ウイスキーシーンの変化
ウイスキーコネクト。この番組は、ウイスキーの繋がりを増やしたいと思っている、ちょっとマニアックな飲み手2人が、普段ウイスキーを飲みながら感じていることや、
昨今のウイスキーシーンについて、自由気ままに話す番組です。
ということで始まりました、ダイアリーと申します。
ダイアリーさん、こんにちは。アノート・リアージと申します。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。前回、色々と今後話していきましょうというのが出てきましたので、続きからやっていこうかなと思うんですけども、
1つ出てきたのが、2015年からの今までの2024年に今撮ってますけども、ウイスキーシーンがどう変わったか。
そうですね。だいたいこの10年ぐらいで、どう変わったか。それは結構あるんですよね。
実は本当に色々変わってるんですよね。正直。
この10年の間に起こった色々な出来事、かつ今も定着しているようなことからも話そうかなっていうのとかも結構絡めていこうかなと思ったんですけど。
それもいいですね。例えば今常識だと思っていることが常識じゃないことっていうようなテーマってことですね。
そうです。じゃあそれ話しながら何が変わったのかっていうところをちょっとやっていきましょうか。
はい。ではドリガジさんから一個一個挙げていく形にしましょうか。お互いにですね。
そうですね。とりあえずまず、本当めっちゃ色々あるんですよ。この10年で変わったこと。
そうですね。色々変わりました。
色々変わりましたね。ただ一番世界的にウイスキーブームが来たなっていうふうなのを肌で感じた変化っていうのは、いい意味でも悪い意味でも肌で感じたんですけど、
オフィシャルボトルのヴィンテージ表記品がどんどん減っていったってことですね。
減りましたね。
めっちゃ減りましたよね。
めちゃくちゃ減ったと思います。例えば有名動画だと山崎白州。
まあそうですよね。10年が消え、12年が消え、18年はもう限定品になるみたいな。
本当にそういうようなヴィンテージ何年熟成って書いてあるボトルが本当どんどんなくなって、
それはジャパニーズだけじゃないですよね。
グレンリベットも昔はファウンダードリザーブなかったですからね。
ファウンダードリザーブこの10年の商品ですし、
あとはラガブーリンも16年が一番スタンダードなオフィシャルだったのが、
2016年に倍センテナリーを迎えたのをきっかけに8年っていうのが出て、熟成年数が下がったんですよね。
本当に多いです。そういった商品はアードベックもそうですし。
確かにアードベックもそうですね。
ラフロイオもセレクトカスクとかが出てるのもそうですし、タリスカもそうですね。
ストームとかポートリーとか出始めたのはこの10年に入ってから。
本当にこの10年で商品ラインナップっていうのが結構実は、
今並んでる商品ラインナップの中ではこの10年の間に出てきて、
今残っているものが結構ありますよね。
ありますね。例えば僕は2010何年か忘れたんですが、
基本的には長和町ウイスキーキャンプですかね。
みたいのが当時あって、あれに友人に誘われて行ったことがあるんですが、
まだイチローズモルトが出て、ピーテッドが初めて出たくらい。
なるほど、2010何年くらいだろうね。3年とか4年とか。
13年か12年かあの頃に行ったんですけど、
あの時はMHDのタリスカのボブがいらっしゃって、
ボブが無料シーンで普通のタリスカの配合をやっていて、
25年の有料シーンが500円で、30年が1000円だったんです。
すごいですね。
どれ飲めばいいですかって言ったら、全部度数が高くて有料シーンは。
一番度数が低いのが50何.6度のこの25年とかって言って、
しかも0.1度刻みで全部加速ストレングスでめちゃくちゃだったんですよね。
そうなんですよね。今は25年も30年も、あれ過水ですよ。
過水ですよね。
意外と45.いくつでしたっけ。
45.8ですね。
45.8ですよね、そう。本当に。
30年とか25年が加速ストレングスだった時の、
もう開けたてガッチガチのあのタリスカ、めっちゃ嬉しいんですけど。
そうですそうです。
あれの終わりの頃ですかね、2013年ぐらいから確かタリスカ30年が過水になって。
そうですよ。
うちにあるタリスカ30年って1個空いてて、それが過水の最初で、
確か2013だったと思うんですけど。
そうなんですね。
そんな前なんですね。
確かそうです。25はしばらく加速だったんじゃないかな。ちょっと忘れちゃいましたけども。
そうか。そうなんですね。そういった、でも確かにそうですね。
ヴィンテージ表記がなくなったり下がったりしたっていうのもそうですけど、
ハイクラスのヴィンテージのものの度数も下がってきても多かったですよね。
経年で下がったんじゃなくて、過水なので度数調整されるようなボトルが出始めてきた時期でしたね。
加速ストレングスで2万円だったものが、例えば過水で2万円だったとか、
そういうような感じが今出てきましたよね。
カスクフィニッシュの商品増加
そうなんですよ。
今だと20年とか超えるだけでも、価格の話したらやってらんないですけど、
そもそもリリースが全然ないですよね。
本当に少なくなりましたね。
そういうところの違いっていうのもあるなと思いますね。
例えばディアジオのスペシャルリリースとかは出ますけども、長熟はだいぶ少なくなりましたよね。
だいぶ少なくなりましたね。
僕も今回はあんまりチェックはしてないんですけど、タリスカはまた出て、
ラガブリンがちょっとおいしそうだなと思っているみたいなくらいですね。
やっぱりラガブリンおいしそうですよね。
おいしそうですよね。
12年のバージンホークでしたよね、確かに2024年の。
ちょっとおいしそうかなと思ってます。
多分日本に入ってくるのは1年遅れぐらいですね。
そうですね、年明けですね。
話を戻すと、ヴィンテージモノっていうのがだいぶ当時に比べて少なくなりましたし、
それに付随して単熟モノが増えたので、カスクフィニッシュモノがめちゃくちゃ増えたっていうのはありませんかね。
いや、本当にそうです。
カスクフィニッシュの先駆けって言われてるのはグレームオレンジっていうのはシェリーカスクフィニッシュですとか、
ワインカスクフィニッシュとかいろいろ出してっていうのは昔から言われてるところですが、
実験的なものであくまでもレギュラーのシングルモルトにアクセントを与えるようなタル使いみたいな、
そんなイメージだったと思うんですが、今のカスクストレングスの若い者のタル使いっていうのは、
濃いタルの味付けをすることで若くても一応飲めるよねみたいな、そういうボトルがすごい増えたなっていう感じがしますよね。
そうですね。いや、それは本当にそうで、やっぱり熟成の短い原酒をつつがなく飲ませるって言っちゃ変ですけど、
特に文句なく飲ませる方法のうちの一つですよね。タル感を強くするというか。
本当そうです。
もう一つはピート卓だと思うんですけど。
本当にそうです。ピートで最近出てくるのは例えばグレンタレットとか。
グレンタレットのピーテッド、何でしたっけ?
グレンタレットのピーテッドカスクっていうのがここ1年ぐらい出てるんですよ。
そうなんですか。
オフィシャルで。
オフィシャルで、想像が違う。
それ結構おいしいですよね。
そうですか。
ライトな出質に軽いピーテッドで、やっぱりライトな出質だと若さがすごい際立つことあるじゃないですか。
それをピートで補ってるというようなリリースでしたね。
ぜひどっかで見かけたら。
そうなんですよね。
シーンとかでもあるんじゃないですかね。
そうですね。ちょっと話若干戻るんですけれど。
ブームになって原酒をたくさん作るようになる一歩手前の段階でどうしてもウイスキーを熟成させないと味がつかないというか。
10年も10年以上でも最低寝かさないといけないという決まりがある以上ですね。
たくさん売れるときに若い原酒をどうにか使う手法としてそういった商品がたくさん出てくるのは仕方ない話なんですよ。
それでやっぱり一時期もうオワコンだみたいな感じのことをみんな言い始めるわけですよね。
ただですね僕結構このビルラムズ伝が始めたカックスフィニッシュっていう手法は一つのウイスキーブームを一旦盛り上げるためには絶対に必要な手法だったんじゃないかなと実は思ってるんですよね。
なんでかというとウイスキーブームがその時はまだウイスキーがみんながウイスキーに目を向けていたっていうただそれだけの時期で
とりあえず消費が増えてきたっていうぐらいの時期だったんですよね。
2010年代前半ですね。
2014、15年のことですね。
ただそこから2015年を境に日本でも新しい上流商がポツポツっとできて2015年からですよね日本に上流商ができ始めたのが。
そうですね。
マルス、つぬき、それから静岡、あとはイチロー・トモトじゃないですね。イチロー・トモトは違いますけど。
2007ぐらいですね。
そうですね。
サブローマルですね、あとは。
サブローマルは一応回収が入ったってとこですかね。
ウイスキー需要の急騰
そうですね。サブローマル回収が入ってっていうようなところから始まって国内のウイスキーブームになるわけだし、さらにもっと言うと海外でも要はスコットランドでも同じことが起こるわけじゃないですか。
そうですね。
このぐらいの時期から新しい上流商ができてきて、とりあえず消費が盛り上がってきて新しいものを作ろうっていう人が現れたわけですよね。
はい。
で、いずれ何にせよ3年間頑張って作った原酒を飲むっていう風になった時に、加速フィニッシュだったりとかタルカンを強めたりとかっていうのは、その手法っていうのが多分売上に大きく貢献してるだろうなとは本当に思うんですよ。
うん。
で、結構驚いたのは、変なのもありますけど、例えばアードナムルッカンとか。
アードナムルッカン、はいはい。
あれは僕リリースした直後とかは結構びっくりして。
アデルフィーが作った上流商ですね。
そうですね。
ポテラーズ・アデルフィーが神経作って。
はい。
ポテラーズ・アデルフィーが。
で、ボーボーアの確か元ディスティラーがシルマでしたっけ、ちょっと上流商庁か誰か忘れましたけど、を引き抜いて作っている上流商でしたね。
そうですそうです。
あれは要は3年のヤングエイジでも、要はリリースできる最低熟成年数で熟成させていいにもかかわらず。
はい。
バクガンが、ピートも高れているので、バクガンの厚みも分かってネガティブさもなくなっていて、かつ樽感が非常に綺麗に乗っているんですよね。
そうですね。あれはリリースの年月によって樽変えてますよね、おそらく。
おそらくですけどね、分からないですけど。
ニューポッドの頃から明らかに早く熟成するような樽に入れてるなって感じはすごいしましたよね。
すごいしますよね。
その若い原子をおいしく飲ませるための手法っていうのが多分加速フィニッシュだったりとかから始まって、今のそういった進行上流商のリリースの知見ぐらいまで伸びているというか、
ある程度つながってるんだろうなっていうのはすごく思うところがあるんですよ。
そうですね。本当にそう思います。
そうなった時に上流上がいろいろ増えてくる、上流が増えてくるっていう風になってますけども、逆に考えると今までは上流が少なかったわけですよね。
確か消費がすごい増え始めたのは2000年代後半ぐらいからで、実は2010年代前半にはすでにワールドワイルドで見ると世界のウイスキーの消費量が増えてたって確かチティブ上流上のプレゼンであったような気がするんです。
そうなんですね。
それが一つ銀行とかにプレゼンするときに非常に役立ったっていうような話を昔どっかのセミナーで聞いたことがあるんですけども。
なるほど。
大事なことはウイスキー特有の問題ですけども、例えばビールとかだったら需要と供給のスパンがだいたい半年もしないぐらいで供給できるわけですが、
ウイスキーの場合は10年20年かかるというところで、僕らが飲み始めたときは70年代とかの長寿のウイスキーもたくさん世にあったわけですが、
結局のところたくさん上流されて市場に残った、要は80年代がウイスキー負の時代、闇の時代とかいろいろ言われてますが、
消費量が落ち込んで売れなかった70年のウイスキーの在庫がずっとあるから2010年代とかたくさん飲めてたというわけで、過去の資産を悪い形で潰しながら飲んでいたわけですよね。
リリースボトルの技術革新
そうですね。あれは本当にありがたい。僕飲みてからしてみたら本当にありがたい話でしたけどね。
でも僕はちょっと不幸な話とも思っていて、例えば長寿フルーティーないわゆるピアレスとかよくありますが、
3、40年度と数が落ちてフルーティーになったウイスキーを好きになっちゃった人って、
それって結局市場に波があったからたまたま出会えただけで、ぶっちゃけほぼ失われたというか、たまたまラッキーな価格で飲めてた人たちがあの年代の飲み手だと僕は思ってるんですよ。
その通りですね。
だからあれを好きになっちゃった人は、僕は不幸だなと思っていて。
ウイスキーってそんな長寿じゃないといけないっていう飲み物にすると本当に金がかかるんだけども、あの時は普通だったけども、今の人たちが見たら割安で飲めてたわけですよね。
そうですね。
割安で飲めててその味しか好きじゃないっていうのは、逆にウイスキーを楽しむ幅を狭めてしまったっていう側面があるので、これは悲しいことなんじゃないかとちょっと思ったりするわけです。
それは僕も本当に完全に同意しますね。
僕も正直言うと熟成長いウイスキー好きなんですよ。
長ければいいってもんではないんですけど、熟成を経ないと出てこない香味っていうのはさすがにあって。
結構そういった、僕はテイスティングノートを書くときに根前一体としたとかって言ってざっくり書いちゃうんですけど、ざっくり書いちゃうような感じの香味は正直言うとすごい好きなんですが。
ただ、そこに至るまでの香味の幅っていうのがですね、ものすごく大きい。
なんて言えばいいのかな。
至るまでっていうのは熟成年数を経てっていう。
熟成年数を経てっていうことでもありますね。
その様々な熟成年数ごとに結構光るもののポイントみたいなのがあったりとか。
あとは、ヴィンテージを探すとかっていうことになってくると、長寿ばっかり追いかけるとかっていうのと全然違うことになってくるんですよね。
例えばですけども、インペリアルって上流者あるじゃないですか。
インペリアルは、例えば2010年代前半で言うと、大体95、6年のものが10年、15年から18年くらいで出ていたと。
あの時はちょっと線の細い素朴な麦菌が美味しいウイスキーでしたっていうような市場の評価だったと思うんですね。
ただ、コロナ禍ぐらい、2020年ぐらいのインペリアル、例えばエイドロン、ラダーノDBですとか。
確かシナノヤさんとかからも出てたと思うんですけども、89とか90の、つい最近もザ・シングルカスクからも出てたと思うんですが。
そういう超熟のインペリアルは、とてもフルーティー、超熟のフルーティーさが乗っていた美味しいウイスキーですっていうようなプロモーション、コマーシャルで市場に売り出されていると思うんですね。
これは同じインペリアルだけども、熟成年数の違いによってウイスキーの見せる側面が変わっていて、味わいが全然違うし、世代によってその上流者のイメージっていうのが違うという話と近いです。
そういった話とめっちゃ近いです。
消費の影響と未来展望
ありがとうございます。
めっちゃありがとうございます。
それはすごくわかりますね。
だからこそ僕らは10年近く飲んでいると、インペリアルみたいなあの柔らかい素朴でかつ骨太じゃない麦感っていうのが、経年変化でこういうふうになっていくんだ。
例えば、最近で言うとグレンマレーなんかもそうかもしれないですね。
ミルトンダフとかもそうかもしれないです。
割と近い、グレンマレーはもっと甘みが強いんですけども。
10年前というより2010年代後半の2018年、19年くらいとかってグレンマレーの2000年ヴィンテージ出まくり問題っていうのがあって非常に
PBとかでもグレンマレー07とかが乱立してたような、そんな時代があったと思うんですけども。
あれって多分数年後、2030年くらいだったらグレンマレーの07って小説フルーティーなモルトみたいな紹介されるんじゃないかなと思ってるんですよ。
確かにあり得ますね。
マレーは結構。
いや確かにそうだな。
最近グレンマレーの20年後半くらいだとソサイティのボトルを開けたんですけど。
まだソサイティだからちょっと固めっていうのはあったんですが、まだ狙ってたような感じのフルーティーさがあるかな。
熟成感、フルーティーさをもとった熟成感があるかなと思ったらまだちょっとなくて。
本当はオフィシャルの30年くらいの感じをちょっと期待してたんですよ。経年もさせてたので。
そういうくらいまで待つとちょっと出てくるかもしれないですね。
グレンマレーはちょっと個人的に僕の中で若干難しい情緒なんですけど。
難しいですよね。あそこフィニッシュも多いですね。
基本的にフィニッシュが多いですからね。
グレンマレー、例えば気になったのはクレイゲラキとかどうなってるんですか。
クレイゲラキはめっちゃ上手くなってます。
2006年とか2008年シナノヤさんが、秋元さんのポストが今日くらい見えた気がするんですが、2008でしたね。
そういうふうにポツポツてますが、2000年代前半のクレイゲラキが今5年後10年後どうなってるのかっていうのがすごい興味があって。
なるほど、すごい上手くなってますか。すごい適当なこと言いましたけど。
いろいろ美味しいのはありますよね。例えばオフィシャルのクレイゲラキだって、
確かウィスキーインターチャイナオンラインとかで出てるような、何か忘れましたけど美味しいっていうのを見たことあります。
ポスト見たことありますし。
コロナ禍くらいになりますが、2019年、2000年代とかだと、メゾン向けのクレイゲラキとか、
当時4万くらいだったと思うんですけども、99とか。
ああ、ありますかね。あれは美味しかったですね。
あれ、倉庫のどこかに眠ってますから。
すごいですね、あれ買ったんですね。あれ偉いですね。
あの時、これ話脱線しますかね。
クレイゲラキの変化
あの時、このクレイゲラキのクレイゲラキは、
話を戻すと、クレイゲラキの時に、
例えばその06、07、08とかが、
90の味するかっていうのが、
クレイゲラキのクレイゲラキは、
クレイゲラキのクレイゲラキは、
クレイゲラキのクレイゲラキは、
クレイゲラキのクレイゲラキは、
90の味するかっていうのがテーマ。
ああ、はいはいはい。そう、こういうのはもう永遠にテーマになりますね。
やっぱり長く飲み続けてれば飲み続けてるほど、
その時の、あの時の味わいの片鱗というか、
を再現できるか、もしくはまあ、
本当に根が沸くば、超えてくるかみたいな。
感じのことはやっぱり常に考えながら飲んでるよね。
僕はまだ飲んでないんですが、噂によると、
木村さんが引っ張ってきた、
オーディンのやってるのはウィスキーファインドですよね。
ウィスキーファインドとキャンベルさん向けのクレイゲラキが、
ちょっとこう往年の死亡さんっぽい感じ。
90っぽい香味があるんじゃないかって噂は聞いてるんですよ。
90っぽい香味があるんじゃないかって噂は聞いてるんですよ。
飲んでないんですが、飲みたい。
飲みたいと言いながら半年近く経ってるんですけども。
いや、まあこれはでもまた、
多分、一瞬ちょっと話したと思う。
前回か前々回かに話したテーマの中の、
ハウススタイルのあるウィスキーっていいよねっていうこと。
これちょっと重なってきちゃうことではあるんですけど、
それはなんとなくわかりますね。
クレイゲラキは正しく、
ウィスキーらしい素直なウィスキーだなっていう印象が持って。
あそこはいいですよね。
ウイスキー市場の動向
あそこはいいですよね。
これ以上クレイゲラキの話になるんで。
10年間で受けたこと。
10年前の2000年代初頭だったり2010年代くらいまでの漢字の人たちは、
60年代70年代くらいを破格で飲めていたっていうような話があったじゃないですか。
それはでも本当に実際その通りだなと思ってて。
もう本当にこれ売る側としても仕方がなかったと思うんですよね。
そうだと思います。
80年代90年代と、要はある種ウィスキー不況を経験していて、
ウィスキーが売れない時代っていうのを経験した後に起こったことなわけじゃないですか。
要するに盛り上がってきた新しいものを作って原子をストックして、
原子をストックしてより高めて売るぞとはならないわけですよね。
やっぱり今ある原子をどんどんこの在庫を処分するぞってなるわけじゃないですか。
その在庫を処分された在庫がもう素晴らしいものが非常に多かった。
凄い安い価格でいい価格買ったなみたいなと同じことですよね。
そうですよね。
当時よくバーテナさんがおっしゃってたのは、
昔はポートウェルにケースで持ってきて営業の人が
すいません今月のドルマなんで買ってくださいとか
これつけるんでみたいなのを言ってたっていう時代ですしね。
なんだか10年前とか今ちょっと落ち着いてきて
白州山崎12年なんてドンキーホーテで売ってて
しかもグラス1個とか2個ついてましたよね。
ついてました。山崎の18年もヤフオクで定価以下で買ってましたからね。
12,000円とかぐらいで、8,000円から12,000円ぐらいの間で
ゴロゴロしたのを僕大量に買ってて
僕全部飲んじゃってるんで1本も持ってないんですけど。
ドリンカーですね。
本当に失敗したなと思って。
でもいいじゃないですか。
この金額で買えるなら最高って買ってみながら
本当に買ってみてましたね。
それが14,000円になり18,000円になり
25,000円になったあたりから買わなくなって
今定価いくらでしたっけ。
5万円近いですよね。
10万円?
18年ですよね。
18年だったような気がしますね。
すごい値段上がりしてるんですよ。
しかも現収も残ってないので
昔の18年の方がうまいっていう。
いや、それはですね。
最近はちょっと美味しいです。
そうなんですね。
最近美味しいです。
何年か前、それこそコロナ前ぐらいまでの時は
山崎18年、本当に目を覚えたくなるような
体験をしたんですけど
ただですね、最近は美味しいと思います。
これが地方の怖いところで
今ある、例えばバーニーって飲む山崎18年って
最新の山崎18年じゃないんですよ。
地方は。
安く出さないとみんな飲んでくれないので
昔買い溜めた山崎18年を出すんですよね。
ありがたい話ですよ。
いや、ありがたいんですよ。
安く飲めるし、懸念で変化を得るからありがたいんですが
最新はわかんないんですよ。
そんなわざわざ好き好んで山崎18年高くて
うまいかどうかわからないものを
そもそも割り当てがないだろうし。
ということで今回長くなったので
2回に分けて前半。
また次回も2人でお話をさせていただきますので
よろしくお願いします。
わかりました。
それではありがとうございました。
それではまた。