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2021-03-13 15:21

第28話:Back to 90's - ユーロビート解体新書

1 Comment spotify apple_podcasts
90年代の音楽について語る「Back to 90's」
第1回目はモリグチがEUROBEATについて語ります。
ユーロビート、実は洋楽じゃない!?
から音楽が流れますのでご注意ください。

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00:06
3月13日土曜日21時になりました。こんばんは、ワクワクラジオの森口です。
三田村です。
本日もどうぞよろしくお願いいたします。
はい。
では、第28回目、3月2回目の配信でございます。
はい。
今回は、バックチューナイティーズ90年代の音楽の魅力を語るということで、
お話をさせていただこうかと思っております。
はい、先生。
第1回目ということで、今回は私、森口がずらずらと語らせていただこうかと思っております。
お付き合いをお願いいたします。
はい。
90年代って言いますと、ちょうど僕たち小学生、1991年に入学してますから、小学校。
そうですか。
はい。1999年に中2、3くらいですかね。
そうですね。
だからちょうど音楽を聴き始めるみたいな年代だと思いますね。
確かに。
結構多感な時期ですので、その時に聴いた音楽っていうのは今でもわりと染み付いてて、
バイブルみたいになっていることが多いのかなと思うんですけども。
そうですね。
僕はこのラジオでも何回かおしゃべりをさせていただきましたけども、
この年代で言えば小室哲也さんの音楽を聴いてたりとか、
あとダンスミュージックのコンピレーションをめっちゃ聴いてたりとかしてたわけなんですけども、
その中でですね、変わらずに聴いている音楽のジャンルがあるんですけども、
それがユーロビートですね。
ユーロビート。
でも言葉自体結構有名な気もしますよね。
そうですね。わりと一般的なジャンルなのかなと思ったりするんですけども、
もしかしてね、なんだそれみたいな人もいるかと思いますので、
実際にね、本当は既存の音楽をかけたいんですけど、それができないので、
今、日本でユーロビートって言われてる音楽っていうのは大体こういう感じだっていう曲をですね、
15分くらいでパパッと作ったのでちょっと雑いんですけども。
すごいな。
聴いていただきましょう。こちら。
でもめっちゃ聴いたことある。
大体BPM、曲の速さで言うと145から150くらいの。
ちょっと早めって感じですよね。
そうですね。
俺はもうMAXとかアムロ並絵のイメージでしたよね。
あーなるほどね。それはそれで全然正しいんですけどね。
イニシャルDっていうアニメがあるじゃないですか。
あれのね、劇中華でユーロビートってめちゃくちゃ流れてるんですよね。
03:02
めちゃくちゃ流れてるね。
でも今ユーロビートはね、そもそもヨーロッパでイタリア初の音楽なんですね。
イタリア?へー。
リリースされているほとんどのユーロビートはもう全部イタリアで作られてます。
マジか。
そうなんですよ。
へー、なんかちょっとイメージなかったな、それは。
ブームがあるんですよね、このユーロビートって。
第1次、第2次、第3次っていうのに3つくらい波があるんですよね。
それってなかなかその音楽のジャンルでないかなって。
なるほどなるほど。
3回波が来てるのは、ユーロビートそのものを変化してやってきてるんですか?
そうなんですよね。
どんどんですね、この時代の流れで音楽作る環境がどんどん変化してますので、
それに合わせて音の作り方っていうのは変わってきてるんですけども、
ユーロビートは特にそれが顕著に現れているようなジャンルじゃないかなって思います。
へー。
ダンスミュージックの中でも割と古い歴史を持つジャンルで、
打ち込み音楽みたいなのがどんどん出てきたぐらいの時に、
ディスコサウンドが流行りだしたんですよね。
その時まだユーロビートっていう呼び名じゃなくて、
ハイエナジーっていうジャンルだったんです。
ハイエナジー。
はい。
全く違いますね、名前が。
そうなんですよ。
ハイエナジーっていう、それが原型、ユーロビートの原型みたいな感じなんですけども、
それがある日突然ユーロビートという呼び名に変わります。
へー、誰が書いたんですか?
ランキングを作ってる雑誌が、それまでハイエナジーチャートって呼んでたんですけども、
ある日突然ユーロビートチャートっていう呼び名を急に変えたんですよ。
へー。
ユーロビートっていう名前になった後に、
もう一回実はハイエナジーっていうジャンルに戻るんですけど、本場の方は。
けど、日本はもうユーロビートっていうので定着しちゃったんですよ。
じゃあ今も向こうではハイエナジーなんですか?
そのユーロビートを作ってるアーティストとかには通じますけど、
多分その一般的には通じない。
そういうこと?もうジャンル自体そんなに流行ってないってこと?
そうです。もう全然下火で。
へー、そうなんだ。
そうなんですよ。
僕ね、イタリアを旅したことがあって、
イタリア行けばユーロビートどこでも鳴ってるんだろうなっていう感じで行ったんですけど、
全然鳴ってないです。
やべー想像してるな。
でも日本では流行ってたんですよね。ずっとずっと。
っていうのも、日本でそのユーロビートに特化したCDがいくつも出てたんですよ。
1986年から1994年までにザッツユーロビートっていう、
これはユーロビートのコンピレーションの元と言われてますけども、
これがアルファレコードっていうところから出されてるんですけども、
これがね結構流行ったんですよ。
06:00
僕もね小学校の時に1枚だけ買ってもらいました。
また小学校でそんなものに手を出してるんですか?
これかっこいいから聴いてみ?って言って、テーブルに録音してもらって聴いたのが初めてだったと思うんですけど、
これかっこいい、このジャンルすげー好きと思ってCD買ってもらった記憶があります。
すごいなー、なるほど。
その時の名曲で言えばアップサイドダウンとかブンブンダラーとか。
その時からあるんや。
もしかしてめちゃくちゃ馴染みあるのはカイリー・ミノーグのI Should Be So Luckyっていう曲があるんですけど、
知ってる。
これもユーロビートです。
ユーロビートのところがかなり深いんですよね。
イニシャルDのイメージだとすごい早いアップテンポな曲のイメージというか、そういうジャンルっていうイメージですけど、
割とポップスっぽいやつもあるんですよね。
そうなんですよね。
それがザッツユーロビートの時代、どちらかというとハイエナジーと呼ばれてたぐらいに近い時代のユーロビートっていうのは、
すごいテンポも遅いゆったり120ぐらいかな、BPM120ぐらいでゆったりしてるポップスなんですよね。
これも言葉で言ってるとなかなかイメージつかないので、これも実はサンプルを用意してきました。
そのポップスっぽいやつ。
そうですね、トラックを用意しましたので聞いていただきましょう。
こんな感じです。だいぶ印象が違いますよね。
違いますね。
これ冒頭で流したサンプルと全くコード進行、音符は一緒なんですよ。
それはにわかに信じがたいですよね。
さっき冒頭にもおっしゃってましたけど、90年代にも進んでいくとどんどん変わるのっていう話でしたけど、
ABEX TRACKSっていう有名なレコード歌手ですね。
ここからスーパーユーロビートというコンピレーションが。
なんか聞いたことある気がする。
これは今でもリリースされてますからね。
まだ出てんの!?
出てますよ。
すごい。
ABEXがある限りこのようなコンピレーションはずっと発売続けるって公言されてるぐらいのコンピレーション。
これが1990年にリリース始めてされるんですけども、
最初のボリューム1から8まではイタリアから逆輸入したような感じでそれをリリースしてたんですけども、
ボリューム9からこのABEXが制作したスーパーユーロビートというものに切り替わるんですよね。
なるほど。
日本人がイタリアのユーロビートアーティストに発注するんですよ。
へー、そうなんや。
で、その楽曲を日本だけでリリースするんです。
09:00
だからイタリアの人は知らないんですよ。
だからそういうからくりがあって日本にすごい染み付いてるというか。
へー。
あたかも洋楽あちらで作られてる音楽を輸入してきて僕らが聴いてるっていう風に思ってたものが実は日本初だったみたいな。
へー、それは知らなかった。
で、先ほど三田村さんおっしゃってましたけど、アムロちゃんとかいっぱいカバーしてたよっていう話でしたけども、
古くからはオギノメヨーコさんのダンシングヒーローっていう曲。
おー、知ってる。
これもユーロビート。これはどっちかというとハイエナジーって呼ばれてた時代の方が近いですかね。
アンジーゴールドのeach you upっていう楽曲が原型なんですけども、
あとウィンクの愛が止まらないっていう曲ですね。
これはもうカイリー・ミノーグのturn it into loveっていう曲でこれも名曲ですね。
90年代に入ると先ほど言いましたけどアムロ・ナミエさんのtry meですね。
try meはすごいよね。
そうですね。try meはロリータっていうアーティストのそのままtry meのカバー。
MAXでトラトラトラとかセブンティーズとか。
あと有名なとこで言うとフォルダー5のbelieveっていう曲があるんですけど、
これね、アニメのワンピースってあるでしょ。
あれのオープニングで使われたんですよね。
これはロリータって先ほどあのtry me歌ってたロリータっていうアーティストの
dreaming of youっていう曲の日本語カバーだったりとかして。
なんかそれってすごいなと思うのはそのカバーって言わないよね。
そうなんですよね。
それってそういうもんなんですかね。
ABEXとかで所属したアーティストのなんか東流網みたいな感じですね。
結構ねそういう流れのアーティスト多いですABEXさん。
そういうので日本に浸透してるんだ。
一番ね記憶に皆さん新しいのはダパンプのUSAっていう曲が
2018年にあったんですけど、これもね実はユーロビートのカバーなんです。
ジョーイエローっていう方のそのままUSAっていう1992年の作品なんですけども。
なるほどね。
そんな感じで日本人にだいぶ馴染みの深いサウンドというかダンスミュージックですけども。
なんで日本にこんなに浸透したかというとですね。
先ほどもありますけどやっぱり日本人が発注してるっていうのが大きいですよね。
日本の市場に圧倒的に合わせて作ってきてるっていうところがあって。
もう日本人好みのキャッチーでさらに泣きのメロディーが入ってて。
でAメロBメロサビっていうのがはっきりしてて。
要はもう古くから日本人が親しんでるそういう歌謡曲みたいな要素がある。
確かに。
みたいなところがあってこう違和感なく日本人に浸透したっていうところがあるんじゃないかなと思いますね。
12:06
やっぱでもそれは成功してるのかなって僕はユーロビートって聞きやすいってイメージを持ってるから。
それはその成功してるんでしょうね。
サラッと聞けるよね。
聴ける。
曲自体はむちゃくちゃうるさいけどそんなに耳に刺さんないんだよね。
そうなんだよね。
尖っては聞こえないから聞きやすい。
僕の場合そのユーロビート1曲なんていうんですかね単曲で2,3分あるやつを聞くっていうよりは
すごい10秒とか20秒でチョップされてそれが全部ノンストップで繋がっているタイプのやつとかを聞くんですけど。
だから知らん、どこで曲変わってるかまず分かんないんですよ聞いてて。
あー確かにね上手に繋いでるね。
なんかあれだよねノンストップってなんかそれこそ結構ね仕事の時にも聞けるんだよねあれ。
ちょうどいいです。
だからその終わりがないから。
うんうんうんうん。
全く切れ目がないからそのずっと流しとけるよね。
あー確かに。
なんか今流行りのさローファイヒップホップとかああいう環境音楽みたいなやつとは全く対局のジャンルだけど
なんかなかなかアリですよねユーロビートも。
同じ使い方ができるんですよ。
うんうんうん。
なんかねハイになる感じですね。
そうそうそうそう。
はいということでバック to 90s 90年代の音楽の魅力を語る第1回目はこれでおしまいです。
はいありがとうございました。
はいでは第28回目お送りいたしました。
ありがとうございましたユーロビートについてつらつらと長く語ってしまいましたけどもね。
ちょっとサンプルも入れてちょっとわかりやすく説明したつもりでございます。
いや知らないことがあって面白かったですね。
こう時代はね繰り返していく感じですのでもしかしたらまたユーロビートのブームが来るかもしれないですし。
まああの音楽としてねとってもなんか魅力的なジャンルですしすごいねよくよく聞いたらすごいねクリエイティビティが詰まった音楽なんですよね。
はいはいはい。
ちょっと1つ弾き方にしてもその辺も音楽好きな方ならちょっとじっくり聞いていただいてもいいんじゃないかなと個人的には思いますので。
はいぜひですねサブスクにもね結構スーパーユーロビートとかコンピレーション来てますので
そうなんだ。
試しに聞いてみようみたいな人はぜひサブスクでも検索してみてください。
はい。
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ワクワクラジオどうぞよろしくお願い致します。
はいでは次回は3月20日土曜日また21時にお目にかかりたいと思います。
では次回はですね三田村さんの番ですよ。
はいわかりました。
15:01
はい準備がっつりお願い致します。
それではワクワクラジオ第28回目お送りいたしました。
お相手は森口と三田村でした。
15:21

コメント

私の中でEuro beatといえば、浜崎あゆみさんな感じがしています。当時そんなには聴いていませんでしたが、令和の今になってふと口ずさむとappearsのMelodic Extended Mixになっています。原曲ではないあのEuro beat感がいいんですよねぇ。

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