1. 佐々木亮の宇宙ばなし
  2. 463. 宇宙人がいるかはその星..
2022-01-10 10:07

463. 宇宙人がいるかはその星の大気が重要!?

地球みたいな星がたくさん見つかり始めている現代。

しかし、それっぽい星はたくさん見つかっても、

詳しく見ていくとその大気がかなり重要になってきそうな状況になっています。


ソース

https://www.kyoto-u.ac.jp/sites/default/files/embed/jaresearchresearch_results2019documents190716_101.pdf


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00:00
はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに、毎日誰でも最新の宇宙が学べる話題を、ドクター佐々木がお届けしております。
ということで、早速今日の本題を紹介いたします。今日の本題は、地球または地球に似た星が宇宙空間のどこかにあったときに、その大気っていうのがものすごく生命にとって重要だというお話をさせていただきたいと思います。
なんかタイトルの感じだと、結構、なんて言うんでしょう、当たり前じゃんって思うかもしれないんですけど、これが実は研究っていう場において、大気がどれぐらいあって、中心の星、地球で言ったら太陽と地球の距離、他の星だったら真ん中にある星とその周りを回っている星の距離とかっていうところの関係性っていうところが、なんか未だにしっかりと明らかにはされていなかったんですね。
っていうのも、これはもちろん、地球に似た星っていうのがなかなかしっかり見つかっていないっていう背景もあったりしますが、そういったところも含めで、こういう研究結果が今出ているっていうお話を皆さんにお伝えできればなと思っておりますので、ぜひ最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。
今日からは、最近ちょっと伸びすぎている解説の部分はしっかりと簡潔にお話しできるように頑張りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
はい、ということで、毎日恒例の近況報告させていただこうかなと思うんですけど、今週の金曜日ですね、1月の14日かなに、第3回ジャパンポッドキャストアワードのリスナー投票の締め切りがあります。
これ1ヶ月、2ヶ月前ぐらいから募集がかかっていて、本エントリーみたいなものは僕自身でしっかり自分でしましたし、それとは別でリスナーが選ぶ今年の2021年のベストポッドキャストみたいなところのランキングが出たりするんですね。
なので、そういったところでぜひ皆さん聞いてくださっている方には宇宙話にご投票いただけたら嬉しいなと思っております。
で、結構時間あるなぁと思ってたものの、意外と選考が終わるまですぐだなっていうところ。
で、この結果って確か3月ぐらいに出るのかな。
で、この3月の結果によっては、やっぱり2022年にどれだけ聞かれるか、今年どれだけ伸びるかみたいなところに直結するかなと思っているので、そこはこう、ぜひですね、皆さんのお力添えをいただきたいなというふうに考えております。
で、もちろん他のポッドキャストチャンネルも聞いてる方もたくさんいるかなと思うので、その中で宇宙話いいなと思ったらぜひですね、よろしくお願いいたします。
そんな感じで、この宇宙話はですね、リスナーの方々と一緒に日本一を目指していきたいと。
で、今応援していただいている方には、こう、俺は昔から聞いてたんだ、私は昔から聞いてたんだって言えるような、そんなビッグなチャンネルにしようと思っておりますので、これからも引き続きよろしくお願いいたします。
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はい、ということで、もしですね、投票してもいいよという方いましたら概要欄にリンク貼ってあります。
で、申し込みに必要な情報もコピー&ペーストで大体の情報が揃うように作ってありますので、そこからポチポチやっていただければできると思います。
ぜひよろしくお願いいたします。
ということで、じゃあ早速今日の本題に入っていきたいと思います。
今日からはさっくり説明していきます。
でですね、今日の本題は地球みたいな星、惑星の上に生命が存在するためには大気がものすごく重要だというお話をさせていただきたいと思います。
で、今回このような研究内容を紹介するっていうところは、そもそも2021年からポッドキャストたくさん聞いてくださっている方はわかるかなと思うものの、
ポッドキャストの中で結構、惑星、新しい惑星が見つかったっていうお話させていただいたんですね。
で、そういう惑星が見つかるたびに、これって地球っぽい星なのか、またまた地球っぽくなくて別の星なのか、なんていうところの議論が出てきたりすると。
っていうところで、地球と比較してどうなんだろう、みたいなところが議論の中心になってきていたというふうに思っております。
そんな中で、やっぱり太陽系以外の惑星を見つけていくっていうところのモチベーションの一つに何があるかっていうと、
地球みたいに生命が存在しているかどうかっていうところのその判断ができるかどうかっていうところが重要だと思っているんですね。
結局宇宙の研究の根本的な部分っていうのは、私たち人類がどこから来て、そしてどこへ向かっているのか。
またまた、そういった私たちが生まれた環境、地球がどうやってできたのかだったり、今こういう状況だからこそ
人類は生息できているんだ、みたいなところを解き明かすのが天文学の目的の一つだとも思っているので、そういったところを深めていける研究っていうのは色々紹介していきたいですね。
そんな中で、今回の場合は新しく地球みたいな星を見つけたというよりは、どのぐらい大気があれば今の地球みたいな生活ができるのか。
具体的には、例えばどんな惑星にも生命が、例えば人間みたいな生命体がいたとします。
そうなったときに、中心の星から受ける被爆、宇宙戦被爆って呼ばれるもの。この被爆量がどうやって変わるのかっていうのを地球大気をベースにして議論をしていった研究なんですね。
その結果、例えば面白い研究の結果で言うと、まず一つは地球っていうのは太陽がそもそもものすごく、例えばX線だったりとか色んな放射線を出してるわけですよ。
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その放射線って宇宙空間にいるとものすごい量を受けてしまって、いわゆる被爆するっていう状況になってしまうんですね。
ただ、地球の表面にいるとその放射線の量っていうのは地球の大気によって守られているから、私たちは健康的に暮らすことができていると。
なので、これ逆に言うと飛行機に乗っていたり、あとは国際宇宙ステーションにいる宇宙飛行士だったりっていうのは、それのもう本当に10倍とかそれぐらいのレベルの放射線被爆量を受ける可能性があるというふうに考えられていたりします。
そんな中で、じゃあ地球と火星っていうのを比べたらどう変わるのか。地球と火星っていうのは地球の方が中心の太陽に近いじゃないですか。
中心の太陽に近いからこそ、そこから発せられる物質、物質って言い方が変ですね。放射線っていうのの量は増えるんですよね。近いから。
で、ただ火星の方が重さが確か10分の1とかで、重力もその分ガッと低いと。で、重力が低いってことはどういうことかというと、表面に大気をキープしておくことができないんですね。
空気をキープできないと。結局は空気もちっちゃい粒なので、中心の星の重力がどれだけ強いかによって大気の量が決まってくる。
そうなってきた時に火星の方が大気の量が少ないっていうところで比較すると、やっぱり火星の表面には宇宙船の被爆っていう目線で見た時にはなかなか厳しい環境が待っているっていう状況があったりします。
あとは最近、居住可能性がある星、つまりハビタブルスターって呼ばれるような、いわゆる地球に似ていて生命がいるかもしれない
なんて言われている星々に対しても同じようにこれぐらい大気あるだろうとか、中心の星と大体これぐらいの距離だから大気これぐらいあるよねみたいなところを
計算して上げた結果ですね。ここでもやっぱりこの中心、間違えましたね。地球みたいな星って言われている
惑星の表面にはなかなか十分な大気がキープできていない。これはもちろんその星自体の重力もそうですし、逆にその惑星が回っている中心の星
その星が重力で引っ張ってしまって大気を引き剥がしてしまうなんていうところがあるかもしれないと。 これって結局は大気が引き剥がされていることによってその惑星の表面には
生命は放射線っていう目線で見た時にはなかなか生息が難しいんじゃないかっていうところです。 こんな感じで中心の星が持っている重力、そして周りの星が持っている重さ、重力
そして大気の状況っていうのを考慮して地球みたいに住めそうな星がどれぐらいあるのか っていうようなモデリングに成功したという研究結果を今回は紹介させていただきました。
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こういうのっていうのは結局今ちょっと話題に上がっている 宇宙天気って呼ばれる太陽フレアによって私たちのこの生活が脅かされるかも
みたいなところにつながってきたりだとか、そういった 人類の生存にも関わってくるお話につながってくるので、今回みたいな
宇宙空間の中での地球で生命が存在できるっていう状況を整理することは非常に重要かなと思っております。
ということで今回は、生命が地球上に存在するためにはどういう環境が必要なのか その大気の問題について考えてみたという研究結果を紹介させていただきました。
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それではまた明日お会いしましょう。さようなら。
10:07

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