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始まりました。佐々木亮の宇宙話。
こちらのチャンネルでは、天文学で博士号を取得した私が、毎日最新の宇宙ニュースをお届けしております。
この放送は、陽一山田さんの提供でお送りしております。
陽一山田さん、どうもありがとうございます。
ということで、早速今日の本題を先に紹介させていただきたいと思うんですが、
今日の本題はですね、惑星のお話です。
太陽系の惑星のお話ですね。
最近難しそうな話が増えていたので、ちょっとソフトなお話をしていけたらなと思っています。
どんな話をするかというと、太陽系の惑星の内側から太陽中心に、水、金、地下、木みたいなのがあると思うんですけど、
内側の地球とか火星って岩石みたいな、いわゆる個体でできているものなんですよね。
外側の例えば木星、土星っていうのはガスとか水とかみたいな蒸発しやすい、機体っぽい物質でできてたりするというようなところで、
そういうのの差があるっていうところで、それがどういう違いがあるのかなんていう太陽系のちょっとした歴史のお話、
太陽系の惑星の歴史のお話をしていけたらなと思ってますので、ぜひ最後までお付き合いいただけたら嬉しいと思います。
よろしくお願いいたします。
ということで、早速今日の本題に入る前に、緊急報告になるんですが、
今週から、今週の半ば、一昨日ぐらいから、僕これPodcastで毎日更新してるんですけど、
Voicyの方の配信も再開させていただきました。
Voicy自体はいつからだっけな、夏、ごめんなさい、夏じゃないよ全然。
2月とか3月とかにスタートしてて、しばらくずっとVoicyの方でもこのPodcastを上げるっていうことをやっていたんですけど、
Podcast、僕はメインで頑張っていきたいと思っていたので、その頃は。
なのでPodcastの方に集中するっていうところで一旦Voicyの更新を止めていたんですが、
やはりこのVoicyで音声を聞く習慣がある方っていうのも結構いらっしゃって、
そうなるとやっぱりこのPodcastで聞いてくれてるだけじゃなくて、
Voicyの方でも聞いてくださる方もいるっていうところで、
Voicyの方もしっかり再開していこうと思いました。
はい。
なので、数日前から再開してて、早速復活してくれてよかったですっていうコメントとかいただけて、
本当に嬉しい気持ちでいっぱいですね。
これを再開しようと思ったきっかけなんですけど、
今Voicyの社長の尾形さんが出されたVoicetech革命っていう本が出ていて、
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それを音声、Podcast本気でやってる僕からしても、
音声配信がどういうふうに転がっていくのか、
そういったプラットフォームを作ってる方がどういう話をしてるのかっていうのがすごい気になったので今読んでるんですが、
読めば読むだけ、僕が感じてる音声もっと来るだろうっていうようなものよりも、
もっと確信に迫ってるというか、
これからやっぱり音声やってて間違いないんだなっていう気持ちを得られたので、
そういった意味ですごくやる気に満ち溢れてる状態なんですね。
そういったところで、ここでまたVoicyもしっかり再開して、
音声を聞く習慣がある方に少しでも宇宙が届けられればいいなと、
それにプラスして宇宙に興味を持って、
なおかつPodcastの方にも興味を持ってくださる方が増えたらいいなと思っての再開っていう感じですね。
この本の中に書いてある内容ってすごい意外と知られてないような、
僕は結構いろいろ海外のサイトとかからもPodcastの情報を探したりするタイプなので、
アメリカの情報とかも結構あるんですけど、
そういうのがしっかりまとまってるというか、
すごい勉強になる一冊だと思うので、
PodcastとかVoicyとかそういう音声配信に興味ある方はぜひ読んでみるといいんじゃないかなと。
別に広告とかではなんでもないので気にしないでいただきたいんですが、
そんな感じで最近はKindleでこのVoicetech革命っていうのを読んで、
音声への熱量をぐんぐん上げているという状況になってます。
そんな感じで緊急報告以上にしていきたいと思うんですね。
早速今日の本題です。
今日の本題に入っていきたいと思うんですが、
今日は太陽系の惑星系のお話ですね。
冒頭でも話した通り、
この太陽系の内側と外側というところで出てくる性質の違いっていうんですかね。
そこら辺を少しかいつまんで紹介できればなと。
これも今年出た最新の論文とかの結果も含めてお伝えできればいいかなと思っております。
これ大きく、本当に絶対全部そうっていうわけではないんですが、
大きく分けて太陽系の惑星の内、内側と外側っていうのは、
ある2種類の性質で分かれていると。
1つが内側の私たちがいる地球とか火星ですね。
これ数え方は世代によって違うものなんですが、
内側から水、金、地下、木、土、天、海、冥というようになっていく中の内側の方ですね。
地球とか火星とかっていうところは岩石とかでできている、いわゆる固体の物質。
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一方で外側の方にある木星とか土星っていうところはガスとかでできている。
っていう風な感じで大きく分けて二分されるというところがあります。
これどういう理由でこういった性質の違いっていうのが出てくるのかっていうのが結構いろいろ研究されてきたんですね、今まで。
これが結局どうなってたかっていうと、
この太陽系ができるタイミング、これってどういう風にできるかっていうと、
星ができるタイミングのお話をよくするやつですね。
を考えていただけると、なんとなくイメージつきやすいかなと思うんですが、
星っていうのは太陽みたいな構成ですね。
できる時っていうのは宇宙空間に漂ったガスとかチリとか、そういったところが固まっている中で、
そのお互いの重力で引き合った物質がガーッと一箇所に集まって、
その重力が強くなっていって星として機能していく。
これざっくり言うとそんな感じになってるんですが、
そうすると周りにまだ使ってないガスとかチリとかっていうのは残ってるわけですね。
その中には水分を含んだ水とかも存在しているという状況で、
これが内側は恒星に近いっていう部分で水分とかがすぐに蒸発してしまう。
一方で太陽とか真ん中のその星から離れれば離れるほど水っていうのはそのまま残ってたり、
冷たければ氷として残ってたりっていう状況になるんですね。
この水になって蒸発してしまうような温度の領域にあるか、
はたまた水が氷として残ってられるような領域にあるかっていうところのこのグラデーションというか、
隅分けによって最初にできる惑星の性質っていうのが変わるんじゃないかっていう研究が出てるみたいなんですよ。
この感じで言うと水分が少ないというところで、
そこにある塵とかが集まって惑星の種になる微惑星っていうんですけど、
小さい惑星ができる、その状況でできるっていうところがあると。
一方でこの外側の方っていうのは小さい微惑星っていうのが形成されるのにプラスして、
周囲の水分とかの状況っていうのが変わるので、
だんだん形としては変化していくというところで、
太陽系の惑星だけを見ると内側と外側っていうところでかなり性質が変わってくる。
つまりはこの惑星ができるときの環境が非常に重要になってくるというのが今回研究で明らかになった部分でした。
なので私たちが偶然太陽の近くにいて、
この岩石でできてる、この個体の上だからこそ生活できてるっていうよりは、
なんかもうそもそも星ができるタイミングで周りにどういう温度の物質が並んでるのか、
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真ん中の星がどういう仕事をしたのかなんていうところで環境は決まってるようなので、
このぐらいの距離感、真ん中の星との距離感っていうところが生命が進んでいく上で、
また地表っていうところを感じられるっていう意味でもちょうどいい場所なんだろうなっていうところです。
ちなみに言うと、この太陽ができて、真ん中の星ができてからどれぐらい経って惑星が作られてくるのかっていうところも、
最近のいろいろ研究されてる中では、だいたい真ん中の星ができた20万年とか、
そのぐらいで惑星が作られ始めるっていうところらしいんですね。
これやっぱり宇宙の歴史って何億年とか何十億年とかそういう話がさらに出てくる世界ですので、
20万年って聞くと、これだいたいいつもポッドキャスト聞いてくださってる方は感覚がつかめてきたかなと。
めちゃめちゃ早い、めちゃめちゃ短い時間っていうことですね。
この数値感っていうのはなかなか、
習慣的にならないとピンとこないというか、宇宙空間の本当に数十万年っていうのはすごい短いですし、
研究者の人たちの種類にもよりますが、もう数百光年は近いというふうに言うような業界だったりもします。
僕が研究してた場所だったりすると。
なので、そんな感じでちょっとしたこの宇宙の常識の感覚っていうのもこのポッドキャストで身につけていただけたら嬉しいなと思っております。
そんな感じで今日は最新の研究を踏まえて、太陽系の中の惑星が内側と外側で性質違いますねっていうお話をさせていただきました。
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ハッシュタグ宇宙話、宇宙が漢字で話がひらがなになってますので、じゃんじゃんつぶやいていただけたら嬉しいです。
今週はちょっと忙しすぎまして、土曜日と日曜日はコラボ会を、コラボ会というかゲスト会を準備することができなかったので、
毎日配信を引き続きリアルタイムというか、その日の終わりにお届けできたらなと思ってますのでお楽しみください。
それではまた明日お会いしましょう。さようなら。