2023-06-18 09:43

#135 おすすめ小説 紙の月

エピソードをシェアする

Share on X Share on Facebook Share on Threads

---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/6216f60462fdf0d800323b94
00:05
こんにちは、わかまろです。今日は、おすすめの小説である、紙の月を紹介したいなと思います。
紙の月は、角田光雄さんの小説で、その後、宮沢理恵さんが主演で映画化もされているので、タイトルくらいは聞いたことあるよっていう方もいらっしゃるんじゃないかなと思います。
で、簡単なあらすじをお話しすると、主人公が梅沢理恵という女性なんですけれども、まあ普通の、ごくごく普通の主婦だったんですね。
で、銀行で働き始めるようになりまして、そこからひょんなことからですね、年下の恋人ができるんですね。
で、その年下の恋人との関係とかをきっかけに、なんと往領を始めてしまうようになって、それがだんだんだんだん大胆になっていって、
てんてんてんっていうお話になります。で、私が面白いと思ったポイントっていうのが2つありまして、
まず1つが梅沢理恵、その主人公の梅沢理恵の心境にすごく共感できる部分があるっていうことなんですよね。
で、どういうことかというと、理恵は一見すると非常に幸せな生活を送っているわけです。
特にそのうるさく文句を言うでもない夫と一見屋を手に入れて、で、まあ仕事も手に入れて祝々と毎日を過ごすという、まあ普通の人生ですよね。
で、ただその理恵は、そんな生活の中でですね、自分っていうのが本当は何者なのか、自分の居場所っていうのは家なのか、
職場なのか、それともその年下の恋人の前なのか、自分の本当にいるべき場所だったり、自分が本当は何者なのかというのがわからなくて、
自分という自我がどんどんぼんやりしていくようなそんな感覚に襲われて、まあいろんなこう血迷った判断をしていくんですけれども、
なんかこの感覚っていうのが私結構わかるんですよね。例えば、今の私は妻であり、母であり、一人の女性であり、そしてまあ一人の会社員でありますけども、
じゃあ自分って、若丸ってどんな人なのかって聞かれた時、はっきりとした答えを持っていないんですよね。
母である自分というのが私かと言われるとそうでもないし、その営業マネージャーである私というのが自分自身そのものであるかというとそうでもないし、
まあいろいろ複合的に絡み合っているものではあるんですけれども、そんな中で自分がふと透明人間になったような、
03:04
確かにそのいろんな家庭だったり職場だったりでは自分の実像があるけれども、一体本当の自分はどこにいるんだろうっていうのをたまに考えることがあって、なんかそういったその
梅澤理科の気持ちがちょっと共感できるなと思っていて、この気持ちってまあ結構抱いたことがある方が多いんじゃないかなと思って、
まあ一つそのお気に入りの理由のポイントになっています。もう一つがその金銭的な感覚って
すごく面白いなっていうことに気が付かされるんですよね。なんかお金って物質的なものでいくとそこにある
市兵だったり工家だったりするわけですけれども、そのお金が生み出すその価値とかお金をどう使ってどういう人生にしていくかって本当に人それぞれ価値観も違えば使い方も違って
すごく如実にその価値観、そうですね人それぞれの考えが現れる部分ですよね。で人それぞれも例えば今時点の考え方と
例えば来年の考え方とあと過去の考え方と一つのそのお金っていう事象に対する考え方も一人の人間でも場面によってとか時期とかタイミングによって全然変わってきたりするわけです。
で この小説ではその主人公の目障り家がどんどん往領していってそのお金の使い方だったり自分に対する考え方もどんどん変わっていって
しまうというものストーリーなんですけどもその小説にはですねいろんな登場人物が理科を取り巻くいろんな登場人物が出てきてそれぞれのそのお金に対する価値観っていうのが描かれてるんですね。
でそれぞれのその人による違いっていうのもすごく面白いですしお金に漠然、漠然と感じている恐怖だったり憧れだったり
なんかその人の真相真理で誰もが思っているようなことを体現しているような登場人物がいくつも出てきてそれがすごく面白いなと思います。
で私がさっき申し上げました通り私が面白いと思っているポイントが理科に共感できることと2つ目のそのお金の価値観が面白いと思えるところ。
でごくごく普通の主婦だったりかがそのお金によってどんどん狂っていく様がですねあたかも自分ごとのように感じられるんですよね。
なんかそんなちょっと怖くもありハラハラさせられる小説ですのでぜひ読んでいただければなと思います。
で映画もおすすめでしてボードでもお伝えしたように宮沢理恵さんが主演で映画化されているんですね。
でですねこの年下の恋人役のですね池松壮介さんという俳優さんがいらっしゃるんですけどももうこの方がですね
06:02
そのダメないかにもダメな男っぷりっていうんですかねすごくハマり役でちょっとそこも注目してみるのがすごく面白いです。
もういかにもその年上の女性たらしというかちょっとこうだらしないところがあって構いたくなるようなお金を使ってしまいたくなるような感じをですねすごく醸し出していってそれに
こう毅然としつつも翻弄されていく宮沢理恵さんのすごく美しさ綺麗さっていうのもまた一見ですのでぜひ映画も見ていただければなと思います。
ということで今日も最後まで聞いていただいてありがとうございました。ここからは余談なんですけれども
私ですねぎっくり腰をやってしまいまして、子育てとかしているとぎっくり腰になりやすいっていう方も多いんじゃないですかね。
なってしまうと致命的ですね。抱っこもできないし、家事もできないし、今大変な思いをしております。
私このぎっくり腰っていうのがですね、若い頃から20歳そこそこくらいの頃から結構慢性的に自分の持病として持っていまして
でそろそろちょっと整体とか行ってちゃんと体を整えないとなぁと思っているところです。
腰なので、ぎっくりしてしまった時にですね、温めた方がいいのかなって思ってたんですよね。
腰って温めるイメージありませんか?でもある時にその腰がそのぎっくり腰は炎症を起こしている。
粘座とかと同じように炎症を起こしているから、そこを温めてしまったら火に油だよみたいなのを教えてもらって、
冷やすのがいいんだっていうのを教えてもらってからですね、冷やすようにしたらだいぶ回復も早くなってきたような気がします。
なので炎症を起こしている時は冷やすっていうのをぜひ、皆さんも体がブシブシ痛い時ちょっと試してみていただければなと思います。
あと今日は一番最後にですね、コメントのお返しをしたいなと思います。
昨日の放送にコメントをいただいております、さくぱんさん。
そしてパンダの絵文字、かわいいです。ありがとうございます。
初めまして、農家学と京都人からの視点が興味深い本で思わず初コメです。
ありがとうございます。仕事で伝え方に悩むことがあり、こちらの本を読んでみようと思います。
ご紹介ありがとうございます。ということで、さくぱんさん、初めてのコメントありがとうございます。
とっても嬉しいですし、励みになります。
このコメントをいただけるってすっごく嬉しいですよね。
顔も見たことない、見ず知らずの私のためにわざわざ筆を取っていただけるのもすごく嬉しいです。
昨日ご紹介した本がエレガントな毒の吐き方ということで、言いにくいこと賢く伝える技術という本で、そこに対してコメントをいただいているのですが、
具体的なテクニックとかも載っていて、すごく面白い本ですので、ぜひぜひ読んでいただければなと思います。
09:03
このさくぱんさんというのはあれですかね、サクサクパンダから取っていらっしゃるのかなと、ちょっと推察をさせていただいてから、
このお菓子が頭から離れなくなってしまったのですが、さくぱんを冷やして食べるのが大好きで、
さくぱんとアルフォートを交互に冷蔵庫に入れて冷やして食べてた時期がありました。
ということで、由来が違ってたら申し訳ないんですけれども、そんなことを思い出しました。
さくぱんさんありがとうございます。
ということで、今日も最後まで聞いていただいてありがとうございました。
また次回も聞いていただけると幸いです。
09:43

コメント

スクロール