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こんにちは、わかまろです。今日は土曜日で、めちゃくちゃ晴れて暑い日ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
今日は言いにくいことを賢く伝えるコミュニケーションについてお話をしたいなと思います。
皆さん、言いたいけど言えないとか、どうしても言いにくいってことって日常生活の中でありますでしょうか。
例えば、相手が自分のパートナーとか親とか子供とか、もしくは親友とかですね、ある程度信頼関係があって、
しかし間柄の場合はサクッと言いたいことも爽やかに言って終わりってこともあると思うんですけども、
例えば自分の職場の取引先とか上司とか、あと保育園のママともパパともとか、あとご近所さんとかですね、
ちょっと距離感があるんだけど関係性をバツッとも切れないし、こじらせたくないっていう場合に言いにくいっていうことって結構あるんじゃないかなと思います。
今日はですね、言いにくいことを賢く伝える技術ということで、参考にした本が中野信子さんという農家学者の方が書かれたですね、
エレガントな毒の吐き方という本を参考にしております。この本の中では、京都の方のコミュニケーションを参考に言いにくいことをふんわりとそれとなく伝えて、
あわよくば相手に行動を変えてもらうための方法っていうのが紹介されています。 なんで京都風のコミュニケーションなの?と思う方もいらっしゃると思うんですが、
京都の方って通例というか、ちょっとありくどい言い方をするみたいなことって言われたりしますよね。
私実際にそういう言い方をされる方にあんまりあったことがないのですが、あくまで中野さんが本の中で言われていることとしては、分かる人にだけ分かるように嫌味を言うと、京都の方は。
相手に信用させてもらうのが京都風のコミュニケーションというのが断言されていて、どうなんですかね。京都に住まわれている方はこれを聞いてどう思われるのか、
ちょっと気になるところですし、私も京都出身の友人だったり、あと会社の同僚が何人かいるんですが、結構チャキチャキパキパキしている人が多かったので、
これが当てはまるのかどうか、遠回し風に言うのが京都風のコミュニケーションというのが当てはまるのかどうかっていうのがちょっと分からなくて、ちょっと笑ってしまったのですが、
この本では京都の方っていうのは分かる人にだけ分かるように伝わるように嫌味を言うのが得意だというふうに断言されております。
例えば、京都風のコミュニケーションってどういうものなのかっていうのが、その本に紹介されていた例を2つ挙げますと、まず1つ目の例が、無理な依頼をされましたと。
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バシと断りたいんだけれども、やんわり京都風に断るとすると、いいえ嬉しいですけど、ちょっともっと合っている方を探しましょうかという言い方になりますと。
うん、なるほどと。で、2つ目の例がですね、これちょっと怖いなと思ったんですけど、例えば隣の家のですね、ピアノの音がうるさいかった時に、うるさいって伝えたい場合に、うるさいですよって伝えずに、お嬢さんピアノが上手ですなという、というのが京都風のコミュニケーションだそうです。
これなんか2つ目とかちょっと特に怖くないですか。私は割と人の言葉の裏側とか考えちゃう人なので、ちょっと怖いなと思ったんですけど、ただそのブラックみがあってですね、まさにこう、本のタイトル通り毒を吐いている感じが面白いなと思ったので、今日紹介させていただいております。
本の中にはですね、エレガントに毒を吐く、言いにくいことを遠回しに伝える、賢く伝えるための7つの具体的なテクニックっていうのが紹介されているんですけども、今日はですね、そこから私が特に面白くて、毒気が比較的少なくて、日常生活で使いやすいんじゃないかなと思ったものを3つ紹介させていただきますので、言いたいけど言いにくい場面があるという方に、
ぜひ少しでも参考になれば幸いです。私が紹介したい、ピックアップしたそのテクニック、言いにくいことを賢く伝えるテクニック3つなんですけれども、まず1つ目が疑問形を使うっていうことです。具体的にどういうことかというと、例えば本の中で紹介されてたのが、誰か来客が家に来てたときに、
その人がフツマやドアを開けっぱなしにしているとき、それを開けっぱなしにしてるよと言わずに咎めるための定番フレーズ、誰か来るの?と言うだそうです。言う人も言われる人も後から来る人がいないのを承知してるから、誰か来るの?って言われたら、誰も来ない、締め忘れてる、ごめんごめんみたいな感じで締めるのに至るという感じだそうです。
これ私も管理職時代に結構使ってたなと思いまして、例えばメンバーの方がですね、あるメンバーの方がまだその提出物を締め切りまでに出してないとなったときに、締め切りまでに出してないよって言うんじゃなくて、あの提出物ってもう出した?って聞いてみるんですよね、疑問形で聞いてみると。
メンバーはハッとして、まだ出してません、すいませんと言われて、私がじゃあ出しといてねって言うみたいなコミュニケーションが結構あったな。なので一つ目その疑問形を使うっていうのですね、そのテクニックの一つ紹介されていました。
二つ目のテクニックは、自分を下げる枕言葉を入れるというものです。これはですね、結構皆さん使っている方が多いかなと思うんですけど、本に書いてあった事例としては、自分を下げる言葉クッションにして本当に言いたいことを言う方法なんですけども、例えば何かの簡易を断りたいときですね。
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うちはややこしいことはわかりませんし、主人に聞かんとお返事できないですって言う。これは結構使いやすいですよね。自分を卑下しているように見せつつ、目上の人だったりその場にいない人の意思であるかのように見せることで過度を立たなくするという方法です。
これもですね、私結構営業の場面で割と使ってたなと思います。営業の場面で顧客から、これもうちょっと安くしてよみたいなことを言われるんですよね。私は管理職という立場で現場に出てましたので、マネージャーだったらこれぐらいできるでしょうみたいなこと言われるんですけど、いやいやもう1マネージャーがそんなこと決められませんみたいな。
すみません、チャイムが鳴ってしまいました。
顧客には部長以上に相談しないと難しいですみたいな、まさに自分を避ける枕言葉を入れて断ったりして交渉材料にしたりしていました。
3つ目がですね、褒め言葉にはユーモラスで返すっていうことなんですけども、
著者が言うには、人を褒める言葉にはやっかむ気持ちだったりとか、褒めたことで相手がどう反応するのか試そうとする意図が隠れていることがあるということなんですよね。
じゃあその褒め言葉にはユーモラスで返すということはどういうことかというと、
例えば本で紹介されていた事例が、誰もが憧れる素敵な人と結婚した女性に対してですね、
みんなが羨ましいと思っている人と結婚できてどうですかと言われたときに、
彼女は短く幸せです、私酔っちゃってますと満面の笑みで答えたという事例が載っていました。
こうやって言うまで返されると、やっかむ気持ちも断ち切れるというか、上手い答えでいいなと思いますよね。
私も過去にですね、学生時代の友人ですっごい美人な子がいたんですけども、
人に可愛いね、美人だねって言われると、そうなんです、私世界一可愛いんですみたいな返し方をしていてすごく上手いなと思っていたりしました。
ということで、私がこのエレガントな独運の吐き方の中で紹介されていたうち、
使えそうな3つをテクニックとしてご紹介しましたけれども、いかがでしたでしょうか。
日常生活に活かせるものなどありましたでしょうか。
この著者の中野さんは農科学者の方ですので、農科学者として賢く人にやんわりと伝える技術について、
脳の構造的な部分からこんなことも言及されています。
人間の脳っていうのは、相手と良好な関係を長続きさせたいという欲よりも、
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なんか論破したり打ちまかしたりしたいぜっていう、そっちの方に喜びを感じる性質があるそうなんですね。
なんでかっていうと、人間も猿人類、猿の一種ですので、
ヒエラルキーの上位をキープしていると、遺伝子をたくさん残せる可能性が高くなるっていう、
本当にサル山のお猿さんと一緒の発想なんですが、打ちまかしたいっていう欲がそもそも備わっているそうです。
ただ、最近の世の中ですと、現代においては相手をまかして上に立つっていうよりも、
集団の内部の中のぶつかり合いだったり、誰が自分の上に立つかわからないっていう、
誰が味方になるかわからないっていう部分もあったりすると思いますので、
そういった部分を考慮して、誰とでもうまくやっていく能力っていうのが大事になってくるので、
こういった京都の方のようなやんわりと伝える技術っていうのが大事なんだよっていうお話をされていました。
ということで、今日も最後まで聞いていただいてありがとうございました。
ここからは余談なんですけれども、夏になると食べたくなるものって何かありますでしょうか?
私はですね、うなぎと焼きとうもろこしとビールが無償に食べたくなります。
うなぎはですね、牛の日的な夏の食べ物っていうイメージと、
あと焼きとうもろこしとビールはお祭り的な感じで、
だんだん暑くなってきたので食べたいなと思っております。
何か皆さんも夏になると食べたい食べ物ありますでしょうか?
ということで、最後まで聞いていただいてありがとうございます。
今日はいつもよりちょっとだけゆっくり喋ってみるようにしました。
私すごく早口なのでちょっと聞きづらいかなと思って、
もう少しちょっとずつ毎回工夫していきたいなと思ってますので、
今後も聞いていただけると幸いです。