそこの
話をしたいなと思っています。 まずコロナウイルスの特性、この新型
コロナウイルス、COVID-19の特性として まず接触感染、空気感染はしないけど
空気感染はしないだろうと言われている けど、接触感染だったら飛沫の感染
でメインで感染する。かつその速度 が速い。あとはもう一つ、重症化する
と死に至る確率が高いという、 この3つが武漢でのパンデミック
以降、よく言われていることになります。 がゆえに多くのメディアは感染者数
とか死者数をメインで計測したり そういうAPIを各国から集めた
APIを誰でも叩けるようなものを WHOも公開していたりするんですけど、
この感染者数というのは結構妙な 数値で、先ほど言ったサンプルの
バイアスがものすごく大きいん ですよね。例えば日本って今検査
を推奨していない。全国民が検査 をすべきではないというような
スタイルをとっています。これは 実は中国とかも同じです。よほど
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それに類似するような患者さん、 いわゆる新型コロナっぽい症状を
示した患者さん以外は検査をすべき ではないし、そんなに病院に来る
ようなものでもないというのが 日本のスタンスです。他方でアメリカ
とかはそういうスタンスを結構 批判していて、今多分態度を変え
ようとしてる気がするんですけど、 測らないと分からないじゃない
かと。なのでとにかく多くの人を 測りなさいと。その上で適切な
管理、要は人口があって感染者数 があって発症者数があって重症者数
があって死者がいると。このファネル があって、このファネルのうち
今どこの爆発しちゃってるのか とか、それをちゃんと管理できる
ようにならない、手が打てないん じゃないかという態度の国と、去年
以降結構グローバルで見たらパッキリ 割れてるなと思います。ただ感染
なんですけど、要は全員を測るわけ じゃないんですよね。感染して
もほとんどの人は発症しないっていう のがデータ上分かっていて、あとは
発症者としても症状としては風邪 なので見分けがつきにくい。それを
病院でPCR検査とかやろうと思うと 精度が低いっていういろんな問題
があるので、それを特定する難易度 はそもそも高かったりすると。他方
でそれを特定するために病院に 来てもらうってこと自体が感染
を拡大させる大きなリスクである っていう、そういうものをはらんでるんですよね。
そういう中で感染者数をKPIとして 追っていくと、結構事故が起きる
なっていう判断をしてるのが中国 とか日本だと思っていて、故にどうした
かっていうと、感染ってあんまり 検査をあんまり頑張るっていう
よりは、とにかく重篤化と拡散に対して 科学的ではない。要は再現性がある
認められてるわけではないし、認め られてるわけではないけど、数値に
基づいてないですね。数値に基づ いてるわけではないけど、確実に
有効な手を打ったっていうのが 日本とか中国の態度だと思ってます。
それは人が集まる場所を閉じさせる とか、感染をとにかくスプレッド
してしまう、スーパースプレッダー になりうるような子どもたちへの
感染を防がすみたいなところが策 として打ったものになってるかな
と思っています。かつ、僕はこれ ものすごい有効だったんじゃない
かなというふうに、昨日ある数値 を見てて思いました。そのある
数値っていうのが、COVID-19キーン で死んだ人の数、これは明確に
WHOが報告義務を課してるので、 全ての国が死者数を毎日毎日報告
しなきゃいけない、それを集計 取ってる、を人口で割った、死者
スーパー人口。この人口っていう 数字自体は絶対にサンプルバイアス
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受けないので、国としてはそんなに 動きがない数値。その割合として
死者数がどのぐらいいたかっていう のを見れば、そのポテンシャリー、
ポテンシャルの数値として今発症 してる人とか、感染してる人の感覚
は何となくつかめるはず。しかも この数値を見てみると、結構すごい
高いことが分かって、イタリアが 例えば日本の100倍以上、120倍ぐらい
の数値が出てるんですよね。つまり もう止めようがないレベルで拡散
しちゃってて、かつ重篤化して死んでる 人もすごい多いっていう。なので
イタリアはものすごい危機で、イタリア だけじゃなくて、実はオランダ
とかノルウェーみたいな、近隣の いわゆる欧州でものすごい高い
数値が出始めてるっていうのが今 現状です。下手をするとアメリカ
とか、あとはもう一つ危険なのが イギリスとかもそういう水準に
行きうるっていうのが、今ものすごく 注視すべき状態かなと思ってます。
他方で、中国とかはこの数値がもう 落ち着き始めていて、恐らくそんなに
も伸びることはないだろうし、日本 はかなり低いレベルで安定させる
ことができてます。ただ一個 ダイヤモンドプリンセス号だけは
抜いた話なんですけど、あれはちょっと 特異的な環境すぎて、閉じ込められた
中でひたすら感染が進むっていう 環境だったので、ちょっと一回募集
だから抜いてるんですけど。という 意味で、まず見るべき、しっかり
管理していくべきは、結果指標 としてはこの死者数が人口に対して
どのぐらいだったかっていうのを 見ていくのがいいんじゃないかな
っていうのを思って、昨日集計した ものがあります。Twitterとかに書いて
あるので、あとリンクを概要欄に 貼っておきます。もう一つ最近の
特徴として、これは柔氷原金鉄 っていう、ジャレッドダイヤモンド
さんが書いた核差はなぜ生まれた のかっていうのを、人類の歴史を
遡って、要は1万3千年前までも遡 って、歴史の観点から書いた本が
あります。その核差を生んだ要因 の発明みたいなのが3つあって、
その一つが病原金です。病原金は どういうふうに使われたかっていう
と、例えばアメリカ大陸を侵略 するときに、スペイン風邪みたいな
病気、免疫を持った人が入っていって 仲良くなったふりをして、現住民
のスペイン風邪の免疫を持っていない 人たちを殺すみたいな形で病原金
が使われてきたっていう歴史が あって、っていうのともう一つは
病原金って基本的に家畜から人に 移るものなんですけど、多分おそらく
今回の新型コロナも何らかの家畜 から発生して人間に感染してるだろう
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と言われてるし、SARSとかMERSとか も同じなんですけど、病原金の特徴
として横には伝播しやすいっていう のがあるんですね。逆に縦に弱い
っていう、縦には伝播しにくいっていう のがあって、この理由を完全に明快
に証明されたわけじゃないんですけど、 言われてるのはおそらく温度差
に弱いんだろうなっていうふうに 解釈をされています。なので中国
とかあとはヨーロッパみたいな 地続きで横に広い大陸っていう
のが広がりやすいっていうデメリット があるんですよね。アメリカは縦
にも横にも広いと思うんですけど、 横には多分広がりやすくって、縦
に広がりづらいっていう、そんな 構造を持ってます。日本で幸い
だったのは、日本って細く縦に長い 国、かつ四季がものすごいメリハリ
ついた国なので、一定おそらく季節 の変わり目を持って病原菌のインフルエンス
がものすごい下がるんじゃないか っていう楽観的な期待はあったり
します。なのでちょっと特異的な 環境にある日本が置いといたとして、
これ以外の大陸系っていうのは、 結構これからが本番だし、ものすごい
難しいシーズンになるんじゃない かなというふうに思っているっていう
のが、まずマクロのお話でした。 マクロのお話で、僕が経営している
TenXっていう会社のほうで、結構初期 2月の半ばぐらいからも方針を結構
明確に出しています。そもそも こういうパンデミックみたいなのって
ものすごい危険なリスクである と同時に、僕らって別のリスク
も抱えていて、要は事業がうまく いかなくて会社がどうにかならない
みたいなとか、うまくいかなくなって 後のチャンスを逃すっていうそういう
リスクもあって、一定のグラデーション の中でトレードオフを必ず握る
必要があると思っています。僕ら にとって、今ってプロダクト開発
がものすごい重要な時期なんですね。 プロダクトってリモートワーク
でカチャカチャやってたら生まれる ものでは決してなくて、ものすごい
密に集まらないと早く進まない っていうのが僕の個人的な考え
です。個人的な考えですけど、会社 にものすごい反映されていて、基本的
には同じ場所に集まって、短く ものすごい生産性を出すっていう
のが基本的な考えであっています。 なぜかというと、本当に強大な
プロダクトって、まず内外のコミュニケーション がものすごい多い。確認したりしなきゃ
いけないことが多かったり、細かな 不確実性との向き合いが連続するんですよね。
その観点である不確実性が発生 したときに、Aというエキスパート、
Bというエキスパート、Cという エキスパートのレビューをパパパッ
と入れて、細かい仕決定を繰り返す っていうことの連続なので、リモート
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ワークで、すみません、だいだい さん、今お時間ちょっといいですか、
だいだいさんもいいですかみたいな ことをやっていたら、全然早くない
けど、近くに座って雑談のように 始まって、2分で終わるみたいな
のはザラにあるので、大先手として プロダクター密に集まっても早く
進むと思っています。っていうのと あとコロナの特徴として、重要な
のって何かっていうと、感染を防ぐ ことではないんです。感染は無理
だと思っています。なので、僕も 金を持ってるかもしれないし、日本
中の人が持っている可能性はある 前提で動くべきだと思っていて、
重要なのは発症させないことで、 もう一つ発症したとしても重篤化
させないことが一番重要になります。 なので、会社としての方針は、まず
体調が少しでも悪かったら、すぐに 休みなさい。もしくは、休むほどでも
ない。ちょっと鼻が出てて、みたいな 状態だったら、家でリモートワーク
で仕事しなさい。それはしょうがない です。っていうのが①です。②は、
家とか会社みたいな場所に、絶対に 金がもうこれ以上入らないように
しなさいと。何かっていうと、入室 する際に必ず、石鹸、アルコール
手洗い、手だったり、あとはうがいを しなさいと。そういうことで入れない
ようにしましょう。こういった金の 接触感染の一番の、人間の体の
侵入経路はどこかっていうと、面膜 なんです。面膜どこにあるかっていう
と、目とか鼻とか口とか、そういう ところの、ちょっとペチャッとした
ような、液があるような場所が面膜 がある場所。なので、こういう場所
をクリーンじゃない手とかで絶対に 触らないようにする。食事前とか
すごい危険で、そういう前の手洗い とかをすごい徹底することがまず
重要だよっていうの。これによって これ以上金が入ることを防いだり、
発症することを防ぐ。より自分が 体が弱い状態にするのを、外的な
要因をブロックするっていうのが①と、 内的には免疫力を高めましょう
免疫力って何かっていうと、要は 栄養摂取、バランスの良い栄養摂取
と、しっかりした睡眠と、もう一 つが運動。この三つで構成されている
ので、この三つをやりなさいと。特に 運動の部分がすごい重要で、基本
デスクワークをしているとずっと 座っちゃうんですけど、軽い運動
っていうのは明確に免疫力向上できる と言われてます。軽いってどの
レベルかっていうと散歩とかです。 散歩とかあとは7分台ぐらいの軽い
常備。そういうレベルだと軽い運動 として、それ30分とか1時間程度
だったら、体の免疫力が向上する レベルなんですけど、これより強度
は高くない。筋トレとかをしちゃう と免疫力って一時的に下がる時間
ができちゃうので、その時間はもの すごい危険です。なので運動は
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できるだけ軽いものに留めて、ただ 筋トレとかはすごいストレス発散
とかに重要で、僕も好きで、僕は 今やってないんですけど、大事な
ものなので、やるのであればトレーニング 後とか、運動後のメンテナンス
を特に大事にしなさい。手洗い うがい、しっかり休むっていうふう
に発症させない、重症化させない っていうことをものすごい重要な
KPIじゃないですけど、ミッション として全員に通達してやってもら
うっていうようなところになります。 逆にリモートワークにフルでします
みたいなのはよほどのことがない 限り、僕はしてはいけないんじゃない
かなと思っていて、今してるんですけど、 実は緊急事態があったので、2週間
ほどリモートワーク、フルリモート ワークにしてるんですけど、会社
のトップ団でもうこの方針でこう やりなさいみたいなのって結構
難しい話だなと思っていて、理由 は家の中の環境なんて誰もメンテナンス
なんてできないんですよとか、何か ちょっと状況が変わったときに
会社からの方針を待たれると困る なと、困るのは自分たちですよっていう
のがあるので、うちの行動指針の 一つにもあるんですけど、自立して
判断できるように常に情報を集めて くださいと、自分で判断できる
ようになってくださいと、そのための 情報をみんなにサーブする役割は
僕がやりますっていう、だし自分の 方針を示す、最低限のラインを示
すんだけど、それ以上の判断は自分で 細かいところはしようねっていう
ふうにみんなに伝えています。 その方が結果的に自分だけじゃなくて
自分の家族みたいな、僕がその影響 を及ぼせない人たちを守るのに
一番早いし効果的だと思っている からです。その辺は結構津波、311
の津波の事例とかから学んだとこ でもあるので、結構一概的なもの
じゃないとは思うんですけども、 自分の身を守るのが自分、自分の
家族の身を守るのは自分という 意識を持ってもらうっていうのが
結構重要かなと思ってやっています。 ということで、ちょっと長くなっちゃ
ったんですけど、今回新型コロナウイルス、 COVID-19の対処について、マクロ
とミクロの関係から話しました。 だいぶおかたいトピックだったんですけ
ども、気に入っていただいた方は ぜひフォローなどお願いします。
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では、それではまたね。
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