00:05
和田おはまです。先日ですね、ちょっと新聞で見かけて気になった言葉がありました。
それはマミーギルドっていう言葉で、日本語に訳すと、母親の罪悪感っていう意味だそうです。
今コロナで、本当に働くお母さん多いと思うんですけど、
例えば、コロナで保育所に預けられなくなって、在宅勤務で十分に子どもの面倒を見れなかったりとか、
本当に忙しくて、子どもの食べるお弁当とか、そういうのをちゃんと作れないとか、
そういうので、お母さんが罪悪感を感じてしまうっていうのが、結構問題になっているそうです。
私が子育てしていたのはずいぶん前になるんですけど、
私の時はですね、まずすごく罪悪感を感じたのは、離婚した時でした。
別居したのが、子どもたちが2歳と4歳の時で、離婚したこと自体は仕方ないなっていう感じだったんですけど、
当時本当に今よりも、やっぱり離婚するとかっていうのが、あんまり私の自分の周りにもいなかったので、
父親のいる普通の家庭で育ててあげられなかったっていうことに対して、結構すごく罪悪感を感じていました。
一時期は、カウンセリングみたいなのに通ってた時があって、その時にカウンセラーの先生に言われたのが、
子どもがかわいそうだって言って、例えば子どもが何か悪いことをしたりしても、
叱らないのは、それは子どものためには良くないよっていうことを言われて、
それは確かにそうだなって、その時に思ったんですね。
必要以上に子どもに対して、すごい申し訳ないなっていう思いがあったんですけど、
私の場合だったら、離婚してしまうっていう現状は変えられなくても、
子どもにとってベストの環境は与えてあげられなかったかもしれないけど、
自分が選択した中で、ベターの環境を作っていくっていうのは、自分でできることだなって思って、
その時に、いつまでも子どもに悪いなって思ってても仕方ないなっていうふうに、
気持ちを切り替えたのを覚えています。
今、私の子どもたちは28歳と26歳、どっちも大きいんですけど、
03:06
大人になってから、母親が離婚して、父親のない状態で育てられたことについてどう思った?
みたいなことを何回か聞いたことがあるんですけど、子どもたちにですね。
別に何がつらかったみたいに聞いても、別になかったなって言われたんですね。
うちの子たちが楽観的なのかもしれないですけど、親が心配するほど別に子どもたちの世界で、
父親がいないっていうことが、すごく多い目に別にならなかったんだなって思って、
私自身もずっと働いて、働くお母さんっていうのをやってきたんですけど、
それに対しても、もっと構ってほしかったとか、そういうのは別に思ってなかったっていうのを聞いて、
そんなに別に罪悪感って感じる必要なかったんだなって思いました。
やっぱりね、そうやってお母さんが罪悪感を感じてしまうっていうのは、
自分にとって高すぎる目標だったり、こうあるべきだみたいなのがやっぱり大きいから、
それにその楽さを感じてしまうんだと思うんですけど、
私はどっちかというとほったらかしだったですけど、なんとか子ども育ちましたし、
高い理想を求めすぎないっていうのも、
罪悪感を減らすのには大事なのかなっていうふうに思います。
ということで、最後まで聞いていただきまして、どうもありがとうございました。