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はい、始まりました。佐々木亮の宇宙ばなし。
今日はですね、実は数日前にこのポッドキャストをAppleの方でも、Appleポッドキャストの方でも発信できるようになりました。
なんか設定がうまくいってなかったみたいで、問い合わせしたらすぐできたので、良かったなと思ってます。
これからまた頑張っていくので、よろしくお願いします。
ということで、今日はですね、今日紹介する天文ニュースは、宇宙のあるところでギリギリ星として成り立っている星が見つかりました、というお話です。
これギリギリ星として成り立っているってどういうことかっていうと、星、ここでいう星っていうのは光勢のことで、光勢って自分で光ってるじゃないですか、太陽みたいに。
で、これってなんで光ってるのかっていうと、中心で核融合っていうのを起こしてるんですね。
核融合っていうのは、皆さんが想像する元素同士がくっつくみたいな、いわゆる融合ですね。
で、太陽とかっていうのは、すいその核融合が起こって、中心でその融合した時に出る余剰のエネルギーみたいなのが外に出て、その光を受けてる。
なので、その核融合のエネルギーってどれだけのものかっていうのは想像できますよね。
で、それが、そのすいその核融合がまあギリギリ起きてるというような星が見つかったというのが、今回扱うニュースになります。
で、太陽とかああいう構成の内側っていうのはいわゆる、さっき言ったみたいな核融合が起きてると。
で、この核融合ってどうやって起きてるかっていうと、単純にすいその元素があるだけ、原子があるだけだとその核っていうのはくっつかないんですよ。
じゃあどうやったらそれが普通だったら一緒に存在してるものが一個にギュッとくっついてしまうかっていうと、これは星の重さによるものなんですね。
つまり、えっと光勢とか太陽みたいな光勢とかっていうのはすごい重いですから、重いとそれだけ重力が大きいと。
で、なおかつ重力っていうのは、その半径が小さくなればなるほどその重力の大きさって大きくなるんですね。
だからすごい極端なこと言うと、地球の表面で穴を100メートル掘ったらそこの方が若干重力が強いみたいな。
そんな感じで、中心に行けば行くほど重力が強くなるっていう特性があって、その重力が太陽の中心では本当にグーッと思いっきり強い力で押されてる。
そうなるとその重力によって核融合っていうのが引き起こされるわけですね。
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なので、核融合を起こしてるか起こしてないかっていうのが割と星にとっては重要で、
じゃあそれをどうやって起こすかっていうと、やっぱり星の大きさであったり重さっていうところが重要になってくるっていうのがポイントですね。
で、今回発見された星っていうのは、重さが太陽の8%ぐらい。非常に軽いですね。
なので、この8%ぐらいっていう重さの軽い星でしたと。
で、半径も軽いっていう分多分物が少ないんでしょうね。
半径も太陽の10%程度、10分の1ぐらいで本当に小さい星でしたと。
このぐらい太陽よりも太陽の8%ぐらいの軽い星だと、なかなか内部で核融合を起こせるにはギリギリの状態だと。
つまり実際に水素の核融合を起こせてるけど、いつとかってやってもおかしくないんじゃないかなみたいな、
そんな状態になってる星っていうのが見つかったっていう感じですね。
宇宙広いんでこういうのもきっといくつかあるんだなと思うんですけど、やっぱり太陽偉大ですね。
僕たちがいるこの地球っていうのは太陽のバランスによってうまく成り立ってるので、
その水素の核融合のペースっていうのも実は人類にとってはすごい心地のいい量なんじゃないかななんていうのをこの研究を見て思いましたね。
そんな感じで宇宙にはまた不思議な星がありましたというお話でした。
こんな感じでですね、毎日新たな天文の論文で発表された内容とかっていうのを
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それではまたお会いしましょう。さようなら。